スズキ「ハスラー」の燃費性能を解説。オススメ人気車種も合わせて紹介
軽SUVとして人気のスズキ「ハスラー」は、街乗りからアウトドアレジャーまで幅広いシーンに対応可能な話題の車種です。燃費性能も高く、燃料代を節約したいと考える方にもおすすめといえます。
しかし、ハスラーが低燃費であることは知っていても、その燃費性能について詳しくは知らない方もいるのではないでしょうか。
ハスラーの燃費性能について知っていれば、燃費性能にこだわって車を選ぶときにも役立ちます。そこでこの記事では、カタログ燃費と実燃費を踏まえながら、ハスラーの燃費性能について確認しましょう。
※目次※
・ハイブリッドシステム搭載のハスラーは低燃費!カタログ燃費は全グレードで20.8km/L以上(WLTCモード)を記録!
・ライバル車それぞれの特徴を知ってハスラーとの違いを理解しよう!
・モデルチェンジ後は中古車購入の狙い目!?タイミングが大切!
スズキ「ハスラー」の燃費性能
低燃費で話題のスズキ「ハスラー」ですが、燃費性能は本当に優れているのでしょうか。一般的に、カタログ燃費と実燃費では差異が生じることがあります。また、どのモードの燃費表示を参考にするかによって誤差の大きさも異なります。
WLTCモードは、ユーザーが乗車する状況に近い状態で燃費の数値を計測することから、誤差は比較的小さいといえます。ここでは、ハスラーのカタログ燃費(WLTCモード)と実燃費を見ていきましょう。
スズキ「ハスラー」のカタログ燃費
まずは、カタログ燃費を紹介します。以下に2WDと4WDに分けて、グレード別にまとめました。記載する数値はWLTCモードです。
|
2WD |
4WD |
HYBRID Xターボ |
22.6km/L |
20.8km/L |
HYBRID Gターボ |
22.6km/L |
20.8km/L |
HYBRID X |
25.0km/L |
23.4km/L |
HYBRID G |
25.0km/L |
23.4km/L |
(2020年11月時点)
全グレードにハイブリッドシステムを導入していることもあり、全て20.8km/L以上の数値となっています。ボディサイズはさまざまですが、SUVジャンル全体で見ても燃費性能は優れているほうだといえるでしょう。
NA(自然吸気)エンジン搭載モデル(HYBRID X、HYBRID G)とターボエンジン搭載モデルでは、前者のほうが2WDで2.4km/L、4WDで2.6km/L数値が高くなっています。
スズキ「ハスラー」の実燃費もチェック
次に、実燃費を紹介します。前述の通り、カタログ燃費とユーザーが実際に運転した際の実燃費には違いが生じます。
ハスラーの場合、実燃費の目安は2WDで22.0km/L、4WDで18.0km/Lくらいとなっています。カタログ燃費と実燃費の目安を見ると、2WDのほうが4WDよりも燃費は優れているといえるでしょう。
ただし、実燃費はユーザーが「車をどのように使うか」「高速道路をどれくらいの頻度で走行するか」などによって違ってくるため、上記はあくまで目安です。
さまざまなユーザーによる実燃費は下記のようなサイトでも確認できますから、チェックしてみるとよいでしょう。
(参考:『ハスラーの実燃費』)
ハスラーの燃費以外の特徴もチェック
ハスラーの魅力は、優れた燃費性能だけではありません。ほかにも、さまざまな魅力があります。特に、ドライバーや同乗者が安全・快適に過ごせるような設計は人気の秘密かもしれません。ここでは、安全性能や機能性について確認しましょう。
充実の安全性能
ハスラーは、ドライバーの安全運転をサポートする機能を多数搭載しています。前方走行車との距離を一定に保ったり、車線内での走行ができるようドライバーに警報システムで通知したりと内容も先進的です。
事故のリスクが高まりやすい路地での走行や駐車時も、全方位モニター機能を利用すれば安全性を高められます。
カメラを4箇所(前方・両側面・後方)に搭載し、車載するナビ(9インチ)とリンクすればモニターとして活用可能です。モニターサイズも大きいことから、快適なモニター操作ができるでしょう。
ドライブを楽しくする様々な内設仕掛け
ハスラーには、ドライブを快適にする仕掛けが満載です。例えば、寒い時期に嬉しいシートヒーターを運転席と助手席に完備しています。
収納スペースもバランス良く配置してあり、車内での過ごしやすさを重視した設計になっているといえるでしょう。特に、運転席のアームレスト、助手席シートのアンダーBOXはドライブをより快適にしてくれます。
さらに、HYBRID XターボとHYBRID Xでは後部座席で食事するのに便利なパーソナルテーブルなども設置しています。
自由度が高いシート設計
状況に合わせてさまざまな使い方ができるのも、ハスラーの魅力です。ストラップを引っ張れば、簡単にシートを倒したり起こしたりできます。後部座席は独立しているため、片方だけ倒して活用することも可能です。
長さのある荷物を載せる場合は、助手席を倒すことでフラットな空間になります。サーフボード一枚なら余裕をもって載せられるでしょう。
後部座席を倒せば、クーラーボックスやキャンプ用品などの大きくて重たい荷物も楽に積むことが可能です。車中泊する場合にも、シートの凸凹が少ないためストレスを感じにくくなっています。
汚れに強い、ラッゲジスペース
ハスラーでアウトドアレジャーを満喫したいという方もいるのではないでしょうか。楽しいひと時を過ごせるアウトドアレジャーと、切っても切り離せないのが汚れです。泥や水などの汚れがラゲッジスペースに付くと、掃除に時間がかかります。
