7人乗り外車・輸入車のおすすめ7選！それぞれの特徴を徹底解説
家族連れのドライブや近年流行しているアウトドアに出かける時に力を発揮するのが「7人乗り」の車です。7人乗りの車は、広い室内空間を持つことが最大の特徴です。7人乗りの車と言えば「アルファード」「セレナ」といった国産ミニバンが代表格ですが、「国産ミニバンよりもっと個性的な7人乗りの車が欲しい！」という方は少なくないはずです。そこで今回は7人乗りが可能な外車・輸入車のミニバン・SUVを厳選7車種ご紹介します。
※目次
・国産車にはない高級感・高性能が7人乗り外車・輸入車の最大の魅力！
・7人乗り車の世界的なトレンドは3列シートSUV！
・7人乗り外車・輸入車は選択肢が非常に豊富！購入するならネクステージがおすすめ！
7人乗りの外車の特徴
広々とした室内空間を確保している7人乗りの外車・輸入車は、近年ではアウトドア志向なファミリー層を中心に人気が集まっています。そんな7人乗りの外車・輸入車の特徴を国産車と比較しながらご紹介します。
高性能な装備
7人乗り外車・輸入車は、「メルセデス・ベンツ GLS」のように高性能・高級装備を充実させた車を選択できる点が特徴です。国産7人乗りの車では室内空間の快適性と走行性能を天秤にかけて、どちらかを犠牲にすることが珍しくありません。しかし、7人乗り外車・輸入車なら、「メルセデス・ベンツGLS」のように、都市部の走行からオフロードまで道を選ばない走破性能と、快適かつ高品質な室内空間を両立した超高性能モデルが数多く存在しています。
決して7人乗り国産車の性能や品質が必ずしも劣っているということではありませんが、国産車よりも優れた性能を持つ7人乗り外車・輸入車が存在しているのは紛れもない事実です。
独特なデザイン
7人乗り外車・輸入車は、「BMW」や「Jeep」のように、誰が見てもそのメーカーの車だと解る独特で特徴的なデザインの車種を手にすることができるのも大きな魅力です。「メルセデス・ベンツ」「ランドローバー」のような欧州車のデザインは、モデルチェンジを行っても基本的なスタイリングが変わらないという特徴があります。最先端のデザインの中に数十年に渡って受け継がれてきた伝統のデザインを感じることができるのは、国産車のデザインとは一線を画するポイントです。
高い維持費
7人乗りに限らず、外車・輸入車は国産車と比べると維持費が高くなることは重要なポイントとして挙げなければなりません。ボディサイズが比較的大柄となる7人乗り外車・輸入車は、税金や車検費用が割高になることがあります。そして、外車・輸入車の維持費で1番の問題になるのが「修理・交換」の費用です。例えば、国産車の場合は数万円で済むバンパー修理・交換作業が、外車・輸入車では数十万円以上かかることも珍しくありません。修理・交換費用が高額になる原因は、外車・輸入車の部品代金が国産車よりも高額であること、基本工賃も割高であることが要因となっています。
7人乗りの外車の種類
7人乗りの外車・輸入車と言えば「ミニバン」一強の時代がありましたが、現在は「7人乗りSUV」が世界中のメーカーから販売されていて、ミニバンのライバルとしてその存在感を強めています。ミニバンとSUVにはそれぞれ向き不向きな利用スタイルがあるため、どちらか一方が7人乗りとして優れていると言い切ることはできません。車を購入した後で「別のタイプにしておけばよかった！」とならないためにも、ミニバン・SUVそれぞれの特徴についてしっかりと理解しておきましょう。
ミニバンタイプ
一般的にミニバンとは、箱型タイプのボディに3列シートを装備している車のことです。ミニバン発祥の国アメリカでは箱型タイプのボディの車は全て「バン」と呼ばれます。バンの中には「フルサイズバン」というカテゴリがあり、全長5mを超える「フォード Eシリーズ」や「シボレー エクスプレス」などの車が該当します。対して「シボレー アストロ」のような全長5mに満たない・フルサイズバンよりも「ミニマムなバン」のことをミニバンと呼ぶようになりました。
7人乗りが可能な3列シート装備し、広々とした室内空間を持つミニバンは、ファミリー層から絶大な支持を集めています。ミニバンはシートそのものが大きく快適なことに加えて、シートアレンジで使用用途を大きく変化させることができる点が特徴です。特にシートアレンジによって拡大するラゲッジスペースの容量は、ミニバンを選択する大きな理由となるでしょう。
