ハイエースとキャラバンの違いを各項目ごとに比較!中古車情報も紹介
トヨタのハイエースと、日産のキャラバンは、日本の大型ワンボックスカーの二大巨頭です。しばしば比較される両者ですが、具体的にどこが違うのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
ハイエースとキャラバンの違いを整理しておけば、後悔のない車選びができるようになるでしょう。そこで今回の記事では、ハイエースとキャラバンに関心を持っている方に向けて、それぞれの特徴や魅力を解説します。
※目次※
6.ハイエースとキャラバンの中古車を比較するならネクステージ
・ハイエースはネームバリューの高さが魅力。キャラバンに比べて小回りが利きやすく価格も若干安め!
・キャラバンはマイナーチェンジを通して性能が向上している。特に安全性能の高さが魅力的!
・ハイエースとキャラバンの購入を検討している方はネクステージまで。幅広い在庫からお気に入りの1台が選べる!
ハイエースとキャラバンの違いを比較
この記事を読んでいる人の中には、ハイエースとキャラバンの違いが気になっている方も多いでしょう。
ここでは、ハイエースとキャラバンの比較をしながら、両者の特徴を解説します。「荷室の広さ」「エンジン性能・燃費性能」「シートアレンジ」「操作性」「安全装備」の5つを比較しますので、気になる方はぜひチェックしてください。
荷室の広さ
荷室の広さは、バンタイプの車を使っていくうえでとても重要な項目です。ハイエースとキャラバン、それぞれの荷室の広さは、以下の表のようになっています。
車種 |
荷室の広さ |
ハイエース(スーパーGL) |
荷室長3,000mm×荷室幅1,520mm×荷室高1,320mm |
キャラバン |
荷室長3,050mm×荷室幅1,520mm×荷室高1,325mm |
荷室の広さに関しては、わずかではありますが、キャラバンの方が優れています。
エンジン性能・燃費性能
エンジン性能や燃費性能が気になっている方も多いでしょう。特に昨今は、燃費性能が重視される傾向にあります。ハイエースとキャラバン、それぞれのエンジン性能・燃費性能は以下の通りです(いずれもエントリーモデルの比較であり、燃費はWLTCモード表記)。
【ガソリン】
|
ハイエース |
キャラバン |
エンジン種類 |
直列4気筒 |
直列4気筒 |
使用燃料 |
無鉛レギュラーガソリン |
無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 |
1,998cc |
1,998cc |
最高出力 |
100kW(136PS)/5,000rpm |
96kW(130PS)/5600rpm |
最大トルク |
182N・m(18.6kgf・m)/4,000rpm |
178N・m(18.1kgf・m)/4400rpm |
燃費性能 |
9.2km/L |
8.5 km/L |
【ディーゼル】
|
ハイエース |
キャラバン |
エンジン種類 |
直列4気筒 |
直列4気筒 |
使用燃料 |
軽油 |
軽油 |
総排気量 |
2,754cc |
2,439cc |
最高出力 |
111kW(151PS)/3,600rpm |
97kW(132PS)/3250rpm |
最大トルク |
300N・m(30.6kgf・m)/1,000~3,400rpm |
370N・m(37.7kgf・m)/2000rpm |
燃費性能 |
12.4km/L |
11.3 km/L |
シートアレンジ
シートアレンジが多彩であればあるほど、さまざまなシチュエーションに対応できるようになります。ハイエースのスーパーGLであれば、フロントフラットやオールフラットに対応しているため、ビジネス・プライベート問わず幅広く活用可能です。
キャラバンもシートアレンジが多彩です。例えばセカンドシートを収納すれば、約3mの長さを持つボードなどを載せられます。セカンドシートの片方を倒すことによって、3人乗車しつつ、荷物を積むといった使い方も可能です。
操作性
操作性のよし悪しは、小回りが利くかどうかで変わってきます。そしてこの小回りに大きな影響を与えるのが、最小回転半径の数値です。ハイエースの最小回転半径は、5.0m~6.1mとなっています。一方、キャラバンの最小回転半径は、5.2m~5.9mです。
最小回転半径は、5.0m以下であれば、小回りの利く車として評価されます。一方で、5.5mを超えてしまうと、不便に感じる人が多いようです。両者の最小回転半径を比べてみると、ハイエースの方がやや操作性に優れていると言えます。
