レクサスISの値段はいくら?安く買えるレクサスの車種もご紹介
2005年に日本国内でブランド展開されたレクサスは当初、ISとGS、SCの3モデルがラインアップされていました。現在では11車種に増えていますが、ISは今でも中核のモデルとなっています。
ISは2013年に3代目へ移行し、2回目のマイナーチェンジを経て現行のグレード展開となっています。この記事ではISのグレードことの価格設定や特徴、中古車相場などを解説します。また、レクサスブランドのおすすめモデルも合わせて紹介しているので、参考にしてください。
※目次※
3. 安い値段でISなどのレクサスを購入するなら中古車を検討しよう
・ISはレクサスブランドの中核となるスポーツセダンで、ドライバーズカーとなる
・2023年3月時点の現行のISは4タイプのモデルが用意されていて、計11グレードから選択できる
・レクサスISも発売開始当時のモデルならお手頃な中古車が探せる
ISはレクサスのFRスポーツセダン
3代目となるレクサスISは、2013年に発売が始まり、2016年と2020年にマイナーチェンジを実施しています。現在は、IS300、IS300h、IS350、IS500の4タイプがラインアップしていて、それぞれ組み合わせているパワートレインが異なっています。直列4気筒からV型8気筒までバラエティ豊かなパワートレインで、レクサスブランドがISを重要視していることが感じられます。
レクサスISとは
レクサスISは、レクサスブランドが国内で展開された2005年から発売されている中核モデルとなります。国内では、コンパクトなボディにFRレイアウトのパワートレインを配置し人気を集めたアルテッツァの後継モデルとなります。
アルテッツァは北米ではレクサスISとして販売されていたので、このモデルを初代と数えると、2005年から2013年まで発売されていたのが2代目で、現行モデルが3代目となります。現行モデルもスポーティセダンというコンセプトはそのままで、レクサスらしい内外装の質感も十分に味わえるのがレクサスISです。
レクサスISの魅力的なデザイン
3代目となる現行のISは、レクサスを象徴するスピンドルグリルを採用し、FRレイアウトらしい伸びやかなプロポーションが特徴となっています。2020年には2回目のマイナーチェンジを行っていて、ボディの全幅を30mmワイドにしました。マイナーチェンジ前よりも片側のフェンダーを15mmずつ張り出したことにより、ボディはより抑揚のある出で立ちとなりスポーティさを増しました。
内装はドライバーズカーらしく運転戦記を中心とした空間演出を行っていて、気持ち良いドライビングをアシストしてくれます。
レクサスISの特徴
先代のアルテッツァの頃からハンドリングにこだわって開発されてきたモデルで、レクサスISになってもその開発思想は変わっていません。ボディは従来のスポット溶接よりも細かいピッチで行い、専用のレーザー溶接も適切な部分に採用しています。
IS350のF SPORTでは、路面のアンジュレーションなどをモニタリングし最適な減衰力制御を電子制御のダンパーを装備するなど、スムーズかつリニアなドライングが可能なスポーツセダンとなっています。
レクサスISの値段はいくら?
