S660のボディカラーを画像付きで紹介!自分にぴったり合う色を見つけよう
S660はホンダが生み出した独創的な軽自動車のスポーツカーです。魅力的なシルエットに合ったボディカラーにはどのような種類があるのか気になる方もいるでしょう。車はカラーによってさまざまな表情を見せることから、個性をアピールする手段としても色選びは重要です。
この記事では、S660のボディカラーのバリエーションや、最終型の設定色の特徴をメインに解説します。駆動方式の特徴やインテリアカラーの種類も把握できるので、ぜひ最後までご覧ください。
※目次※
・S660の最終型のボディカラーは全部で7種類設定されていた
・最終型にはないボディカラーのカーニバルイエローやブリティッシュグリーン・パールなども魅力的
・S660は、スポーツカーとしての素質の高さも大きな特徴のひとつ
S660のボディカラー選びで個性をアピールしよう
S660はツーシーターのミニマムな軽スポーツカーで、デザイン性に優れています。中古車で購入する際、どのようなボディカラーが設定されていたのか気になるでしょう。ここでは、初期型から最終型まで、歴代のボディカラーを一挙に紹介します。
最終型のボディカラーのラインアップ
S660のボディカラーのラインアップは、初期型と最終型で異なります。販売期間中に、廃止されたカラーや追加されたカラーがあり、中古車を購入する場合は後悔しないためにも押さえておくことが大切です。ここでは、まず最終型(2020年1月~2022年3月)のボディカラーのバリエーションを紹介するので、以下をご覧ください。
・プレミアムスターホワイト・パール
・アラバスターシルバー・メタリック
・ナイトホークブラック・パール
・フレンチブルー・パール
・アクティブグリーン・パール
・フレームレッド
・ソニックグレー・パール
好みは人それぞれですが、スタイリッシュなエクステリアのS660には上記のどのカラーもよく似合うでしょう。ほとんどのカラーに、質感を高めるパールもしくはメタリックが採用されています。
最終型にはないボディカラー
S660の最終型にはないカラーもチェックしておきましょう。最終型にはなく、初期型(2015年3月~2018年4月)と中期型(2018年5月~2019年12月)で設定されていたカラーが存在します。以下の表をご覧ください。
ボディカラー |
初期型の設定色 |
中期型の設定色 |
プレミアムスターホワイト・パール |
◯ |
◯ |
アドミラルグレー・メタリック |
◯ |
◯ |
プレミアムミスティックナイト・パール |
◯ |
- |
プレミアムビーチブルー・パール |
◯ |
- |
カーニバルイエローⅡ |
◯ |
◯ |
フレームレッド |
◯ |
◯ |
ナイトホークブラック・パール |
- |
◯ |
アラバスターシルバー・メタリック |
- |
◯ |
フレンチブルー・パール |
- |
◯ |
ブリティッシュグリーン・パール |
- |
◯ |
初期型にのみ設定されていたカラーは2色あり、その中でもプレミアムビーチブルー・パールは、爽やかなブルーが特徴で個性も引き立ちます。中期型にもあるカーニバルイエローⅡも同様にパッと目を引くカラーです。
中期型はボディカラーのラインアップがもっとも多く全8色です。特に中期型のみ設定された濃いグリーンのブリティッシュグリーン・パールは、深みのある色合いが高級感をより感じさせるカラーといえます。
S660のボディカラーを見てみよう
S660の中古車を狙う際、年式の新しい最終型を選ぶ方も多いでしょう。そこでここでは、最終型のボディカラーの特徴をそれぞれ解説します。
画像とともに紹介するので、中古車を選ぶ際の参考にしてください。計7色ありますが、どれも魅力的なカラーなので、好みや利用シーンに応じてお選びください。
プレミアムスターホワイト・パール
プレミアムスターホワイト・パールは、透明感のある白のボディカラーです。一見ソリッドに見えますが、パールにより質感の高い輝きがあります。
白は人気色のため、中古車でも多く出回っており、比較的簡単に探し出せるでしょう。また、プレミアムスターホワイト・パールは全グレードに設定されていたカラーです。
アラバスターシルバー・メタリック
アラバスターシルバー・メタリックのS660は、落ち着いた雰囲気が特徴です。また、S660のスタイリングを楽しめるカラーでもあります。
ちなみに、中期型は幌(ほろ)の色が赤色でエクステリアのアクセントとなっており、個性的です。αやβ、Modulo Xのグレードで選択できました。なお、Modulo X特別仕様車〈バージョンZ〉には設定されていません。
