トヨタのSUVハリアーとはどんな車?内装やスペックなどを検証!
SUVと聞けばトヨタのハリアーをイメージする方もいるでしょう。SUVとしてイメージできても、詳しくハリアーの特徴についてわかっている方は少ないのではないでしょうか。内装やスペックなど細部まで知り尽くしていれば、いざ購入を考えるときにもスムーズです。
そこでこの記事では、ハリアーとはどのような車なのかを解説します。新型モデルや中古車で購入する際の選び方も確認しましょう。
※目次※
・新型モデルはスポーティさが増す!フルモデルチェンジでこれまでの外装や内装を一層する!?
・高級路線のSUVを求めるならハリアーで間違いなし!
・予算を軸に中古車のハリアーを選ぶと納得できる車に出会えるかも!?
トヨタを代表するSUVといえばハリアー!
トヨタは世界的にも高い人気を誇る自動車メーカーです。SUVも豊富に取り扱う中、その代表格となるのがハリアーだといえるでしょう。高級感のある外装・内装に一度は乗ってみたいと憧れをもつ人もいるようです。ここからは、ハリアーとはどのような車なのか特徴をご紹介します。
ハリアーのモデルコンセプト
都会的なデザインが印象的なハリアーは、アウトドアのようなレジャーをメインで使用するよりは街乗りで使用するのがお似合いのデザインをもち合わせているのが特徴です。
1960年代に入ってから日本でも徐々にSUVというボディタイプへの注目が高まりました。オンロードとオフロード、どちらでも快適に走行できる点が目玉であるため人々はSUVに洗練されたイメージを抱いていなかったといえるでしょう。そのイメージをガラリと変えたのがハリアーです。
トヨタハリアーの外装の特徴
重厚感あるずっしりとした構えで全体の雰囲気に統一感があります。なだらかな曲線を描きながら、どこか上品な雰囲気を醸し出しているデザインは世代を問わず人気を得ているポイントだといえるでしょう。ライトの鋭さも見る人に迫力を与えます。
ワイドなボディとは裏腹に、すっきりとした印象を与えるアウトラインは都会の街中を颯爽と走行するのにぴったりだといえるでしょう。
トヨタハリアーの内装の特徴
いくつかある中から自分好みの空間を作り出せるのがハリアーです。居住性やグレードによってシートに使用する素材は合成皮革や本革など異なるため、内装を重要視したい方はチェックするとよいでしょう。
収納力も十分あり、必要なアイテムの積み込みも十分できます。後部座席のリアシートは6:4になっており、積み込む荷物に応じてシートを倒せるのも魅力だといえます。休日の長距離アウトドアレジャーでも、ストレスなくドライブを楽しめるでしょう。
トヨタハリアーはカラーバリエーションが豊富
同じ車を数年単位で使用する方も多いでしょう。その場合、自分好みのボディカラーを選びたいと思うのは無理もありません。ブラック・ホワイトパールクリスタルシャイン・シルバーメタリックなどがあり、カラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
高級感のある外観に合わせるようにダーク系のカラーが多いといえます。そのため、どのボディカラーを選んでもハリアーがもつ上質な雰囲気を楽しめるでしょう。
トヨタハリアーのサイズと燃費
トヨタハリアーは全長4,725mm×全幅1,835mm×全高1,690mmとなっています。ほかのSUVと比較してもサイズは大柄なほうだといえます。とはいえ、輸入車のように立体駐車場を使用するのに高さが気になるといった心配をする必要はありません。
燃費は使用するエンジンやグレードによって異なります。以下にラインアップしているエンジン別に、それぞれ一部のグレードの燃費を記載しました。
エンジンの種類とグレード |
燃費(JC08モード) |
ガソリン車(PROGRESS) |
16.0km/L |
ハイブリッド車(全グレード共通) |
21.4km/L |
ターボ車(ELEGANCE) |
13.0km/L |
トヨタハリアーは安全性能にも優れる
ドライバーが安全に運転できるようトヨタハリアーは「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」を採用しています。これは政府が取り組んでいる対策のひとつです。ペダル踏み間違い時加速抑制装置や自動ブレーキ、車線逸脱警報などの機能を搭載しています。
ただし、すべてのモデルに搭載しているわけではありません。安全性能重視で購入したい方は、事前に該当モデルなのかを確認しましょう。
トヨタのSUVハリアーの新型モデルを検証!
