【2023年版】日産スカイラインGT-Rの種類ごとの特徴や走りを解説!

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【2023年版】日産スカイラインGT-Rの種類ごとの特徴や走りを解説!

【2023年版】日産スカイラインGT-Rの種類ごとの特徴や走りを解説!

日産スカイラインGT-Rは、かつて存在した日本が誇る高性能なスポーツカーです。その後継モデルとなるのが日産GT-Rですが、実はまったく別ものです。

 

この記事では、現行モデルである日産GT-Rのグレードの違いや、日産スカイラインGT-Rの歴代モデル、限定モデルの特徴を紹介します。レアモデルともなると中古車でも入手困難で、高価格帯になっている点にも注目です。

 

※目次※

1.日産スカイラインGT-Rのグレード構成

2.日産スカイラインGT-Rのグレードごとの特徴

3.日産スカイラインGT-Rの歴代モデルを紹介

4.日産スカイラインGT-Rの限定モデルも

5.中古車でスポーツカーをお探しならネクステージへ!

6.まとめ

 

■POINT

・現行モデルの日産GT-Rには8グレード存在する

・日産スカイラインGT-Rは全部で5代まで販売されていた

・限定モデルR33GT-R ニスモ400Rは1億円以上の値がついた?

 

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日産GT-Rのグレード構成

【2023年版】日産スカイラインGT-Rの種類ごとの特徴や走りを解説!

日産GT-Rの2023年モデルには、「Premium edition」「Premium edition T-spec」「Black edition」「Pure edition」「Track edition engineered by NISMO」「Track edition engineered by NISMO T-spec」の6グレードと、NISMOによる専用のエンジンチューニングが施された「NISMO」「NISMO Special edition」の2グレードの全8グレードあります。

 

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日産GT-Rのグレードごとの特徴

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2023年モデルのグレード差異は、エンジン、ボディ、タイヤサイズは同じで、ブレーキ、ホイール、インテリアが異なることからくる車両重量の違いです。ここではエンジンチューニングが施されているNISMO以外の代表的な4つのグレードをピックアップして解説します。

 

Pure edition

Pure editionは、日産GT-Rのベーシックグレードです。エンジン、ボディ、タイヤサイズは他のグレードと同じですが、BOSEのオーディオシステムや、アクティブ・ノイズ・コントロール、アクティブ・サウンド・コントロールはありません。

 

また、Premium editionと同じく本革巻ステアリング&シフトノブ、ドアグリップ色はブラックが設定されています。

 

T-specを以外のグレードには、フロントブレーキにブレンボ製モノブロック対向6ポッドキャリパー&φ390mmフルフローティング ドリルドローター、リアにはブレンボ製モノブロック対向4ポッドキャリパー&φ380mmフルフローティング ドリルドローターが採用されています。メーカー希望小売価格(税込)は1,375万円です。

 

Premium edition

Premium editionは、車両総重量がPure editionより10kg多い1,990kgと、全グレードの中でも一番重いのが特徴です。

 

また、インテリアは唯一、セミアニリン本革シート(ファッショナブルインテリア色)とファッショナブルインテリア(前席・後席セミアニリン本革シート)+ナッパレザーインストパネル、本革巻ステアリング、ディンプル付本革巻シフトノブ、ドアグリップ色を、メーカーオプションとしてファッショナブルインテリア色が選択可能です。メーカー希望小売価格(税込)は1,484万100円です。

 

Black edition

Black editionは、Premium edition と基本構成は似ていますが、前席本革・パールスエードコンビシートの代わりに、Track edition engineered by NISMOと同じく、専用RECARO製シート(専用カラー、運転席/助手席)が標準装備されているのが特徴です。

 

セミアニリン本革シート(ファッショナブルインテリア色)のメーカーオプションはありません。

 

本革巻ステアリング(ベロアメッキステアリングエンブレム、アルミフィニッシャー付)とディンプル付本革巻シフトノブは、ブラック(レッドステッチ)が標準装備されています。車両総重量がPure editionと同じ1,980kg。メーカー希望小売価格(税込)は1,535万500円です。          

 

Track edition engineered by NISMO

Track edition engineered by NISMOは、フロントメカニカルLSDと専用ボンディングボディ(車体剛性向上)、専用のレイズ製アルミ鍛造ホイール、専用のDUNLOP SP SPORT MAXX GT 600 DSSTが標準装備されているのが大きな違いです。

 

また、専用拡幅フロントフェンダー(後部アウトレットダクト付)と専用拡幅フェンダープロテクターが標準装備されています。

 

Black edition同様に専用RECARO製シート(専用カラー、運転席/助手席)が標準装備されていて、車両総重量がPure editionと同じ1,980kgです。メーカー希望小売価格(税込)は1,765万600円です。

 

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日産スカイラインGT-Rの歴代モデルを紹介

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日産スカイラインGT-Rは、1969年に初代が登場してから、1998年に登場した5代目で販売を終了しています。

 

