ホンダ シビックの歴代モデルを一挙公開!50年の歴史をひも解く

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ホンダ シビックの歴代モデルを一挙公開!50年の歴史をひも解く

ホンダ シビックの歴代モデルを一挙公開!50年の歴史をひも解く

世界中の車好きから認知されている日本車のひとつに、ホンダ シビックが挙げられます。ホンダを代表する世界戦略モデルで、長年にわたり多くの人に愛されてきました。1972年登場以来、幾度もモデルチェンジを繰り返し、進化し続けていることも特徴です。

 

シビックは、これまでどのような変化を遂げてきたのでしょうか。この記事では歴代モデルを振り返るとともに、50年を超えるシビックの歴史をひも解いていきます。

 

※目次※

1.歴代モデルに詰め込まれたシビックの魅力

2.ホンダ シビックの歴代モデル【2000年以前】

3.ホンダ シビックの歴代モデル【2000年以降】

4.シビックの歴代モデルの中古車は購入できる?

5.まとめ

 

■POINT

・1972年誕生のホンダ シビックは、現行11代目に至るまでそれぞれに魅力がある

・2代目から7代目の歴代シビックには、愛称が付けられていた

・4代目以前のシビックは中古車の流通台数が少なく、希少価値が付いて相場価格が高騰している

 

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歴代モデルに詰め込まれたシビックの魅力

ホンダ シビックの歴代モデルを一挙公開!50年の歴史をひも解く

世界的に知名度が高いホンダ シビックは、走行性能や利便性に優れたモデルとして長年にわたり高く評価されてきました。現行モデル11代目は、Cセグメントに属するボディサイズで、ホンダ独自の先進安全性能搭載が魅力です。

 

これまでの歴代モデルには、どのような魅力があるのでしょうか。50年を超えるシビックの歴史を、ここで振り返ってみましょう。

 

シビックはホンダの人気乗用車

シビックという車名は「市民の」を指す英語に由来しています。誰もが気軽に乗れる大衆車を開発したいという、ホンダの思いが込められたネーミングです。誕生以来50年以上にわたって、世界中で好調な販売台数を記録してきました。

 

ホンダを代表する戦略モデルとして、2代目から7代目までの歴代シビックには愛称が付けられています。なお、シビックはデビュー当時のアメリカでクリアするのは困難といわれていた、排ガス規制法のマスキー法をクリアした「CVCCエンジン」を搭載したことでも注目を集めました。

 

シビックの歴史は長い

シビックが誕生したのは1972年です。これまでの約50年間にフルモデルチェンジや仕様変更が幾度となく繰り返されており、時代の流れやニーズの変化に対応すべく進化してきました。現行モデルは11代目です。

 

デビュー当時は2ドアセダンでした。その後、3ドア/5ドアハッチバック、4ドアセダンが販売されています。

 

1997年には、スポーツモデルに特化したタイプRが登場し、その高い性能が話題となりました。モデルチェンジを経るごとにボディサイズがワイドになり、8代目以降は3ナンバーとなっています。

 

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ホンダ シビックの歴代モデル【2000年以前】

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ホンダ シビックの歴代モデルは、それぞれ魅力あふれる特徴を備えた人気モデルです。従来の概念にとらわれることなく、常に進化し続けてきました。

 

ここからは、歴代モデルの概要を振り返ってみましょう。まず、2000年以前の6代目までを解説します。

 

初代:1972年~

初代は、1972年~1979年まで発売されました。台形フォルム、2ボックススタイル、FF駆動が主な特徴です。1.2Lエンジンに4速MTを組み合わせています。

 

シビックを世界的認知度が高い車に押し上げたのは、当時非常に厳しいといわれていたマスキー法をクリアした、世界初のホンダ開発CVCCエンジンを搭載したことです。

 

その後仕様変更を行うごとに、3ドア、4ドアセダン、5ドアハッチバック、スポーツモデルグレードが追加されました。

 

2代目:1979年7月~

2代目は、1979年~1983年まで発売されました。「スーパーシビック」との愛称で親しまれた、1.3Lおよび1.5Lのエンジンを搭載した3ドアハッチバックモデルです。先代のフォルムを受け継ぎつつも、集中ターゲットメーターなど当時最新だった技術を採用しています。