ナイトホークブラック・パール
ナイトホークブラック・パールのS660は、引き締まった印象があり、塊感が魅力的です。スタイリッシュさを重要視する方に向いているでしょう。
青みがかったパールにより質感を高めています。ただし、黒はメンテナンスをしっかり行わないと質感が落ちるため、中古車を購入する際は注意しましょう。最終型ではαとβのグレードに設定されていました。
フレンチブルー・パール
フレンチブルー・パールは、初期型に設定されていたプレミアムビーチブルー・パールよりも濃いブルーのボディカラーです。スポーツカーのS660をよりスポーティーに印象付けます。
こちらのカラーもパールにより質感の高い輝きが魅力です。αとModulo Xで選択できました。βグレードを狙っている場合は除外されるので、押さえておきましょう。
アクティブグリーン・パール
グリーン系のボディカラーは個性が出せるボディカラーです。S660の最終型にはアクティブグリーン・パールが設定されており、爽やかな印象を与えてくれます。
S660の魅力的な造形が強調されるカラーではありますが、個性的な分、中古車を探し出すのは難しいかもしれません。αグレードのみに設定されていました。
フレームレッド
アクティブグリーン・パールと同じくαグレードのみに設定されていたのがフレームレッドです。鮮やかなレッドカラーで存在感があります。個性的なスポーツカーのS660によく似合うカラーといえるでしょう。
初期型や中期型にも設定されていました。個性的なカラーの中でも中古車で出回っている傾向にあります。
ソニックグレー・パール
落ち着いた印象がありつつも、スポーティーで個性的なのがソニックグレー・パールです。ソリッド感はありますが、グリーンパールにより高い質感が得ています。
グレー系のカラーですが、初期型や中期型に設定されていたアドミラルグレー・メタリックとは全く異なる印象です。最終型において、特別仕様車のみに設定されていました。
魅力的なボディカラーがあるS660の特徴とは?
現在ほとんど見かけることがない軽自動車のスポーツカーの中でも、S660は異色の存在です。ホンダの技術が詰め込まれており、外観だけでなく走行性能にもこだわって開発されました。ここでは、S660の魅力的な要素やインテリアカラーなどについて解説します。
2015年3月に登場し2022年3月まで販売
S660は2015年3月に登場し、4月に発売されたホンダ開発の本格的な軽スポーツカーです。特別仕様車を660台設定しつつ、販売が開始されました。開発テーマ「Heart Beat Sport」で、高次元で走る喜びを味わえるモデルです。
ただし、2022年3月に販売を終了しています。生産終了は2021年3月に発表されましたが、すぐに完売したため2021年11月に650台追加生産されるほど人気を集めた車種です。
スポーティーな内外装デザイン
スポーツカーにとって重要なのは、走行性能と言えるでしょう。ただし、外観や内装のデザインも魅力のひとつです。S660の外観は、機械として塊感を感じられ、ひと目でホンダ車と分かる特徴を持っています。
内装デザインは、無駄を省いたシンプルな印象を受けます。アイポイントの低さやタイト感が走りへの期待を高めてくれるでしょう。操作系統も機能的に配置されています。
スポーツ走行に特化した駆動方式が魅力的
S660の最大の特徴は、パワートレインのレイアウトです。座席後方にエンジンを配置し、後輪を駆動させるMRの駆動方式を採用しています。これにより、低重心かつ高い旋回性能を発揮できるため、思い通りの走りを味わえる点が魅力です。
タイヤサイズは前後で違い、駆動輪であるリヤには太いタイヤを装着しています。トランスミッションは、6MTの他にCVTが用意され、カジュアルにスポーツドライビングを楽しむことも可能です。
・S660最終型のスペック
全長【mm】 |
3,395 |
全幅【mm】 |
1,475 |
全高【mm】 |
1,180 |
最低地上高【mm】 |
125 |
最小回転半径【m】 |
4.8 |
ホイールベース【mm】 |
2,285 |
車両重量【kg】 |
830~850 |
エンジン排気量【cc】 |
658 |
エンジン最高出力【kW(PS)/rpm】 |
47(64)/6,000 |
エンジン最大トルク【N・m(kgf・m)/rpm】 |
104(10.6)2,600 |
