車検に通るタイヤの基準は?ひび割れや溝の深さ、はみ出しなどをチェックしよう

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車検に通るタイヤの基準は?ひび割れや溝の深さ、はみ出しなどをチェックしよう

車検に通るタイヤの基準は?ひび割れや溝の深さ、はみ出しなどをチェックしよう

車検ではさまざまな項目がチェックされます。無事に車検に通ためには、それぞれの項目で安全基準を満たしていなければなりません。タイヤなどのパーツもチェックされるため、「タイヤをまったく交換していないので車検に通るか不安」と感じている方も多いでしょう。

 

そこで今回の記事では、車検が目前まで迫っている方に向けて、車検を通過するためのタイヤの基準について解説します。適切なタイヤ管理のポイントなど、役立つ情報もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

※目次

1.車検においてチェックされるタイヤの項目

2.車検を通過するための必要なタイヤ基準

3.車検を通過するための適切なタイヤ管理のポイント

4.車検におけるタイヤに関するQ&A

5.車検の際のタイヤ交換も可能!信頼できる車検ならネクステージ

6.まとめ

 

■POINT

・車検においてチェックされるタイヤの項目は「トレッド摩耗」「空気圧」「偏摩耗」「ひび割れ」「キズ」などさまざま!

・スリップサインが出てしまったら公道を走ってはいけない。整備不良として罰則が課せられることもある!

・車検を検討している方は認証工場のあるネクステージまで。さまざまな割引が受けられる!

 

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車検においてチェックされるタイヤの項目

車検に通るタイヤの基準は?ひび割れや溝の深さ、はみ出しなどをチェックしよう

タイヤに関しての車検の点検項目は、トレッド摩耗・空気圧・偏摩耗・ひび割れや傷の有無があります。これらは安全基準を満たせているかどうかをチェックするための項目で、タイヤの状態によっては交換が必要です。

 

それぞれの点検項目にはどのような特徴があるのかを詳しく見ていきましょう。

点検項目

説明

トレッド磨耗

タイヤの擦り減り具合をチェックする項目。スリップサインが出ていると危険な状態

空気圧

タイヤの空気圧が適正値かどうかをチェックする項目。車検に通過できるかどうかには影響しない

偏磨耗

摩耗に偏りがあるかどうかをチェックする項目。タイヤの一部分のみが擦り減ってしまっている状態

ひび割れ・キズ

ひび割れやキズの有無をチェックする項目。点検を依頼した店舗からタイヤ交換を勧められる場合もある

※slide →

 

トレッド磨耗

トレッドとはタイヤの地面と接触している面のことです。摩耗は擦り減っていることを指します。つまり、トレッド摩耗とはタイヤの擦り減り具合をチェックする点検項目ということです。

 

トレッドは日々の運転によって摩耗していくため、それによってタイヤの溝がどんどん浅くなっていきます。タイヤの溝の深さが基準値を満たしていないと、上手くブレーキが効かなかったり、スリップしてしまったりする原因となります。トレッド摩耗が激しいと安全に車を運転できなくなるため、タイヤを交換しなければなりません。

 

溝の擦り減り具合は素人目にはわかりにくいですが、タイヤの溝にはスリップサインという印があります。スリップサインと溝の高さが同じになればタイヤ交換が必要ということです。タイヤ交換が必要になりそうか知りたいのであれば、車検に出す前にスリップサインを確認してみてください。

 

空気圧

車検に通過できるかどうかに影響することはありませんが、空気圧も車検の際には点検されます。タイヤの空気圧は適正値でなければなりませんが、空気圧が不足していた場合には空気を入れ、空気圧過多の場合は空気を抜くことで対処できます。タイヤの空気圧だけの問題で部品交換が必要になるということもありませんから安心して良いでしょう。

 

アンダーカバーをつけていて、車高の安全基準を満たせていないという場合には空気圧が関係してくることもあります。車検当日に備えて空気圧を調整し、車高を上げることで対策する人もいるためです。しかし、改造車でない限りはそれほど気にしなくて良い点検項目だと言えるでしょう。

 

偏磨耗

偏磨耗とは、偏りのある摩耗のことで片減りと呼ぶ場合もあります。簡単に言えば、タイヤの一部分のみが擦り減ってしまっている状態です。偏摩耗はタイヤの内側や外側部分に限らず、中央部分に起こる場合もあります。車高を低く改造した車や足回りのアライメント異常によって偏摩耗は起こりやすいです。

 

