車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

 

車の運転席に座ると、メーターパネルが目に付きます。車種ごとに位置やデザインが異なるものの、メーター内では運転時に知りたい情報が表示されるため便利です。代表的な情報例は、車の速度・区間走行距離・燃料計・方向指示表示などを確認できます。

 

その他にさまざまな警告灯(ランプ)があるのをご存じでしょうか。警告灯の意味をきちんと把握していれば、不測の事態に冷静に対処できます。予備知識を蓄えておきましょう。

 

※目次※

1.車の警告灯はメーターパネル内に表示される

2.【危険度弱】すぐに対処できる車の警告灯

3.【危険度中】点検が必要な車の警告灯

4.【危険度高】すぐに停車すべき車の警告灯

5.警告灯の表示はどんな車種にも共通している

6.日常点検で車のトラブルに備えよう!

7.定期的なメンテナンスでトラブルを防ごう!

8.まとめ

 

■POINT

・車のメーターパネル内に表示される警告灯は、何らかの異常事態を警告している可能性が高いため運転時にはきちんと確認しよう

・どの車種にも共通している基本的な警告灯の意味を把握しておけば、危険度の程度が分かり、点検整備の必要性が分かる

・車は定期的にメンテナンスを行うことでトラブルを防げる

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

車の警告灯はメーターパネル内に表示される

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

車が突然故障やトラブルに見舞われたという話を時折耳にしますが、可能であれば避けたいものです。車のメーターパネル内には、何らかの異常事態を知らせるべく警告灯(ランプ)が表示されます。

 

ドライバーであれば、警告灯の意味を把握しておくことは重要です。安全で楽しいカーライフを送るためにこの記事の情報を活用してください。

 

異常事態を知らせる機能

大抵の車には、ドライバーが見やすい位置にメーターパネルが設定されています。デザインや情報量は車種ごとに異なるものの、誰もが理解しやすい警告灯の表示があるのが一般的です。

 

点検マークとも呼ばれる警告灯は、車に故障やトラブルにつながりかねない異常事態が生じていることを警告する役目があります。問題個所の早期点検整備により、未然に事故を防ぐことが可能です。また、ドライバーや同乗者の誤操作に関する警告も兼ねています。

 

エンジンをかけた直後は全点灯する

エンジンをかける際に警告灯が全点灯し、異常事態ではないかと思う場合があります。しかし、これは電球の球切れや警告灯システムの不具合をチェックするためであり、全点灯するなら正常です。

 

逆に、点灯しない警告灯があったり消灯するはずの警告灯がついたままであったりするなら、何らかの不具合があります。警告灯が正しく作動しないと重大な危険を察知できないため、警告灯の不具合に気付いたら点検を受けましょう。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

【危険度弱】すぐに対処できる車の警告灯

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

さまざまな警告灯の中で、ロードサービスを呼ばなくてもすぐに対処できるもの3種を紹介します。シートベルトや半ドアに関しては、発進までに点灯・点滅している可能性が比較的高いため、しっかりと確認してから発進しましょう。ガソリンの残量はすぐに対処しなくても走行不能にはなりませんが、早めの給油が必要です。

 

シートベルト

「シートベルト非装着警告灯」は、シートベルトを正しく装着していないと赤色に点灯または点滅する警告灯です。基本的には、エンジンスイッチがオンになっている状態で運転席や助手席のセンサーにより反応します。

 

年式の古い車や後部座席にはセンサーが付いていない場合もありますが、全席でシートベルトを着用することが法律に定められた義務です。乗員の命を守るためにも、シートベルトはしっかりと着用しましょう。

 

ガソリンの残量

「燃料残量警告灯」は、ガソリンの残量が少なくなると黄色に点灯する警告灯です。どれほどの残量で点灯するかはメーカーや車種によって異なります。

 

高速道路で燃料切れによって停車した場合、減点・罰金が課せられるため、速やかに給油しましょう。なお、坂道やカーブではタンク内でガソリンが傾くため、通常よりも早く点灯するケースがあります。