レクサスISは、レクサスのセダンの中ではコンパクトでエントリーモデルとなりますが、新車ではプレミアムブランドの価格設定となっています。それでもIS300は481万円のプライスタグが付けられていて、他のモデルよりは求めやすくなっています。
レクサスの国内展開がスタートしたときから販売されているISは、中古車市場でも簡単に見つけることができ、ネクステージの在庫車では先代モデルが54万9,000円からとなっています。(2023年3月現在)
レクサスISの新車価格
現行モデルはIS300、IS300h、IS350、IS500の4モデルがラインアップされていて、それぞれのモデルに複数のグレードが用意されています。
IS300 |
|
481万円~ |
F SPORT |
536万円~ |
|
F SPORT Mode BlackⅢ |
586万円~ |
|
version L |
556万円~ |
|
IS300h |
|
527万円~ |
F SPORT |
581万円~ |
|
F SPORT Mode BlackⅢ |
631万円~ |
|
version L |
601万円~ |
|
IS350 |
F SPORT |
651万円~ |
F SPORT Mode BlackⅢ |
701万円~ |
|
IS500 |
F SPORT Performance |
850万円~ |
(2023年3月現在)
レクサスISの中古車相場
現行モデルのISは2013年から発売されている息の長いモデルですが、2回のマイナーチェンジを受けているので、デザインや内装、仕立てなどは異なっています。
ネクステージのWebサイト上で見つかる中古車では、現行モデルのISが164万9,000円~669万9,000円となっていて、発売が始まったばかりの時期のモデルは安価で購入できます。
ただ、2020年以降のモデルはレクサスらしいリセールバリューの高さで、新車価格からそれほど下がっていません。ちなみに、初年度登録から10年以上が経過している先代モデルは、54万9,000円~139万9,000円という価格で販売されています。(2023年3月現在)
(参考:『IS(レクサス)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
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安い値段でISなどのレクサスを購入するなら中古車を検討しよう
レクサスでは独自の厳しい基準によって選別された認定中古車(CPO)を販売しています。良質な中古車のみをそろえていて、購入後はレクサスオーナーのサービスや2年間の無制限保証が付帯しています。
新車だと予算が厳しいときはCPOを探し、それでも予算に合わなければ市場の中古車を選んでみましょう。ネクステージではIS以外にも多くのモデルを在庫車として保有しているので、公式Webサイト上でチェックしてみてください。
認定中古車がある
レクサスには認定中古車と呼ばれるシステムがあります。認定中古車はレクサスディーラーが公式に取り扱っているサービスで、状態の良い中古車を整備した上で販売する形態です。
認定中古車となるベース車には厳しい制限があり車両価格が200万円以上、事故修復歴なし、外装に傷や凹みなしなどがあげられます。初年度登録からの経年や走行距離の制限もあるため、認定中古車として認められるには余程良い状態のものでなければなりません。
目的に合わせてグレードを選ぼう
レクサスを購入するときの出費を抑えるには中古車がおすすめで、またレクサス購入後の用途を詳しくシミュレーションしてみましょう。使用用途に合わせてグレードを考えることができればニーズによりマッチした買い物ができるはずです。
何人で普段乗る機会が多いか、またどこを目的地としてドライブすることが多いかなどは判断基準になりえます。どのようなシーンで使うのかが分かれば、どのグレードを選べば良いかも分かりやすくなるでしょう。
譲れない要素を確認しよう
中古車を買うときにはオプションやインテリアとエクステリアのチェックも大事です。新車で購入するケースであればオプションで自分の好きなものを選択できるため、問題はありません。
しかし中古車の場合は事前に確認が必要なことと言えます。購入後に希望にそぐわな結果にならないよう、購入判断前にしっかりと確認しましょう。
必要なオプションがついているか、大きな傷や汚れがついていないか、また車内のにおいについても確認も必要になります。タバコやペットなど車内のにおいの原因となるものは染みつきがちです。
車の状態を確認しよう
エンジンの状態や走行距離の確認も怠らないようにしましょう。エンジンオイルの漏れやドライブシャフトの状態、また下取りや売却されるまでに定期的な整備点検がされていたかどうかもチェックの対象になります。
年数と走行距離を比較し、長すぎる距離を無茶な運転で走らされていなかったか確認することも大切です。特にFのつくスポーツモデルはその仕様から中古車であっても走行距離が長いこともありえます。
あまりに走行距離が長い車はエンジンをはじめとした各パーツの劣化も早く、今無事であっても近い将来にトラブルを起こす可能性も捨てきれません。
IS以外にお手頃な値段で買える中古レクサスとは?