デビュー以来根強い人気を得ているハリアーから新型モデルが登場します。2020年4月13日にフルモデルチェンジすると公式発表されました。これで初代から数えて4代目になります。ここからは、どのような点が大きく変更されるか確認しましょう。
トヨタハリアー最新モデルの外装
これまでの都会的なデザインから一風変わった一面を見せます。スポーティな要素を強め、全体のボディにメリハリをプラスしました。また、フロント部分の見た目も大きく変わりライト部分は動きのある細身でシャープなデザインへ変更するようです。クーペらしさは維持しつつも、現行モデルよりもスタイリッシュさが増したといえるでしょう。
トヨタハリアー最新モデルの性能
TNGAプラットフォーム(GA-K)をプラットフォームに採用し、ドライバーの快適なドライブを形にします。このプラットフォームは新型RAV4と同じものです。アクティブコーナリングアシストを搭載しており、ハンドルを切る操作にもストレスを感じさせないドライバーへの配慮も見受けられます。
ハイブリッド車には2WDも用意されています。そのため、ドライバーが車に求める性能に合わせて、細部まで選択肢を拡充する車種へと生まれ変わります。
トヨタハリアー最新モデルの安全装備
最新モデルは、トヨタ初となるデジタルインナーミラーを採用するようです。これは運転する車から見た、前後の走行車の映像を録画できる機能を搭載しています。最近はあおり運転などが問題となり、交通ルールを守れないドライバーも増えてきました。そのため、この安全装備は時代に沿ったものだといえるでしょう。
ほかにも安全機能として「Toyota Safety Sense」も搭載しています。これまでのトヨタの安全装備をさらに強化したといえるでしょう。
人気のSUV日産エクストレイルと比較して検証!
ハリアーと並んで人気なのが日産のエクストレイルです。どちらもSUVという括りで見るとバランスよくファンを獲得しており、購入を考えるとなると悩む方も多いのではないでしょうか。ここからは、それぞれのメリットとデメリットを紹介しつつ、質のよさで選ぶならどちらがよいのかを検証します。
トヨタハリアーのメリットとデメリット
ハリアーは都会的なデザインが魅力です。街乗りメインで使用しても違和感ない外観と内装がほかのSUVにはない大きなメリットだといえるでしょう。上質なSUVとしての代表格であり、SUVの中でも高級ランクに入ります。また操縦性や安全性も高く、街乗りからアウトドアレジャーまで幅広く対応可能なのも魅力です。
最大のデメリットは価格が高い点ではないでしょうか。ベーシックグレード(ガソリン車ELEGANCEの場合)でも新車の場合300万円以上するため、簡単に購入を決められない方がほとんどでしょう。金銭的に余裕がある場合は別ですが、そうでない場合は価格がネックとなることもあります。
日産エクストレイルのメリットとデメリット
エクストレイルは先進的な技術を取り入れ、一躍話題となった「プロパイロット」を搭載している車種です。インテリジェント4×4による走行性の高さも大きな特徴だといえるでしょう。そのため、時代の一歩先の技術を取り入れたSUVとしてメリットがあえるといえます。
価格もベーシックグレード(4WD 20S 2列など)であれば300万円以内で探せるため、価格がネックになりにくいのも魅力です。室内は高級路線というよりも、アウトドアレジャーにうれしい機能に注力しています。そのため、上質なSUVを求める場合は物足りなさを感じるかもしれません。内装にラグリュアリー感がないのがデメリットだといえるでしょう。
質のよさを求めるならハリアーがおすすめ
SUVに高級感や質感のよさを求めるのであれば、ハリアーがおすすめです。価格はエクストレイルに比べると全体的に高くはなります。しかし、外装と内装どちらも高級感と共に上質なデザインで統一しているため、ほかのSUVとの差別化もしやすいといえるでしょう。
アウトドアレジャーメインで使用するなら話は別ですが、街乗りメインで使用するのであればハリアーを選んで問題ないとえます。
中古車市場には歴代のハリアーが揃っている!