偏摩耗があるという理由だけで車検を通過できないことはありません。しかし、トレッド摩耗と同様に、タイヤの溝が基準値を満たせないほどに偏摩耗があるのならば話は変わってきます。

 

スリップサインが出ている場合にはそのままではまず車検に通りません。スリップサインは出ていないけれど、タイヤの角の溝がないという場合は、検査する店舗や検査員によって判断が分かれてきます。

 

ひび割れ・キズの有無

車検ではタイヤの摩耗だけではなく、ひび割れやキズの有無の点検も行います。タイヤのひび割れやキズは車を走行させていても起こるものですが、ひび割れの場合は経年劣化によっても起こります。車をあまり走らせていない場合であっても、ひび割れが起こる可能性はありますので注意しておきましょう。

 

ひび割れやキズがあればタイヤが劣化しているということですから、点検を依頼した店舗からタイヤ交換を勧められる場合もあります。タイヤ交換が必須かどうかはひび割れやキズの具合にもよりますが、そのまま劣化が進んでいくと、走行時にタイヤが破裂してしまう可能性がありますので要注意です。

 

タイヤの整備不良は罰則が課せられることも

タイヤの整備不良は、罰則が課せられることもあるので注意しましょう。タイヤにはスリップサインという目印があります。タイヤの残溝が1.6mm以下になると出てくるもので、スリップサインが出たまま公道を走行すると、道路交通法違反になってしまうため気をつけましょう。

 

整備不良の場合は、「違反点数累積1点+反則金7,000円」または「違反点数累積2点+反則金9,000円」のどちらかが課せられます。また不正改造となった場合は、15日以内の整備命令に加えて、「6ヶ月以下の懲役」または「30万円以下の罰金」が発生するので注意が必要です。

 

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車検を通過するための必要なタイヤ基準

車検に通るタイヤの基準は?ひび割れや溝の深さ、はみ出しなどをチェックしよう

車検を通過するためには、「タイヤの溝の深さ」「スリップサイン」「タイヤのはみ出し」「ロードインデックス」などの基準があります。車検のタイヤ基準がよく分かっていない方も多いでしょう。

 

整備不良によって罰則が課せられることもあるため、車検を通過するための基準を理解しておくのはとても重要です。ここでは、上記のそれぞれの基準について解説します。

 

タイヤの溝の深さ

タイヤの溝は1.6mmの深さがないと安全基準を満たせていないと判断され、車検を通過することはできません。部品のように修理して直せることはないですから、タイヤ交換は必須となります。

 

一般の乗用車であれば、一般道路でも高速道路でも溝の深さの基準は同じです。大型トラックやバスの場合は、一般道路であれば一般車両と同じ1.6mmですが、高速道路だと3.2mmとなります。一般車の新品のタイヤであれば、溝の深さは約8mmですから、安全基準としては厳しいものではないと考えて良いでしょう。

 

スリップサイン

タイヤ側面には三角のマークがあり、その延長線上にスリップサインがあります。このスリップサインはタイヤの摩耗具合を確認するためのもので、深さは1.6mmです。

 

つまり、タイヤが摩耗してスリップサインが出てしまうと車検には確実に通らなくなります。スリップサインはタイヤ1つにつき6か所ありますが、そのうちのどれか1つでもスリップサインが露出してしまえばタイヤ交換が必要となります。

 

スタッドレスタイヤの場合はプラットホームと呼ばれる印があり、タイヤの溝の深さが半分以下になると露出します。プラットホームが出てしまっているタイヤは凍結した路面を走行するのは危険だと判断されるため、冬用タイヤとしての利用はできません。

 

スリップサインが露出しているにも関わらず、無視して走行を続けると違反点数2点、罰金9,000円の罰則があります。車検を控えていることに関わらず、スリップサインの露出が確認できたら、ただちにタイヤ交換をしましょう。

 

タイヤのはみ出し

タイヤのはみ出しによって、車検に通らないこともあります。日々の生活をしていく中で、タイヤの交換をすることは珍しくありません。16インチのタイヤを17インチに変更するなど、程度が軽いのであれば、問題になることはないでしょう。

 

気をつけておきたいのが、走行に悪影響を及ぼす程度のサイズアップやサイズダウンです。「十分な車高が確保できているかどうか」「タイヤがはみ出していないかどうか」を確認しましょう。ただし法改正によって、10mm以内であれば、タイヤのはみ出しが認められるようになりました。

 

タイヤの荷重指数(ロードインデックス)

