スバル シフォンの特徴とは?ダイハツ タントやライバル車と比較!
スバル シフォンは、ダイハツ タントのOEM車として販売されている車種です。2021年9月にはマイナーチェンジが実施され、さらに利便性が高まりました。「スバル シフォンの特徴を知りたい」と考えている方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、シフォンの購入を検討している方に向けて、車種の特徴やライバル車との比較を解説します。2022年10月時点の中古車相場など、役立つ情報もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
4.中古車ならスバル シフォンと同価格で人気輸入車も狙える!
・スバル シフォンは2016年にタントのOEM車としてデビュー。現行モデルは2代目!
・スバル シフォンには「ホンダ N-BOX」や「スズキ アルトラパン」などライバル車が豊富!
・スバル シフォンなどの軽自動車をお得に手に入れたい場合は中古車を検討してみよう。ネクステージなら幅広い在庫からお気に入りの1台が選べる!
スバル シフォンの特徴
スバル シフォンは現行で2代目のモデルです。まずは初代の特徴や2代目への改良点をこの項目で確認しましょう。
シフォンはダイハツ タントと類似した外観です。これはシフォンの製造・販売の背景が起因しています。スバルの軽自動車の生産状況も合わせて紹介しますので、参考にしてください。
シフォンとは?
スバル シフォンは「ルクラ」の販売終了以降、販売された軽スーパーハイトワゴンです。ダイハツ タントのOEM車として販売されています。
OEM車とは、別のメーカーが製造した車を納入し販売しているモデルです。そのためシフォンは、大開口のミラクルオープンドアなどエンブレム以外の要素がタントと完全に共通しています。
初代は2016年販売
初代シフォンは2016年12月、3代目タント・タントカスタムのOEMH車として販売を開始しました。
親しみやすいデザインで、手動で半ドアの位置まで閉めると自動的に全閉する「イージークローザー(左右)」や、ドアスイッチ操作だけで解錠とオープンを同時に行う「パワースライドドア(ワンタッチオープン機能付)」など、機能的な装備を多数搭載しています。
グレード構成は主に5種類で、駆動方式はFFと4WDを選択可能です。2017年12月の改良では「パノラミックビューモニター」の採用などでさらに装備が充実し、2018年12月には特別仕様車も販売しています。
(参考:『シフォン(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
現行(2代目)は2019年に改良済み
現行の2代目シフォンは2019年に誕生しています。直近では2021年9月に改良され、先進運転システムを充実させました。
Lスマートアシストを除く全グレードに「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」「レーンキープコントロール」「コーナリングトレースアシスト」を標準またはオプションで装備しています。
ボディカラーも「ターコイズブルーマイカメタリック」と「プラムブラウンクリスタル・マイカ」の2色を追加しました。
(参考:『シフォン(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2021年9月にマイナーチェンジ
スバル シフォンは、2021年9月にマイナーチェンジが行われています。特に注目されたのが、「電動パーキングブレーキ」や「オートブレーキホールド」の採用です。これにより、全体的な利便性が大幅に向上しました。
また「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール」と「レーンキープコントロール」をほぼ全車(Lスマートアシスト以外)に拡大したのも大きいでしょう。さらにシフォン カスタムでのみ選択可能だった色の適用範囲が増え、カラーバリエーションが広がっています。
現行モデルの基本スペック
現行モデルの基本スペックは、以下の通りです(括弧内は、4WDの数値です)
車種 |
シフォン |
シフォンカスタム |
||
グレード |
L |
G |
R |
RS |
全長×全幅×全高 |
3,395mm×1,475mm×1,755mm(1,775mm) |
|||
ホイールベース |
2,460mm |
|||
燃費(WLTCモード) |
26.4(25.1)km/L |
24.3km/L |
||
エンジン |
直列3気筒 DOHC 12バルブ |
直列3気筒 DOHC 12バルブ インタークーラーターボ
|
||
総排気量 |
658cc |
|||
最高出力 |
38kW〔52PS〕/6900rpm |
47kW〔64PS〕/6400rpm |
||
最大トルク |
60N・m〔6.1kgf・m〕/3600rpm |
100N・m(10.2kgf・m)/3600rpm |
スバルに自社生産の軽自動車はある?