ハスラーはラゲッジスペースに汚れに強い素材を採用しており、汚れを簡単に取り除けるため安心です。簡単な掃除で車内を清潔に保てる配慮は、アウトドアレジャーでの使用を見込んだハスラーならではのものだといえるでしょう。
PRカラフルなボディも魅力・ハスラー
※価格は支払総額
ハスラーだけじゃない、おすすめのライバル車
ハスラーと同じ軽SUV車のジャンルに属する車は、ほかにもあるのをご存じでしょうか。ボディサイズが大きなSUVとは異なり、軽SUVは小回りが利いて燃費性能が高い車種も豊富です。ここでは、4つのライバル車をピックアップして紹介します。
三菱「eKクロス」
「eKクロス」は、全グレードに「e-Assist」を搭載する安全性能が高い車種です。M、G、T(ターボエンジン搭載)のグレードから選べます。
Mグレードはモノトーンカラーのみとなりますが、そのほかのグレードであれば2トーンも選択可能です。カタログ燃費(WLTCモード)を以下にまとめました。
2WD |
19.2km~21.2km/L |
4WD |
16.8km~18.8km/L |
(2020年11月時点)
2WDのほうが4WDよりも数値が2.4km/L高いことから、燃費がより良いといえます。中古車相場は、ネクステージの在庫を見ると99万9,000円~179万9,000円程度となっています。
未登録車やスマートKEYなど人気条件をクリアしている在庫は、価格が高い傾向にあるといえるでしょう。(2020年11月時点)
(参考:『「eKクロス」の中古車一覧』)
ダイハツ「キャスト アクティバ」
「キャスト アクティバ」は、SUVらしさを前面に出す車種として販売されました。「キャスト」シリーズのひとつでありながらも、最低地上高を30mm高くしてほかのシリーズと差別化を図ったのが特徴です。
しかし、2020年3月に生産終了となっています。2019年10月モデルのカタログ燃費を以下にまとめました。
2WD |
27.0km~30.0km/L |
4WD |
25.0km~26.8km/L |
中古車相場は、ネクステージの在庫で見ると79万9,000円~139万9,000円程度です。人気グレードや禁煙車は価格が高くなっています。(2020年11月時点)
(参考:『「アクティバ」の中古車一覧』)
スズキ「ジムニー」
凸凹道や雪道など、路面状況に関わらず思いっきりアウトドアレジャーを楽しむには「ジムニー」がおすすめでしょう。
長年受け継がれるラダーフレーム構造に加え、さまざまな衝撃に耐えられる性能を持ち合わせた人気車種です。カタログ燃費(WLTCモード)は、いずれもパートタイム4WDで13.2km~16.2km/Lです。(2020年11月時点)
ネクステージでは、69万7,000円~251万9,000円程度が中古車相場となっています。現行モデルの在庫も豊富です。次回の車検までの期間が長い在庫もあり、維持費を節約したい方にもぴったりでしょう。(2020年11月時点)
(参考:『「スズキ「ジムニー」」の中古車一覧』)
PR本格派SUV・ジムニーの中古車
※価格は支払総額
ダイハツ「タフト」
飾らないエクステリアが魅力の「タフト」は、同社「ハスラー」と肩を並べるほどの人気が期待される新星です。DNGA新プラットフォームを採用したことで、開放感あるガラスルーフの導入を実現しています。燃費(WLTCモード)は以下を参考にしてください。
2WD |
20.2km~20.5km/L |
4WD |
19.6km~19.7km/L |
(2020年11月時点)
ネクステージが取り扱う在庫の中古車相場は、134万9,000円~185万9,000円程度です。ターボエンジン搭載のグレードや禁煙車が、相場上位の価格となっています。(2020年11月時点)
(参考:『「タフト」の中古車一覧』)
人気だからこそ、狙うは中古車
ハスラーは、スズキが取り扱う車の中でも人気車種です。中古市場にも豊富に供給されるため、手頃な価格で購入したい場合は中古車を狙うとよいでしょう。
モデルチェンジ発表後は、オーナーも新モデルへの乗りかえに向けて動き始めます。中古市場に在庫が大量に流れ込み、中古車販売店はモデルチェンジ前の車の在庫を一気に抱えることになるでしょう。
これにより、中古車の選択肢も増え、自分に合った1台を選びやすくなります。年数が経過すれば、価格も落ち着き、低予算で中古車を購入することも可能です。
中古車の購入ならネクステージへ
全国に店舗を展開し、ネットワークを構築しているネクステージであれば、豊富な在庫の中からぴったりの1台に出会えます。ハスラーを含めた軽SUV車の在庫も豊富です。
ネクステージの在庫は全て修復歴がありません。そのため、品質の良い車に出会える可能性も高いといえるでしょう。購入後も保証プランに加入することで、あなたの愛車を手厚くサポートします。
まとめ
スズキ「ハスラー」は、ハイブリッドシステムを採用したことで、全グレード20.8km/Lと高い燃費数値を記録しました。ライバル車とともに、これからも軽SUV車の人気は高まっていくことでしょう。
ネクステージでは、ハスラーを含む軽SUV車の中古車在庫も多数取り扱っています。手厚い保証プランもあるため、購入後にトラブルが生じた際にも安心です。これからハスラーを購入しようか迷っている方は、ネクステージへお任せください。愛車選びをお手伝いします。
SUVの中古車を探す