安全装備
ハイエースは、安全性能にも優れています。例えばプリクラッシュセーフティは、衝突の可能性を事前に察知し、ドライバーに警告してくれます。車両を俯瞰した映像を表示できる、パノラミックビューモニターも魅力的です。
キャラバンも衝突回避アシスト機能の他、全方位運転支援システムが備わっており、前方・側方・後方すべての安全運転をアシストしてくれます。踏み間違い衝突防止アシストなど、トラブルを未然に防ぐ機能が充実しているのも大きなポイントです。
ハイエースとキャラバンの魅力を比較
ハイエースとキャラバンは、それぞれ異なる魅力を持っています。例えばハイエースは、圧倒的なネームバリューを持っており、高い信頼性を持っているのが特徴です。
キャラバンもマイナーチェンジによって魅力が高まっているため、モデルチェンジ情報を整理しておくのも重要です。ここでは、ハイエースとキャラバンそれぞれの魅力について解説します。
ネームバリューと信頼性が高い
カテゴリー的に被る面も多く、比較されることが多いトヨタ・ハイエースと日産・キャラバンですが、ネームバリューはハイエースに軍配が上がります。高い知名度を得られたのは、トヨタは1950年代という早期から海外進出を開始したことが理由のひとつです。
世界最大のブランディング会社Interbrandが発表した「Best Global Brands2021」の自動車部門では、トヨタが世界1位を獲得しています。ネームバリューの高さを裏付ける結果です。また、トヨタ車は日本国内でも大きなシェアを誇り、その中でもハイエースは社用車仕様のタイプなどもあるため特に人気を集めているといえるでしょう。
豊富なカスタムパーツ
利点のひとつとして、ハイエースはカスタムパーツが豊富であることも挙げられます。内装も外装も、バリエーションが豊富です。デザイン性を高めるパーツだけでなく、フットレストなど乗り心地を高めるパーツも選べます。
カスタマイズで自分仕様の1台を作れるのは、トヨタ・ハイエースが誇る魅力です。どのようなカスタムパーツがあるのか、車探しと並行して探す楽しみもあるでしょう。
キャラバンは2021年・2022年のマイナーチェンジで魅力向上
キャラバンは、2021年にガソリン車をマイナーチェンジしました。フロントデザインの変更や新しいボディカラーの追加、安全性能の大幅強化など、ユーザーにとって魅力的な内容となっています。
また2022年には、ディーゼル車のマイナーチェンジが実施されました。エクステリアデザインは、より存在感のあるスタイルになっています。また「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」などの先進安全技術が搭載され、高い安全性能を実現しました。
ハイエースとキャラバンのサイズを比較
ハイエースとNV350キャラバンのサイズを比較します。両車の人気タイプ「ハイエース バン」と「キャラバン バン」のサイズをまとめました。
|
ハイエース バン(スーパーGL ロング) |
キャラバン バン(ロングボディ) |
全長 |
4,695mm |
4,695mm |
全幅 |
1,695mm |
1,695mm |
全高 |
1,980mm |
1,990mm |
荷室長(全体/2列目使用時) |
3,000mm/1,855mm |
3,050mm/1,960mm |
荷室幅 |
1,520mm |
1,520mm |
荷室高 |
1,320mm |
1,325mm |
車全体のサイズはほぼ変わらないことがわかります。荷室の広さでは若干キャラバン バンに軍配が上がりますが、その差はわずかです。
ハイエースとキャラバンの価格を比較
車体サイズ・荷室サイズ・走り・安全性能に関しては、ハイエースとNV350キャラバンに大きな違いはありません。ここではそれぞれの価格に注目してみましょう。買取査定価格の相場やコストパフォーマンスも併せて紹介します。
新車販売価格について
それぞれの人気タイプの新車販売価格を下記の表にまとめました。近い条件のタイプで新車価格を比べると、新車販売価格はハイエースのほうが安くなります(2022年7月時点)。
ハイエースDX(2WD・ガソリン) ルートバン/標準フロア/3人乗り/4ドア |
239万2,100円~
|
キャラバン バン DX(2WD・ガソリン) ロングボディ/標準幅/6人乗り/4ドア/5AT |
242万6,600円~ |
売却時に値崩れしにくいのはハイエース
