RAV4にも搭載された安心技術!クルーズコントロールとはどんな機能?
新型のトヨタ車の多くに搭載されているクルーズコントロールが気になっているけれど、具体的な機能や仕組みがわからないため選択肢に入れにくい、という方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、人気のRAV4にも搭載されているクルーズコントロールや、「Toyota Safety Sense」について詳しくご紹介します。
安全性能に関する知識をしっかり身につけることで、より安心で快適なカーライフが実現できるでしょう。初めてトヨタ車を購入するという方も必見です。
※目次※
4.安心技術がたくさん!RAV4に搭載された「Toyota Safety Sense」とは?
・クルーズコントロールの機能とは?知って得する運転アシスト技術の仕組みと使い方をマスターしよう!
・トヨタがこだわり続けている「Toyota Safety Sense」を徹底解説!見どころ満載の最新の安全性能をチェックしよう!
・安心技術がバッチリ搭載された、人気の新型RAV4を手に入れるなら中古車がおすすめ!中古車選びのコツを理解して賢く選ぼう!
RAV4にも搭載!クルーズコントロールってどんな機能?
トヨタが誇る運転サポート技術のクルーズコントロールには、レーダークルーズコントロールとアダプティブクルーズコントロールの2種類あります。ドライバーをサポートするという点では同じですが、それぞれに異なった機能です。
基礎的な知識を付けておけば適切に使用できるので、どのような機能なのかを確認しておきましょう。
レーダークルーズコントロールとは?
レーダークルーズコントロールは追従ドライブを支援する機能です。センサーが先行車両の走行速度や車間距離を検知し、常に適切な状態をキープします。先行車がいなくなった際には、あらかじめ設定した速度での走行が可能です。
車間距離・走行速度の両方を自動で調整するので、注意力が散漫になりがちな高速道路の渋滞でも活躍します。止まったり走ったりを繰り返す低速走行時にも、ドライバーのストレスを軽減してくれる頼もしい機能です。
アダプティブクルーズコントロールとは?
アダプティブクルーズコントロールは、先行車との距離感を適切に保ってくれるサポート機能です。走行中に先行車の挙動を検知しながら、設定しておいた速度に則って程よい距離感をキープします。
また、定速走行、減速走行・停止制御、発進制御・追従走行、加速走行をまとめてサポート可能です。アクセルやブレーキを頻繁に操作するストレスの軽減が可能なので、疲れを感じやすい長距離運転や、渋滞に巻き込まれた際でも快適に過ごせるでしょう。
運転の負荷を軽減!クルーズコントロールの使い方
運転の負担を上手に軽減し、快適なドライビングを楽しむには、クルーズコントロールを正しく使用しなければなりません。走行中の安全にも関わる重要な要素なので、ここではクルーズコントロールの使い方を詳しく解説します。
より安全に使用できるよう、慣れないうちはひとつの工程ごとに確認しながら操作を進めるとよいでしょう。
1.クルーズコントロールのスイッチをオンにする
RAV4のクルーズコントロールをオンにするための操作スイッチは、ハンドルに設置されています。クラクションの右側に丸いスイッチがあり、その中でクルーズコントロールメインスイッチは、右側にある車とスポードメータのデザインの部分です。
スイッチを1.5秒以上長押しすると、定速制限モードでクルーズコントロールシステムが作動します。
2.クルーズコントロールの準備ができたことを確認
クルーズコントロールのスイッチをオンにすると、インストルメントパネル中央に設けられているマルチインフォメーションディスプレイ内に表示等が点灯します。
車と速度メーターをデザインしたアイコンとともに、「Rader Ready」のメッセージも表示されていることが確認できれば、クルーズコントロールがオンになっている証拠です。
3.車速設定をする
車速を設定するには、クルーズコントロールがオンになってから希望する速度になるまでアクセルを操作し、加速や減速を行います。設定したい速度になったら「-SET」スイッチを押して車速設定完了です。
また、設定できる車速は約30km/h以上になります。スイッチを離した時点の速度で定速走行となるので、しっかりと合わせましょう。
クルーズコントロールの解除方法と注意点
クルーズコントロールを使用したら、正しい方法で解除する必要があります。解除方法を覚えていないとオン・オフの切り換え操作できないうえ、状況の把握もできません。いざというときに誤った操作を行いかねないので、よく確認しておきましょう。適切に使用するため、クルーズコントロールの解除方法と使用時の注意点を解説します。
クルーズコントロールの解除方法
クルーズコントロールを解除したいときは、丸いスイッチの中心にある「CACNCEL」スイッチを押します。車間制御モードの制御停車中以外は、ブレーペダルを踏んだときも解除されるので、制御を復帰させたい場合は「+RES」スイッチを押しましょう。
解除されることを忘れてブレーキペダルを操作すると危険なので、解除方法はしっかりと覚えておくことをおすすめします。
クルーズコントロールの速度変更方法
設定速度を変更するには、丸いスイッチの上下にある「-SET」スイッチや「+RES」スイッチを操作します。速度を上げたい場合は「+RES」スイッチを押し、希望の速度になったら手を離しましょう。減速したい場合は反対で、「-SET」スイッチを押します。
スイッチを小刻みに操作すると1km/hずつ微調整ができ、押し続けると5km/hずつの大幅調整が可能です。
あくまで「運転をサポートする機能」である
クルーズコントロールは、あくまでサポート機能であることを理解しておきましょう。システムを過信せず、自分自身が主体となって運転することが大切です。使い方がわからなければ、使用前に店舗で教えてもらうことをおすすめします。
安心技術がたくさん!RAV4に搭載された「Toyota Safety Sense」とは?
