歴代RAV4の燃費を総まとめ!フルモデルチェンジした最新型はなにが違う?
「RAV4の燃費が良いモデルが知りたい」「最新型のRAV4の燃費は良いのか」と考えている方はいるのではないでしょうか。これから購入するなら、燃費性能が良いものを選んで維持費をおさえたいところです。
最新型のRAV4は、ハイブリッド車がラインナップに加わり、他の車種と比べても遜色ない性能を持った車です。
本記事では、RAV4の1代目から現行モデル5代目までの燃費を解説します。燃費性能だけでなく、新型RAV4と旧型の違いもまとめました。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
※目次※
1.新型RAV4の燃費は?1代目から現行モデル5代目まで調査
・現行の4代目RAV4のカタログ燃費は15.2km/L~21.4km/Lで走行性能も向上
・RAV4の1代目から4代目の燃費を徹底解説!フルモデルチェンジした4代目はアウトドア向けの設計
・新型RAV4を買うなら、2万台の在庫から取り寄せ可能なネクステージがおすすめ
新型RAV4の燃費は?1代目から現行モデル5代目まで調査
RAV4はトヨタ自動車が生産・販売しているクロスオーバーSUVです。RAV4は1994年に1代目が発表され、2019年に5代目が販売開始されました。
3代目が2005年に発売された後、4代目が日本未発売に終わったため、5代目は日本市場では14年ぶりのフルモデルチェンジです。
日本未発売の4代目を除いた、1代目から5代目の燃費をそれぞれ特徴なども合わせて解説していきます。
1代目1994年式
燃費(10.15モード) |
9.8~13.4km/L |
最高出力 |
135~165ps |
駆動方式 |
4WD/FF |
排気量 |
1,998cc |
1994年に発売され、2000年まで生産されていた1代目RVA4の燃費は、9.8~13.4km/Lです。
シティユースを目的とした車でしたが、優秀な4WD性能や余裕を持って設計された最低地上高で、オフロード走行にも対応していました。
2代目2000年式
燃費(10.15モード) |
13.2~15.6km/L |
最高出力 |
125~155ps |
駆動方式 |
4WD/FF |
排気量 |
1,794~1,998cc |
2代目RAV4の燃費は13.2~15.6km/Lです。1代目の弱点であった室内空間の物足りなさを改善するため、1代目より車体が大きくなり、全幅が1,700mmを超えました。
3代目2005年式
燃費(10.15モード) |
12.6~13.4km/L |
最高出力 |
170ps |
駆動方式 |
4WD/FF |
排気量 |
2,362cc |
3代目RAV4の燃費は、12.6~13.4km/Lです。海外市場を意識した3代目は、2代目に比べてさらにボディサイズが拡大されているので、燃費数値は低くなっています。
3ドアモデルが廃止され、5ドアモデルのみとなり、乗車定員は2代目までの4~5人から5~7人に増えました。
4代目RAV4が日本未発売になったため、3代目RAV4が2016年まで販売されたのち、日本でのRAV4の生産は終了します。
5代目2019年型
燃費(WLTCモード) |
15.2~21.4km/L |
最高出力 |
171~178ps |
駆動方式 |
4WD/FF(E-four) |
排気量 |
1,986~2,487cc |
日本未発売の4代目の後に発売された5代目RAV4の燃費は、15.2~21.4km/Lです。5代目から燃費の計算にはWLTCモードが採用され、走行環境を考慮した数値が出されています。
日本市場に出るRAV4として初めてハイブリッド車を導入しました。ガソリン車とハイブリッド車の燃費性能の違いについて、次章で解説していきます。
新型RAV4のガソリンとハイブリッドの比較
2019年式新型RAV4のラインナップは、ガソリン車とハイブリッド車合わせて7モデルです。燃費を比較するとハイブリッド車の方が優れていますが、走行距離によって維持費を抑えられる車種が異なります。
