BMWのハイブリッド車の特徴とは?BMWのハイブリッドモデルを一挙公開!
燃費がよいことなどを理由にハイブリッド車の購入を考えている方もいるのではないでしょうか。人気メーカーであるBMWもハイブリッド車を製造・販売しています。
BMWの車が好きな方で、ハイブリッド車が気になる方もいるかもしれません。BMWは複数モデルのハイブリッド車をラインアップしています。それらの特徴を知れば、自分が乗りたいと思える1台を選びやすくなるでしょう。
BMWのハイブリッド車は欲しいけれど、購入費用はできるだけ抑えたいという方は、中古車の購入を検討するのがおすすめです。そこでこの記事では、BMWのハイブリッド車のおすすめモデルや、状態のよい中古車の選び方についてご紹介します。
※目次※
・BMWのハイブリッドカーは、一般的なハイブリッド車よりも燃費がよい!車の加速性を上げるモーター・アシスト機能も搭載
・BMWのおすすめハイブリッド車は全部で6種類!それぞれの特徴を知って、自分が本当に欲しい車を見つけよう!
・BMWをお得な価格で購入したいなら、中古車がおすすめ!購入する際のポイントを押さえて、状態のよい1台をゲットしよう!
BMWのハイブリッド車は長距離も走れる!
BMWが製造・販売しているハイブリッド車の正式名称は「プラグイン・ハイブリッド・モデル」です。それ以外のハイブリッド車と比較して、どのような特徴があるのか気になる方もいるでしょう。ここでは、BMW社のハイブリッド車についてご紹介します。
BMWのハイブリッド車の特徴
プラグイン・ハイブリッド・モデルは、電気モーターと内燃エンジンを組み合わせたシステムが最大の特徴です。バッテリー容量が大きいのも、普通のハイブリッド車と異なります。
街中では電気モーターで静かに走行し、パワーが必要な高速道路などでは内燃エンジンを用いて走行します。シチュエーションに応じてそれぞれの長所を発揮できる理想的なシステムといえるでしょう。
120Ahのバッテリーを搭載しているモデルの場合、国土交通省検査値(WLTCモード)で計算すると1回の充電で360kmを走れることになります。だいたい、東京から名古屋までの片道分に相当する距離です。
さらに、小型発電機からなるレンジエクステンダーというシステムを搭載したモデルなら、た走行可能距離は466kmに延びる計算です。東京から京都まで走れる距離ですが、このような数値はあくまでも計算上のことで、道路状況や走行条件などによって変動するため注意しましょう。
BMWのハイブリッド車に搭載された電気モーターの特徴
BMWのプラグイン・ハイブリッド・モデルのバッテリーは大容量で、電気モーターだけで走行するゼロ・エミッション走行が可能です。ただし、バッテリーだけで走れるのは近距離のみです。長距離の場合は内燃エンジンと組み合わせることで省エネルギー走行ができます。
大容量のバッテリーと聞くと、「充電に時間がかかるのではないか」と不安になる方もいるでしょう。プラグイン・ハイブリッド・モデルはリチウムイオン電池を使用しています。50kAの充電器を使った場合、充電残量がなくなった120Ahのリチウムイオン電池を8割まで回復するのに必要な時間は42分程度で済む計算です。
BMWのプラグイン・ハイブリッドの特徴
BMWのハイブリッド車は、すべてプラグイン・ハイブリッド・モデルです。プラグイン・ハイブリッドの燃費性能は、普通のハイブリッド車を総じて上回ります。これは、通常のハイブリッド車よりプラグイン・ハイブリッド・モデルのバッテリーのほうが大きい容量を備えており、内燃エンジンに頼ることなく走れる距離が長いからです。
走行性能に関しては、モーター・アシスト機能がついているのも強みでしょう。これは電気モーターにブーストをかけて車のパワーや加速性能を一時的に高める機能です。ダイナミックでスポーティーな走りを楽しむのに、もってこいといえます。
BMWのハイブリッドモデル一覧
BMWのハイブリッド車にはどんなモデルがあるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。それぞれの性能の違いなどを把握すれば、お気に入りのモデルを見つけられるでしょう。ここでは、各モデルのスペックや価格をご紹介します。
BMWのハイブリッドモデルは全部で6車種
BMW社のハイブリッド車は、全部で6モデルです。クーペやセダン、SUVなど、さまざまなボディタイプをラインアップしています。価格帯も幅広く、予算に合わせてチョイスすることが可能です。
デザインやスペックなどはモデルごとに異なります。それらをチェックするのも、車選びには欠かせないポイントです。必要とする性能や用途などを考慮しつつ、ご自身のカーライフにぴったりの車を見つけましょう。