スバルは現在、軽自動車を自社生産していません。スバルが自社生産した軽自動車は2011年に販売終了したステラが最後です。スバルはシフォンだけでなく、現行ステラやプレオなどもダイハツからOEM供給を受けて販売しています。
現在の軽自動車を自社生産しているメーカーは「ダイハツ」「スズキ」「ホンダ」「三菱」の4社のみです。
スバル シフォンとダイハツ タントを徹底比較
スバル シフォンとダイハツ タントはエンジンや装備は共通しています。それではグレード構成や新車価格、ボディカラーに違いはあるのでしょうか。以下からいくつかの項目で、両者を比較しましたので参考にしてください。
(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
シフォンのグレード一覧と新車価格
シフォン、シフォンカスタムのグレードごとの新車価格は以下のとおりです。同じグレードでも駆動方式で価格が異なります。
グレード |
新車価格 |
L |
138万6,000円~151万2,500円 |
G |
156万2,000円~168万3,000円 |
R |
180万4,000円~192万5,000円 |
RS |
189万2,000円~201万3,000円 |
(2022年10月時点の情報です)
タントのグレード一覧と新車価格
以下、タントのグレードごとの新車価格一覧です。「Gスマートアシスト」と「X」のようにシフォンとタントで装備内容の共通したグレードがあります。この場合、両者の新車価格も同一です。
グレード |
新車価格 |
L |
138万6,000円~151万2,500円 |
X |
154万円~166万1,000円 |
Xターボ |
165万円~177万1,000円 |
カスタムX |
178万2,000円~190万3,000円 |
カスタムRS |
187万円~199万1,000円 |
(2022年10月時点の情報です)
ボディカラーのラインアップ
ボディカラーはタントのほうが豊富です。以下に共通カラーとタントのみ設定されているカラーラインアップをまとめました。(カスタムは別のラインアップです)
それぞれ無償カラーと有償カラーがあります。無償カラーはタントが7色、シフォンは5色で、いずれもツートーンカラーは有償です。
シフォン |
・シャイニングホワイトパール ・ブライトシルバーメタリック ・ブラックマイカメタリック ・サンドベージュメタリック ・ファイアークォーツレッドメタリック ・プラムブラウンクリスタルマイカ ・レーザーブルークリスタルシャイン ・ホワイト/サンドベージュメタリック |
タント |
・シャイニングホワイトパール ・ブラックマイカメタリック ・クロムグレーメタリック ・クールバイオレットクリスタルシャイン ・ターコイズブルーマイカメタリック ・ブラックマイカメタリック/シャイニングホワイトパール ・ブラックマイカメタリック/ファイアークォーツレッドメタリック |
(2022年10月時点の情報です)
中古車相場と流通量
シフォンの中古車相場は99万9,000~143万9,000円、タントの中古車相場は14万9,000~200万円4,000円です。タントはシフォンよりも歴史が長いため、幅広い年式・価格帯の商品が流通しています。一方のシフォンは、流通量自体が少なく年式も新しいため、タントよりも相場が高めです。
(2022年10月時点での情報です)
(参考:『シフォン(スバル)の中古車一覧』)
(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧』)
スバル シフォンのライバル車種5選!
