N-ONEのこれまでの歴史とは？使い勝手の良さやラインアップまとめ
N-ONEは、ホンダの軽自動車「Nシリーズ」の第3弾として販売されている車です。販売開始からマイナーチェンジを重ね、2021-2022日本カーオブザイヤーの「K CAR オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、優れたデザイン性と使い勝手の良さを兼ね備えています。
デビューから11年経過したN-ONEですが、これまでどのような改良が行われてきたのでしょうか。この記事では、N-ONEが販売されてから現在に至るまでの改良の歴史と、使い方によって選べるモデルラインアップを紹介します。
※目次※
・N-ONEは2012年に誕生した「Nシリーズ」の軽自動車。2020年に2代目モデルにリニューアル！
・N-ONEの魅力は、洗練されたデザインと使い勝手の良さと充実した安全機能
・N-ONEの中古車を購入するなら、品質にこだわった豊富な在庫がそろうネクステージがおすすめ
N-ONEのこれまでの歴史
N-ONEは、2012年に初代が販売開始し、現在は2020年にフルモデルチェンジした2代目が販売されています。これまで2014年と2015年、2017年に3度のマイナーモデルチェンジを実施しました。ここでは、N-ONEが登場してから現在までのモデルチェンジと、それぞれの内容を紹介します。
2012年11月：N-ONEを販売開始
N-ONEは、ホンダが販売する「Nシリーズ」の軽自動車の第3弾として、2012年11月に発売されました。N-ONEのモデルとなったのは、1967年に販売されたホンダ初の「N360」です。
N360はホンダの思想である「M・M（マン・マキシマム、メカ・ミニマム）」を受け継いでおり、N-ONEにもそのスタイルが反映されています。なお、「M・M」とは、「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」という意味を持っています。
N-ONEは大人4人が乗ってもくつろげる室内空間や、優れた走行性能と加速性能、低燃費性が特徴です。また、軽自動車では初めてとなるESS（エマージェンシーストップシグナル）を備えていることも話題となりました。
（参考：『N-BOX・N-WGN・N-ONE・N-VANの違いとは？特徴やホンダの軽自動車を紹介｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
2014年5月：初回のマイナーモデルチェンジ
N-ONEは、2014年5月に安全性の強化と燃費性能の向上を図った、初のマイナーチェンジを行いました。安全運転サポートシステム、エアバッグシステムをセットにした「あんしんパッケージ」を標準装備（Gはオプション搭載）しています。
エンジンの大幅な改良により、燃費性能が前モデルの27.0km/Lから28.4km/L（JC08モード）に向上しました。さらに、2トーンカラーのバリエーションに新色を4種類追加しています。
2015年7月：2度目のマイナーモデルチェンジ
2015年7月に実施された2度目のマイナーモデルチェンジでは、内外装の充実と低全高モデルを追加しています。さらに、純正コンプリートカーである「Modulo X」を追加し、より幅広い層の顧客獲得を目指しました。
外装にはフロントグリルやフロントバンパーにメッキモールを、内装はプライムスムース×ジャージ素材のコンビシートを追加することで、上質な肌触りを実現しています。低全高モデルでは、全高を65mm下げることで多くの立体駐車場への対応が可能となりました。
2017年12月：3度目のマイナーモデルチェンジ
2017年12月のマイナーモデルチェンジでは、N-ONE独自のデザインに世界観の異なる4つのモデルを追加し、選択肢の幅を広げました。
軽自動車で初の「遮音機能付フロントウインドウガラス」を採用し、室内空間の静粛性を向上させています。室内には急速充電対応のUSBジャックを2個追加し、より快適な室内空間を実現しました。
2020年11月：フルモデルチェンジで2代目が誕生
2020年に、N-ONE初のフルモデルチェンジが行われました。エクステリアは、初代らしさを維持しながらも、よりN-ONEらしいデザインに刷新しています。インテリアは燃料タンクを前席の下に収め、さらに広く快適な室内空間を追求しました。
安全装備として「Honda SENSING」を標準装備とし、軽自動車の6速マニュアル車では初となるACC（アダプティブ・クルーズ・コントロール）と、車線維持支援システムを採用しています。
（参考：『人気のNシリーズ「ホンダ N-ONE」の魅力とは？旧型との違いも解説｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
N-ONEの魅力
2020年のフルモデルチェンジではコンセプトを「Nのある豊かな生活」とし、長く使えて飽きがこない車を目指しています。そのコンセプトは、どのように反映されているのでしょうか。ここからは、2代目N-ONEの魅力をデザインと室内空間、機能性に分けて紹介します。