その後にスカイラインGT-Rの後継モデルであるGT-Rが2007年に登場していますが、スカイラインGT-Rシリーズとは関係ありません。ここではスカイラインGT-Rの第1世代(初代、2代目)、第2世代(3代目、4代目、5代目)までの歴代モデルを紹介します。

 

初代スカイラインGT-R PGC10/ KPGC10(1969〜1972)

初代スカイラインGT-Rは、1969年に先代であるプリンス・スカイライン2000GT-Bの「羊の皮を被った狼」のキャッチフレーズをそのまま受け継ぎ登場し、4ドアセダンの箱型のボディ形状から「ハコスカ」の相性で呼ばれました。

 

エンジンはR380を市販用に再設計した、1,989ccの水冷直列6気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力160PS/7,000rpm、最大トルク18.0kgm/5,600rpmを誇り、当時のトップレベルのスペックでした。

 

1970年には2ドアハードトップのKPGC10が登場しました。フェンダーミラーを砲弾型からタルボ型へ変更し、FRP製の黒いオーバーフェンダーをリアアーチに装着し、おとなしい外観からスポーティへと進化しました。

 

2代目スカイラインGT-R KPGC110(1973)

2代目スカイラインGT-Rは、「ケンとメリーのスカイライン」のCMから「ケンメリ」として親しまれたモデルで1973年に登場しています。

 

初代同様にS20エンジンを搭載し、フロントだけでなくリアにもディスクブレーキを搭載しています。また、リアのテールランプは角型から丸形4灯へと変更されています。

 

オーバーフェンダーや専用のリアスポイラーを装着するなど、ツーリングカーレースを意識していたものの、オイルショックや排ガス規制に対応できずに、レースへの実践投入はかなわず、日産ワークスも活動停止に追い込まれました。

 

そのため、販売期間もわずか3か月間、総生産台数も197台と幻のスカイラインGT-Rと呼ばれています。

 

3代目スカイラインGT-R BNR32(1989〜1993)

3代目スカイラインGT-R(R32GT-R)は、バブル景気の日本において、日産が「1990年代までに技術で世界一を目指す」という、「901運動」のひとつとして16年ぶりに1989年に登場しました。

 

新設計されたRB26DETT型エンジンは、2,568ccの直列6気筒DOHCツインターボを搭載し、最高出力280PS/6,800rpm、最大トルク36.0kgm/4,400rpmは、当時の馬力規制の最大値で、チューニング次第では600PS以上発揮できるポテンシャルを秘めたものでした。

 

駆動方式が先代のFRから4WDシステムのATTESA E-TSへと変更され、サスペンションは前後ともマルチリンク式、ブレーキはベンチレーテッドディスクを採用するなど、レース参戦を目的とした最高の技術が投入されました。

 

実際にツーリングカーレースにおいては世界最強と言わしめるほどの圧倒的な強さを誇っていました。

 

4代目スカイラインGT-R BNR33(1995〜1998)

4代目スカイラインGT-R(R33GT-R)は、全車ブレンボ製ブレーキキャリパーを標準装備し、3代目よりもボディが全長で130mm、全幅で25mm、全高で20mm拡大し、車両重量はプラス100kgと全体的に大型化して1995年に登場しました。

 

さらに、ホイールベースも105mm拡大されたことで俊敏性が低下してしまいます。失敗作といわれてしまうこともありましたが、現在においては再評価されています。

 

最高馬力は変わらないものの、最大トルクは36.0.kgm/4,400rpmから 37.5kgm/4,400rpmへと向上しています。また、樹脂製燃料タンクをリアシート下に、バッテリーをリアシート後ろに移動したことで、重量物を中心に集めたこともあり、ニュルブルクリンクでの走行テストでは、3代目が達成できなかった8分を切る7分59秒のラップタイムをたたき出しました。

 

5代目スカイラインGT-R BNR34(1998〜2002)

5代目スカイランGT-R(R34GT-R)は、第2世代スカイラインGT-R最後のモデルで1998年に登場しました。4代目で不評だったボディサイズを、全長で75mm、ホイールベースで55mm短くし、反対に全幅は5mm拡大しました。

 

欧州車にも対抗できるほどにボディ剛性がアップしているのにもかかわらず、車両重量は4代目に比べて増えていません。また、最高出力は3代目から変わらないものの、最大トルクは40.4kgm/4,400rpmまで高められました。

 

5代目スカイラインGT-Rを世界的に有名にしたのは、映画ワイスピシリーズの第4作

「ワイルド・スピード MAX」で、主人公のブライアンの愛車として使用されたことが大きいでしょう。

 

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日産スカイラインGT-Rの限定モデルも

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第2世代の限定モデルでしたら高額な値が付けられているケースも多いですが、中古車市場でも手に入るものもあります。

 

ここからはスカイラインGT-Rの第2世代にあたる、3代目(R32GT-R)、4代目(R33GT-R)、5代目(R34GT-R)の限定モデルについて見ていきましょう。

 

