日産キックスe-Powerの魅力とは？人気コンパクトSUVと徹底比較！
キックスは1990年代にコンセプトモデルとして使われていましたが、2008年にキックスという名で車の販売が開始されています。2020年6月30日には、キックスe-Powerが発売されました。
キックスe-Powerは、発売が終了されているジュークに代わるモデルです。車市場の中でも、多くのライバル車と競い合う高性能で燃費もいい車種となっています。キックスe-Powerの特徴や燃費が気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではキックスe-Powerの魅力や人気のコンパクトSUVとの比較をご紹介していくので参考にしてみてください。
※目次※
2.日産キックスe-Powerと人気SUVを燃費や性能で比較！
4.日産キックスe-Powerは納期が不安？中古車の場合は？
・日産キックスe-Powerのグレードや特徴をご紹介！
・キックスe-Powerの燃費、ライバル車の燃費や特徴を比較！
・キックスe-Powerの維持費や納期、中古車で購入した場合をご紹介！
日産キックスe-Powerはどんな車？
キックスは、2016年に海外で初めて販売されました。日本で発売されているキックスの特徴は、e-POWERという電動パワートレインを搭載しており、運転支援技術のプロパイロットを初めて搭載した車です。
搭載されているエンジンは1.2Lとなっていて、ガソリン車は発売されていません。駆動方式も4WDはなく、FFのみとなっています。
キックスはタイで作られておりとてもシンプルな構造で、グレードもなく『X』のみの販売です。外装や内装をツートーンに変更することで価格が変わる仕様となります。ここからはキックスとは、どのような車なのか見ていきましょう。
パワートレインはキックス専用のe-Powerのみ
キックスe-Powerは、ノートe-Powerよりも出力を20%上回った仕様にしているのです。ノートやセレナのe-Powerを元に、さらにバッテリーやモーターの制御を向上させているため、加速時でも力強く滑らかでレスポンスのいい走りを実現できます。
低速時には、エンジンの始動をなるべく抑えられるように制御されているのも特徴になっており、今までの日産車よりも走行が静かだというのも特徴です。
日本仕様車のみ！「プロパイロット」などの安全装備
日本仕様車にはプロパイロットという機能が搭載されています。長距離の運転時や渋滞といった、高速道路での負担やストレスを軽くしてくれる機能です。基本となる単眼カメラとミリ波レーダーの2つを組み合わせたものとなっています。
1つのセンサーからでは認識が難しいものでも、赤外線レーダーを合わせることで高度で精密な認識が可能になり安全性が高くなるのです。
その他にも、前車速追従のクルーズコントロールや電動パーキングブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報も標準で搭載されています。
さらにSOSコールも標準で装備されており、車内の天井にある専用ボタンを押すとオペレーターセンターへ接続される仕様です。
事故にあったときに、エアバックが開くことで連動して自動的にオペレーターと繋がる機能があります。様々な安全装備が多く標準で装備されているので安全性も高いです。
ゆったりくつろげる広々とした空間
キックスのラゲッジルームはとても広く、旅行での大型スーツケースが2つやゴルフバッグも3つ収納できるほどの広さです。後ろのシートも倒すことができ、フラットになるので用途に合わせてのシートアレンジができます。
トノボードといって、プライバシー保護のため外から覗かれても荷物を見えないように隠すことも可能です。シートを倒すのはレバーを引くだけなので、力もいらず簡単に無理なく扱うことができます。
グレードは2つだけの割り切った設定
キックスe-Powerのグレードは『X』と『ツートンインテリアエディション』の2つしかありません。外装には違いがなく、内装と装備の一部、金額が異なるだけです。安全装備に違いもなく、プロパイロットやその他の装備もどちらのグレードにも標準で付いています。
異なる点のひとつは快適装備です。ツートンインテリアエディションには、寒冷仕様のステアリングヒーターや前席シートにヒーターが標準で装備されています。この装備は、Xではオプションで付けることが可能です。
内装の違いではシートの素材や色が異なります。Xの内装は黒一色で、シンプルなイメージです。ツートンインテリアエディションでは、メーター類が設置してあるパネル部分やシートに茶色が入っており、シートも合皮が使われていて高級感のある内装となります。
日産キックスe-Powerの基本スペック
キックスe-Poweは、グレード関係なく基本的なスペックは同じです。一部の内装や装備が異なるほか、価格も異なります。『X』の価格は275万9,900円で『ツートンインテリアエディション』が286万9,900円です。基本となるスペックは以下の表にまとめているので参考にしてみてください。
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全長×全幅×全高 |
4290×1760×1610mm |
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ホイールベース |
2620mm |
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重量 |
1350kg |
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ドライブトレイン |
1198cc直3 DOHC+モーター |
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最高出力(エンジン) |
82ps/6000rpm |
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最大トルク(エンジン) |
103N・m/3600-5200rpm |
