中古車「日産 レパード」の賢い購入方法や探し方を徹底解説!
1980年にセリカの対抗馬として日産から発売された『レパード』。2000年頃までの約20年間販売が続いた日産の高級車は、現在でも非常に人気が高いため、品質の良い中古車を探している方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、日産 レパードのおすすめモデルや特徴などを解説します。また、ライバル車種や中古車価格相場まで紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
※目次※
・日産のレパードはドラマに登場して注目を集めた二代目モデル『F31型』がおすすめ!
・二代目モデル『F31型』はV6の3Lツインカムターボエンジンを搭載!255馬力の高出力を実現!
・レパードなどの流通が少ない中古車は全国展開しているネクステージで探そう!
中古車「日産 レパード」のおすすめモデルは二代目
当時、高級スペシャリティーカーとして売り出されていた日産のレパード。そのなかでも特におすすめなモデルとなるのは、二代目に当たる『F31型』です。
そこでここからは、二代目 日産レパード(F31型)の主な特徴や『なぜ人気が高いのか』その理由について解説します。
レパードはドラマで注目を集めた車種
名俳優たちが出演するドラマにて、主人公たちが使用する車として二代目の日産レパードが採用されました。それまではライバル車種『トヨタ ソアラ』の陰に隠れていたレパードでしたが、これがきっかけとなり一気に注目を浴びることになります。
1988年に発売された二代目レパードの後期型では、V6の3Lツインカムターボエンジンを搭載しており、出力が255馬力を有しています。これは、当時日本で最高の出力を誇ったソアラの230馬力を超える動力性能だったため、人気をさらに後押しした形となりました。
二代目は1986年に登場したF31型
二代目の日産レパードは、1986年に登場したF31型にあたります。なお、当時のF31型グレードはXJシリーズ・XSシリーズ・アルティマシリーズなどが展開されていました。
後期型の『アルティマ V30 ツインカムターボ』では、前述した255馬力の3Lツインカムターボエンジンが搭載されています。一例としてスペックはこちらになります。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,805×1,690×1,370mm |
ホイールベース |
2,615mm |
車両重量 |
1,460kg |
中古車「レパード」の二代目以外のモデル
F30型
1980年、トヨタのクーペ型乗用車『セリカ』の対抗馬として売り出されたのが、初代モデルの『F30型』です。2ドアタイプと4ドアタイプに分かれており、タイプ別に設定されたグレードは以下の通りです。
2ドアハードトップ |
・200X ZGX ・ターボSGX ・ターボZGX ・ターボZGXスーパーエディション ・300ターボグランドエディション |
4ドアハードトップ |
・180GX ・180SGX ・200X SGX ・200X ZGX ・ターボ SGX ・ターボ ZGX ・ターボ ZGXスーパーエディション ・300ターボグランドエディション |
F32型
レパードの3台目に当たる『F32型』のレパードJ.フェリーは、北米向けで展開されていたインフィニティJ30をベースに販売されたモデルです。1992年から発売が開始されましたが、販売が低迷し1996年には生産が終了しています。
なお、当時のグレード展開やボディサイズは以下になります。
ボディサイズ |
4,880mm×1,770mm×1,385mm~1,390mm |
グレード展開 |
・タイプF ・タイプF-e ・タイプL ・タイプL Sパッケージ ・タイプX ・タイプX Sパッケージ |
エンジンはV8とV6の二種類があり、4LはXシリーズ・3LはLシリーズとFシリーズとなっていました。
F33型
1996年に発売が開始された4代目レパードが『F33型』です。Y33系のセドリック&グロリアの兄弟車として売り出されたモデルで、フロントやリヤ周りが若干異なるデザインですが、基本的に見た目はセド・グロそのものです。
なお、主な歴代グレードは以下の通りです。
XJシリーズ |
・XJ ・XJグランスポーツ ・XJ FOUR ・XJ リミテッド ・XJ リミテッド マルチAVシステム仕様 |
XRシリーズ |
・XR ・XRグランスポーツ |
XVシリーズ |
・XV ・XVグランスポーツ ・XV マルチAVシステム仕様 ・XVグランスポーツ マルチAVシステム仕様 ・XV 電動スーパーハイキャス仕様 |
XV-Gシリーズ |
・XV-G ・XV-G マルチAVシステム仕様 ・XV-G 電動スーパーハイキャス仕様 |
中古車「二代目レパード」の特徴
エンジン
初代モデルではソアラの陰に隠れていたレパードですが、F31型からはエンジンも新しくなります。
XJグレードでは、ノンターボの2L V6エンジンを搭載し、NICSを採用したことで低中回転域でのトルク向上を図りました。また、XSグレードでは、2L V6ターボエンジンを搭載し、これまで以上にトルク性能の出力を向上しています。
特筆すべき点は、後期モデルのアルティマグレードに搭載された『3L V6ツインカムターボエンジン』です。255馬力ものトルク性能があり、これは当時では最高峰の動力性能を誇ります。
