C-HRのおすすめポイントはどこ?特徴や5つのライバル車種もご紹介
C-HRはトヨタが販売する人気のコンパクトSUVです。コンパクトながらワイルドさや重厚感のあるデザインと高い運動性能が特徴で、幅広い世代に人気な車種です。
しかし、2023年7月に販売終了が発表されたため、今後は新車での購入ができなくなってしまいました。そのため今後は、C-HRが欲しいと考えても中古車しか選択肢がなくなりました。本記事では中古車価格や、グレードごとの特徴などを細かく紹介します。
※目次※
3.おすすめポイントに注目しながらC-HRの特徴を見てみよう
・2023年に販売終了が決定。C-HRを購入するときは中古車のみの選択肢となる
・コンパクトSUVながらも重厚感と先進的なデザインが特徴
・ネクステージならC-HRのようなSUVの中古車を豊富に取り扱っている
トヨタの低燃費SUV「C-HR」
C-HRはトヨタのコンパクトSUVで、都会的なデザインや使い勝手の良さから年代を問わず人気の車種です。しかしながら2023年7月下旬に生産終了が決定しています。そのため今後はCH-Rを入手するためには中古車を購入しなければなりません。
そこで本項目ではC-HRとはどのような車なのかをご紹介しますので参考にしてみてください。
トヨタのコンパクトSUV
C-HRはトヨタから販売されているクロスオーバーSUVで、街乗りに適したおしゃれなエクステリアが特徴的なモデルです。その外観は一目でCH-Rであることが分かる個性的なデザインになっています。
ガソリンターボエンジンとハイブリッドシステムという2つのパワートレインが用意され、2019年のマイナーチェンジではGRスポーツモデルも登場しました。
2023年に生産終了
上記でもお伝えした通り、C-HRは2023年7月下旬に生産終了が決定しています(2023年7月25日現在)。2016年12月に登場したC-HRは、先進的なデザインで若者にも高い評価を得ました。
高いデザイン性に目が行きがちなC-HRですが、実は走りにもかなり力が入れられている車種で、一般道だけでなく世界のハードなサーキットで走行テストを行ってきました。そんなデザイン性と運動性能が追求されたC-HRですが、残念ながら生産終了がアナウンスされています。人気車種であったことから、中古車なら生産終了後も多くの在庫が見つかることでしょう。
中古車なら100万円台から手に入る
ネクステージで取り扱っているC-HRの中古車価格を、2WDと4WDで分けてまとめました。以下の表をご覧ください。
|
最安値 |
最高値 |
2WD |
119万9,000円 |
329万9,000円 |
4WD |
169万9,000円 |
264万9,000円 |
(2023年7月時点の情報です)
最高値は2WDとなりますが、全体的に4WDの方が価格は高い傾向にあり、年式が古いほど安くなる傾向があります。欲しい年代や駆動方式と予算を考慮して選ぶと良いでしょう。
C-HRのおすすめポイントはどこ?
C-HRは先進的なデザインや高い運動性能だけでなく、たくさんの魅力を持ち合わせた車です。しかしながら、強みは状況によって弱点となってしまうこともあるでしょう。
車はとても高い買い物なので、メリットとデメリット両方をしっかり理解しておくことが大切です。本項目では魅力と弱点を合わせて紹介しますので参考にしてみてください。
C-HRの魅力
C-HRの魅力と言えば、クロスオーバーSUVらしい存在感とスポーティーさです。SUVには幅広いラインアップがあり、コンパクトな車種も展開されていますが、どうしても迫力に欠ける傾向があります。
しかしCH-Rは、SUVとしてある程度のサイズ感を保っており、街中でも映えるデザインを持った車です。パワートレインもガソリンターボとハイブリッドの2つが用意されているので、好みに合わせて選べるのもC-HRの魅力と言えます。
C-HRの弱点
一方でC-HRの弱点は、室内空間の狭さです。C-HRはある程度のサイズ感を保っていますが、決して大型の車ではありません。できる限りコンパクトになるよう設計されているため、特に後部座席は比較的狭く作られています。
また荷室も狭いため、大きな荷物が必要になるようなシチュエーションでは、ポテンシャルを発揮できないでしょう。例えばアウトドアメインで使う車が欲しいのであれば、C-HRはあまりおすすめできません。
おすすめポイントに注目しながらC-HRの特徴を見てみよう
C-HRは運動性能やデザイン性に特化していることは分かっていただけたと思います。本項目ではさらにC-HRの特徴や魅力を深掘りします。
デザインをはじめとして燃費や安全性能、カラーバリエーションについて細かく紹介しますので、さらに魅力を感じてもらい購入の参考にしてみてください。
デザインコンセプト
C-HRのボディサイズは決して大きくなく、コンパクトサイズのSUVです。しかしながらワイド感やワイルドさを感じることができるデザインが最大の特徴です。
エッジが大きく効いたキャラクターラインがボディ下部に入っていることによって、重厚感あふれる外観となっており、夜にはボディカラーの陰影が美しく現れます。
