ハリアーのサイズは新旧でどう変わった？ライバル車のサイズとも比較！

トヨタのハリアー（HARRIER）は2020年の6月にフルモデルチェンジされ、売れ行きも好調のSUV車です。走行性能が向上し、外観と内装がより高級感溢れるものになりました。また、先代とはサイズが異なるため使い勝手にも多少の変化があります。

 

性能はもちろんですが、サイズによる使い勝手の良さも車選びでは重要なポイントです。そのため、新ハリアーの具体的なサイズが気になる方も多いのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、新型ハリアーのサイズを先代モデル、ライバル車それぞれで比較していきたいと思います。ぜひ当記事の内容を、車選びの参考にしてみてください。

 

※目次※

1. ハリアーのサイズを新旧で比較！

2. 新型ハリアーはリアシートがパワーアップ

3. 新型ハリアーのライバル車とサイズ比較

4. 新型ハリアーのスペックと性能

5. ハリアーを中古車で買うなら？中古車相場と注意点

6. まとめ

 

 

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ハリアーのサイズを新旧で比較！

車のサイズは、車選びの上で重要なポイントのひとつです。小さすぎるとあまり荷物が積めず使い勝手が良くないですし、大きすぎても運転しづらく快適な走行ができません。

 

SUV車は車体サイズが大きいものも多いため、新型ハリアーのサイズ感が気になる方も多いかと思います。この項目ではまず、ハリアーのサイズを新旧で比較しました。旧ハリアーと比較し、車内空間をイメージしてみましょう。

 

新型（4代目）ハリアーのサイズ

まずは新型の4代目ハリアーから見ていきましょう。以下の表で、新型ハリアーのサイズ感をご確認ください。4代目ハリアーにはガソリン車とハイブリッド車、またFF（2WD）と4WDがそれぞれ用意されていますが、それらによるサイズの違いはありません。

 

グレードによるサイズ違いもないため、サイズでグレードを選ぶといったことはないでしょう。

（2020年12月時点の情報です）

（参考： 『ハリアー（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

旧型（3代目）ハリアーのサイズ

以下の表が、3代目ハリアーのサイズです。3代目の場合、車体と室内サイズは全車で統一されていますが、トレッドや地上高に違いが出てきます。

 

また、室内高はスライド電動ムーンルーフを搭載した車だと1180mmになるので、中古で3代目の購入を検討している方はこの点にご注意ください。

（2020年12月時点の情報です）

（参考： 『ハリアー（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

新型は全長と全幅は拡大、全高がダウン

4代目ハリアーは、先代モデルに比べると全体的にサイズアップしていることが分かります。全長は15mm、全幅は20mmアップしており、サイズ感は2代目ハリアーに近いものになりました。

 

大きいサイズではありますが運転しづらいという訳ではなく、思ったよりも走りやすいサイズ感となっています。小回りも利くので、運転のしやすさは問題ないでしょう。

 

新型は室内が小さくなった

車体サイズはアップしているものの、4代目ハリアーは先代モデルよりも室内が小さめです。室内長が85mmダウンしており、ラゲッジルーム（荷室）の容量も若干小さくなっています。

 

しかし、室内幅はアップしているのと室内高がそこまで小さくなっていないため、使い勝手が悪くなっているといった印象はありません。収納スペースが十分に確保されており、9.5インチのゴルフバッグも3つは積める広さとなっています。

 

デッキボックスなどの収納スペースも確保されているため、荷物の持ち運び面でも新型ハリアーは十分活躍できるでしょう。ただし、4代目ハリアーは荷室容量に重点を置いていないので、そこに物足りなさを感じる方は少なからず居るかもしれません。

 

新型ハリアーはSUVからクーペに近づいた

ハリアーはSUV車ではあるものの、4代目はSUV車から『クーぺ』に近づいたと言われています。これまでハリアーはRAV4とキャラクター性が被っており、ライバル車として競っていました。そのRAV4と差別化を図るため、4代目ハリアーは方向性を変えたのでしょう。

 

スタイリッシュなシルエットや高級サルーンを彷彿とさせる室内空間は、ハリアーの新たな魅力として好評です。

 

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新型ハリアーはリアシートがパワーアップ

4代目ハリアーはサイズアップしただけでなく、リアシートもパワーアップしたと高い評価を得ています。リアシートの質や装備の内容は、快適な走行を求める方には重要なポイントになるでしょう。

 

この項目では、新型ハリアーのリヤシートや快適装備の情報をまとめました。以下の内容もぜひ、車選びの参考にしてください。

 

乗り心地がアップ

3代目ハリアーも乗り心地は抜群と好評でしたが、新型ハリアーはさらに快適性が向上したと言われています。新型ハリアーのリアシートは先代よりも低重心になっており、走行中の揺れを軽減してくれるため車酔いも減るでしょう。

 

また、3代目にはハイブリッド車にしか搭載されていなかった『ばね上制振制御』が、4代目では全車装備となりました。この装備は、路面状況に合わせてモーターのトルクを制御してくれるというものです。

