GT-Rは日産が販売する高級スポーツカー!現行モデルの魅力を紹介
日産が販売している人気車種のひとつにGT-Rがあります。さまざまなシーンで圧倒的なパワーを発揮できるエンジンや異なる路面状況にも対応できる四輪駆動システムが特徴の高級スポーツカーです。
エクステリアデザインやインテリアにもこだわっているGT-Rについて、詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、GT-Rの特徴や基本スペックについて紹介します。販売価格や買取相場についても解説していますので、購入を検討している方には必見です。
※目次※
1.GT-Rは極上のドライブにフォーカスした高級スポーツカー
6.GT-Rなどの高性能スポーツカーの購入ならネクステージへ!
・GT-Rは日産が販売する高級スポーツカー。かつて販売されていたスカイラインGT-Rの後継車として登場した
・GT-Rの魅力のひとつは優れた走行性能。ハイパワーのV6ツインターボエンジンの搭載と路面追従性を高めるサスペンションの採用
・高級スポーツカーをお得に手に入れたい方には中古車がおすすめ。販売前に粗悪品を排除しているネクステージなら安心して車選びが可能
GT-Rは極上のドライブにフォーカスした高級スポーツカー
GT-Rが登場したのは2007年です。デザイン性と機能性を両立させたパッケージ、強力な加速を体感できる高性能のエンジンなどの魅力的な特徴が備わったマルチパフォーマンス・スーパーカーとして発売されました。
最高峰のドライビングを追求したGT-Rのルーツは、スカイラインGT-Rです。ここでは、GT-Rが誕生するまでの歴史やGT-Rに込められた思いについて紹介します。
スカイラインGT-Rの後継車種として登場
GT-Rは1969年に誕生したスカイラインGT-Rの後継モデルとして発売されました。スカイラインは1957年に登場したモデルサイズの乗用車です。1969年には国内レースで培ってきた技術や機能が搭載された、スカイラインGT-Rが登場します。
スカイラインGT-Rは多くのユーザーの獲得に成功しており、定期的に改良を施しながら2002年まで販売が継続されました。2002年には生産終了を発表しますが、2007年にはハイパワーのエンジンを搭載した新しいGT-Rとして復活を遂げています。
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GT-Rという車名の意味
GT-Rの車名として使われている「GT」は、「長距離を快適に走れる車」という意味が含まれている「グランドツーリング(Grand Touring)」の頭文字から取られた言葉です。
スポーツ系の車には、スーパーカー、スポーツカー、スペシャリティカーなどのカテゴリーがありますが、GTは高速走行での安定性や長距離運転での快適性などが意識されています。日産が販売するGT-Rについても、加速性能、走行性能、快適性能にこだわったスポーツカーという意味が含まれています。
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GT-Rのこれまでの歴史を確かめよう
日産では定期的にGT-Rの改良モデルを販売しています。2011年のマイナーモデルチェンジでは、安定感を向上させるためにエアロダイナミクスに改良が施されました。
また、2024年モデルでは、コーナリングでの操縦性を高めるためにダウンフォースの改良を実施しています。ここでは、2007年の誕生から現在までのGT-Rの歴史を振り返りましょう。
2007年12月:GT-Rが誕生
GT-Rが発売されたのは2007年12月です。「誰でも、どこでも、どんなときでも最高のスーパーカーライフを楽しめる」というコンセプトで開発が進められました。
発売モデルの特徴のひとつは、こだわりのパッケージです。新開発のプレミアム・ミッドシップパッケージを採用しており、自然の力を最大限に活用する設計になっています。エンジンには、3.8Lのツインターボエンジンが搭載されました。
発売モデルのグレード構成は、GT-R、GT-Rブラックエディション、GT-Rプレミアムエディションの3つです。
2010年11月:マイナーモデルチェンジを実施
2010年11月に実施されたマイナーモデルチェンジでは、発売モデルの装備や機能を継承しながらもエクステリアやインテリアに改良が加えられました。
「世界最高のマルチパフォーマンスと意のままに操る快感」をテーマに掲げており、エクステリアでは新しいデザインの採用によって空量性能が向上しています。インテリアでは、新形状のナビゲーションモニターやシートの改良などによって質感が向上しました。
マイナーモデルチェンジ後のグレードは5つです。GT-RスペックVとGT-Rエゴイストが追加されました。
2016年7月:2017年モデルが登場
2016年7月に発売された2017年モデルでは、エクステリアやインテリアに大幅な改良が加えられます。
フロント部分は、日産のデザインシグネチャーであるVモーションが採用されました。冷却性能の向上とダウンフォースの維持を両立させています。リア部分では、スムーズな空気の流れを作るための改良が施されました。インテリアではインストルメントパネルに一枚革の高級本革が使われており、質感の向上が図られています。
グレード設定は3つです。GT-RスペックVとGT-Rエゴイストが廃止されました。
2019年6月:2020年モデルの販売を開始
GT-Rの2020年モデルが発売されたのは2019年4月です。走行性能に改良を施しており、ターボ高効率化技術「アブレダブルシール」を採用やコントロール性に優れたブレーキの搭載などが実施されました。グレードについては、2017年モデルと同じ構成になっています。