RAV4にはクルーズコントロールの他にも、さまざまな安心技術が盛り込まれた「Toyota Safety Sense」が搭載されています。万が一の事態への備えとしても、RAV4を運転するうえで心強い味方になってくれる機能です。
具体的な機能を把握していると、愛車選びの際の情報としても役立つでしょう。安全性を重視した車選びをしたい方も必見です。
「Toyota Safety Sense」とは?
「Toyota Safety Sense」は、交通事故による死傷者ゼロを目指してトヨタが研究開発を重ねた予防安全の機能パッケージです。
死亡事故の多くが「歩行者事故」や「正面衝突・車線逸脱」、「追突」によるものであることから、実際に起った交通事故を分析することで対策に必要な要素をあぶり出しました。
発生割合の高い事故に対する機能を集約、ドライバーの操作ミスや疲労をサポートして、事故を未然に防ぐことを目的としています。
また、「Toyota Safety Sense」の搭載によって、RAV4はJNCAPの予防安全性能評価と衝突安全性能評価においても、5つ星評価という好成績を収めました。
プリクラッシュセーフティ
プリクラッシュセーフティは、進化した「単眼カメラ」と「ミリ波レーダー」を組み合わせた自動ブレーキによる安全技術です。「単眼カメラ」を取り入れることでより広い視野を確保し、「ミリ波レーダー」を採用することで雨や夜間などの環境による影響を受けにくくなりました。
交差点では対向直進車を、左折時・右折時には歩行者を検知し、衝突や巻き込み事故の予防を目指しています。ドライバーへの注意喚起を行う手段はブザーとインストルメントパネルへのディスプレイ表示で、警告を発した後にプリクラッシュブレーキを作動する仕組みです。
レーントレーシングアシスト
レーントレーシングアシストは、車が車線から逸脱しないように運転操作をサポートしてくれる機能です。車線から外れそうな予兆を検知すると、ブザーとディスプレイ表示でドライバーにお知らせします。
白線以外にも、アスファルト部分と縁石の境目などを検知でき、ステアリング制御を行うことではみ出しを防ぐことが可能です。渋滞で白線や黄線が見えにくい場合も想定されており、先行車に追従してハンドル操作を助けます。
また、ドライバーの運転にふらつきを検知した際は休憩を促すようディスプレイ表示をするなど、相棒のような安全性能です。
ロードサインアシスト
ロードサインアシストは、道路標識をディスプレイで確認できるアシストシステムです。前方カメラが道路標識を認識し、情報をマルチインフォメーションディスプレイに表示するので見落としを防げます。
うっかり規制速度を超過してしまった際や、禁止行為を行っているとシステムが判断した場合は、ブザーや表示を点滅させるなどしてドライバーに知らせる仕組みです。
マルチインフォメーションディスプレイで運転支援機能情報表示画面を選択している際は、3つまで標識を表示できます。認識できるのは速度表示、車両進入禁止や一時停止などです。
オートマチックハイビーム
オートマチックハイビームは、走行中に先行車や対向車のライトを認識して、ヘッドライトの上下を自動でコントロールしてくれる運転サポートシステムです。ハイビームとロービームを適切に切り替えるので、見通しの悪い夜道の運転も安心して行えるでしょう。
また、自動切り替えによってハイビームを使用する頻度が高まると、夜間走行時の視野が広がります。遠くにいる歩行者の発見なども早期に行え、事故防止にもつながる優秀な機能です。
中古車でも安心技術はバッチリ搭載
RAV4は2019年4月に新型モデルが日本市場に復活したばかりで、中古車市場に出回っているのも現行モデルが多くなっています。現行モデルでは全グレードに安全装備が搭載されているので、新型を手に入れられるだけでなく、トヨタ自慢の安全装備の体験も可能です。
まとめ
クルーズコントロールは、ドライバーの運転をサポートしてくれる優れた追従機能です。RAV4には「Toyota Safety Sense」も搭載されているので、より安全で快適に使用できるでしょう。ただ、あくまでサポート的な位置付けであることを念頭に置き、頼りすぎないよう注意が必要です。
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