タイヤの荷重指数(ロードインデックス)で車検に通らない可能性もあるため注意しましょう。タイヤにはさまざまな役割があり、「車を支える」働きもあります。この能力を可視化したのが、荷重指数(ロードインデックス)と呼ばれるものです。

 

よくあるのは、重量の大きい車に対して、荷重指数の足りないタイヤをつけてしまうケースです。標準のタイヤを装着するのであれば、基本的には荷重指数の問題は発生しません。ドレスアップやインチアップなど、カスタムをしている人はこの点に気をつけましょう。

 

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車検を通過するための適切なタイヤ管理のポイント

車検に通るタイヤの基準は?ひび割れや溝の深さ、はみ出しなどをチェックしよう

タイヤ全体が摩耗しているわけではないのにタイヤ交換が必要になってしまうのはもったいない話です。車を運転している限りは摩耗を避けるのは難しいですが、偏摩耗や片減りであれば日頃の運転の仕方や車の扱いで、ある程度は対策を行えます。どうすれば偏摩耗や片減りを少なくできるのか、その対策方法について3つご紹介していきます。

 

急発進や急停車を避ける

急発進や急停車、急ハンドルのようなタイヤに負荷をかける運転は偏摩耗や片減りの原因となります。特にタイヤが新品の場合だと、ならし運転なしで急発進や急停車をすれば、タイヤに変な癖がついてしまいます。タイヤに癖ができれば、それがのちのち深刻な偏摩耗になる可能性がありますので注意しましょう。

 

タイヤへの負荷を極力減らしたいのなら、常に安全運転を心がけることが大切です。急停車することのないようにスピードの出し過ぎや前の車との車間にも注意してください。急カーブや路面傾斜によって片減りしやすいですので、なるべく平坦な道を選んで走るようにすると良いでしょう。

 

タイヤへの負担だけではなく、車全体の寿命にも関わることですので、日頃からの安全運転の意識はとても大切です。

 

空気圧の管理を徹底する

タイヤの空気圧が適正値でない場合にも偏摩耗は起こりやすくなっています。空気圧が不足している場合はタイヤの両端が摩耗する両肩減り摩耗、空気圧過多の場合はタイヤの中心部分が摩耗するセンター摩耗の原因となります。

 

タイヤ内の空気は1か月で約5~10%は低下してしまいますから、定期的な空気圧のメンテナンスは欠かせません。車への荷物の積み過ぎもタイヤの空気圧に影響してきます。タイヤそのもののメンテナンスだけではなく、車に余計な荷物を積んでしまっていないかどうかも定期的にチェックしておきましょう。

 

空気圧不足や空気圧過多だとタイヤが摩耗しやすくなるだけではなく、乗り心地や燃費にも影響してきますから、メンテナンスは怠らないようにすることをおすすめします。

 

ホイールアライメントを定期的にチェックする

安全運転を心がけ、空気圧の点検も定期的に行っているにも関わらず、偏摩耗や片減りが起きているという場合は、ホイールアライメントが異常を起こしている可能性が考えられます。ホイールアライメントとはタイヤの取り付け角度のことで、この角度がずれてしまっていると偏摩耗や片減りを引き起こすので要注意です。

 

タイヤを激しく打ち付けたり、段差に乗り上げたりしてしまうことでホイールアライメントが狂ってしまうことがあります。角度が正常かどうか気になるようであれば、店舗へと足を運んで測定してもらうと良いでしょう。できれば定期的にチェックすることでホイールアライメントの歪みによる偏摩耗や片減りを防ぐことができます。

 

タイヤローテーションを実施する

タイヤローテーションとは、前後のタイヤの位置を入れ替えるメンテナンス方法を指します。前輪駆動や後輪駆動の車では、駆動していないタイヤよりも、駆動しているタイヤのほうが早く摩耗します。そのまま走行を続けると、タイヤの前後で摩耗具合が大きく変わってしまいます。

 

そんなときに有効的なのがタイヤローテーションで、前後のタイヤを入れ替えることによって摩耗を一定にすることができるのです。摩耗が一定になれば、結果的にタイヤの寿命を延ばすことも可能です。

 

車検に通過するかどうかには関係はしませんが、車検の際にタイヤローテーションを提案されるケースもあります。費用は発生しますが、タイヤを長持ちさせたいのであればタイヤローテーションを検討してみましょう。

 

適切な場所で保管する

タイヤを適切な場所で保管するのも重要です。タイヤはゴム製品であり、自然に劣化するものではありますが、保管方法によっては寿命を延ばせます。

 