2005年から3車種で国内販売をスタートしたレクサスは、現在11車種(UX300eやRC Fを含む)のラインアップがあります。セダン、クーペ、SUVとどのタイプも人気があり、リセールバリューにも優れています。
ここでは人気の3車種をピックアップして、特徴と中古車の販売価格を紹介していきましょう。
レクサス NX
レクサスNXは、ミドルサイズのSUVとして人気を得ています。モデルはNX250、NX350、NX350h、NX450hの4種類で、それぞれにグレードが用意されています。
NX250は直列4気筒2.5L、NX350は直列4気筒2.4Lターボ、NX350hは直列4気筒2.5L+ハイブリッド、NX450hは直列4気筒2.5L+プラグインハイブリッドのエンジンを搭載しています。ネクステージのWebサイト上では2023年3月現在、95台の在庫車が検索でき価格は219万9,000円~.794万9,000円となっています。
(参考:『NX(レクサス)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』
レクサス RX
レクサスブランドを全世界的に周知させ、価値を引き上げてきたのがSUVのRXになります。アグレッシブかつエレガンスなデザインと質感が人気の理由となります。ラインアップはRX350 F SPORT、RX350 version L、RX450h version L、RX500h FSPORT Performanceの4モデルです。
エンジンは500hが直列4気筒2.4Lターボにプラグインハイブリッドがセットされていて、450hは直列4気筒2.5L+プラグインハイブリッドです。RX350は直列4気筒2.4Lエンジンが搭載されています。ネクステージのWebでは2023年3月現在、65台の在庫車があり、価格は124万9,000円~704万9,000円となっています。
(参考:『RX(レクサス)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
レクサス LS
レクサスLSはLEXUSの原点であり、たゆまぬ進化を遂げている車種です。その静粛性、乗り心地、精密な作り込みは感動すら与えます。モデルはLS500hとLS500の2車種です。各々のモデルに計10グレードが用意されていて、新車価格は1078万円~1694万円とレクサスを代表するモデルとなります。
エンジンは、LS500がV型6気筒の3.5Lで、500hはV型6気筒3.5Lにハイブリッドが組み合わせられています。ネクステージのWebサイト上では、11台の在庫車があり、価格は79万9,000円~1069万9,000円となっています。(2023年3月現在)
(参考:『LS(レクサス)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージでお買い得なレクサスを探してみよう
ネクステージでは全国で200店舗以上を展開していて、在庫車の総数は3万台を超えています。人気ブランドのレクサスは、ネクステージでも多くのモデルと在庫車を用意しています。
新車だと予算がオーバーしている場合や、購入費用を抑えたい人は中古車を検討してみてはいかがでしょうか。高年式のモデルなら内外装もきれいなままで、しかもお買い得なプライスとなっています。
全国から最寄りの店舗に取り寄せて実車確認ができる
ネクステージの在庫車はWebサイト上で検索することが可能です。最新の情報を随時公開しているので、購入希望の車種があれば頻繁にチェックすることをおすすめします。
もし希望に合った車が見つかったら、実車を確認してみてください。ネクステージの店舗で在庫している場合は遠方でも取り寄せることが可能です。費用はかかりますが、安価で陸送できるため近隣の店舗で相談してみてください。
365日ベストプライスでお買い得
ネクステージでは365日ベストプライスをモットーにしているので、求めやすい値段設定となっています。市場価格や買取相場を常にチェックしているので、いつ購入してもベストな状態といえます。
価格の中には無料の保証も付帯しているので、中古車だからトラブルが心配という人もサポートを活用して購入できます。国産車の無料保証は、3か月または3,000kmの範囲となっていますが、エンジンやトランスミッションなどを含めた多くの基幹部品が対象となります。
PRレクサスのSUV
まとめ
2005年に国内での販売が始まったレクサスISは、ライバル車の多いミドルサイズのセダンですが、スポーティなデザインやドライバーの感覚にあったハンドリングなどが支持され人気となっています。
2020年のマイナーチェンジでよりワイドなボディとなり、抑揚あるスポーティさが強調されました。現行モデルの発売が始まった2013年近辺のモデルは、中古車市場でも安価に設定されているので、レクサスブランドの品質やISならではのハンドリングを気軽に味わえるようになっています。
▼ライタープロフィール
真鍋裕行
出版社勤務を経て2008年にフリーランスのライター・エディターとして独立し、自動車雑誌、ウェブサイトなどに原稿を寄稿。編集者時代に培ったアフターマーケットの情報から各国のモーターショーで得た最新事情まで幅広くリポート。業務拡張につき2011年に会社を設立。自動車ジャーナリストとしての自動車メディアへの寄稿は続けつつ、メディアコンテンツの製作(雑誌、Web、アプリetc)に取り組んでいる。メディアコンテンツの製作ではオーナーや協力者のコミュニティを作ることを考えるなど、単純な製作で終わらないことを心掛ける。また、近年ではレースチームのディレクターや PRも積極的に携わる。