車を購入するときにチェックしておきたい項目は、購入価格だけではありません。日本で役目を終えたときにどの程度の金額で買い取ってもらえるのかにも注目しましょう。
高値買取の期待ができるのは、トヨタ ハイエースです。海外でも人気が高く、中古車取引価格も高い傾向にあります。安定して買い手が見つかるため、市場価値が下がりにくいといえるでしょう。
短いスパンで買い替えの検討をする予定があったり、買取金額を買い替え時の資金の足しにしたりする場合は、考慮に入れておくのがおすすめです。
コストパフォーマンスで検討するのがおすすめ
新車販売価格と売却価格を合わせて考えると、コストパフォーマンスはハイエースのほうがお得感が強いといえるでしょう。国内外で人気が高いハイエースは、高い売却価格が期待できます。売却額の差で新車販売価格の差を埋められる場合も多くあるでしょう。
ハイエースとキャラバンの中古車情報
ハイエースやキャラバンは、中古車のチェックもおすすめです。どちらも人気車種であるため、多くの選択肢からお気に入りの1台を探せます。この項目では、それぞれの中古車の価格とラインアップを確認してみましょう。
ハイエースの中古車価格とラインアップ
中古車専門販売のネクステージの在庫から、ハイエースの年式・装備・価格帯を紹介します。(2022年7月現在)
年式 |
2017年式~2022年式(登録済未使用車含む) |
オプション |
両側電動ドア/スマートキー/衝突被害軽減システム/LEDヘッドライト/ターボ /バックカメラなど |
価格帯 |
199万9,000円~405万9,000円 |
登録済未使用車も多いため、新車の購入を考えている方も検討の余地があるでしょう。カラーはブラック系、ホワイト系のラインアップです。
(参考:『ハイエースバン(トヨタ)の中古車一覧』)
キャラバンの中古車価格とラインアップ
中古車専門販売店のネクステージの在庫から、キャラバンを紹介します。(2022年7月現在)
年式 |
2016年式~2021年式 |
オプション |
キーレスエントリー/衝突被害軽減システム/シートヒーター/バックカメラ/ドライブレコーダー など |
価格帯 |
209万9,000円~329万9,000円 |
さまざまな装備を施した車が多いため、新車価格と比べてお得な価格で購入ができます。条件を見比べて選びやすいのもポイントです。
ハイエースとキャラバンの中古車を比較するならネクステージ
ハイエースとキャラバンの中古車を比較検討するのであれば、ネクステージまでお気軽にご相談ください。全国展開しているネクステージでは、幅広い在庫からお気に入りの1台が選べます。
事前に車の状態をしっかりと説明しているため、中古車を買い慣れていない方でも、スムーズに購入手続きを進められるでしょう。最後にネクステージのサービスを解説します。
全国の店舗から最寄り店に取り寄せできる
ネクステージは全国に店舗を展開しており、幅広い在庫を取り揃えています。ハイエースやキャラバンの在庫も多いため、さまざまな車種を比較しながら選べるのが大きな魅力です。年式やグレードなど、こだわり条件で探せるため、お気に入りの1台を見つけられるでしょう。
中古車の在庫を探す際にありがちなのが、「気になるモデルのハイエースがキャラバンが他店舗にある」といったケースです。他店舗に気になる在庫があれば、最寄りの店舗へのお取り寄せも可能なので、ぜひお気軽にご相談ください。
修復歴車の取扱いゼロで車の状態をしっかりと説明
中古車の売買でトラブルになりやすいのは、修復歴車といった車両です。修復歴車は、車両の骨格部分にダメージを受け、修復をした経歴を持つ車を指します。安価で購入できるのが魅力ではあるものの、購入後の不調も多い車両です。
ネクステージは、修復歴車のような、トラブルの多い車両は一切取り扱っておりません。事前に車両の状態を説明しているなど、お客様が納得して購入できるような環境を整えています。中古車で何か分からないことがございましたら、ネクステージまでご相談ください。
まとめ
ハイエースとキャラバンは、ほぼ同じ車体サイズのワンボックスカーです。ネームバリューや信頼性、コストパフォーマンスではハイエース、販売価格や荷室のアレンジバリエーションではキャラバンにアドバンテージがあります。
中古車販売のネクステージなら、徹底した品質チェックをクリアした車の中からお気に入りの1台を見つけられるでしょう。気になる車を他店舗から取り寄せることもできるので、まずはお近くの店舗へご相談ください。買取査定についてのお問い合わせも受け付けています。