車のローンは保証人がいれば通るの？必要なケースや条件・方法を解説！
車を買うときにローンを組むという方は多いかもしれませんね。しかし、ローンの保証人は必ず必要なのか、誰に頼めばよいのか分からないという場合も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、車を買うときのローンの保証人について詳しく解説します。どのような場合に保証人が必要になり、誰に保証人になってもらうようお願いすればよいのかなどのヒントが満載です。保証人について失敗しないためにも、事前にしっかりと情報収集をしておきましょう。
※目次※
・車のローンで保証人が必要になるケースは多くないが、未成年や学生、低収入の方は保証人が必要
・保証人の条件は十分に収入がある成人。自己破産歴や多額の借入がある方は不利になるので要注意
・ローン契約の前には不安を解消することが大切。ローン相談実績の豊富なネクステージに相談するのがおすすめ
車のローンは保証人がいれば通るのか？
車のローンを組む際に気になるのが、保証人が必要かどうかです。実は、車のローンでは基本的に保証人は不要とされていますが、これもケースバイケースといえます。
ここでは、ローン契約時の保証人の有無や、保証人がいれば審査に通るのかなどについて解説します。また、あわせて「連帯保証人」と「保証人」の違いについても見ていくのでしっかりと理解しておきましょう。
基本的に保証人は必要ない
車のローンを組む際、基本的には保証人なしでも契約が可能です。ローンを提供している会社が申請にともなって審査を行いますが、多くのケースでは保証人がいないまま手続きが進みます。
購入の契約手続きを進めるまえから、保証人をどうすればよいかと過度に心配する必要はありません。まずは保証人なしで審査に通るか確認してみましょう。保証人が必要であると分かれば、誰にお願いするかを検討します。
保証人がいても確実に審査が通るわけではない
車のローンを組むときに保証人が必要になることはありますが、保証人さえいれば確実に審査に通るというわけではありません。わざわざ時間や労力をかけて保証人を立てても、結果的に審査に落ちることはあります。
しかし保証人をつけるよう指示を受けたら、審査に合格する可能性を上げるチャンスです。自分ひとりでローンの申請をするより、審査に合格する確率はアップするでしょう。保証人がいるからといって100%審査に合格する保証はありませんが、挑戦する価値はあります。
連帯保証人・保証人はどう違う？
自動車ローンの契約で保証人が必要な場合、一般的に求められるのは「連帯保証人」です。ただの「保証人」と名称は似ていますが、両者には責任の重さによる違いがあります。
・連帯保証人
債務者（お金を借りた人）に返済能力があった場合でも、代わりに返済を求められるケースがある。保証人と比べ、より重い責任を負う。
・保証人
債務者に返済能力がない場合に返済義務が発生する。債務者に資産がある場合などは保証人に返済義務は発生しない。
どちらも債務者が返済できない場合に、代わりに返済しなければならない点は同じです。しかし、保証人の場合は、一度債務者に督促するよう要求したり、債務者に本当に支払い能力がないのか確認要求が出せたりするのが特徴です。
車のローンで保証人がいれば通る可能性のあるケース
車のローンを組む際、場合によっては保証人が必要になることもあります。ここでは、車の購入手続きをする際、保証人が必要になるケースを4つご紹介します。
自身がそれらのケースに当てはまるのであれば、車の購入を検討している段階で保証人を誰にするか考えておくことが大切です。そうすることで購入時の手続きをスムーズに行えるでしょう。
未就労
車の免許は18歳で取れるため、成人したばかりで未就労の状態でも車を買いたいと思う場合もあるかもしれません。親が資金を援助して、子ども名義で車を買うこともあるでしょう。未就労若年者の方がローン契約をする際には、家族や親族などに保証人になってもらうようお願いする必要があります。
すでに定職に就いているなら必要だろうかと気になるかもしれません。すでに働いて収入を得ている方でも、保証人が必要になることがあります。親や頼れる方に保証人になってもらうよう依頼しましょう。
学生
すでに成人していたとしも、学生は保証人が必要です。学生とは、専門学校生や大学・大学院生、キャリアアップやキャリアチェンジのために仕事を辞めて学校に通っている人を含みます。
一般的に学生は学業を本業としていて、安定した収入がないからです。社会人を続けながら学校に通っている方は、会社員の立場を利用して車を購入できます。しかし、会社を辞めている状態だと、現時点で収入がないため保証人を探すことになるでしょう。
低収入