丸・四角・台形を取り入れたデザイン
2代目N-ONEも、初代と同じ「丸・四角・台形」を取り入れたデザインを採用しています。また、グレードごとに「シンプル」「スタイリッシュ」「スポーティー」それぞれのデザインが採用されていることも特徴です。
ヘッドライトは丸い外観に沿ったリング状のランプが光り、ウインカーを使用するとターンランプとしても点灯します。リアコンビネーションランプは、LEDランプを採用した四角いダブルリングが特徴的です。
（参考：『ホンダN-ONEは2代目登場で中古車が狙い目？相場や改良ポイントも解説｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ミニマルを意識した室内空間
必要なもの以外を削ぎ落としたミニマルなデザインで、くつろぎを感じられる室内空間となっています。運転のしやすさや楽しさを体感できるよう、一体感を持たせたインパネを採用し、視覚的にも広さを実感できるよう工夫されました。
また、グレードごとに異なる内装も特徴で、それぞれテーマの異なる空間を作り出しています。ベースグレードの「Original」はシンプルで明るい空間、上級グレードの「Premium」は上質で洗練された空間など、内装デザインでもグレードの個性を表現しています。
Honda SENSINGがドライブをサポート
2代目のN-ONEは、安全運転支援システム「Honda SENSING」を全てのモデルに標準装備しています。「Honda SENSING」は、衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリングなどを備えるホンダ独自の先進安全技術です。
この他にも、後方誤発進抑制機能により不注意による後方への誤発進を防止し、オートハイビームでは前方車や対向車を検知してハイビーム・ロービームを自動的に切り替えます。さまざまなシーンで安全運転をサポートする機能を搭載している点もN-ONEの特徴といえます。
（参考：『N-ONE（ホンダ）の燃費（WLTCモード）情報（モデル・グレード別）｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
荷物に合わせた荷室空間のアレンジ
N-ONEの魅力のひとつが、荷物の大きさや量に合わせて変えられる荷室空間です。荷室の床面を可能な限り低くすることで、荷物の積み下ろしの負担を軽減し、重い荷物も楽に積み込めます。
リアシートをフラットにすると、じゅうたんなどの長尺物や大きい荷物の積載も可能です。また、座面を跳ね上げれば観葉植物など高さのある荷物も載せられます。積み込む荷物に合わせて収納が変えられる、使い勝手の良い荷室です。
N-ONEのラインアップとは？
2代目N-ONEのグレードは、全3種類です。全てガソリン車となりますが、ターボエンジンや6速マニュアル車が選択できます。グレードによって装備やデザインが異なるため、自分の使い方に合わせたモデルを選ぶのがおすすめです。ここからは、グレードそれぞれの特徴を紹介します。
Original
Originalは、N-ONEのエントリーグレードです。運転席と助手席は黒と白のコンビカラーで、シート素材は手触りの良いプライムスムース＆トリコットを採用しています。
オプションで、ブラウンの合皮性シートカバーやインパネを選べることも特徴です。ホイールは、シルバーの14インチスチールホイール+ハーフホイールキャップを採用しています。4WDモデルには運転席と助手席にシートヒーターが標準装備のため、冬でも快適な乗り心地です。ボディカラーは、5種類の2トーンカラーを合わせた全11色から選べます。
Premium
N-ONEのミドルグレードであるPremiumは、上質な洗練されたデザインが特徴です。フロント・リア・サイドに艶のあるメッキが施され上質感をプラスしています。
ブラックを基調とした内装に、本革巻きステアリングホイールのメッキの輝きがポイントです。シート素材はプライムスムース＆ダブルラッセルを、Premium Tourerのセレクトバーには本革巻きを採用しています。
アルミホイールはPremiumでは14インチを、Premium Tourerでは15インチのグレーメタリック／切削リムです。ボディカラーは全11色となり、Originalにはないブリティッシュグリーン、ミッドナイトブルービームが選べます。
RS
RSは、スポーティーなデザインが魅力の上級グレードです。CVTモデルに加え、6MTモデルも用意されています。
内装はブラックで統一され、シート素材はラックス スェード＆メッシュジャージーです。RS専用の本革ステアリングホイールには、マットガンメタのステアリングロアーガーニッシュが施されています。ホイールは、スポーティーさが際立つベルリナブラックの15インチアルミホイールです。ボディカラーは他のグレードに比べ少なく、全6色から選択できます。
（参考：『N-ONE（ホンダ）クルマカタログ｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
N-ONEの売買価格をチェック