一方、ミニバンのデメリットは、ボディサイズが大柄なために走行時の安定性や取り回しが他のボディタイプの車より劣る場合がある点です。ミニバンでも走行安定性や取り回しの良さを求める場合には、しっかりと試乗して性能を見極めることが必要です。また、車高が高い外車・輸入車のミニバンは、国内の立体駐車場に対応していない可能性がある点にも注意しなければなりません。
SUVタイプ
SUVはスポーツ・ユーティリティー・ビークル（Sport Utility Vehicle）の略で、一般的にはスポーツ用多目的車のことを指しています。元々はアメリカ産ピックアップトラックから始まり、本格オフローダーとして発展してきました。「ジープラングラー 」や「ダッジチャージャー」などが代表的なモデルです。
本格オフローダーSUVは、取り回しが難しいワイドボディや低燃費などがネックでした。しかし、普通車並のサイズ感と燃費性能を備えた「トヨタRAV4」の登場以降、SUVのカテゴリはオフロード走行を主な目的としない乗用車ベースの「クロスオーバーSUV」が中心となりました。
そして、クロスオーバーSUVの中でも近年人気が高まっているのが「7人乗りSUV」です。7人乗りSUVはミニバン同様に3列シートを備える実用性能と、箱型のミニバンにはないスポーティーなデザインを両立した車です。7人乗りと言えばミニバン一択でしたが、7人乗りSUVの登場でミニバンの代わりにSUVを選択するという人も増えています。しかしながら、完全にミニバンの実用性能を7人乗りSUVで補完するのは難しく、3列シートの快適性やラゲッジスペースの容量はミニバンの方が上回っていることがほとんどです。
7人乗りのおすすめ外車7選
ここからは新車・中古車で購入できるオススメの7人乗りの外車・輸入車を7車種ご紹介します。
シボレー キャプティバ
シボレーキャプティバはGMが生産していたミドルサイズSUVです。2011年から2018年まで製造されたシボレーキャプティバは、日本には右ハンドル・2.4L 直4エコテックエンジン・6速AT・4WD仕様のモデルが正規輸入されました。
アメ車SUVとしては小柄なボディサイズのシボレーキャプティバは、日本の道路事情にピッタリな7人乗りSUVです。日本の道路を快適に走行するには、車の全幅が1,800mm程度であることが理想的とされています。シボレーキャプティバの全幅は1,850mmと理想値に近く、住宅地の狭い道や駐車場でも取り回しに困ることはないでしょう。
そして、シボレーキャプティバの最大の魅力がシボレーらしいスポーティダイナミクスなルックスです。大きく開口したフロントフェイスや、ボディ下部やフェンダーに取り付けられたプロテクターによって力強い印象となっています。
BMW 2シリーズグランツアラー
BMW 2シリーズグランツアラーは、実用性能とスポーツ走行性能を兼ね備えたプレミアムなミニバンです。BMW初の3列シート7人乗りミニバンとしてデビューしました。実用性能に偏りがちなミニバンですが、BMW 2シリーズグランツアラーは高いステアリング性能と走行安定性を備えているため、国産ミニバンにはないハイレベルな走行性能を味わえます。
3列シートの快適性は、2列シートを前方にスライドさせることによって高められ、さらにワンタッチで2・３列目シートを折りたたみラゲッジスペースをフラットにできるなど、高い実用性能も実現しています。
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランは、同クラス帯でトップレベルの安全性能と最大約1,857Lものラゲッジスペースが特徴的です。フォルクスワーゲンの走りを楽しむための車「ゴルフ」の名を冠しているのは、ゴルフらしい走りを楽しめることの証です。
また、ゴルフトゥーランのディーゼルエンジン搭載グレード「TDI」はJC08モード燃費で19.3km/Lというミニバンとしては非常に良好な燃費性能を実現しています。
