ローンを組む時に保証人は必要なの？車を買う時に関わる保証人の条件や対処法
マイカーローンを車の購入時に利用しようと思うケースは多いでしょう。一括で支払えないような金額でも、月々の分割払いであれば長期に渡って返済を続けていけるため収入とのバランスも取りやすいと言えます。
しかし諸々の理由から「保証人を付けた方がよいか」悩む方もいらっしゃるかもしれません。ローン審査に通るか自信がない方、保証人を立てた方が良いのかラインを見極めたい方は参考にしてさい。
※目次※
2.保証人を用意した方がローン審査に通りやすくなる場合とは？
・ローンを組む時に保証人は必ずしも必要ではない。しかしどのような状況でも保証人を立てることは審査の面で有利に働く。
・年収が少ない、未成年、滞納歴がある場合などは保証人を立てることでより審査に通りやすくなる。
・頭金を用意する、借入額を減らすなどでローンの保証人がいなくとも車を購入することは可能。
ローンを組む時に保証人は必要なの？
返済できそうな借入額を見定め、マイカーローンを組み月々の支払いを進めていくことは車を買う上でとても合理的な選択と言えるでしょう。
車を購入する時にローンを選ぶことは一般的であり、ローンを組めるのであれば今すぐ車を買いたいと考えるケースもあります。ローンを組む時に保証人は必ず必要なのでしょうか。
保証人なしでもローン審査は受けられる
結論から申し上げますと、マイカーローンを組む時に保証人は必須ではありません。保証人無しでもローン審査を受けることは可能で、問題なく通る可能性も多々あるでしょう。
家や車のローン審査で見られているのは借主の返済能力です。借入額に対して借主に充分な返済能力があると判断されれば保証人は必要ありません。保証人がいる場合といない場合では、総合的な返済能力に差が出てくることも分かりやすいポイントでしょう。
保証人がいるとローン審査に通りやすくなる
保証人がいる場合についても考えてみましょう。必須ではありませんが保証人を付けることでローン審査に通りやすくなることは事実です。自分の信用度、返済能力に加えて保証人の分も加味されるため当然と言えるでしょう。
しかし保証人を立てることが常に万全の対策ではありません。信頼できる相手でなければ相手も保証人になろうとは思わず、返済能力が危うい借主の場合は尚更です。保証人との関係性、トラブルが起きる可能性も踏まえて検討する必要があります。
保証人を用意した方がローン審査に通りやすくなる場合とは？
保証人と一緒にカーローンを組むことでローン審査に通りやすくなりますが、中でも以下の点に該当する方は特に保証人を用意することがローンの可否に影響を及ぼすと言えます。
どれもローン審査の核となってくる審査基準であるため、以下の点に不安要素がある方は保証人を立てることも考えておくと良いでしょう。
年収が少ない場合
年収が少ない場合、保証人を用意しておくことでローン審査に通る可能性が高くなります。年収はカーローンを組む上で最も大切な要素とも言えるでしょう。加えて安定した勤務状況かどうかも審査の対象です。
収入の少なさは返済能力に直結するため、現在銀行口座にある貯金よりも将来的に安定した収入を得られるか否かの方が比重が重たくなることを覚えておきましょう。
収入と借入額のバランスが悪い場合
収入と借入額のバランスが悪い場合にもローン審査は通りにくくなってしまいます。具体的には年収に比べて買う車が高すぎる、頭金がないことが原因で借入額が増えてしまうケースなどです。
収入の30%を越えてしまった場合ローン返済は難しくなると言われています。年収が充分にあったとしても借入額にも目を配りましょう。
勤続年数や就業形態が安定していない場合
年収とも関係する内容ですが、勤務状況が1年未満であったりアルバイトやパートであったりする場合、マイカーローンに通りにくくなってしまいます。このような場合も保証人を立てた方が通る可能性は上がるでしょう。
このことからもローン審査では収入の安定性を重視していることが分かります。収入が高いことは確かに大切ですが、継続した収入を得ているかは更に大切です。
遅延や滞納歴があるの場合
遅延や滞納歴が残っているとローン審査で不利になってしまいます。この場合も保証人を用意することがおすすめです。信用情報を精査されるため、例え過去に問題があっても虚偽の情報を申告しないことが大切と言えるでしょう。
遅延や滞納歴は年収の低さや勤務状況よりも致命的となることがあります。保証人に関わらずローン自体を断られるケースも考えておきましょう。
未成年の場合
未成年の場合もローンを組むことが難しいと言われています。まず一般的なローンでは満20~65歳を対象年齢としていることが多いため、年齢制限がある場合はこの時点でローンを組めません。
未成年でも就業していればローンを組める場合、保証人を立てた方がより審査に通る確率は上がるでしょう。未成年者の名義で車を買う必要があるのか、もう1度確認することも大切です。
法人名義で購入する場合