定職に就いていても、収入が低い方は保証人が必要になります。毎月一定額を長期にわたって支払うのが車のローンです。ローンを提供する会社は、申請者が借りるお金をすべて返せるかどうかをチェックします。残念ながら支払い能力が低いと判断したら、申請者に保証人を探すように指示が出るでしょう。
低収入とはどれくらいの収入なのかについて、具体的には明示されていません。ローンを提供する会社によっても違いがあります。保証人が必要だと提示されたら、保証人をつけましょう。
購入する車の金額が高い場合
毎月の収入があってゆとりのある生活をしている方でも、車を買うときに保証人が必要なことがあります。どのような状況かというと、金額が高い車を買うときです。値段の高い車を買う際に、保証人が必要になるのは収入が低い方だけではありません。ある程度の収入があっても保証人が必要になります。
ローンを提供する会社は申請者がお金を完済できるかどうかについて、支払い能力をチェックしているからです。金額があまり高くない車なら、保証人がいなくても審査にクリアできるかもしれません。しかし、金額の高い車は月々の返済額も大きくなり、審査基準も高くなるといえるでしょう。
車のローン審査に通るための保証人の条件
車を購入する際に保証人が必要なら、どのような方に保証人をお願いすればよいのでしょうか。特別難しいものではないものの、保証人になるためには条件があります。ここからは、保証人になる方の条件をご紹介します。車を買う際に保証人が必要になったときには、条件のなかから該当する方を選んでお願いしましょう。
成人
保証人のひとつ目の条件は成人であることです。未成年は保証人になれません。未成年の方は安定した収入がないことが多いからです。車を購入する契約自体、未成年であれば保証人が必要になります。
いくら仲のよい友達や同僚、親戚で、本人が保証人になることに同意していても同じです。保証人は成人の方のなかから探すようにしましょう。
毎月十分な収入があること
保証人をお願いする際は、毎月十分な収入を得ている方を探しましょう。たとえ収入が低い方でも保証人として申請できますが、審査に合格する可能性が高いのは月々得ている収入が高い方です。
収入がいくらくらいあれば確実に審査に通るのかについて、具体的な基準はありません。月々の収入の額が十分かどうかは、買おうとしている車の価格によっても変わります。いずれにしても、家族や親族など保証人をお願いできる方が何人かいるなら、収入の高い方にお願いするのがおすすめです。
自己破産や収入に見合わない借入がないこと
自己破産歴や借入履歴があるかどうかも重要です。自己破産歴や借入履歴があると、保証人になれないことがあります。たとえば、過去5年以内に自己破産している方は一般的に保証人になれません。
借入については、収入に見合わない借り入れがある場合は審査に不利になります。返済できる範囲内の借入額であれば問題ありません。しかし、収入と比べてあまりにも多い額を借り入れているときはどうでしょうか。ローンを提供する会社が、借入額が大きい方は保証人としての資格がないと判断するかもしれません。
車のローンの審査で誰かに保証人を頼む際に必要な行動
保証人をお願いしたい方が決まっているなら、どのようにお願いすればよいでしょうか。保証人をお願いする際に気をつけたいポイントをご紹介します。保証人をお願いする側と引き受ける側の両方に責任が発生しますから、お願いする際のポイントをしっかり押さえるのは大切です。審査に無事合格できたあとに気をつけたい注意点も取り上げます。
どうして車が必要なのかをきちんと説明
まず覚えておくべき点は、車が必要な理由をきちんと説明することです。自分としては車がどうしても必要だと感じていても、説明しないと相手には伝わりません。保証人をお願いする相手は、車を買うべき理由をあまり理解していないこともあります。
特に車の購入金額の返済は数年かけて行う必要があるので、そこまでしてでも車が必要な理由を説明して分かってもらいましょう。ときには一度の説明だけでは相手を納得させられないこともあります。何度か時間をかけて話し合い、相手を説得する根気強さも必要です。
完済の目途はいつなのかを説明
借りたお金を返済するための具体的な計画についても相手に伝えましょう。月々に支払う額をいくらに設定していて、どれくらいの期間をかけて返済するかを説明します。
バランスの取れていない返済計画だと、保証人を引き受ける側も心配になるかもしれません。返済計画についてアドバイスをもらったら、計画に調整を加えられるかどうか検討するのもよいでしょう。
何年後に返済を完了する予定なのかが分かれば、保証人を引き受ける側としても責任がいつまで続くのかが分かります。バランスの取れた返済計画であれば、保証人としての責任を引き受けやすくなるでしょう。