BMW 225 xe Active Tourer
日常使いにも適した実用性の高さを求める方におすすめのハッチバックモデルです。4輪駆動システムを搭載しており、走行性能も高いといえます。上質なインテリアもBMWらしく、心地よいドライビングを楽しめるでしょう。225 xe Active Tourer Luxuryのスペックを、以下の表にまとめました。
価格 |
548万円(税込) |
ボディサイズ(mm) |
4,375×1,800×1,550 |
排気量(cc) |
1,498 |
エンジン |
直列3気筒DOHCガソリン |
最大出力(kw〔ps/rpm〕/(EEC)) |
100〔136〕/4,400 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/ rpm(EEC)) |
220〔22.4〕/1,250-4,300 |
ハイブリッド燃料消費率(国土交通省審査値)(km/l) |
17.6 |
充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ、国土交通省審査値)(km) |
42.4 |
BMW 330e セダン
BMWを代表するモデルのひとつが3シリーズのセダンです。BMW 330eセダンはBMWの王道ともいえるフォルムを踏襲しつつ、最新装備も柔軟に取り入れたモデルです。下記の表に330e M Sportのスペックをまとめました。
価格 |
672万円(税込) |
ボディサイズ(mm) |
4,715×1,825×1,450 |
排気量(cc) |
1,998 |
エンジン |
直列4気筒DOHCガソリン |
最大出力(kw〔ps/rpm〕/(EEC)) |
135〔184〕/5,000 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/ rpm(EEC)) |
300〔30.6〕/1,350-4,000 |
ハイブリッド燃料消費率WLTCモード(国土交通省審査値)(km/l) |
13.1 |
充電電力使用時走行距離WLTCモード(プラグインレンジ、国土交通省審査値)(km) |
52.4 |
BMW 530e セダン
3シリーズと並んで人気の高い5シリーズのモデルです。走行中の静粛性の高さがBMW 530e セダンの特徴といえます。電気モーターで走ればさらに静粛性がアップするのは、容易に想像できるでしょう。
エンジンルームなどから車内に入ってくるノイズがほとんど気にならないほどの静粛性です。大人の雰囲気たっぷりの静かなドライブを楽しみたい方におすすめします。BMW 530e M Sportのスペックを、下記の表にまとめました。
価格 |
877万円(税込) |
ボディサイズ(mm) |
4,495×1,870×1,485 |
排気量(cc) |
1,998 |
エンジン |
直列4気筒DOHCガソリン |
最大出力(kw〔ps/rpm〕/(EEC)) |
135〔184〕/5,000 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/ rpm(EEC)) |
290〔29.6〕/1,350-4,250 |
ハイブリッド燃料消費率(国土交通省審査値)(km/l) |
17.4 |
充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ、国土交通省審査値)(km) |
52.5 |
BMW 745e セダン
BMW 745e セダンは7シリーズのモデルで、高級感あふれる大型セダンです。BMWのフラッグシップモデルでもあります。
優れたパフォーマンスと快適性、環境性能の高さをすべて満たしており、特別感を味わいたい方にもおすすめします。745e Luxuryのスペックは、下記の表にまとめました。
価格 |
1,226万円(税込) |
ボディサイズ(mm) |
5,125×1,900×1,480 |
排気量(cc) |
2,997 |
エンジン |
直列6気筒DOHCガソリン |
最大出力(kw〔ps/rpm〕/(EEC)) |
210〔286〕/5,000 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/ rpm(EEC)) |
450〔45.9〕/1,500-3,500 |
ハイブリッド燃料消費率WLTCモード(国土交通省審査値)(km/l) |
12.0 |
充電電力使用時走行距離WLTCモード(プラグインレンジ、国土交通省審査値)(km) |
50.4 |
BMW X3 xDrive30e