さらに、3列目シートの快適性は2列目シートのアレンジ次第で快適性を変化させられます。ただし、ゴルフトゥーランは全長約4.5mのコンパクトなミニバンなので、大人が3列シートに乗車して長距離移動するには快適性がやや低いでしょう。
メルセデス・ベンツ Vクラス
メルセデス・ベンツVクラスは、日本仕様車に専用ディーゼルエンジンをラインナップするなど、日本のミニバンマーケットを強く意識して投入された車です。現行モデルは、旧型モデルの商用車を思わせる質感を刷新し、乗用車ライクな高級ミニバンへと進化しました。
Vクラスのメルセデス・ベンツらしい頑強なボディは高い安全性を確保するとともに、高い直進安定性を備えています。室内空間は非常に広く、ミニバンよりもマイクロバスを思わせます。2列シートは左右独立のキャプテンシート式で、座り心地や質感が非常に高いものが採用され、ベンチシートタイプの3列シートはミニバントップクラスの広さを誇ります。長時間のドメルセデスベンツ感じることが少ないメルセデス・ベンツらしい高品質な造りです。
シトロエン グランドC4ピカソ
シトロエン グランドC4ピカソは、シトロエン独自の文脈から生まれた唯一無二のスタイリングを持つミニバンです。2017年のマイナーチェンジモデルからはクリーンディーゼル「Blue HDi」を搭載し、安全装備が充実しました。
フランス車には期待できないと言われている安全装備ですが、シトロエン グランドC4ピカソにはブレーキサポート付きアクティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、アクティブブラインドストップモニターなど国産車並の安全装備が備わっています。
シトロエン グランドC4ピカソのオリジナリティは、ガラスが後部座席頭上にまで広がる「スーパーパノラミックフロントウィンドウ」です。オープンエアーに近い開放感は広々とした社内をさらにゆったりとしたものに感じさせます。また、「C4 ピカソ」よりも110mm延長したホイールベースのおかげで3列シートの快適性も確保され、ゆとりを持って乗車できます。
ランドローバー ディフェンダー
ランドローバー ディフェンダーは、SUVというジャンルのルーツを確立させた車のひとつです。現行のディフェンダーはランドローバーのアイコン的なモデルを現代のSUVとしてアップデートさせ、クロスオーバーSUVとしてはトップクラスのオフロード走破性能と使い勝手の高さで国内外から高い評価を得ています。
そんなランドローバー ディフェンダーは、ロングホイールベース・5ドアモデルの「110（ワンテン）」に3列シートを追加して7人乗り仕様に設定できます。3列シートを装備したディフェンダー110であれば、家族連れでのドライブやたくさんの荷物が必要なドライブを難なくこなすことができるでしょう。また、3列シートを装備するモデルは2列シートにスライド機構が加わるため、シートアレンジのバリエーションが広がり、非常に使い勝手の良い室内になっています。
リンカーン ナビゲーター
リンカーンナビゲーターは全長5mを超えるフルサイズSUVながらも、北米のフルサイズSUV市場で約40％のシェアを獲得した経歴もある人気SUVです。全長5mの巨大な箱型のキャビンから容易に想像できるように、室内空間は全席で非常にゆとりのある空間を実現しています。7人乗りでどうしても狭くなる3列シートは、リンカーンナビゲーターの場合はリクライニング機構を備えるほどに快適な空間を確保できているうえ、カップホルダーなどの収納スペースを各席に備えています。ちなみに、リンカーンナビゲーターは正規ディーラーのフォードが国内から撤退したため、並行輸入モデルのみ購入することが可能です。
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まとめ
この記事では7人乗り外車・輸入車のおすすめ7車種をご紹介しました。シトロエン グランドC4ピカソの個性的なスタイリングのミニバンや、ランドローバー ディフェンダーの本格オフロード走行も可能なクロスオーバーSUVといった、圧倒的な個性が外車・輸入車の魅力ではないでしょうか。
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