エクステリア
生産終了後にもドラマなどの影響で人気を博した二台目レパードですが、外観は端正なエクステリアデザインでまとめられています。
『エアフロー・フォルム』と呼ばれるデザインが採用されており、当時で世界トップレベルの空力性能を実現しています。また、8連マルチヘッドランプやダックテールタイプのリアエンドなど、個性的なデザインが多く採用されています。
後期型アルティマグレードでは大型バンパーが採用されたため、2Lグレードと比較して重厚感のある雰囲気に変更されています。なお、アルティマターボでは、サンルーフも標準装備されています。
インテリア
二代目の日産レパードのなかでも後期型モデルは、インテリアに当時の先進装備が多く採用されました。
例えば、角張っていたダッシュボード付近のフォルムも、丸みを帯びた流動系のデザインに一新されています。また、センターコンソールやスイッチ関係のデザインも変更されて、このモデルから一気に近代的なデザインへと変貌を遂げています。
コックピット周りも大幅に変更されており、グラフィカルデジタルメーターからアナログのホワイトメーターへと変更されています。なお、タコメーター周りには、超音波ソナー採用のハイテク装備「スーパーソニックサスペンション」のインジも表示されています。
中古車「レパード」のライバル車種5選
トヨタ ソアラ
トヨタのソアラは、1981年から販売されてきた高級クーペです。レパードのライバル車種として度々注目されてきましたが、新車販売当時は全グレードに直列6気筒エンジンが搭載されていたため、性能の高さからパーソナルクーペの市場を独占した経緯があります。
なお、ソアラの販売はその後も続きましたが、4代目のZ40型が最終モデルとなり、2005年に24年の歴史に幕を閉じました。
(参考:『ソアラ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ プレリュード
ホンダのプレリュードは、1978年にノッチバッククーペとして発売された車種です。80年代に活躍したホンダを代表する乗用車で、2代目モデルではリトラクタブル式ヘッドライトが採用され特別な印象を残しました。
また、3代目モデルでは、当時世界初となる『舵角応動型4輪操舵システム(4WS)』が採用されたことも話題になりました。なお、5世代で約23年間販売が続きましたが、2001年には生産が終了しています。
(参考:『プレリュード(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ スープラ
トヨタのスープラは、1978年から販売されてきたクーペ型乗用車です。なお、スープラは発売当初、北米向け車種として展開していたため、国内では『セリカXX』として売り出されていた経緯もあります。
国内向けに販売しているセリカXXは、1986年に販売が終了してスープラと統合されることになりますが、2002年モデルを最後に生産が終了しました。しかし、生産終了から17年後の2019年に5代目の『DB型』が発売されたため、2022年現在、現行モデルのスープラが発売されています。
(参考:『スープラ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ レジェンド
ホンダのレジェンドは、1985年から販売が開始されたフラッグシップカーです。発売から2年後の1987年には2ドアタイプが発売されるなど、高級車とスポーツカーを掛け合わせたような車種です。
一方、3代目以降のモデルについては、ボディタイプが4ドアセダンに統一されたため、ホンダを代表する高級車としてのイメージも定着しました。しかし、2022年3月に約37年間の歴史に幕を閉じて生産が終了しています。
(参考:『レジェンド(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ ルーチェ
マツダのルーチェは、1966年から発売されたフラッグシップモデルの乗用車です。フロントからリヤまで続く『Aライン』と呼ばれるスタイルは、マツダ独自のテイストが加味されています。
なお、1986年に発売された5代目では、V6エンジンを搭載して高級サルーンとしてモデルチェンジが行われています。この5代目モデルを最後にして、1995年に29年の歴史に幕を閉じました。
(参考:『ルーチェ(マツダ)の中古車一覧 |新車・中古車の【ネクステージ】』)
レパードの中古車価格相場
ネクステージで販売されているレパードの中古車価格相場になりますが、2022年8月現在、希少性の高い車種のため在庫がない状態です。レパードの場合、状態によって大きく価格差が異なってきます。
当時の新車価格は200万から400万前後でしたが、プレミア価格の付いているモデルは同等の価格帯になるケースも多い傾向にあります。非常に流通量が限られている車種になるので、こまめに在庫状況をチェックしましょう。
まとめ
日産のレパードは、昭和を代表する名車のひとつです。その他にも、ソアラやプレリュード、スープラなどの名車も人気が高く、中古市場に流通してもすぐに売れてしまう傾向にあります。
ネクステージは全国200店舗以上を展開しており、こだわりの品質で取り揃えた中古車をご用意しています。Webサイトから気軽に取り扱い中の車両を確認できるため、流通が少ない車種を探す際はぜひネクステージをご利用ください。