C-HRのデザイン性は世界的にも高く評価されており、ジュネーブモーターショー2017では「ワールドカーデザインオブザイヤー2017」の最終選考に日本車としてただ一台残りました。
燃費
ハイブリッド車を例に見ると、S GR SPORTの燃費はWLTCモードで25.0km/L、JC08モードで29.0km/Lです。G・Sの場合はWLTCモードで25.8km/L、JC08モードで30.4km/Lほどとなっています。また、いずれも2020年度燃費基準+50%達成車として認められた低排出ガス車です。
走りやデザイン性に目が行きがちなC-HRですが、他のライバルコンパクトSUVと比較してもかなりの好燃費です。走りも重要視するけど燃費も犠牲にしたくないという方にとっては打ってつけです。
安全性能
C-HRは「Toyata Safety Sence」という先進予防安全パッケージが全車に標準装備されています。
単眼カメラとミリ波レーダーの両方を搭載しており、衝突を避けるプリクラッシュブレーキや長距離ドライブを助けるレーントレーシングアシスト、標識の見落としをサポートするロードサインアシストなどがドライブを支援します。
安全性能も充実しているため、運転に苦手意識がある方や慣れていない方にもおすすめの車種です。
ボディサイズ
C-HRのボディサイズは、全長4,385mm~4,390mm×全幅1,795mm×全高1,550mm~1,565mmです。これは、同じトヨタ車が手掛けているSUVの「ハリアー」、あるいはセダンの「プリウス」と比較して、いずれも一回り小さいボディサイズということになります。
コンパクトなので日本の道路でも扱いやすく、駐車の際に取り回しが良いというメリットがあります。しかし上記でも説明したように、先進的かつ重厚感のあるデザインのため、実際よりも大きく見せることができます。
カラーバリエーション
C-HRのカラーバリエーションは「プラチナホワイトパールマイカ」「セメントグレーメタリック」「メタルストリームメタリック」「ブラックマイカ」「エモーショナルレッドⅡ」「イエロー」「ダークブルーマイカメタリック」の全7種類です。さらに、「ブラック×プラチナホワイトパールマイカ」「ブラック×メタルストリームメタリック」「ブラック×エモーショナルレッドⅡ」のツートーンを選択することも可能です。
深いキャラクターラインを持つC-HRは色も美しく魅せてくれるので、お気に入りのカラーを見つけてみてください。
グレードの違い
ハイブリッドモデルは「G」「S」「S"GR SPORT"」、ガソリンモデルは「G-T」「S-T」「ST-”GR SPORT”」があり、ガソリンモデルについてはそれぞれ6MTとCVTを選ぶことができます。
「S」がエントリーモデルで、他モデルよりもタイヤサイズも小さく一番価格が安価です。上雨級グレードの「G」はシートに上級ファブリックが使用されたり、切削加工のされた18インチホイールが装備されたりワンランク上の上質感を得ることができます。
「S"GR SPORT"」は走りに特化したグレードで、スポーティーシートや空力性能を考慮した大型のリヤリップスポイラーなどが装着されます。
C-HRのようなおすすめSUV5選
トヨタC-HRはSUVの中でも特に評価が高く人気の車種になります。しかしSUVには各メーカーが力を込めており、それぞれが優れたモデルをリリースしているため要注目です。
ここからは、C-HR以外の人気の高いSUVを5つに厳選してご紹介します。各モデルの特徴と、新車・中古での販売価格についても解説しますので、C-HRと比較してみてはいかがでしょうか。
トヨタ ハリアー
C-HRと同じトヨタからリリースされているSUVです。より直線的で重厚感のあるデザインが特徴的で、ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャインなど全部で6種類あります。サイズは全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmです。
燃費性能はWLTCモードでガソリン車15.4km/L、ハイブリッド車22.3km/Lとなります。ハリアーはセーフティ・サポートカーS(ワイド)であり、自動ブレーキや車線逸脱警報などの機能が搭載され、安全性能にも秀でています。
(参考:『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルは、SUVにクーペを融合した独自のフォルムが人気を集めています。後方視界を広めるためのリアウインドウや、リアシートにもミニバン並みの余裕を持たせていることも特徴的で、サイズは全長4,330×全幅1,790×全高1,580~1,590mmです。
ハイブリッドタイプにはホンダが誇るe:HEVが採用されており、3つのドライブモードを選択して走行することができます。燃費性能は、WLTCモードで25.0km/L(X)です。HondaSENSINGが全車標準装備され、セーフティ・サポートカーS(ベーシック+)に該当しています。