 

ホンダ初ステーションワゴンをグレード追加したり、ワンメイクレース「シビックレース」を開催したりと、多くの注目を集めました。

 

3代目:1983年9月~

3代目は、1983年~1987年まで発売されました。「マン・マキシマム・メカ・ミニマム(MM)思想」というコンセプトの下、大幅な刷新を施し「ワンダーシビック」の愛称で親しまれています。

 

1.3L/1.5Lエンジンを搭載しており、3ドア/5ドアハッチバック、4ドアセダンのフォーメーションです。後に、1.6Lエンジン搭載グレードも追加しています。スポーティーモデルとしてのシビックを確立しました。

 

4代目:1987年9月~

4代目は、1987年~1991年まで発売されました。「グランドシビック」との愛称を持つ4代目は、エンジンタイプ・ドア数・装備内容が異なる、バリエーション豊富なグレード展開が特徴です。

 

ワイド&ロースタイルや質感高い内装、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンション採用など、メカニズムや装備内容の質が向上したことで注目を浴びました。1.6Lエンジン搭載スポーツグレードや、VTECエンジン搭載グレードも追加しています。

 

5代目:1991年9月~

5代目は、1991年~1995年まで発売されました。スポーティーな走りを追求したモデルで「スポーツシビック」との愛称で多くの車好きから愛されたモデルです。ブラジルのサンバをイメージしてデザインされました。

 

搭載している1.3L・1.5L・1.6Lエンジンは先代よりもさらにレベルアップしており、VTEC-E仕様エンジン搭載グレードも登場しています。「シビックフェリオ」というサブネームを4ドアセダンに付け、独自の販売戦略を掲げました。

 

6代目:1995年9月~

6代目は、1995年~2000年まで発売されました。さらにスポーティーさを増したモデルで、ホンダマルチマチックのCVTを組み合わせています。ホイールベースは2,620mmとなったため快適な居住性を確保しており、愛称は「ミラクルシビック」です。

 

設定グレードの排気量種類は先代と変わらないものの、1.5Lエンジンは進化した3ステージVTECで、燃費性能が向上しています。1997年には、現在に至るまで人気を誇るハイスポーツモデルの「タイプR」が登場しました。

 

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ホンダ シビックの歴代モデル【2000年以降】

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シビックのグレード展開は、排気量やドア数など、幅広いニーズに応えていることが特徴です。時代を経るにつれ変わりゆくニーズをいち早く察知して、モデルチェンジが行われています。ここからは、2000年以降のシビック歴代モデルを概観してみましょう。

 

7代目:2000年9月~

7代目は、2000年~2005年まで発売されました。「スマートシビック」の愛称で親しまれてきた7代目は、スタイリッシュさや乗り心地の良さにこだわった5ドアハッチバックです。

 

2000年代に入ってミニバン人気が高まり、広い室内空間を確保した車が注目を浴びるようになりました。そのニーズに応えるべく、7代目シビックはハッチバックながらもゆとりある室内空間に仕上げています。

 

1.5L・1.7Lエンジンを搭載し、FF・4WDも選択可能です。なお、シビック初となるハイブリッドモデルも追加されています。

 

8代目:2005年9月~

8代目は、2005年~2010年まで発売されました。8代目以降、3ナンバーのボディサイズとなり、ミドルクラスのグローバルカーへと進化しています。日本市場へは、4ドアセダンのみの販売戦略です。なお、2代目から続いていた愛称名はなくなりました。

 

低燃費を実現した新開発1.8Lエンジン搭載のガソリン車と、新ホンダハイブリッドシステム搭載のハイブリッド車というグレード構成です。後に、2.0Lエンジン搭載モデルが追加されました。

 

9代目:2015年12月~

9代目は、2011年~2015年まで発売されました。ホンダは8代目シビックを境に、いったん日本市場での販売を終了し、9代目以降はアメリカを中心とする海外市場での販売に注力する戦略に出ています。

 

エアロダイナミックを考慮した洗練されたスタイルで、ワンモーション・モノフォームデザインのハッチバックモデルです。

 