ガソリン車とハイブリッド車の価格と燃費の差から、ハイブリッド車の方が安価に維持できる走行距離も算出しました。各エンジンタイプの燃費性能の違いを解説しますので、比較しながらご覧ください。
ガソリン車
予算をおさえたいかつ、走行距離が少ない方にはRAV4のガソリン車がおすすめです。
RAV4のガソリン車には、2.0L直列4気筒ガソリンの「2.0Lダイナミックフォースエンジン」が搭載されています。レクサスUXなどに積まれているエンジンで、高速燃焼技術、低フリクション化によって燃費が向上しているのが特徴です。
新型RAV4の4WD/FFモデルは、全てカタログ燃費が15.2km/Lで下記4種類があります。
・RAV4 Adventure
・RAV4 Z package
・RAV4 G
・RAV4 X
RAV4 Xのみ2WD/FFが選択可能で、カタログ燃費は15.8km/Lです。前輪のみ駆動する2WD/FFは、4WDに比べ山道や雪道などの起伏が激しい、または滑りやすい悪路の走行には向いていません。
街乗りメインの方なら2WDでも走行に問題はないので、RAV4 Xの2WD/FFが最も燃費の良い選択肢になります。
ハイブリッド車
予算に余裕があり、走行距離が多い方にはRAV4のハイブリッド車がおすすめです。
RAV4のハイブリッド車は、ガソリン車と同じダイナミックフォースエンジンとモーターが組み合わさったエンジンになっています。
新型RAV4発売で登場したハイブリッド車は、HYBRID GとHYBRID Xの2種類があります。カタログ燃費は20.6km/Lで、HYBRID Xの2WDのみ21.4km/Lです。
ガソリン車よりハイブリッド車の方が燃費性能は高いものの、価格には約60万円の差があります。エコカー減税やグリーン化特例などを考えると、実質の価格差は約44万円です。
レギュラーガソリンを1Lあたり135円で考えると、1万kmあたりのガソリン代はハイブリッド車の方が2万3,000円ほど安くなります。走行距離20万kmに達すると、車両価格の差分を回収できる計算です。
ガソリンの値段は変化するので、上記の計算は参考程度にご自分の走行距離を考えてみてください。
RAV4と他の車種で燃費を比較
RAV4の燃費は、他の車種と比べて良いのでしょうか。RAV4の燃費を評価するために、コンセプトの似ているホンダ「CR-V」とスバル「フォレスター」と燃費を比べました。
2車ともSUVとして人気を集めるモデルではありますが、比較した結果RAV4は優秀な燃費性能を持っているとわかりました。結果を詳しく見ていきましょう。
1.ホンダ「CR-V」
ホンダが販売しているCR-Vは、2018年に5代目を国内市場で販売開始しました。RAV4と同じように、5代目でガソリン車に加えてハイブリッド車をラインナップしています。
RAV4とCR-Vの燃費を下記の表で比べました。記載している燃費は4WDの場合です。
|
ガソリン車 |
ハイブリッド車 |
RAV4 |
15.2km/L |
20.6km/L |
CR-V |
15.8km/L* |
20.2km/L |
*JC08モードでの計測値
カタログに記載されている数値を見ると、ガソリン車はCR-Vの燃費が良いですが、計測モードが異なります。RAV4はWLTCモードなのに対し、CR-VはJC08モードです。
より実燃費に近い数値を計測できるWLTCモードで測った場合、JC08モードより数値が低く算出されます。
計測モードが異なることを考慮すると、RAV4の燃費はCR-4と同等か上回っていると考えていいでしょう。
2.スバル「フォレスター」
スバルが販売するフォレスターは、乗降性の良さや余裕のある室内空間で人気のクロスオーバーSUVです。
下記にてフォレスターとRAV4の燃費をまとめました。どちらもWLTCモードでの数値です。
|
ガソリン車 |
ハイブリッド車 |
RAV4 |
15.2km/L |
20.6km/L |
フォレスター |
13.6km/L |
14.0km/L |
RAV4とフォレスターの燃費を比べたところ、ハイブリッド車の燃費に大きく差が出る結果となりました。数値上、RAV4のハイブリッド車の方が1Lあたり約6km長く走れる性能を持っています。