コンパクトなSUVモデルですが、車内の居住性の高さはX3 xDrive30eの魅力といえるでしょう。X3 xDrive30eは、X3として初めて登場したプラグイン・ハイブリッド・モデルです。実用性と環境性能をバランスよく両立しています。X3 xDrive30e xLine Edition Joy+のスペックを下記の表にまとめました。
価格 |
778万円(税込)~ |
ボディサイズ(mm) |
4,720×1,890×1,675 |
重量(kg) |
2,335 |
排気量(cc) |
1,998 |
エンジン |
直列4気筒ガソリン |
最大出力(kw〔ps/rpm〕/(EEC)) |
184〔135〕/5,000 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/ rpm(EEC)) |
300/1,350-4,000 |
ハイブリッド燃料消費率(国土交通省審査値)(km/l) |
11.8 |
充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ、国土交通省審査値)(km) |
44.0 |
BMW X5 xDrive45e
X5 xDrive45eもX5の派生モデルです。X5はミドルサイズのSUVで、オンロードでもオフロードでも高い安定性を発揮する走行性能が魅力といえます。
加速の伸びもよく、高速道路のクルージングにも適しているでしょう。ミドルサイズのSUVとしては、燃費性能も優れています。X5 xDrive45eのスペックは下記の表にまとめました。
価格 |
1,028万円(税込)~ |
ボディサイズ(mm) |
4,935×2,000×1,770 |
排気量(cc) |
2,997 |
エンジン |
直列6気筒DOHCガソリン |
最大出力(kw〔ps/rpm〕/(EEC)) |
210〔286〕/5,000 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/ rpm(EEC)) |
450〔45.9〕/1,500-3,500 |
ハイブリッド燃料消費率(国土交通省審査値)(km/l) |
10.3 |
充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ、国土交通省審査値)(km) |
79.2 |
BMW i8クーペ
BMW i8クーペは、「i3」の上位モデルである「i8」のボディタイプのひとつです。軽量ながら高剛性のボディとワイルドなフォルムがスポーツカーらしさを強調していますが、燃費のよさはタウンユースの乗用車と比べても見劣りしません。BMW i8クーペのスペックを、下記の表にまとめました。
価格 |
2,135万円(税込)~ |
ボディサイズ(mm) |
4,690×1,940×1,300 |
排気量(cc) |
1,498 |
エンジン |
直列3気筒DOHC |
最大出力(kw〔ps/rpm〕/(EEC)) |
170〔231〕/5,800 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/ rpm(EEC)) |
320〔32.6〕/3,700 |
ハイブリッド燃料消費率JC08モード(国土交通省審査値)(km/l) |
15.9 |
充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ、国土交通省審査値)(km) |
54.8 |
BMW i8ロードスター
BMW i8ロードスターもi8の仲間です。オープンタイプの外観は華やかで、バタフライタイプのドアなど近未来的なデザインも目を引きます。プラグイン・ハイブリッド・モデルなので、スポーツカーとしては優れた燃費性能です。
電気モーターでの走行も楽しめますが、本格的なスポーツドライビングも満喫できる魅力的なモデルです。i8ロードスターのスペックを、下記の表にまとめました。
価格 |
2,276万円(税込)~ |
ボディサイズ(mm) |
4,690×1,940×1,290 |
排気量(cc) |
1,498 |
エンジン |
直列3気筒DOHC |
最大出力(kw〔ps/rpm〕/(EEC)) |
170〔231〕/5,800 |
最大トルク(Nm〔kgm〕/ rpm(EEC)) |
320〔32.6〕/3,700 |
ハイブリッド燃料消費率JC08モード(国土交通省審査値)(km/l) |
15.9 |
充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ、国土交通省審査値)(km) |
54.8 |