 

半ドア

「半ドア警告灯」は、いずれかのドアがしっかり閉まっていないと赤色に点灯する警告灯です。半ドアの状態は軽いショックでドアが開くこともあり、走行中に乗員や荷物が落下するかもしれません。

 

ドアのセンサーに異常があると、しっかり閉まっていても点灯するケースがあります。半ドアが正しく判断できないと危険であるため、異常を感じたら速やかに修理しましょう。

 

ウォッシャー液

「ウォッシャー液警告灯」は、ウォッシャー液が不足している場合に点灯する警告灯です。ワイパーでフロントガラスを洗浄する際に使用するもので、黄色に点灯しますが車の走行に直接影響を及ぼすわけではないため、慌てる必要はありません。

 

ただし、フロントガラスの汚れを落とせないため視界の確保が難しくなり、事故につながる可能性が高まります。また、ウォッシャー液噴射用ポンプの故障を防ぐためにも早めに補充しましょう。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

【危険度中】点検が必要な車の警告灯

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

車に何らかの故障が発生しており、放置すると危険で、点検が必要な警告灯3種を紹介します。いずれの警告灯も点灯・点滅した状態で走行は続けられますが、機能が正しく働かないことで命に関わる危険もあるため、速やかに点検を受けることが必要です。

 

ABS・ブレーキアシスト

「ABS・ブレーキアシスト警告灯」は、ABSやブレーキアシストの作動中や異常を検知した場合、黄色に点灯または点滅する警告灯です。

 

ABSはタイヤのロックを防ぎ、ブレーキアシスト機能はブレーキ操作をサポートします。これらは制動の安定性や安全性を高める機能であり、万が一の際に作動しない状態は危険です。

 

ABS・ブレーキアシスト警告灯に気付いたら、速やかに点検を受けましょう。なお、これらの機能に異常があったとしても、通常のブレーキは問題なく作動します。

 

エンジン

「エンジン警告灯」は、エンジンやトランスミッションシステムに何らかの異常がある際、黄色に点灯または点滅する警告灯です。車種によって機構やセンサーの数は異なり、排気系統・吸気系統や点火の不具合など、異常の内容は一律ではありません。

 

警告灯がついた状態で走行を続けると、深刻なトラブルに発展する恐れがあります。ユーザーには異常の原因が判断しにくいため、警告灯に気付いたら速やかに点検を受けることが重要です。

 

エアバッグ

「SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯」は、SRSエアバッグやプリテンショナー付きシートベルトに異常があると、赤色に点灯または点滅する警告灯です。SRSエアバッグはシートベルトを補助するエアバッグであり、プリテンショナーは衝突時にシートベルトを巻き上げます。

 

これらの機能に異常がある場合、衝突時に衝撃を軽減できなかったり、走行中に突然エアバッグが開いたりするため危険です。乗員の命を守る重要な機能であるため、警告灯に気付いたら速やかに点検を受けましょう。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

【危険度高】すぐに停車すべき車の警告灯

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

数ある警告灯の中でも、気付いたらすぐに停車すべき、危険度の高いもの8種を紹介します。点灯・点滅したまま走行を続けると、ブレーキが効かなくなったり、エンジンが動かなくなったりして非常に危険です。

 

車に深刻なダメージを与える恐れもあるため、これらの警告灯に気付いたら速やかに停車し、ロードサービスなどに連絡しましょう。

 

ブレーキ

「ブレーキ警告灯」は、パーキングブレーキが効いた状態やブレーキに異常がある場合、赤色に点灯または点滅する警告灯です。電子制御のブレーキシステムに異常がある場合は黄色に点灯または点滅します。

 

走行中に点灯・点滅した場合は「ブレーキの効かない車」になる恐れがあり、非常に危険です。すぐに停車してロードサービスなどに連絡する必要があり、状況によってはレッカー移動をします。

 