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最高出力(モーター) |
129ps/4000-8992rpm |
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最大トルク(モーター) |
260N・m/500-3008rpm |
（2020年12月時点の情報です）
（参考：『キックスe-Power（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
日産キックスe-Powerと人気SUVを燃費や性能で比較！
日産キックスの特徴やグレードの違い、装備などをご紹介しました。装備や外観が良くても、燃費がいい車の方がいいという方も多いのではないでしょうか。
ここからは、燃費や性能をみていきます。日産以外のライバル車の人気SUVと、キックスとの燃費の違いを比較しましょう。各ライバル車の特徴と燃費をご紹介していきます。
キックスe-Powerのカタログ燃費
キックスの馬力はノートよりもパワフルですが、セレナより少し低くなっています。
1350kgと重量が比較的軽いのに、セレナと変わらない位のパワーを出すことができるので、動力的な性能としては実力のある車種です。燃費は、WLTCモードで21.6km/Lから、JC08モードで30km/Lとなっています。
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WLTCモード |
20.2km/L～26.8km/L |
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JC08モード |
30km/L |
（2020年12月時点の情報です）
ヤリスクロス ハイブリッド （トヨタ）
ヤリクロスハイブリッドは2020年8月に発売されています。コンパクトカーのヤリスと同じフロアパネルやキャビネットが搭載されており、ノートのような空間で最新設計がキャビン周りや様々な箇所に搭載されているのです。ディスプレイオーディオも搭載されています。
ヤリクロスハイブリッドの燃費は25.1km/Lから33.5km/Lとなっており、キックスよりやや燃費がいいです。
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キックス |
20.2km/L～30km/L |
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ヤリクロス |
25.1km/L〜33.5km/L |
（2020年12月時点の情報です）
（参考：『ヤリクロスハイブリッド（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ヴェゼル ハイブリッド（ホンダ）
ホンダのヴェゼルハイブリッドは、ダイブダウン式のシート格納機能が付いています。積載性は、トップレベルといっていいほどの広さです。ユーティリティの種類も多く、後部座席を上げるときのチップアップも搭載されています。
ヴェゼルハイブリッドの燃費は23.4km/Lから27km/Lで、キックスの方がヴェゼルハイブリッドより燃費がいいです。
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キックス |
20.2km/L～30km/L |
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ヴェゼル |
23.4km/L〜27km/L |
（2020年12月時点の情報です）
（参考：『ヴェゼル ハイブリッド（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
CX-3（マツダ）
マツダCX-3は、普段使いに優れているコンパクトカーとして2018年5月に発売されました。ディーゼルターボの余力感がとても高く、ターボ車の中でトップレベルです。厚みのあるトルクで、走りに余力感溢れ人気があります。
高速走行を重点的に見るのであればCX-3がキックスよりも上となっており、市街地など普段の走行を合わせると燃費はキックスの方がいいです。
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キックス |
20.2km/L～30km/L |
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CX-3 |
20.0km/L～23.2km/L |
（2020年12月時点の情報です）
（参考：『CX-3（マツダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
C-HR ハイブリッド（トヨタ）
トヨタのC-HRは、開発の時点で徹底的に走り込まれSUVの中でも優れているサスチューンが搭載されています。ハイブリッドでも走りを楽しめるように、GRモデルもあるのです。
同じトヨタ車の中でもヤリクロスと同じく人気のある車種になっています。最近でもマイナーチェンジを、行っているので人気の落ちない車種です。キックスとの燃費を比べてみると、若干C-HRの方が上になっています。
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キックス |
20.2km/L～30km/L |
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C-HR |
25.8km/L～30.4km/L |
（2020年12月時点の情報です）
（参考：『C-HR ハイブリッド（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
日産キックスe-Powerの維持費
キックスの特徴や燃費、ライバル車などをご紹介しました。キックスを購入するに当たって維持費がどの程度かかるのか気になる方も少なくないはずです。
ここからは、キックスの維持費をご紹介していきます。キックスにかかる主な維持費として、自動車税、車検費用、ガソリン代を見ていきましょう。Xもツートンインテリアエディションも維持費は変わりません。