ハリアーはSUVの中でも人気が高い車種だといえるでしょう。そのため、新型モデルが出ると多くのオーナーが乗り換えを検討します。そのタイミングで旧モデルが中古車市場に大量に流れ込み、中古車販売店の在庫も充実するわけです。この状況になるとハリアーの中古車を購入するメリットも生まれます。
まずは新車価格よりも手ごろな価格で新旧モデルのハリアーが揃っている点です。新車価格で購入するだけのお金を用意している場合は、中古車を購入してグレードアップもできます。また、新車の場合は受注生産となりますが、中古車の場合は在庫があればすぐに手続きできるのもメリットです。そのため、納車までの期間も短いといえるでしょう。
SUVハリアーの中古車の選び方
中古車でハリアーを購入する場合、「モデルの違い」や「希望価格」「予算」などによって選び方が異なります。選び方をあらかじめ知っておけば、中古車販売店へ足を運んでからいちから希望の車を絞り出す必要はありません。ここからは、中古車のハリアーの選び方を解説します。
旧型と現行型の違い
現行型には、2.0L 8AR-FTSターボエンジンを搭載したモデルを追加しました。これにより、軽やかな加速を実現しました。これは2013年モデルの旧型にはないモデルです。このエンジンを搭載したモデルは、レスポンスのよさが高まり燃費も向上しています。
また、「Toyota Safety Sense P」を現行型の全車両に採用しています。ほかにも、「電動パーキングブレーキ」も搭載しました。安全性は旧型に比べると現行型のほうがはるかに高いといえるでしょう。
予算250万円程度なら現行モデルがおすすめ
予算によっておすすめのモデルは異なります。仮に250万円程度予算を用意できるのであれば、2013年から発売している現行モデルがよいでしょう。こちらのモデルは新型モデルが発売されるまではおそらく250万円程度のままです。
もちろん、新型モデルの発売日が具体的に決まれば現行モデルに乗っているユーザーが乗り換えを始めます。そうなれば価格は下がるでしょう。とはいえ、新車価格と比較しても50万円程度は中古車のほうが安くおすすめです。
安価に購入するなら2代目モデルがおすすめ
「250万円も用意できない」「できるだけ安価に購入したい」という方は、2代目モデルがおすすめです。価格は車の状態(走行距離や年式、車検の残りの期間など)によって変動しますが、現行モデルよりも手が届きやすいでしょう。
中古車販売店によっても価格に開きはありますが、2代目モデルの中古車価格の相場は48万円~153万円です。最高額の153万円の車を購入しても、現行モデルの中古車価格と比べると100万円も安いためお得だといえるでしょう。
まとめ
ハリアーは外観と内装、どちらに着目しても上質なSUVです。新型モデルは現行モデルからフルモデルチェンジされます。そのため、現行モデルを使用している方は乗り換えを考えるのにぴったりのタイミングだといえるでしょう。
ハリアーを手ごろに購入したい場合は中古車がおすすめです。2代目モデルだけでなく、現行モデルも新車価格に比べると安価になっています。ハリアーの購入を考えているなら、ネクステージにお任せください。ネクステージは在庫が豊富で、国産車への保証プランも充実しています。中古車の購入を悩んでいる方は一度、ネクステージへご相談ください。