(参考:『ヴェゼル(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
日産 エクストレイル
まず初めに注目したいポイントは、日産車の特徴でもある、Vモーショングリルが強調されたデザインです。エクストレイルは、防水シートや防水加工フロアの搭載で話題になった車種でもあり、ダイナミックなライフスタイルにもフィットします。
20Xiの場合、MR20DDエンジンにRM31モーターを搭載しています。ハイパワーと低燃費を両立させ、燃費は2WD仕様で20.8km/Lになります。アンチロックブレーキシステムと電子制御制動力配分システム、ブレーキアシストの連動により、回避操作支援もスムーズです。
(参考:『エクストレイル(日産)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
スバル フォレスター
2021年8月に新型が発売されたフォレスターですが、今回は5代目の紹介となります。「ダイナミック×ソリッド」というスバルのフィロソフィーを体現するようなデザインのSUVがフォレスターです。ダイナミックな造形を損なわず、それでいて緻密に計算されたインテリアも評価が高くなっています。
ボディサイズは全長4,625mm×全幅1,815mm×全高1,715mmです。予防安全性能(アイサイト)としては視界性能の良さを追及し、全方位において死角を低減させています。
(参考:『フォレスター(スバル)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
マツダ CX-5
「大人の風格」をテーマに据えてデザインされたマツダのCX-5は、SUVとしては武骨で厳格な印象を醸し出しますが、品格の漂う仕上がりも印象的です。外見同様、上品なインテリアには「マツダ コネクト」を搭載していて、サイズは全長4,545mm×全幅1,840mm×全高1,690mmになります。
クリーンディーゼルエンジン搭載車のFFタイプで6MTの場合、WLTCモードで19.5km/Lを実現しています。すべてのグレードに先進安全技術が標準装備されており、サポカーS・ワイドに該当するなど、ドライバーと同乗者の安全が守られます。
(参考:『CX-5(マツダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージでお買い得なSUVを探してみよう
C-HRのようなコンパクトSUVをお買い得に手に入れたい場合は、中古車の検討がおすすめです。中古車販売業者の中でも、信頼できる大手業者から購入すればトラブルのリスクも最小限に抑えられます。
ネクステージでは、全国に店舗を展開しており、中にはSUV専門店も構えています。C-HRなどのSUVを探している場合は、一度ネクステージで中古車を検索してみましょう。
SUVを豊富に取り扱っている
ネクステージは全国に店舗を構えており、豊富な在庫からお気に入りの一台が選べます。SUV専門店も展開しているため、SUVの在庫も豊富です。年式やグレードなどさまざまな条件で探せるので、こだわりが多い方でも目当ての車を探し出せます。
またネクステージでは修復歴車や水没車などの車両を排除して販売しているため、トラブルリスクの少ない車から選ぶことが可能です。
万が一のリスクを軽減できる
ネクステージはお客さまのカーライフに寄り添うサービスを目指しています。アフターサポートにも万全を期しており、万が一のリスクを軽減できる仕組みを整えているため、もしものケースに備えられます。
ネクステージで販売する車には、国産車・輸入車問わず多くの車に無料保証が付帯しています。より充実したサポートをお求めの方は、メンテナンスパック付有料保証「サービスサポート」が選択できるので、気になる方は最寄りのネクステージのスタッフへ相談してみましょう。
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まとめ
C-HRはライバル車種と比較して先進的なデザインと高い運動性能が特徴なコンパクトSUVです。さらに燃費性能や安全性能も犠牲になっていないので、年代や性別問わず誰もが運転しやすい車に仕上がっています。
しかし、2023年7月に販売終了が決まってしまったため、今後は中古車の購入しか手に入れる方法しかありません。そのため購入を希望するときには、お気に入りのグレードやカラーを決めて、一度ネクステージのWebサイトにて検索してみてください。気になる車があれば詳細ページより問い合わせいただくとスムーズです。
・ライタープロフィール
兵頭 倫果(ひょうどう りんか)
大学時代は工学部で電気の分野を専攻し、電気自動車やソーラーカーの製作に励む。大会への出場あり。大学卒業後は国産自動車メーカーに技術者として入社。後に退職し、現在はフリーランスで、「若者にも響かせる」をモットーにYouTubeやライティング活動を行っている。