 

この装備により、なめらかかつフラットな乗り心地を堪能することができます。走行中の乗り心地を重視する方には、メリットが高いと言えるでしょう。

 

快適装備

リアシートの質以外にも、新型ハリアーには嬉しい快適装備が多々搭載されています。まず注目したいのは、騒音を軽減してくれる装備です。

 

高遮音ガラスを採用するほか、吸遮音材、制振材をより効果的な箇所に配置してくれているため、車の振動や騒音が車内に響きづらくなっています。ほかにもリアセンターアムレストやリア専用のUSBコネクタといった装備も搭載されており、利便性が高いと好評です。

 

特にUSBコネクタは、現代では誰もが持つスマートフォンを充電できるため嬉しい設計かと思います。

 

多彩なシートアレンジは健在

リアシートの独立スライド仕様は、先代モデル同様です。後席は6：4分割式を採用しており、それぞれをたたむことができます。荷室には重点を置いていないハリアーでも、シートアレンジ次第では室内空間をフルに活用してラゲッジルームの容量を増やせるでしょう。

 

リアシートの片側だけをフォールダウンさせれば人が乗ったままでもラゲッジルームの容量を拡張することができますし、両側をフォールダウンさせれば半分以上のスペースを荷室として活用することができます。

 

載せる荷物に合わせてシートをアレンジすることができるので、使い勝手は非常に良いと言えるでしょう。

 

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※価格は支払総額

新型ハリアーのライバル車とサイズ比較

ハリアーにはいくつかライバル車と呼ばれる車が存在します。この項目では、新型ハリアーとライバル車のサイズをそれぞれ比較してみました。ライバル車として挙げるのは、同じトヨタから販売されている『RAV4』とレクサスの『NX』です。

 

これらのSUV車も購入候補に入れているという方は、ぜひ以下の内容を参考にしてみてください。

 

RAV4（トヨタ）

RAV4は、ハリアー同様人気のSUV車です。プレミアムSUVに該当し、ハリアーよりも『SUVらしさ』はあると言えます。デザイン性などの面を見ると、ハリアーとはコンセプトが異なるのが分かるでしょう。

 

乗り心地や走りの質も良いと今でも好評の車です。サイズ感はハリアーよりも全長が小さめで、全高がやや高いことが以下の表を見ると分かります。

（2020年12月時点の情報です）

（参考： 『RAV4（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

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※価格は支払総額

 

NX（レクサス）

NXは、レクサスのクロスオーバーSUVに該当します。ハリアーとは兄弟関係にあり、こちらも根強い人気がある車です。NXも使用している素材の質が良く、ハリアーよりもスポーティな印象を受けるものの、高級感も感じられます。

 

サイズ感は以下の表を見ると全体的にNXの方が小さく、ラゲッジルームもハリアーの方が僅かに余裕のある造りです。

（2020年12月時点の情報です）

（参考： 『NX（レクサス）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

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新型ハリアーのスペックと性能

4代目ハリアーはサイズ感以外にも、メリットと言えるポイントが多々存在します。車を選ぶ際、スペックを見て判断したいという方も多いでしょう。この項目では、新型ハリアーのスペックと性能に関する情報をまとめました。

 

サイズ感以外のメリットを以下の内容で確認し、ぜひ車購入の参考にしてみてください。

 

プラットフォーム

4代目ハリアーのプラットフォームは、新MCプラットフォームから最新のTNGAプラットフォーム、GA-Kに変更されました。

 

プラットフォームとは車の『基本構成部分』に該当するもので、近年ではコスト削減を図るため、ひとつのプラットフォームから車を展開していくことがほとんどです。このGA-KはRAV4やレクサスESなどの車にも採用されています。

 

パワートレイン

4代目ハリアーはターボ車が廃止され、現在用意されているパワートレインは2.5L直４＋THSII（ハイブリッド）と2.0L直４＋ダイレクトシフトCVTの2種類です。また、4代目にはハイブリッド車にもFF（2WD）が追加されました。

 

どちらも最新のダイナミックフォースエンジンになっており、燃費性能以外のパフォーマンスも向上しています。最大熱効率は40％とトップレベルの数値です。

 

安全装備

4代目ハリアーには、次世代Toyota Safety Senseやデジタルインナーミラーなどの安全装備が搭載されています。『Toyota Safety Sense』はペダルの踏み間違い防止や運転支援機能が備わっており、高齢ユーザーの運転もしっかりとサポートしてくれるシステムです。

 

追突事故防止のミリ波レーダーや、歩行者との衝突防止になる単眼カメラといった機能が搭載されています。

 

『デジタルインナーミラー』は、走行中の様子を前後方向で録画できるシステムです。この機能は主要グレード全搭載となっています。近年では煽り運転が増えてきたため、このようなシステムが備わっているだけでも安心感は増すでしょう。

 

