RAV4はマイナーチェンジでなにが変わった?新機能や新価格を徹底調査
「RAV4が2020年にマイナーチェンジされたが、なにが変わったのか」「新機能がついて価格は変わったのか」など疑問を持っている方はいないでしょうか。現行の5代目RAV4は、日本市場では14年ぶりにフルモデルチェンジされた注目度の高い車両です。
今回は2020年8月のマイナーチェンジで加えられた変更点だけでなく、新たに登場した新モデルについても解説していきます。RAV4が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※目次※
1.新型RAV4の2020年マイナーチェンジで追加された新機能
4.2020年10月にはAdventureをベースにした特別仕様車が登場
・2019年発売の5代目RAV4は2020年8月に初のマイナーチェンジ!6月・10月には新モデル登場
・全車「ディスプレイオーディオ」と「インテリジェントクリアランスソナー」を標準装備
・新モデルとしてプラグインハイブリッドモデルのRAV4 PHV登場
新型RAV4の2020年マイナーチェンジで追加された新機能
2020年8月のマイナーチェンジで、RAV4には3つの機能が新たに加わりました。「ディスプレイオーディオ」「インテリジェントクリアランスソナー」「パノラミックビューモニター」です。
トヨタの他車種に採用されている機能がRAV4にも加わり、さらに高いスペックを誇る車になりました。新搭載された機能がどのようなものなのか、ひとつひとつ解説していきます。
1.ディスプレイオーディオ
ディスプレイオーディオは、スマホアプリをディスプレイ上で操作・使用できる機能です。マイナーチェンジでRAV4全車に標準装備されています。
マップや電話、メッセージ、音楽アプリなどがディスプレイに表示されるため、運転中もハンズフリー通話や音声による操作ができます。また、販売店装着のT-Connectナビキットかエントリーナビキットを装着することで、車載ナビとしても利用可能です。
また、車載通信機DCMによって受けられるコネクティッドサービスにより、快適なカーライフを実現します。もともとディスプレイオーディオは下記のトヨタ車に搭載されていましたが、発売時のRAV4には未搭載でした。
・カローラ
・ヤリス
・ハリアー
マイナーチェンジで搭載されたディスプレイオーディオによって、スマホアプリとの連携、コネクティッドサービスの利用が容易になります。
2.衝突被害を軽減するインテリジェントクリアランスソナー
RAV4全車に標準装備されたインテリジェントクリアランスソナーは、駐車をする際の踏み間違いによる衝突被害を軽減するサポートです。前後4つずつ、計8つのセンサーが障害物を検知し、アクセルとブレーキを踏み間違えたときに自動でブレーキがかかります。
センサーはカメラではなく、ソナーと呼ばれる音波装置なので、ガラスの壁面でも検知に問題はありません。コンビニなどのウィンドウ前に駐車する際も安心です。
あくまで運転を支援する目的ですので、過信は禁物ですが、車両の安全性を大きく向上させています。
3.安全確認をサポートするパノラミックビューモニター
パノラミックビューモニターも、駐車をする際の安全装置です。周囲の安全をモニターでサポートします。前後左右のカメラ映像をつなぎ合わせてくれるので、目が届きにくい箇所の確認漏れも心配ありません。
画面スイッチで視点を変えることもできますが、障害物や運転状況などを判断して自動的に切り替えられます。運転が苦手な方にはおすすめの機能です。
なお、パノラミックビューモニターはG“Z package”、G、HYBRID Gのみに標準装備されています。Adventureにはオプションで装備可能です。
2020年マイナーチェンジでの価格変更
2020年のマイナーチェンジ前後で車両価格の変更をまとめました。全て4WDの価格です。
|
マイナーチェンジ前 |
マイナーチェンジ後 |
Adventure |
319.6万円 |
331万円 |
G |
326.2万円 |
339.1万円 |
G“Z package” |
341万円 |
353.9万円 |
X |
288.8万円 |
297.4万円 |
HYBRID G |
388.9万円 |
402.9万円 |
HYBRID X |
351.5万円 |
359.6万円 |
全モデルにおいて、マイナーチェンジ後は約10万円値上げされています。最も値上げ幅が大きいのは、3つの追加機能が全て装備されたG“Z package”、G、HYBRID Gです。約13~14万円価格が上がりました。
マイナーチェンジ後の車両は、ディスプレイオーディオを装備しない「レス仕様」も選択可能です。GとG”Z package”だと約11万円値引きされますが、パノラミックビューモニターも装備されなくなってしまうので、気をつけましょう。
2020年6月にはプラグインハイブリッド車を発表
既存モデルのマイナーチェンジだけでなく、2020年にはプラグインハイブリッドモデルのRAV4 PHVが発売されました。RAV4 PHVは、RAV4ブランドの最上級モデルにあたります。
新技術を採用したシステム、RAV4の他モデルとの違いなどを解説していきますので、電気自動車に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
RAV4 PHVの特徴