N-ONEの購入を検討している場合、新車・中古車どちらを選ぶか迷うという方もいるのではないでしょうか。ここからは、N-ONEの新車販売価格とネクステージでの中古車販売価格を紹介します。N-ONEの買取価格も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
N-ONEの新車販売価格
N-ONEの新車価格は、グレードや駆動方式によって異なります。現行モデルの税込み新車価格は以下の通りです。
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2WD |
4WD |
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CVT |
6MT |
CVT |
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Original |
166万2,100円 |
- |
179万5,200円 |
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Premium |
184万2,500円 |
- |
197万5,600円 |
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Premium Tourer |
195万2,500円 |
- |
208万5,600円 |
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RS |
206万2,500円 |
- |
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Premium Tourerは、Premiumのターボエンジンバージョンです。基本的な装備はPremiumと変わりません。
N-ONEの中古車販売価格
ネクステージにおける2024年1月時点の中古車販売価格の相場は、32万9,000円~217万9,000円です。初代モデルから2023年式まで幅広くそろっています。
中古車は新車とは異なり、年式が幅広く、走行距離も車両によって変化するのが特徴です。年式が古く走行距離が長い車両ほど、価格が低くなります。中古車であれば新車よりも購入価格が抑えられるため、お得に車を手に入れたい方におすすめです。
（参考：『N-ONE（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
N-ONEの買取相場
ネクステージにおけるN-ONEの買取相場は、4万円~179万2,000円です。過去には、2023年式で走行距離642kmのRSが175万2,000円、2022年式で走行距離6,255kmのオリジナルが134万2,000円で買取実績のケースがあります。
N-ONEの買取をお考えの方は、リセールバリューをチェックしましょう。リセールバリューが高い車なら、買取の際により高額での売却が可能です。
（参考：『N-ONE（ホンダ）のクルマ査定・買取相場｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ネクステージでお買い得なN-ONEを探そう！
N-ONEをお得に手に入れるなら、中古車での購入がおすすめです。中古車であれば、旧モデルも含め幅広い種類から選べます。全国に店舗を展開するネクステージには豊富な在庫があるため、納得のいく一台を見つけられるでしょう。ここからは、中古車をネクステージで探すメリットを紹介します。
いつでもお買い得なプライス設定
ネクステージでは、他社で扱う中古車の価格を調査し、365日ベストプライスで提供しています。また、全国に200店舗を展開し、総在庫数は3万台と取扱数も豊富です。
ネクステージには車種別のバイヤーがおり、人気モデルや人気カラー・グレードをそろえるだけなく、品質にこだわって仕入れています。修復歴車などの不安が残る車は、一切取り扱っておりません。気になる車がある場合は、最寄りの店舗に取り寄せて現車確認もできます。
不要になった車は高価買取が目指せる
買い替えなどで不要になった車があれば、ネクステージの買取査定をご利用ください。ネクステージでは買取った車を自社で直接販売するため、中間マージンが発生しません。全国展開の販売力を生かし、高額買取が可能です。
車両を査定する際は、汚れや傷を付けないようシートカバーやハンドルカバーなどで保護し、丁寧な扱いを心がけています。大切な愛車を守りながら査定いたしますので、ぜひお問い合わせください。
まとめ
N-ONEは、ホンダの「N360」をモチーフに作られた、デザイン性や使い勝手に優れた軽自動車です。初代が販売された2012年から3度のマイナーモデルチェンジを経て、2020年に2代目が誕生しました。3つのグレードと、駆動方式やトランスミッションから使いやすいモデルを選択できます。
N-ONEをお得に手に入れるなら、中古車での購入がおすすめです。全国展開するネクステージでは、N-ONEの中古車を豊富に取りそろえています。買い替えによる買取をお考えの方も、ぜひネクステージまでご相談ください。