まず重要なポイントは、「直射日光を避けて、空気を抜いた状態で保存すること」です。太陽の紫外線には、ゴムを劣化させる働きがあるため、暗所で保存するのを心がけましょう。

 

またタイヤのようなゴム製品は、油や熱にも弱いため、なるべく専用スペースで保管するのがおすすめです。

 

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車検におけるタイヤに関するQ&A

車検に通るタイヤの基準は?ひび割れや溝の深さ、はみ出しなどをチェックしよう

タイヤは普段使いで摩耗していくもので、交換する頻度もそれほど多くないため、あまり詳しくない方が多いかもしれません。

 

ここでは車検におけるタイヤに関するQ&Aをまとめました。「タイヤのメンテナンスではどこをチェックすべき?」など、タイヤ関連でよくある質問を5つピックアップしましたので、車検を受ける際はぜひ参考にしてください。

 

タイヤのメンテナンスではどこをチェックすべき?

タイヤのメンテナンスを行う際は、「溝の深さ」「スリップサイン」「空気圧」「ひび割れ・キズ」などの項目をチェックしましょう。

 

残溝が50%を切ってしまったら、基本的には交換をおすすめします。残溝が1.6mm以下になるとスリップサインが出てきますが、このレベルになると公道を走ってはいけません。

 

「空気圧」に関しては、不足しているのであれば空気を入れ、逆に多すぎるのであれば空気を抜くことによって対応できます。「ひび割れ・キズ」の確認も忘れないようにしましょう。

 

どのくらい擦り減ったら車検に通らないの?

新品のタイヤの溝は、約8mmです。残溝が50%程度であれば、なるべく交換をした方がよいタイヤではありますが、車検を受ける分には問題ありません。

 

車検に通らないのは、1.6mm以下、つまりスリップサインが現れているタイヤです。そもそもスリップサインが出ていると、公道を走行できないため、早めの交換を心がけましょう。

 

なおほかのタイヤが基準を満たしていても、1本でもスリップサインが出ているタイヤがあれば、車検に通りません。

 

タイヤの交換目安は?

タイヤの交換目安は、残溝50%程度です。スリップサインが現れると公道を走れず、車検にも通らなくなるため、なるべく早めの対応を心がけましょう。

 

また残溝が十分だったとしても、トレッド部分にひび割れが生じていたり、偏摩耗があったりした場合はただちに交換してください。特にひび割れは、バースト事故の原因にもなるため、非常に危険な状態です。

 

また見た目では分からなくても、運転時に強い違和感を覚えるような場合は、念のため交換しておいた方がよいでしょう。

 

スタッドレスタイヤで車検は通せる?

スタッドレスタイヤであっても、車検には通せます。ただ通常のタイヤと同じように、溝が大きく摩耗している場合は、車検に通らない可能性があるため注意しましょう。

 

スタッドレスタイヤが摩耗すると、冬用タイヤの性能の限界を示す、「プラットホーム」と呼ばれるサインが出現します。プラットホームが出ると、冬用タイヤとしては運用できませんが、夏用タイヤとしては利用可能です。当然、車検にも通ります。

 

さらにスタッドレスタイヤが摩耗すると、スリップサインが出現します。この状態だと車検に通りません。

 

インチアップしたい場合に気を付ける項目は?

インチアップをする場合は、タイヤのロードインデックスに気をつけましょう。ロードインデックスとは、車を支える力に関する指標です。負荷能力の低いタイヤをつけてしまうと、道路運送車両法の保安基準を満たせない可能性があります。

 

インチアップを行う際は、純正タイヤのロードインデックスを確認し、その値を下回らないようにしましょう。ロードインデックスは、タイヤの側面に刻印されています。

 

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ネクステージは立会い車検を実施しており、愛車のことを気軽に相談できる環境が整っています。車検の際は、タイヤの交換も可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。最短1時間で車検が完了し、もし車をお預かりする場合でも、無料代車サービスをご利用いただけます。

まとめ

車検に通るタイヤの基準は?ひび割れや溝の深さ、はみ出しなどをチェックしよう

タイヤが摩耗し、保安基準を満たしていなければ、車検には通りません。車検に通すだけでなく、安全に車に乗り続けるためにも、タイヤのメンテナンスはこまめに行いましょう。

 

ネクステージは、国土交通省から認可を受けた認証工場を持っており、確かな品質の車検整備を実施しています。地域最安値を目指しており、さまざまな割引が適用できるなど、リーズナブルな価格で受けられるのも大きな魅力です。ぜひお気軽にご相談ください。

 

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