RAV4 PHVは、RAV4のプラグインハイブリッドモデルです。従来のハイブリッドモデルとは異なり、家庭用コンセントで充電できます。HVモードではガソリンとモーターを併用して走行する点に違いはありませんが、RAV4 PHVはEVモードでの長距離走行が可能です。
RAV PHVは、満充電の状態なら約95km走行できます。満充電に必要な充電時間は、200Vの家庭用コンセントで約5時間30分です。
また、走行性能はRAV4ブランドの中で最上位とされています。RAV4 PHVに備わっているモーターは134kWです。HVモードではモーターをエンジンでサポートし、RAV4のハイブリッドモデルを84ps上回る306psを誇ります。
RAV4 PHVは、家庭用コンセントで充電できる、高い走行性能が魅力のモデルです。
スペック
RAV4 PHVには下記3つのグレードがあり、価格が異なります。
・G:469万円
・G”Z”:499万円
・BLACK TONE:539万円
3つのグレードは内装や外観、車体の大きさが異なるだけで、燃費や走行性能は同じです。スペックを下記の表にまとめました。
燃費 |
22.2km/L |
最高出力 |
306ps |
駆動方式 |
E-Four |
排気量 |
2,487cc |
RAV4 PHVに採用されているE-Fourとは、モーターを仕様した電気式4WDシステムのことです。通常の4WDは、前方にあるエンジンの動力をプロペラ経由で後輪に伝えますが、E-Fourはモーターが直接後輪を駆動させます。
安定した操縦性、燃費の向上に寄与するシステムです。RAV4 PHVの燃費性能は高く、既存モデルで最も燃費の良かったHYBRID Xの21.4km/Lを上回っています。
2020年10月にはAdventureをベースにした特別仕様車が登場
2020年10月には、Adventureを元に開発された特別仕様車「Adventure“OFFROAD package”」もリリースされました。名前の通り、Adventureをオフロードでの走行に特化させたモデルです。
デザインと内装に大きく変更が加えられています。Adventureと比較しつつ、特徴とスペックを解説していきますので、ぜひご覧ください。
Adventure“OFFROAD package”の特徴
Adventureと比較した、Adventure“OFFROAD package”の変更点は下記6点です。
・ブリッジ型のルーフレールを装備
・最低地上高を10mmアップし200mmに
・マットブラック塗装の18インチアルミホイール
・グレーメタリック塗装のスキッドプレート
・レッドステッチの専用合成皮革シート
・レッドとブラックのフロントカップホルダー・オープントレイ
悪路でもボディに障害物が当たらないようにするため、最低地上高が高く変更されています。塗装はマットとメタリックを使用し、コントラストをつけた高級感のある見た目です。
内装はブラックとレッドを基調として、レッドステッチやオープントレイの配色など気を配られています。
スペック
燃費 |
15.2km/L |
最高出力 |
171ps |
駆動方式 |
4WD |
排気量 |
1,986cc |
スペックは通常のAdventureと変わりません。価格は346万円で、Adventureより15万円高く設定されています。
オフロード走行を考えている方、内装やデザインが気に入った方におすすめです。
今後のマイナーチェンジは?
2020年に8月にマイナーチェンジされたRAV4ですが、今後また改良される予定はあるのでしょうか。RAV4の歴史やトヨタの動向などを踏まえ、今後のマイナーチェンジの時期や改良される可能性のある機能を予想しました。
購入時期を検討している方や改良してほしい点を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
マイナーチェンジの時期
RAV4の日本市場でのマイナーチェンジは、2022年になるのではないかと考えられています。理由は、北米市場でRAV4の2022年モデルが発売されるという情報があるためです。
日本市場でのRAV4は北米よりも半年~1年遅れてデビューしていることを考えると、RAV4のマイナーチェンジや新モデルは2022年の可能性が高いです。
予想できる変更機能
RAV4の今後マイナーチェンジで追加される可能性がある機能は以下3つです。
・トヨタセーフティセンス2.5
・アドバンスドパーク(自動駐車機能)
・デジタルインナーミラー
全て安全運転のためのシステムです。それぞれレクサス、ヤリスクロス、ハリアーに採用されているため、今後のRAV4にも搭載される可能性があります。
RAV4は2019-2020の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した注目車です。これからもマイナーチェンジや新モデルは続々と発表されるでしょう。
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まとめ
2020年8月に行われたRAV4のマイナーチェンジで加えられたのは、「ディスプレイオーディオ」「インテリジェントクリアランスソナー」「パノラミックビューモニター」の3つです。価格は10万円~15万円程度高く改定されています。
また、プラグインハイブリッドモデルRAV4 PHV、特別仕様車のAdventure“OFFROAD package”が発売されました。今後もマイナーチェンジや新モデルの発表が予想されます。
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