燃料消費率(WLTCモード)【km/L】 |
20.0~20.6 |
インテリアカラーのバリエーションも豊富
S660のインテリアカラーは、いくつかグレードごとに用意されていました。αとβはインテリアカラーにはブラックが採用され、シート素材で差別化されています。αのシートは本革とラックススェードの組み合わせで、βはメッシュとファブリックです。
ちなみに初期型のαでは、プレミアムスターホワイト・パールのボディカラーを選ぶと運転席がライトグレーで、助手席がダークグレーとなるシートカラーを選択可能でした。
Modulo Xやその特別仕様車は、ボルドーレッドとブラックのスポーティーなカラーコーディネートで、シートの素材は本革とラックススェードです。他にも中期型において、αの特別仕様車「トラッドレザーエディション」はライトタンとブラックの組み合わせを採用しており、特別感が演出されています。
S660の中古車相場やグレードごとの違い
S660には主に3つのグレードが設定されていました。最終型に関しては、特別仕様車を合わせると4つです。
車を選ぶ際には、各グレードの違いを知ることも大切です。ここでは、最終型におけるグレードごとの装備の違いを解説します。なお、ネクステージで販売しているS660の中古車相場も紹介します。
グレードごとの特徴
S660において、βがベースグレードにあたります。装備を他のグレードと比べると簡素ですが、オートエアコンが備わっている点はうれしいポイントです。
対してαには、本革を使用したシートに加え、アルカンターラと本革巻のステアリングホイールやステンレス製のスポーツペダルなど、内装の質感を上げる装備が多くあります。また、フロントバンパーにアクセサリーライトが装着され、ホイールもスタイリッシュです。
Modulo Xには専用装備があり、スポーティーなフロントバンパーとスポイラーが装着されます。特別仕様車のModulo X バージョンZにも専用装備のエクステリアパーツが付き、ブラック塗装のホイールを装備するなど魅力的です。
S660の中古車相場
ネクステージにおけるS660の中古車は、2023年8月時点で22台の在庫があります。その中の最低価格の車両は174万9,000円で、2015年式・走行距離4,000万km、ボディカラーはプレミアムスターホワイト・パールです。
最高価格の車両は329万9,000円で、ボディカラーはプレミアムスターホワイト・パールでした。2021年式・走行距離1.1万kmの最終型モデルです。ぜひネクステージで検索してみてください。
(参考:『S660(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージで魅惑的なカラーのS660を探そう!
S660の中古車を探している方は、ぜひネクステージで検索をかけてみてください。ネクステージは中古車を豊富に取りそろえており、お客様ファーストの中古車販売店です。ここでは、ネクステージの魅力の一部を2つに分けて紹介します。
3万台在庫から中古車が探せる
ネクステージは、中古車の在庫数3万台を誇ります。全国に200以上店舗を構えており、取り寄せにも対応しているため、S660を探し出すのに最適です。ネクステージのWebサイトから検索でき、ボディカラーの系統の指定も可能です。
人気のプレミアムスターホワイト・パール以外にも、フレームレッドなど個性的なボディカラーの1台が見つかるでしょう。
お客様ファーストを徹底
ネクステージは在庫数だけでなく、品質や価格にもこだわっています。お客様ファーストを掲げ、サービスの質も高いため安心して中古車を選べる環境が魅力のひとつです。在庫車には、修復歴車など粗悪な車両は排除しており、整備体制も整っています。
また、他車の価格を調査することで、年中ベストプライスで中古車を購入できます。中古車を選ぶ時に重要となる、保証プランも充実しているため、満足できるカーライフをスタートできるでしょう。
まとめ
S660のボディカラーは最終型の場合7色から選べます。また、中期型や初期型でしか選べないボディカラーも存在しているため、中古車を探す際は年式にも注目すると良いでしょう。
ネクステージでは、中古車在庫を豊富に取りそろえています。狙っているカラーのS660が見付かるかもしれません。Webサイトからいつでも検索できるので、ぜひ一度アクセスしてみてください。
【この記事の執筆者】
小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。