CR-V、フォレスターと比べた結果から、RAV4の燃費性能はクロスオーバーSUVとして高い水準にあると言えるでしょう。
(参考:『ネクステージ:フォレスター(スバル)の中古車一覧』)
新型RAV4と旧型の違いをチェック
新型RAV4は高い燃費性能を持っていますが、3代目までとなにが違うのでしょうか。3代目からフルモデルチェンジされたRAV4の特徴として、ハイブリッドカーの登場、燃費性能や走行性能の向上があります。
また、よりアウトドアを意識した設計になっていることも大きな変更点です。具体的に何が変わったのか、新型RAV4の特徴をひとつひとつ解説していきます。
ハイブリットカーが仲間入り
日本市場に上陸したRAV4として、初めてハイブリッド車がラインナップされました。
ハイブリッド車には、電気式AWDシステム「E-Four」が採用されています。電気で駆動する後輪の全体トルクが4代目に比べて、1.3倍向上した優れた走行性能が特徴です。
また、2020年にはプラグインハイブリッドモデルのRAV PHVも導入されています。RAV PHVは、家庭用の100V/20Vコンセントからバッテリーを充電できる電気自動車です。
新型RAV4は、電気自動車を含むハイブリッド車が加わり、環境や燃費への関心が高いユーザーのニーズにも応えています。
業界初の技術導入で走行性能、燃費向上
2.0Lガソリン車のうち、AdventureとG”Z package”は「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を備えています。4WDの弱点である「ハンドリングが良くない」「燃費が悪い」を改善する機能です。
前後トルク配分に加えて、後輪トルクを左右独立で制御することで車両安定性を高めています。4輪駆動が不要な時にはプロペラシャフト前後で動力を切断するので、無駄なエネルギーを発生させません。
ダイナミックトルクベクタリングAWDにより、新型RAV4は従来よりも高い操作性、燃費性を誇っています。
よりアウトドア向けの設計へ
もともとRAV4は街乗りとアウトドアを融合させたクロスオーバーSUVでしたが、新型RAV4は下記3点が変更され、さらにアウトドア向けの設計になっています。
・外装のデザイン
・バックドアの開閉方式
・ホイールベース
3代目は丸みを帯びたフォルムでしたが、新型RAV4は角張ったデザインです。ボディの随所に多角形を折り込み、よりオフロードをイメージさせる外観になっています。
バックドアは3代目が横開きだったのに対し、新型RAV4は跳ね上げ式です。横開きは力の弱い人でも開けやすいというメリットがありましたが、狭い場所では開閉しにくいデメリットがありました。
RAV4のターゲット層であるアクティブなユーザーに合わせて変更したと考えられます。
ホイールベースにも若干の変更があります。3代目は2,560mmだったのに対し、新型は2,690mmです。より余裕のある空間を実現しています。
全体的にアウトドアを意識したデザイン、設計に変更されているのが新型RAV4の特徴です。
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RAV4は燃費性能、走行性能ともに高く、よりアウトドアを意識した設計とデザインで人気を集めています。RAV4を中古車で価格を抑えて購入したい方には、ネクステージがおすすめです。
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まとめ
5代目RAV4の燃費は15.2~21.4km/Lです。ガソリン車のRAV4 Xとハイブリッド車のRAV4 HYBRID Xのみ2WDタイプがあり、燃費が良いので、燃費重視で街乗りメインの方におすすめします。
RAV4は、3代目よりアウトドアでの使用をイメージさせるデザインとなり、14年ぶりに日本市場に戻ってきました。新技術の導入で、RAV4は燃費性能だけでなく、走行性能も向上しています。
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