ローンの内容確認
車の購入手続きを進める際に、契約の内容がどういうものかを保証人に説明することは大切です。どの会社で手続きをしようとしているかについて、気にする方もいるかもしれません。保証人となる方が気にすることは、ひとつひとつ説明するのがよいでしょう。
また、万が一月々の返済ができない場合、保証人にどのような影響がおよぶのかを伝えます。伝えにくく感じるかもしれませんが、大切な情報です。契約内容がどのようなものかによって、返済できないときの流れが異なります。あとでトラブルにならないように、しっかりと理解しておきたい内容です。
返済が滞らないようにすること
無事に審査に合格して車を入手できたら、返済が滞らないように注意します。返済が滞ると保証人に迷惑をかけることがあるからです。
月々の返済が滞ると、延滞金が発生するかもしれません。延滞金が発生すればするほど返済がより難しくなるでしょう。
購入者がお金を支払えないと、保証人に連絡が入るかもしれません。また、購入者の代わりに未払い金を支払う必要が生じることもあります。
銀行口座からの引き落としを選択しているなら、引き落とし日に十分な金額が銀行口座にあるようにしましょう。
保証人なしで車のローンを組む際に意識したい行動
気に入った車を買おうと検討しているときに、できれば保証人なしで契約したいと考える方もいるかもしれません。身近に保証人について相談できる方がいないというケースもあるでしょう。そのようなときに検討したいのは、保証人を立てずにローンの申請を行うことです。
保証人を立てないで車を買うための注意ポイントをご紹介します。当てはまる項目を多くすることで、ローンの審査に合格しやすくなるでしょう。
まとまった資産を用意すること
車の購入費用をすべてローンで支払うのではなく、自己資金を用意する方法です。ある程度まとまった資産を用意し、購入費用の頭金にあてます。まとまった資産を用意することのメリットは、借りるお金の額を減らせることです。ローンで借りる金額が減るので、比較的審査に通りやすくなります。
借りるお金の総額が減ると、月々の返済額や返済期間の調整もできるでしょう。月々の収入自体は変わらなくても、返済能力が十分にあるとアピールできるかもしれません。
中古車を検討すること
新車は金額が高いため、中古車を買うのもおすすめです。購入代金が下がれば、審査のハードルを下がります。車を買うために借りるお金の額を少なくすることで、審査に通りやすくなるでしょう。
中古車を探す際は、新古車・未使用車という選択肢もあります。すでに新車登録は済んでいますが、まだ実際には使用されていないのが新古車や未使用車の魅力です。新車とほぼ同じ状態で、新車より値段が安く設定されます。車を買う際の選択肢に含めるのはいかがでしょうか。
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審査が比較的やさしいローンを組むこと
車の購入金額を下げる以外に、審査がやさしいローンを選ぶこともおすすめです。車を買おうとしている方は、どこの会社で契約をしても同じだろうと思うかもしれません。しかし、ローンを提供する会社やローンの種類によって審査の通りやすさに違いが出ます。
特に保証人を立てないで車を買うと決めたのであれば、審査が比較的やさしいローンの選択がおすすめです。自分で判断するのが難しいときは、車の販売スタッフに相談しましょう。審査に通りやすい会社を紹介してもらえるかもしれません。
車のローンでお悩みの際はネクステージにご相談ください！
車の販売を全国で行うネクステージは、ローンの相談も承っています。車の購入手続きを進めるうえで保証人が必要になる際は、どのような方に保証人になってもらえばよいか具体的にお答えします。車の購入で不安に思っていることをお気軽にご相談ください。
お客様の希望や予算、収入に見合う値段の車を見つけたり、返済プランを一緒に検討したりできるのもネクステージの強みです。むりのない返済プランを立てることで、保証人になる方も安心して契約に同意できるでしょう。
まとめ
車を買うときに保証人を探す必要があるなら、成人で十分な収入がある方にお願いしましょう。その際に契約内容をキチンと説明し、滞りなく返済を完了することも大切です。保証人を立てたくないと思う方は、まとまった資金を用意したり、審査する基準が比較的やさしいローンを探したりできます。
車の購入をよりスムーズに行いたいときは、ネクステージにご相談ください。購入金額を抑えた車もご紹介できます。ローンを案内する点でも実績や経験が豊富です。自己資金を用意して購入する場合や保証人を立てる場合など、お客様のご要望に合わせて対応いたします。