R32GT-R ニスモ

3代目スカイラインGT-Rをベースに、1990年にNISMOがレース向けに販売した500台限定モデルです。600PS以上に対応できる大容量のメタルターボを採用し、インタークーラーとラジエター性能を高めるため、フロントバンパーダクトやフードトップモールを追加しています。

 

エクステリアでは、サイドシルプロテクターや小型リアスポイラーも装着しています。レースには不要なABSを廃止し、エアコンやオーディオ、リアワイパーなどの快適装備は外され軽量化されています。ボディカラーはガングレーメタリックが採用されました。

 

R32GT-R N1

3代目をベースに、N1耐久シリーズ(現在のスーパー耐久)参加者向けに1991年に販売した限定モデルです。

 

エンジンを冷却するエアインテーク類の追加やABS、リアワイパーの廃止などはR32GT-R ニスモと同じです。他にはブレーキの耐久性能を向上させるために、ブレーキ冷却用導風板を追加し、ブレーキローターのピンホールを廃止しています。また、ヘッドランプをプロジェクター式から異形2灯式へと変更し、ボディカラーはクリスタルホワイトのみでした。

 

R33GT-R ニスモ400R

4代目をべースに、99台のみ限定販売されたNISMOのコンプリートカーで、価格はベース車両の2倍以上の1,200万円で発売されました。

 

全幅を50mm拡大し、前後のトレッドも拡大させています。エンジンはRB26改のRB-X GT2です。排気量を2,771ccまでアップさせて、N1仕様メタルタービン+強化アクチュエーターにより、過給圧を1.1kgf/cm²まで高め、最高出力400PS/6,800rpm、最大トルク47.8kg-m/4,400rpmまでパワーアップさせたモンスターマシンでした。

 

希少価値があるため、オークションで売り出されたときは5,200万円スタートで、1億円近くまで競りあったものの桁が足りないことから流札になったこともありました。

 

R33GT-R オーテックバージョン 40tアニバーサリー

4代目をベースにし、スカイライン40周年記念モデルとして1998年に約400台販売され、当時の販売価格は498万5,000円です。

 

初代のPGC10以来の4ドアモデルであり、そのためリアドアとリアフェンダーは新設計され、利便性に優れていました。

 

リアシートには専用のバケットシートが採用され、乗車定員は4名という変わった車でもあります。フロントスポイラーを小型化し、リアスポイラーは未装着で、全体的に落ち着いた雰囲気がありました。

 

R34GT-R V-スペック IIニュル

5代目をベースにし、2002年8月にスカイラインGT-Rの生産終了を記念して発売された特別モデルです。

 

エンジンはスーパー耐久レースにも使われているN1仕様エンジンをベースにし、ピストンやコンロッドを高精度バランス品にすることで、エンジンの高回転域でも爽快な回転を可能にしています。

 

また、フルスケールの300km/hスピードメーターや立体成形の専用グレードのネームプレートなども採用しています。当時の価格は610万円でした。

 

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日産スカイラインGT-Rを中古車で探すとなると、根気が必要です。現行モデルの日産GT-Rも非常に高価なモデルです。

 

国産のスポーツカーは価格が抑えられた車種もそろっています。中古車なら、よりコスパ良く購入できる可能性もあります。

 

ネクステージが取り扱う中古車の中には状態の良い車もたくさんそろっています。品質管理を徹底しているネクステージなら、きっと満足できる車を見付けられるでしょう。

 

在庫車多数!自分にピッタリの車をお探しください

ネクステージではメーカーや車種だけでなく、価格や年式・走行距離などこだわりの条件で在庫検索できます。お気に入りの1台が近隣の店舗になかった場合は、全国の店舗から取り寄せも可能です。

 

中古車の品質管理を徹底しています

ネクステージではトラブルや故障が起きる確率の高い、修復歴車をはじめとした粗悪な車は販売していません。法定点検整備を実施の上、車の状態に合わせた予防点検整備も推奨し、不安やリスクの排除を目指しています。

 

事故が起こしやすいといわれるスポーツカーも、もちろん修復歴車なしのものをそろえています。保証制度も充実しているので、購入後のトラブルが不安な方も安心していただけます。

 

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まとめ

【2023年版】日産スカイラインGT-Rの種類ごとの特徴や走りを解説!

今回は日産GT-Rと日産スカイラインGT-R、さらには過去に限定発売されていた希少な日産スカイラインGT-Rを紹介しました。

 

現行のGT-Rはメーカー希望小売価格(税込)、1,375万円~2,915万円と高額です。GT-RもスカイラインGT-Rも国内だけでなく海外でも人気が高く、そのため中古車でも高値で取引されています。

 

現行のGT-Rを狙うのであれば、モデルチェンジ前に中古車が値落ちするタイミングを見定めてみましょう。また、その他のスポーツカーにも目を向けて、コスパ良くスポーツカーを手に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

■この記事の執筆者

【2023年版】日産スカイラインGT-Rの種類ごとの特徴や走りを解説!

鈴木博之
エディター/ライター
出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、電動バイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。

 

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