2019年の改良では、GT-Rニスモの2020年モデルが販売されました。カーレースで培われた技術が応用されており、カーボン素材のルーフやレスポンスに優れたターボチャージャーなどが搭載されています。
2023年3月:2024年モデルが誕生
2023年3月には2024年モデルを発表します。エクステリアデザインの変更、ハンドリング性能の向上などの改良が図られています。
2024年モデルでは、グレード構成の見直しが実施されました。GT-R プレミアムエディションT-スペック、GT-Rトラックエディションエンジニアードbyニスモ、GT-RトラックエディションエンジニアードbyニスモT-スペックの構成になっています。
また、GT-Rニスモについては、GT-RニスモとGT-Rニスモスペシャルエディションの2つが設定されました。
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GT-Rの現行モデルの魅力を掘り下げていこう
日産ではGT-Rの改良を定期的に実施しています。新しい技術や機能の搭載、パワートレインの改良、時代やニーズに合わせたグレード構成の見直しなどを実施してきました。
また、先進の安全装備が導入されており、事故防止や被害軽減を可能にしています。ここでは、GT-Rの現行モデルの特徴について、4つの項目に分けて見ていきましょう。
こだわりのパーツを採用したエクステリア
エクステリアでは、デザイン性と機能性に優れたパーツが搭載されました。足回りでは、GT-R専用のレイズ製アルミホイールを装備しています。あらゆるシーンで高いグリップ力と優れたコーナリングを発揮できるように設計されました。
マフラーにはFUHITSUBO 製のチタン合金が使われています。圧力損失の低減や動力性能の向上が可能です。
現行モデルでは8つのボディカラーが設定されました。ただし、グレードによって選択できるカラーが決まっています。
機能性と快適性を両立させたインテリア
インテリアでは、快適に過ごせるための装備や機能が搭載されました。車内には、高級本革として知られているナッパレザーがダッシュボードの上面に使われています。さまざまな箇所にステッチが施されており、上質な空間でドライブを楽しめます。
シートにも本革が使われており、一部のシートについてはセミアニリン本革が採用されました。座面の中央が盛り上がった形状になっており、長時間の運転でも疲労がたまらないように設計されています。
走行中の危険を回避する先進の安全システムを搭載
現行モデルでは、事故の回避や衝突時の被害の軽減をサポートするための機能や装備が搭載されました。
安全運転支援については、視認性に優れたスーパーワイドビームヘッドランプ、悪天候時でも視認されやすいLEDリヤコンビネーションランプなどが標準搭載です。
回避操作支援では、ブレーキ時のタイヤロックを抑制するABS、乗員数に合わせて制動力を自動的に配分するEBDなどが搭載されました。車内にはさまざまな箇所にエアバッグを搭載しており、衝突時における被害の軽減を期待できます。
圧倒的なパワーを体感できるエンジンを搭載
現行モデルに搭載されているパワートレインは、V6ツインターボエンジンです。2007年の登場時より搭載されていますが、定期的な改良によって最高出力や最大トルクが向上しています。GT-Rニスモを除くGT-Rの燃料消費率は以下の表の通りです。
グレード |
WLTCモードによる燃料消費率 |
GT-Rピュアエディション |
7.8km/L |
GT-Rプレミアムエディション |
7.8km/L |
GT-Rブラックエディション |
7.8km/L |
GT-RプレミアムエディションT-スペック |
7.8km/L |
GT-Rトラックエディションエンジニアードbyニスモ |
7.8km/L |
GT-RトラックエディションエンジニアードbyニスモT-スペック |
7.8km/L |
(参考:『GT-R(日産)の燃費情報』)
現行モデルでは足回りを支えるサスペンションの路面追従性が向上しており、安定感のある走りを楽しめます。
GT-Rの現行モデルのラインアップを確かめよう
GT-Rの現行モデルのグレード構成は全部で8つです。GT-Rが4つ、GT-Rトラフィックエディションが2つ、GT-Rニスモが2つとなっています。
グレードによって搭載されている装備や機能が異なるため、購入をお考えの方は前もってグレードごとの違いをチェックしておきましょう。ここでは、3つに分けて現行モデルの基本料をご紹介します。
GT-Rモデル
GT-Rに設定されたグレードは、ベースグレードのピュアエディション、上級グレードのプレミアムエディション、車内をブラックで統一したブラックエディション、専用の装備が搭載されたプレミアムエディションT-スペックの4つです。
プレミアムエディションT-スペックには、専用のカーボンセラミックブレーキ、ブロンズのアルミ鍛造ホイールなどの豪華な装備が搭載されています。
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,710mm×1,895mm×1,370mm |
総排気量 |
3.799L |
最高出力 |
419kW |
最大トルク |
637N・m |
GT-Rトラックエディションモデル
GT-Rトラックエディションモデルに設定されたグレードは、GT-RトラックエディションエンジニアードbyニスモとGT-RトラックエディションエンジニアードbyニスモT-スペックです。
専用のレカロ製シート、ブラックの本革巻きステアリング、ディンプル付きの本革巻シフトノブなど豪華な内装や外装が特徴となっています。また、GT-RトラックエディションエンジニアードbyニスモT-スペックには、専用のカーボンセラミックブレーキが標準装備です。