水温

「水温警告灯」は、エンジンの冷却水が異常高温になると赤色、低温であれば青色に点灯あるいは点滅する警告灯です。

 

赤色の場合はオーバーヒートの恐れがあるため、すぐに停車してエンジンを冷やす必要があります。エンジンが損傷を受けているケースもあるため、基本的にはロードサービスなどに連絡することが必要です。青色の場合は、エンジンを温めてから発進しましょう。

 

エンジンオイル

「油圧警告灯」は、エンジンオイルの油圧に異常がある場合、赤色に点灯または点滅する警告灯です。エンジンオイルの不足を示すものではなく、エンジン回転中の油圧異常を示します。

 

点灯・点滅した状態で走行を続けると、エンジンが焼き付くなど重大な損傷を引き起こす恐れがあり、非常に危険です。すぐに停車し、ロードサービスなどに連絡しましょう。

 

バッテリーランプ

「充電警告灯(バッテリーランプ)」は、バッテリー・オルタネーター・ベルトなどの充電系統に異常がある場合、赤色に点灯する警告灯です。正常時は走行中に充電が行われるため、走行中に点灯するなら異常事態といえます。そのまま走行を続けるとエンジンが停止しかねないため、速やかに停車することが必要です。

 

ハイブリッドシステム

「ハイブリッドシステム警告灯(EVシステム警告灯)」は、ハイブリッド車やEV車のみに搭載される警告灯です。モーターや高電圧システムに異常がある場合や、バッテリーの残量が低下した場合などに点灯します。

 

ハイブリッドシステムやEVシステム自体に異常がある場合、突然走行不能になるなどの危険があるため、速やかに停車してロードサービスなどに連絡することが必要です。

 

電動パワーステアリング

「電動パワーステアリング(EPS)警告灯」は、ハンドル操作上必要な力を電動でアシストしてくれる機能に異常が発生した際に点灯する警告灯です。

 

この警告灯が点灯したら、電動アシスト(EPS)は作動しなくなります。ハンドル操作は可能ですが、重くなり、いつも通りの運転が難しくなるため危険です。特に、駐車時やバック操作の際は大きな力が必要になります。

 

マスターウォーニング

「マスターウォーニング」とは、車に搭載されている機能のいずれかに危険度が高い異常が発生した場合に点灯する警告灯です。他の警告灯と連動しているケースが一般的です。

 

マスターウォーニングの点灯に加え、メーターディスプレイ内にメッセージが表示されたり、ブザーが鳴ったりします。緊急度が高いため、速やかに点検整備を依頼しましょう。

 

AT・トランスミッション

「AT・トランスミッション油温警告灯」は、オートマトランスミッション専用オイル(ATフルード)の温度が異常に上昇した場合に点灯する警告灯です。

 

この警告灯が点灯したら、速やかに安全な場所に停車し、シフトレバーをPレンジに入れてエンジンをかけたまま冷却するのを待ちます。消灯しない場合は、オーバーヒートの可能性があるため点検整備が必要です。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

警告灯の表示はどんな車種にも共通している

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

複数の車種を運転した経験があれば、メーターパネルのデザインや位置が違っても、警告灯の表示は同じであることにお気付きではないでしょうか。

 

警告灯は、異常事態を知らせる目的があるため、誰もが識別しやすいことが重要です。どのような基準があるのか、ポイントを押さえておきましょう。

 

国際規格で表示が決まっている

車の警告灯は、国際的に通用する規格を制定している国際標準化機構(ISO)が定めた表示方法です。そのため、国産車または輸入車に関わらず、直感的に警告灯の意味を理解できます。違いは、表示される場所が若干異なる程度です。

 

各国の交通法規はさまざまですが、車の運転に際し基本的な必要事項は大抵の分野で共通しています。海外で運転する場合も国内で輸入車を運転する場合も慌てずに対処できます。

 

色で危険度を察知しよう

警告灯のマークだけでなく、色による危険度の識別も国際規格で定められています。警告灯に使用されているのは、赤・黄・緑の3色です。

 

赤は危険・黄は注意・緑は安全な状態を表します。赤色が点灯した場合は、重大な故障を引き起こす事態が生じていることを指すため、速やかに停車し、点検整備が必要です。黄色の場合は緊急性が低いものの、なるべく早く対処するようにしましょう。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

日常点検で車のトラブルに備えよう!

