日産のセダンが海外へ！国内・海外モデル一覧や魅力・中古車情報も紹介！
現在は車のボディ形状も多様化しセダン人気が低迷していると言われていますが、ひと昔前までは車と言えばセダンでした。他車メーカー同様日産もこれまで数々の名車セダンを生み出しています。例えばスカイライン・ブルーバード・シーマ等をすぐに思い浮かべる方もおられるかもしれません。
日産セダンは海外での販売を展開していることはご存じでしょうか。この記事では日産セダンの国内・海外モデルについてご紹介します。それぞれの魅力と現在の中古車相場を解説しますので参考にしてください。
※目次※
6.日産の国内・輸入セダンをお探しならネクステージにお任せください
・海外展開している販売好調な日産セダン3車種ラインアップ
・国内で販売されている日産セダンは現在4車種
・生産終了した日産セダンの中古車価格は条件により差があることを知っておこう
日産の国内セダンは海外展開へ！
日本国内でセダン人気低迷と言われている近年、日産もそのあおりを受けている様子を伺い知ることができるでしょう。2019年スカイラインをビッグマイナーチェンジして人気が復活しましたが、ラティオ・ティアナ等相次いで国内生産を終了しています。
セダン型がグローバルで縮小傾向にあるので、フルモデルチェンジ等によるカーラインアップ強化の余裕がない事が売り上げ伸び悩みの原因ではないかとの見方がされているようです。トヨタやホンダはモデルチェンジにより国内人気を保持していますので日産にも期待が持たれていることでしょう。一方、欧米や中国での日産セダン人気は継続しています。
日産は海外で新型セダンを続々ラインアップ
北米等へ旅行に行かれたことがある方は日産セダンが街中を走り抜ける様子を何度もご覧になったのではないでしょうか。欧米人気の高まりや需要の大きさを受けて日産は海外向けセダンを続々ラインアップしています。国内モデルとはひと味違う海外向け日産セダンの魅力に迫ってみましょう。
Versa（ヴァーサ）
コンパクトセダン ヴァーサは長くて幅広い精悍な印象のエクステリアデザインや上品でモダンな雰囲気の広い室内が特徴です。日産『エモーショナルジオメトリー』というデザイン言語で作られました。
日産北米部門が2020年11月に発表した2021年モデルには従来のS・SVグレードにSRグレードを追加しています。SRはスポーティモデルで17インチアルミホイール・LEDヘッドライト＆フォグランプ等エネルギッシュな雰囲気が強化されていることがポイントです。
グライディングウィングと呼ばれるインパネデザインを採用し、スポーティなD字型ステアリング等豪華装備や選択可能な「SRコンビニエンス・パッケージ」という充実装備搭載が魅力となっています。6対4分割可倒式リアシートのため大きな荷物を搭載できます。SV・SRには先進運転支援システム「日産セーフティシールド 360」標準装備です。
Sylphy（シルフィ）
長年愛されたブルーバードは2012年12月のフルモデルチェンジで名称がシルフィとなりました。ブルーバードから数えて12代目G11型は日本ではブルーバードシルフィとして販売されましたが中国ではシルフィとして人気があります。他にも台湾やロシアなどで車名は違うものの人気がある車種です。
モダンリビングコンセプトを歌う商品として開発されたシルフィは2019年上海モーターショーで新型モデルが初公開されました。新型パワートレインや低重心＆ワイドなエクステリアデザイン採用により燃費性能・空力性能が向上しています。最新のコネクティビティ機能や安全技術が標準搭載です。
ワイドスタンスとロングホイールベースにより実現した広い室内空間、人間工学設計の快適シート、選択可能なインテリアカラー等ラグジュアリーな室内となっています。
Altima（アルティマ）
アルティマも海外で人気のある日産ミドルセダンで、日産北米部門は2019年6月に2020年モデル新型アルティマを発表しました。北京国際モーターショー2020では自動運転技術プロパイロット搭載アルティマを発表しています。日本国内従来型ティアナの姉妹車アルティマはグローバルデザイン言語を導入し『Vモーション 2.0』モチーフのフロントマスクが特徴です。
『日産インテリジェントモビリティ』を体現しており、ベースグレード以外には「日産セーフティシールド 360」標準装備のためより安心して運転できるでしょう。アルティマは世界初量産型2.0L直列4気筒可変圧縮比ターボエンジンのVCターボが搭載されたことで話題になりました。