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,710mm×1,895mm×1,370mm |
総排気量 |
3.799L |
最高出力 |
419kW |
最大トルク |
637N・m |
GT-Rニスモモデル
GT-Rニスモには、GT-RニスモとGT-Rニスモスペシャルエディションが設定されました。搭載されているエンジンの出力は同じですが、外装がわずかに異なります。クリア塗装の専用カーボン製エンジンフードや専用カラーのアルミ製ネームプレートは、GT-Rニスモスペシャルエディションのみの装備です。
GT-Rニスモモデルとその他のGT-Rモデルに搭載されているエンジンは同一ですが、GT-Rニスモモデルはチューンナップが施されています。
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,700mm×1,895mm×1,370mm |
総排気量 |
3.799L |
最高出力 |
441kW |
最大トルク |
652N・m |
GT-Rの売買価格をチェックしておこう
GT-Rの購入計画を立てる際には、事前の価格チェックが重要です。車を購入する際には、車両本体価格に加えて法定費用や諸費用の支払いが必要になるでしょう。
前もって車両本体価格を確かめておくなら、おおよその初期費用を把握できます。カーローンを利用する場合で返済計画が立てやすくなるでしょう。ここでは、GT-Rの新車販売価格やネクステージでの買取相場をまとめました。
GT-Rの新車販売価格
GT-Rの新車販売価格の相場は、1,375万円~2,915万円となっています。グレード別の新車販売価格は以下の表の通りです。
グレード |
新車販売価格 |
GT-Rピュアエディション |
1,375万円 |
GT-Rプレミアムエディション |
1,484万円 |
GT-Rブラックエディション |
1,535万円 |
GT-RプレミアムエディションT-スペック |
1,896万円 |
GT-Rトラックエディションエンジニアードbyニスモ |
1,765万600円 |
GT-RトラックエディションエンジニアードbyニスモT-スペック |
2,138万700円 |
GT-Rニスモ |
2,865万600円 |
GT-Rニスモスペシャルエディション |
2,915万円 |
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GT-Rの買取相場
2023年11月時点における、ネクステージでのGT-Rの買取相場は299万3,000円~2,279万円となっています。買取価格は車両のコンディションによって左右されますが、GT-Rなら2,000万円台の買取も期待できるでしょう。ネクステージでの買取実績は以下の通りです。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取相場 |
GT-Rニスモ |
2020年式 |
6,454km |
2,279万円 |
GT-Rブラックエディション |
2018年式 |
1万9,304km |
999万円 |
GT-Rニスモ |
2017年式 |
8,121km |
1,695万1,000円 |
GT-Rピュアエディション |
2017年式 |
4万7,722km |
784万円 |
GT-Rブラックエディション |
2016年式 |
2万5,389km |
845万9,000円 |
GT-Rなどの高性能スポーツカーの購入ならネクステージへ!
GT-Rをはじめとした高級スポーツカーは新車価格が高額に設定されており、1,000万円を超える傾向にあります。
高級スポーツカーをお得に手に入れたい方は、中古車の購入がおすすめです。中古車は新車よりも価格が安く、購入時の初期費用を抑えられます。
高級スポーツカーの中古車をお探しの方はネクステージにご相談ください。ここでは、ネクステージの強みについてご紹介します。
国家資格を有したメカニックが納車前整備を実施
ネクステージの強みのひとつは商品の品質です。販売前に徹底した車両のチェックを実施しており、骨格に問題のある修復歴車、豪雨や台風などの影響を受けた水害車などは取り扱っていません。
粗悪品を販売前に排除しており、気軽に車選びができます。契約前には車両の傷やへこみのチェックをしており、納得した上での購入が可能です。
ネクステージでは、国家資格を有したメカニックによる納車前整備を設けました。中古車に関する専門的な知識や技術を持っており、万全の状態で新しいカーライフをスタートできます。
遠方にお住まいのお客様にも対応した保証を用意
ネクステージではライフスタイルに合わせて選べるように、無料保証と有料保証の2種類を用意しました。
国産の中古車については、普通車や軽自動車を問わず無料保証の加入が可能です。輸入車についても、正規ディーラー以外の場合は加入できます。
ネクステージでは、遠方にお住まいの方でも自由に加入できる有料保証を用意しました。条件を満たしていれば、最寄りの工場で修理した場合も保証が適用されます。Webで購入された方でも気軽に加入できる保証です。
まとめ
日産が販売するGT-Rは、機能性とデザイン性を持たせたエクステリアや走行性に優れたエンジンなどの魅力が備わっています。現行モデルではベースグレードからサーキット走行にも対応したニスモモデルなど、8つのグレードが設定されました。
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