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

警告灯はユーザーに車の異常を伝えますが、走行中に点灯・点滅すると非常に危険な状況になるケースもあります。警告灯が点灯・点滅する前に、走行中の安全を確保するための日常点検をしておくことが重要です。目視でなければ気付かない不具合もあるため、外観・車内・エンジンルームのチェックを習慣付けましょう。

 

外観のチェックポイント

タイヤやライトの状態は警告灯では判断できないため、目視で確認することが必要です。走行の安定性・安全性を維持するために、タイヤの空気圧・摩耗・亀裂などは定期的にチェックしましょう。

 

テールライトやウインカーが正しく点灯・点滅しないことも危険であるため、レンズの汚れや損傷も含めてチェックすることが重要です。

 

車内のチェックポイント

運転の安全性のためには、シートに座り、ブレーキペダルの踏み込みやエンジンのかかり具合なども確かめましょう。ワイパーの動きやフロントガラスの損傷などをチェックすることも重要です。エンジンの始動から走行・停車まで、雨天時の走行も想定して動作チェックをしましょう。

 

エンジンルームのチェックポイント

車に詳しい方でなければ触りにくいエンジンルームですが、エンジンオイル・冷却水・ブレーキオイルの3点は定期的にチェックすることが必要です。これらが適量でなければ、エンジンが壊れたりブレーキが効かなくなったりします。さらに、バッテリー液やウォッシャー液も適量であることをチェックしましょう。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

定期的なメンテナンスでトラブルを防ごう!

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

車は複雑な機械であるため、自分で点検できる部分には限界があります。電気系統のトラブルで警告灯がつかなくなった場合、走行中の安全性は確保できません。定期的なメンテナンスを行い、トラブルを未然に防ぎましょう。万が一に備え、手厚い保証サービスを利用することも重要です。

 

電気系統のトラブルは警告灯もつかない

オルタネーターをはじめとする電気系統にトラブルが起こった場合、警告灯がつかなくなる恐れもあります。警告灯がつかない状態では、重大な故障に気付かないまま走行しているかもしれず、非常に危険です。定期的なメンテナンスを行い、さまざまなトラブルを未然に防ぎましょう。

 

万が一の保証が大切

車は使用するほど故障やトラブルのリスクが高まっていきます。使用年数が長くなるほどメンテナンス費用も高くなるため、車選びの際には、万が一に備えた保証サービスを用意している販売店の利用がおすすめです。

 

一例として、ネクステージが用意している有料保証「サービスサポート」は、33機構318項目にも及ぶ保証範囲をカバーしてくれます。保証期間は最長3年間で、ロードサービスも付いてくる充実した内容のため、愛車の故障やトラブルに備えることが可能です。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

まとめ

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

車購入後は、安心して運転を楽しみたいものです。しかし、車は数多くの機械部品が集まった複雑な仕組みのため、通常通り運転していても何らかの異常が発生するケースは珍しくありません。

 

故障やトラブルにつながりかねない異常事態を知らせてくれるのが、警告灯です。基本的な知識を蓄え、万が一のトラブルに備えましょう。加えて、ネクステージのような充実した保証サービスが受けられる店舗を利用するのも安心につながります。

 

 

▼ライタープロフィール

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

田村陽子
自動車ライター
熊本県在住。これまで、国産車・輸入車・軽自動車・普通車など、20種類以上の車に乗った経験を活かしてクルマ系メディアでの執筆活動を行っている。車両整備士や車好きの友達が多く、情報交換により日々知識を向上している。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

車の警告灯(ランプ)の意味は?危険度や対処法をマスターしよう!

簡単ネット予約はこちら!

 

ページトップへ