2015年には、日本での9代目シビック発売を心待ちにしたファンのために、英国で生産したタイプRが750台のみ限定販売されています。

 

10代目:2017年9月~

ホンダ シビックの歴代モデルを一挙公開!50年の歴史をひも解く

10代目は、2015年~2021年まで発売されました。2015年に登場した10代目シビックも当初は海外市場向けでしたが、2017年9月に日本市場に導入されています。

 

5ドアハッチバックと4ドアセダン、およびタイプRのラインアップです。ホンダが車づくりに求める「走る楽しさ・操る喜び」を追求して開発され、新構築プラットフォームを採用しています。先代よりもスポーツ性能が強化されていることが特徴です。

 

また、ハッチバックとセダンにはホンダセンシングが標準搭載されています。なお、2020年8月をもって、セダンの販売は終了しています。

(参考:『シビック(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

11代目:2021年9月~

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現行モデルの11代目は、2021年9月に日本市場で販売開始しました。「爽快シビック」というコンセプトの下、新世代コモンアーキテクチャー戦略第1弾モデルです。

 

スポーティーな雰囲気のハッチバックモデルは、ガソリン車とハイブリッド車を選べます。上質感漂う、流麗な低重心タイプのエクステリアデザインが魅力です。さらに、全体を貫いている水平基調フォルムが爽快な走りを予感させます。

 

なお、セダンは日本市場でのニーズを考慮し海外専売モデルとなっているため、日本では発売されていません。

(参考:『シビック(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

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シビックの歴代モデルの中古車は購入できる?

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車好きであれば、シビックの歴代モデルを振り返って懐かしく思うこともあるでしょう。当時の思い出とともに、歴代シビックに乗ってみたいと思う方も多い傾向です。

 

生産終了した歴代シビックは、中古車市場にどのくらい流通しているのでしょうか。また、旧車を購入する際に注意すべき点はどのようなことなのでしょうか。ここからは、シビックを中古車で探す際のポイントを解説します。押さえておきましょう。

 

高年式車は比較的入手しやすい

2023年9月現在、ホンダ認定中古車U-Select公式サイトでは、合計227台のシビックが掲載されています。検索可能なシビックは、9代目の2017年式以降のモデルです。一世を風びした6代目シビックなどの低年式車は、残念ながら中古車市場への流通台数が多くありません。

 

大手中古車販売店ネクステージで取り扱っているシビックも、現在一番古い年式は2017年式です。シビック全体のネクステージにおける中古車相場は、201万1,000円~578万2,000円となっています。

 

旧モデルになるほど入手が難しく維持費も高い

こだわりの旧モデルを購入したい場合は、旧車の専門店、オークション、特定車種を専門とする中古車販売店などを利用できます。購入場所や方法により価格差があり、車両状態も大きく異なるため、実車を自分の目で確かめることが重要です。

 

旧モデルを購入する場合は、デメリットも覚えておきましょう。初年度登録から13年経過している車は、重課制度適用対象です。また、必要な交換パーツが製造中止になっているケースも少なくありません。車検やメンテナンス費用などの維持費が高いことも、念頭に置いておくと、購入後の後悔も防げます。

 

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まとめ

ホンダ シビックの歴代モデルを一挙公開!50年の歴史をひも解く

ホンダを代表するシビックは、約50年にわたり世界中で愛され続けてきた車です。歴代モデルは、時代の移り変わりとともに変化するニーズに対応しつつ、仕様変更やモデルチェンジが実施されてきました。

 

多くの歴代モデルを輩出してきたシビックですが、中古車で流通しているモデルは2017年以降のものが多いようです。なお、旧モデルになるほど入手が難しく、維持費も高額になることを覚えておきましょう。

 

 

 

【この記事の執筆者】

ホンダ シビックの歴代モデルを一挙公開!50年の歴史をひも解く

田村陽子

自動車ライター
熊本県在住。これまで、国産車・輸入車・軽自動車・普通車など、20種類以上の車に乗った経験を活かしてクルマ系メディアでの執筆活動を行っている。車両整備士や車好きの友達が多く、情報交換により日々知識を向上している。

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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