快適装備

USBコネクタなどの装備以外にも、新型ハリアーには快適性を向上させる嬉しい装備が多々あります。トヨタのコネクティッドサービスを利用できる『T-Connect』もそのひとつです。

 

プランによって料金が異なりますが、役立つ情報やサービスを提供してくれるので利用してみると良いでしょう。ほかにも高音質のJBLスピーカーで音楽を楽しめ、停電などの非常時に役立つアクセサリーコンセントといった便利機能も存在します。

 

ワイヤレスの『置くだけ充電』といった機能も好評で、これらの装備を活用すれば長距離の運転でも快適に過ごせるでしょう。気になる方はぜひ一度公式サイトで装備内容をご確認ください。

 

基本スペック

新型ハリアーは、ガソリン車とハイブリッド車でスペックに違いが出てくるのでそれぞれ確認しておきましょう。以下の表が、ガソリン車の基本スペックです。

（2020年12月時点の情報です）

 

続いて、以下の表がハイブリッド車の基本スペックとなります。ガソリン車との違いを比較してみましょう。

（2020年12月時点の情報です）

 

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ハリアーを中古車で買うなら？中古車相場と注意点

ハリアーはスタイリッシュで走行性能も良いものの、SUV車ということもあり価格は高めです。なかなか手が出せないという方も少なくないと思いますが、中古車であれば初期費用を抑えて性能の良いハリアーを購入できるでしょう。

 

この項目では、ハリアーの中古車相場や購入時の注意点をまとめました。ぜひ中古車購入の参考にしてください。

 

4代目ハリアーの中古車相場

グレードや駆動方式にもよりますが、2020年12月の時点だと『約270万円~500万円』程度が相場となります。グレードや駆動方式によっても価格は変動しますが、4代目は最新モデルということもあって相場はまだ高めです。

 

もし中古車で4代目ハリアーを購入するのであれば、ガソリン、ハイブリッド車共に『ZレザーパッケージCVT』が流通量も多いのでおすすめできます。

 

3代目ハリアーの中古車相場

3代目ハリアーはグレードだけでなく、年式によっても相場が変動します。そのため価格幅は広く、2020年12月の時点だと相場は『約160万~400万』程度です。

 

3代目にはターボ車があり、2.0 ターボプレミアム ATや2.0 ターボエレガンス GR スポーツ4WD CTVなどの種類が人気を集めています。ハリアーのターボ車を狙いたい方は、中古車で3代目ハリアーを探してみると良いでしょう。

 

燃費は走行距離に関係する？

中古車を選ぶとき、燃費性能の劣化を心配する方も少なくありません。しかし、燃費性能は経年劣化よりも購入後の使い方、運転の仕方で左右されるものです。

 

部品劣化も確かに燃費性能を悪くする原因のひとつではありますが、しっかりと整備されている中古車であれば心配する必要はありません。燃費性能を気にする場合は、アクセルの踏み方や荷物の積み方といった車の使い方に気を配ることをおすすめします。

 

ただし、スポーツカーの場合は年数の割に走行距離が長いものに注意しましょう。無理な走り方をしていた可能性があるので、普通の車よりも中古車選びは慎重に行うのが懸命です。

 

中古車は壊れやすい？

中古車は新車よりも故障のリスクが高いと思われがちですが、選び方次第では長く乗り続けられるものも存在します。しかし、壊れやすい車があることも事実です。そのため、中古車選びでは壊れにくいものを選ぶため、ポイントを押さえる必要があるでしょう。

 

中古車選びのポイントとなるのは、走行距離と修復履歴、そして保証の3つです。走行距離は約10kmを目安に、短すぎず長すぎないものを選びましょう。修復履歴はないもの、あった場合は履歴を確認し、購入後に故障リスクが低いものを選びます。

 

保証に関してはお店選びになりますが、買う場所によって保証期間や保証対象部位が異なるので、中古車購入ではとても重要なポイントです。複数店舗の保証内容を比較し、手厚い保証内容のお店を選ぶと良いでしょう。

 

中古車の維持費について

2019年の10月1日以降に新車登録した車は、税金に引き下げが適用されます。そのため、2020年に登場した4代目ハリアーは新しい税金が適用され、安くなるでしょう。しかし、3代目ハリアーの場合は新しい年式のものでないと、税金は以前のものが適用されます。

 

少しでも維持費の負担を軽減させたいという方は、税金の違いも念頭に置いておきましょう。また、環境性能割は中古車であっても適用されます。こちらも車選びのポイントとして意識してみてください。

 

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まとめ

新型ハリアーは先代よりもサイズアップしたものの、乗りやすいサイズ感に収まっている車です。快適装備が多く搭載され、使い勝手は増したと言っても良いでしょう。

 

2020年12月の時点で中古車市場に出回っているので、少しでも費用を抑えたい方は中古車購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

『ネクステージ』でも先代だけでなく新型ハリアーを取り扱っておりますので、購入を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。お客さまに合った1台を見つけられるよう、スタッフ一丸となってサポートさせていただきます。

 

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