シフォンやタント以外にも魅力的な軽自動車が販売されています。選択肢を広げて購入車種を決めたい方もいるでしょう。ここでシフォンのライバル車種を5つご紹介します。シフォンの特徴と比較しながら参考にしてください。
ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOXは国内トップの人気軽自動車です。N-BOXシリーズは2011年12月~2021年11月の10年間で国内新車販売台数No.1を達成しています。
人気の理由は軽最大級の広い室内空間です。シフォンよりも全高が高く設計されているため、室内の頭上スペースには余裕があります。新車価格は144万8,700円~206万8,000円、中古車相場は39万8,000~189万9,000円です。
(2022年10月時点の情報です)
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ N-WGN
ホンダ N-WGNは、丸目のヘッドライトや柔らかいフォルムを特徴としたかわいらしいデザインです。上下2段に積み分けられる荷室や乗り降りしやすいフロア位置、前後・上下に位置を調節できるハンドルなど、使い勝手に優れています。
新車価格は129万8,000円~188万2,100円、中古車相場は39万7,000円~145万7,000円です。
(2022年10月時点の情報です)
(参考:『N-WGN(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ アルトラパン
スズキ アルトラパンもまた、かわいらしい外観の軽自動車です。コンパクトな四角い造形の中に、ヘッドライトやサイドミラーなど丸いディテールを取り入れています。「花」をイメージしたデザインのタイヤホイールも魅力です。
WLTCモードで26.2km/Lと燃費性能も高いため、維持費も抑えられます。新車価格は125万1,800円~164万1,200円、中古車相場は14万9,000円~159万7,000円です。
(2022年10月時点の情報です)
(参考:『アルトラパン(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ ムーヴ
ダイハツのムーヴは、スタイリッシュで落ち着いたデザインの軽ハイトワゴンです。 全高が低い分、室内の広さはシフォンが優れていますが、軽量なボディで軽快な走りを楽しめます。振動を適度に逃がす「軽量高剛性ボディ」や路面からの振動を吸収する「Dサスペンション」により、高い静粛性と安定性も実現しました。
WLTCモードで26.2km/Lと燃費性能も高いため、維持費も抑えられます。新車価格は125万1,800円~164万1,200円、中古車相場は14万9,000円~159万7,000円です。
(2022年10月時点の情報です)
(参考:『ムーヴ(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 ルークス
日産 ルークスは、堂々とした躍動感のあるデザインが特徴です。N-BOXなどと同じ軽スーパーハイトワゴンであるため室内高が大きく、軽としては最大級のスペースを確保しています。
先進のドライブサポート技術「プロパイロット」を搭載しているため、高速道路や渋滞などのロングドライブも少ない負担で快適に運転できるでしょう。新車価格は146万3,000円~216万3,700円、中古車相場は25万9,000~219万9,000円です。
(2022年10月時点の情報です)
(参考: 『ルークス(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
中古車ならスバル シフォンと同価格で人気輸入車も狙える!
軽自動車を購入しようと考えている方は、予算的に輸入車は選択肢に入っていないかもしれません。しかし中古車であればシフォンと同価格で輸入車を購入可能です。ここではコンパクトサイズで、比較的手が届きやすい価格帯の人気輸入車をいくつか紹介します。
ルノー トゥインゴ
ルノー トゥインゴは、パリで生まれた先進的で美しいデザインのコンパクトカーです。0.9Lターボエンジンと電子制御6速オートマティックの組み合わせにより、クラスを超えたパワフルな走りを楽しめます。一見2ドアのように見えますが、リアハンドルがサッシュに隠された5ドア仕様のため、複数人での利用も可能です。
新車価格は225万円~254万円、中古車相場は99万8,000円~199万9,000円で流通しています。
(2022年10月時点の情報です)
(参考:『トゥインゴ(ルノー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フォルクスワーゲン ポロ
フォルクスワーゲン ポロはティグアンやアルテオンの流れを汲む新世代デザインを採用したコンパクトカーです。低重心、ワイド&ローなスタイルでスポーティな印象を際立たせています。
パワーユニットには、低回転域から高トルクを発生させる「1.5L TSI®︎Evoエンジン」と軽量化と効率を突き詰めた「1.0L TSI®︎エンジン」の2種類です。軽量なボディと相まって軽快な走りを楽しめます。新車価格は257万2,000円~329万9,000円、中古車相場は69万7,000円~205万9,000円です。
(2022年10月時点の情報です)
(参考:『ポロ(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フィアット 500
フィアット 500はボディラインからヘッドライト、フォグランプ、室内のメーターやスイッチ類まで、丸みを意識したかわいらしいデザインが魅力です。
パワーユニットには、低回転域でスムーズな加速と安定した走行を実現する「1.2Lエンジン」と、ターボ加速による躍動感とエコ性能を両立した「ツインエアエンジン」を用意しています。新車価格は255万円~324万円、中古車相場は65万9,000円~247万9,000円です。
(2022年10月時点の情報です)
(参考:『500(フィアット)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スバル シフォンや輸入車をお探しならネクステージへ!
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まとめ
スバル シフォンは、シフォン カスタムと合わせて、高い機能性を備えている車として知られています。その一方で、シフォン以外の魅力的な軽自動車も多く、車選びに迷ってしまう方も多いでしょう。
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