自動車税
自動車税は排気量で値段が決まります。キックスの排気量は1200ccなので30,500円です。キックスは燃費基準がクリアしているのでグリーン化特例対象車になります。
対象車になると、2021年3月31日までに購入することで購入から次の年の自動車税が15,500円となり安く済ませることができるのです。それ以降は、毎年通常の自動車税である30,500円を支払うことになるので注意しましょう。
車検費用
車検基本料として、平均で40,000円と印紙代の1,800円がかかります。印紙代は検査手数料なので基本的に変わりませんが、車検基本料は車検業者やディーラー、整備が必要な個所や部品などによって前後するので注意しておくといいでしょう。
車検は基本的に2年に1回です。ですので、年間を通してかかる金額は修理などがなければ平均で20,900円ほどでしょう。新車でキックスを購入したときには、4年目以降に車検費用がかかります。
年間ガソリン代
キックスの維持費では、年間のガソリン代も重視する点です。キックスのカタログ燃費は21.6km/Lで、WLTCモードの計測なので実燃費に近くなっています。年間10,000km走った場合、リッター単価が135円だとするとガソリン代は年間で62,500円です。
運転の仕方や運転環境などでの燃費の違いで誤差はでます。どちらのグレードでも、同じ燃費なのでガソリン代も同じくらいになるでしょう。
日産キックスe-Powerは納期が不安？中古車の場合は？
人気のあるキックスは、2020年6月に発売され売れ行きは好調です。しかし、新型コロナの影響で部品の供給が遅れてしまっていることから生産が追いついていません。
キックスを購入した時に、納期が遅れるのではないかと不安になる方もいるのではないでしょうか。ここからは、納期や中古車で購入した場合についてご紹介していきます。
キックスe-Powerの納期
キックスの受注は約18,000台以上にもなっています。今まで月に約3000台を供給してきましたが、納期が3ヶ月待ちになるなど納期の遅れが問題になっていました。
納期の遅れを改善するため、2020年11月から月に5000台生産することで納期が1ヶ月程になるといった方針を示しています。しかし日産の公式サイトでは、明記されていません。
キックスe-Powerの中古車相場
キックスを中古車で購入する場合、新車での購入時と価格があまり変わらないのが現状です。価格があまり変わらないのには理由があります。キックスはまだ発売から日が経っておらず、納期が遅れているので中古車として数が出回っていません。
中古車で購入すると、納期が短く走行距離も短いので見つけたのなら買いです。中古車の価格は、284万3,000円となっています。
（2020年12月時点での情報です）
PRキックスの中古車
※価格は支払総額
先代ジュークの中古車相場
キックスはジュークの後継者で、先代であるジュークは2019年12月に生産が終了しています。ジュークは今までにないコンパクトカーとして発売されました。エンジンはデュアルインジェクターが使われており、安定性のある燃焼や燃費の向上がされています。
3つのドライブモードが1つの操作板で行うことができるインテリジェントコントロールディスプレイで、省スペース型のデバイスを搭載されているのです。
ジュークの中古車価格は平均で79,6000円となっているので、キックスより安く購入することが可能になっています。ジュークの購入を考えてみるのも良いのではないでしょうか。
（2020年12月時点での情報です）
（参考：『ジューク（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
中古車は壊れやすい？
安い中古車を購入しても、すぐに壊れるといったトラブルに出会うこともあります。古い年式の場合は、気系統が故障することも多いのです。そうならないためにも購入前に確認しておきたいことをご紹介するのでみていきましょう。
キックスの中古車の場合は、走行距離が短いものがほとんどになります。古い年式のものと同じように購入するときには、保証内容などをきちんと確認しておくことが大切です。実際に販売してある、中古車をみて状態の確認をして修理歴がないか確認しておくと中古車でも長く乗ることができます。
中古車の維持費について
キックスは、中古で購入をしても新税率の対象になります。ですので、新車と変わらない税率になるのです。しかし、ジュークの場合は新税率の対象にならないため若干高くなるので注意しましょう。
新税率とは、2019年10月に消費税が10％に上がったことに対して自動車税も見直しをされ、取得税の代わりに自動車環境性能割が導入されました。ハイブリッドなどの環境に優しい車の税金を優遇してくれる措置になっています。
車検時の重量税も軽減されており、新型コロナの影響で2021年4月30日までに購入すると中古車でも適応されるのです。初めての車検が免税か減税のどちらかになります。電気自動車などになると環境性能が高いことで2回目の車検も対象となることが多いです。
車を買うならネクステージへ！
車を購入するにあたって、様々な制度や仕組みを理解し利用することで安く購入することもできるのです。ネクステージでは、特定の車種に長けたスタッフも多く無料で見積もりも行っています。修復歴のない車を取り扱っていますので、購入後のトラブルへの心配もありません。
ネクステージの保証も様々なものがありますので、安心してお任せください。親切丁寧、お客様の事を第一に考えて車の購入をお手伝いいたします。比較や検討する際には、ネクステージをぜひご活用ください。
まとめ
日産のキックスe-Powerの魅力や、ライバル車との比較をご紹介しました。キックスはジュークの後継者で燃費も性能も上がっています。グレードが2つありますが基本的なスペックは同じで、内装と一部の装備が違い価格も違うのです。
ライバル車との燃費や性能の比較もあるので参考にしてみてください。キックスは発売されて間もないので中古車で購入しても、走行距離が短く減税の対象にもなります。安心安全のネクステージで購入をご検討ください。