北米では客層ニーズに応えるため4WD「インテリジェント4×4」を採用しています。走行性能が高いことに加え優雅でプレミアム感を漂わせるデザインが人気の理由かもしれません。
日産の海外向けセダンアルティマの日本発売はある？
海外向けアルティマの精悍でクールなエクステリアデザインや快適で広く美しいインテリアは人気があります。日本国内でもこのモデルを販売してほしいという声は多いようです。
しかしながら今のところ日本に導入されるという情報は公開されていません。全長4,900mm×全幅1,852mm×全高1,458mmという大きめボディサイズは日本の道路事情を考えると少し厳しいのではないかという意見もあります。
（2021年3月時点での情報です）
日産における国内セダン一覧
現在生産中の国内向け日産セダンはスカイライン・シーマ・フーガ・シルフィの4車種です。それぞれの魅力や特徴を調べてみましょう。新車価格や現在の中古車相場価格についてもご紹介しますので参考にしてください。
スカイライン
『羊の皮を被った狼』という異名を持つスカイラインの歴史は1957年まで遡ります。プリンス自動車が日産と合併した後も車名はそのまま引き継がれ、60年以上にわたり愛され続けている走りを追求した日産ハイパフォーマンスカーです。
2019年のビッグマイナーチェンジ、2020年9月の一部仕様変更等、常に時代ごとの最新技術を採用し進化を続けています。ガソリンモデルとハイブリッドモデル設定で新車価格は435万3,800円~616万円です。
ネクステージでは中古車が100万円~200万円程で販売されています。1976年式スカイライン ケンメリはプレミアがついた価格となっており約1,980万円で取引されている例もありますのでチェックしてみましょう。
（2021年3月時点での情報です）
（参考：『スカイライン（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
シーマ
1988年1月発売の日産フラッグシップモデル最上級セダン シーマは、発売当時バブル時代でもあり飛ぶように売れ社会現象にまでなった事を覚えておられるかもしれません。威厳がありつつ気品漂うエクステリアデザインや高級感あふれるラグジュアリーなインテリアが長年愛されている理由でしょう。
モデルチェンジ時点での最高技術を搭載し快適性や安全性を向上し続けています。油圧アクティブサスペンション採用により滑らかな走りを実現しているため長時間乗っていても疲れません。室内の静粛性は圧倒的です。2010年に一度生産中止しましたが2012年にフルモデルチェンジしハイブリッド専用車として復活しました。
シーマは3グレード設定で新車価格は823万1,300円~933万1,300円です。2010年までのモデル中古車相場は約17万円~約160万円・2012年以降ハイブリッドモデル中古車相場は約130万円~約590万円です。
（2021年3月時点での情報です）
（参考：『シーマ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
フーガ
バブル期に人気があった車に大型セダン セドリックやグロリアもありました。その後継モデルが2004年発売プレミアムスポーティセダン フーガです。スカイラインよりも若干大きめのボディサイズで、2.5L・3.7Lガソリンモデルとハイブリッドモデルが用意されています。
フーガという車名通り優雅で流線形のデザインが高く評価され2004にはグッドデザイン賞を受賞しています。採用されたフラットライドコンセプトに基づいたFMパッケージは第14回2005年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
フーガは3モデル8グレード設定で新車価格は502万7,000円~723万981円です。ネクステージでは中古車が100万円程で販売されています。
（2021年3月時点での情報です）
（参考：『フーガ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
シルフィ
ミディアムセダン シルフィは2000年登場時はブルーバード シルフィとして販売されました。国際戦略車として開発され世界130カ国で販売されている認知度が高い車種です。2012年現行3代目モデル以降シルフィという車名になり3ナンバーサイズへ進化しています。
2,700mmのホイールベースは変化ありませんが、全幅が広くなったために広い後部座席や居住性の高さが好評で価格以上の快適な乗り心地を味わえる事が魅力です。2015年に内外装をマイナーチェンジしており2019年にも特別仕様車を追加しています。