ハイブリッド車のメリット・デメリット
車は高額な買い物です。内燃エンジンだけで走る車より割高なハイブリッド車を購入するうえでは、メリットとデメリットをきちんと知っておくことが重要でしょう。ここでは、ハイブリッド車のメリットとデメリットについてご説明します。
ハイブリッド車のメリット
燃料代だけでなく、税金の額も低く抑えられる点がハイブリッド車のメリットです。これらのランニングコストは、車を維持しているかぎり負担し続けなければなりません。燃料代の出費は、走行距離が多いほどがかさむことになります。
いうまでもなく、燃費のよい車は少ない燃料で長い距離を走ることが可能です。実燃費が1L10kmの車と1L20kmの車を比べれば、燃料代は単純計算で2倍の差が生じます。
燃費のよい車は、環境性能が高い車であるともいえます。そうした車は、エコカー減税の適用対象となる可能性があります。エコカー減税の燃費基準を満たすモデルを購入すれば、自動車重量税などの税負担を軽減できるでしょう。
ハイブリッド車のデメリット
内燃エンジンの車に比べ、ハイブリッド車は販売価格が高いという点がデメリットといえます。ハイブリッド車は電気モーターやバッテリー、電子制御機器などを搭載しなければなりません。製造コストがかかるため、エンジンだけの車より販売価格が高くなってしまうのです。
ハイブリッド車をお得に購入したいのであれば、中古車を検討してみるのがよいでしょう。状態のよい中古車を選べば、ハイブリッド車のメリットを最大限に生かせます。
BMWのハイブリッドモデルを購入するポイント
BMWのハイブリッドモデルを購入する上で気をつけておきたいポイントもいくつかあります。これらを押さえておけば、豊富なハイブリッドモデルの中から自分にあう1台を選びやすくなるでしょう。
初めてのハイブリッド車なら330eと225xeがおすすめ
BMWを初めて購入する方におすすめのハイブリッドモデルは330eと225xeです。330eは3シリーズのひとつで、さらにコンパクトな2シリーズの225eと同様、BMWらしい俊敏な走りを体感できます。もちろん、BMWらしさが表れているのは内外装のデザインや質感も例外ではありません。
長距離移動や高級感なら530eと740e
高級感にひたりながら、週末などのロングドライブを楽しみたいという方におすすめなのが530eと740eです。「高級感を感じさせるデザイン」と「長距離走行時の乗り心地のよさ」が満足感を高めてくれます。街中の走りで余裕を感じたいという方にもおすすめです。
アウトドアや居住性ならBMW X5 xDrive45e
アウトドアを楽しみたい方におすすめなのが X5 xDrive45eでしょう。SUVなので、悪路の走破力は折り紙つきです。広い車内は居住性が高く、ファミリー層にもおすすめといえます。
BMWのアイデンティティをSUVという形で表現したデザインは、あらゆるシーンで目を引きます。アウトドアを満喫できる性能とスタイリッシュなデザインが魅力のモデルです。
BMWのハイブリッドは中古車市場も見逃せない!
BMWのハイブリッドモデルの価格は、国産車と比べて高額といえます。できるだけお得に購入したいなら、やはり中古車を購入するのがおすすめです。
ここでは、BMWのハイブリッドモデルを中古で購入する際に気をつけたいポイントをご紹介します。しっかり注意しながら選べば、後悔しない1台を手に入れることができるでしょう。
BMWのハイブリッド車歴は2016年から
BMWのラインアップにハイブリッドモデルが初めて登場したのは2016年で、すでに1回目の車検が済んだ個体もあります。そうした車が中古車市場に出回る機会が増えていけば、車選びの選択肢も増えることになるでしょう。
走行距離や価格などで条件を絞っていけば、状態のよい中古車を見つけやすいかもしれません。ただし、中古車は見た目の状態がよくても、中身のコンディションは千差万別です。購入候補の車の状態は、慎重に確認することをおすすめします。
X3のハイブリッドが発売された今が狙い目
2020年4月にX3のプラグイン・ハイブリッド・モデルとしてデビューしたのがxDrive 30eです。今後は中古車市場の在庫も増えることが期待できるので、チャンスを見逃さないようにしましょう。こまめにチェックすることで、状態のよい中古車をいち早く見つけられるかもしれません。
まとめ
BMWをはじめとする各メーカーが展開しているプラグイン・ハイブリッド・モデルは、普通のハイブリッド車より燃費がよいのが強みです。BMWはさまざまなモデルをラインアップしているので、好みの1台を見つけることができるでしょう。
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