5グレード設定のシルフィ新車価格は202万9,500円~272万3,600円です。ネクステージでは中古車が約50万円~約100万円となっています。
（2021年3月時点での情報です）
（参考：『シルフィ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
日産が昔販売していたセダンの特徴・中古車相場
これまで長年の間日産セダンは豊富なラインアップを誇っていました。80年代には技術世界一を目指す「901運動」と呼ばれるプロジェクトが発足され、そこから誕生した名車は今もなお愛され続けています。ハンドリングとパワーバランスの良さ・スポーティかつラグジュアリー感漂う日産セダンは走りを楽しみたい人達の心をくすぐっているのでしょう。
ここでは中古車でも手に入りやすい2000年以降に生産された日産セダンの特徴と中古車相場ををご紹介します。
ブルーバードシルフィ
ブルーバードシルフィはブルーバード11代目・シルフィ―初代＆2代目として登場しました。2000年に登場した際の1.8L2WDモデルは当時最高クラスの環境性能でハイブリッドカーを上回るクリーン排ガスとして話題になったことをご存じかもしれません。
初代モデルは40~55歳のミドル世代をターゲットとしていましたが2代目は40代女性をターゲットにしたことも特徴の一つです。2代目モデルは『美しい』『心地よい』『優しい』をアピールポイントとしています。
上質で洗練された広い室内空間や最小回転半径5.3mという取り回しの良さが当時の女性の心を掴みました。ネクステージでは中古車が初代モデル約20万円・2代目モデル約30万円となっています。
（2021年3月時点での情報です）
（参考：『ブルーバードシルフィ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ティアナ
ティアナはセフィーロとローレルの車種統合により『洗練された大人のための高級セダン』として2003年2月に登場しました。モダンリビングの心地よさやおもてなしの心遣いといった日産コンセプトによりこれまでのセダンとはひと味違う価値観を打ち出してきたことが特徴です。
高い室内の静粛性やまるでリビングにいるような贅沢なソファ風シートや助手席オットマン機構は家族や友人を招きたいと思わせるインテリアとなっています。リーズナブルな価格でも話題になりました。2020年7月で国内生産終了しています。ネクステージでは中古車が約60万円~約300万円です。
（2021年3月時点での情報です）
（参考：『ティアナ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ティーダラティオ
サニーの後継車ティーダラティオはティーダの4ドアセダンモデルで2004年10月から2016年まで生産されていました。ゆったりと足を伸ばせる後部座席やラゲッジスペースがクラス最大の広さを誇っていることが特徴です。落ち着いた雰囲気のエクステリア・モダンなインテリア・全車標準の安全装備等もポイントでした。
2010年のモデルチェンジでは燃費性能が向上しています。ネクステージでは中古車が約20万円~約25万円です。
（2021年3月時点での情報です）
（参考：『ティーダラティオ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
日産の国内・輸入セダンをお探しならネクステージにお任せください
現在生産終了したモデルや現行モデルをお得に購入したい場合は中古車での購入を検討することができるでしょう。中古車は新車とは違い一台ごとに車の状態が異なります。ですから良質な中古車を購入するには信頼できる販売店を選ぶ必要があります。
ネクステージでは国産車はもちろん輸入車にも手厚い保証が付いています。無料保証に加え有料版サービスサポートを選択可能です。ネクステージの保証は業界最高水準の保証範囲33機構320項目となっていますので購入後も安心して車を維持していただけます。
まとめ
まだSUVやミニバン等の車両ボディ形状が主流でない時代に登場したセダンの種類は豊富にありました。時代ごとの日産最新技術を搭載したセダンを振り返ることは懐かしいものです。時には懐かしい思い出と共にあえて古いセダンに乗ることもできるでしょう。
ネクステージでは良質な中古車を多数取り揃えています。Webサイトで気に入った全国の車を最寄りのネクステージ店舗で商談・購入することができますので是非お気軽にご相談ください。