法人名義でカーローンを組む時は保証人が必要です。収入の高さに関わらず、自営業の方や法人名義で車をローン購入するケースでは必須のため注意しておきましょう。
法人契約では法人の代表者が連帯保証をするパターンが一般的です。法人から代表者を出さずにローン契約できてしまうと悪用されてしまう恐れがあるため、必ず誰かしら個人の名前が必要になります。
ローン審査で保証人を求められることもある
ローン審査では「本人の返済能力が低い」と判断される場合も当然あります。返済能力が低い場合でも、まだ諦めることはありません。
審査で本人のみでは難しいと判断される場合は、保証人を立てることを求められます。これにより本人の保証能力を補うのです。保証人を立てる場合の注意点は、以下を参考にしてください。
保証人を求められるケースとは？
次の3点に当てはまる場合は保証人を求められるケースがあります。年収が少ない場合、収入はあるが不安定な場合、その他の借り入れがある場合です。
年収が一定額に届かない時は連帯保証人が必要でしょう。またフリーターや自営業などは不安定な業種と捉えられる場合もあります。
進めているローン契約以外に借り入れがある場合もこのケースに含まれるでしょう。しかしこれらは一般論ですので、個々のケースで条件が変わります。
保証人がいても審査に落ちる場合もある
保証人を立てて信用力を上げたとしても「本人の信用力」が低ければ審査に落ちる場合もあります。過去に自己破産している場合は要注意と判断してください。
自己破産から5~10年を経過していない場合はブラックリストに載っている事も考えられ、審査に落ちる確率が高くなります。
その他にも収入や信用情報、債務残高が多い場合も保証人の有無に関わらず、ハードルは高くなるケースが多いことも覚えておきましょう。
ローンの保証人をお願いする人の選び方とは？
保証人は立てられれば誰でも良い、と判断されるものではないことは明らかです。ローン審査官に「責任を負うに十分な資質のある人」と適切に訴えることのできる方でしょう。
しかしそう考えると重荷になります。必要なことは、借り入れる金額の返済が可能であることを審査官に分かってもらうことです。具体的な条件を考えてみましょう。
保証人を頼める人の条件
まず成人であることが必要です。さらに成人であっても、年金以外の一定の安定した収入があることも必須となります。このように「一定の安定した収入」はローンの借り入れにはとても重要な項目です。
ただしどれだけの収入額かに一定のルールはありません。その時のローンの借り入れ額や収入の安定性等が総合して判断されるからです。
また、上述と同様に「保証人の信用力」が低い方は難しくなります。自己破産から5年経たない場合は保証人には立てないことを覚えておいてください。
保証人の借り入れ額については、収入との釣り合いが重要です。この場合も借入額の返済が不可能なレベルの収入では不適切でしょう。また多重債務者でないことも確認します。
勤続年数の長さはプラス面です。収入の安定性や、社会適合性が高いため長く勤続できていると判断されます。
連帯保証人は肩代わりするリスクがある
ここで念頭に置くべき事は、連帯保証人にはリスクが発生する事です。連帯保証人は本人が返済不可能に陥った際に、借入額の肩代わりをしてくれる人として考えられています。本人に返済能力が無くなった際は、連帯保証人に能力がなくとも請求を受け入れるしか方法はありません。
多くの場合は配偶者や同居の親族を立てるのが一般的です。しかし親族の中で適合者がいない場合もあきらめずに、条件に適う人を探しましょう。
その際にはどうして車が必要なのかやローンでないと購入できないのか、今でないとだめなのかといった購入の理由をしっかり相手に伝えることを心掛けてください。まずは相手に理解してもらう事から始めましょう。
ローンの保証人がいなくても車を買える方法はあるの？
何らかの理由で自分1人ではローンを組むことが難しい方は保証人を探すことになります。しかし保証人も立てる上では相手の返済能力やお互いの信用など一筋縄では行かないことも考えられるでしょう。
ローンの保証人を立てることもできない状況も考えられます。保証人を立てなくとも車を購入する方法には以下のような方法があるため、保証人で困っている方はご参照下さい。
※下記の方法により保証人なしでのローン借り入れの可否や審査結果への影響を約束するものではありません。
少しでも頭金を作る
自分1人ではローン審査に通りそうにない、尚且つ保証人も立てられない場合でもいくつかの対処法があります。1つ目は頭金を用意することです。
購入価格から頭金を引いた額が金利負担が必要な借入額になります。頭金を多く用意しておけば借入額は自ずと少なくなり、ローン審査も通りやすくなるでしょう。頭金の相場は本体価格の2~3割と言われています。
他の借金を返済する
カードローンや他の借金がある方は、マイカーローンの申請をする前に返済してしまうことをおすすめします。車以外のローンを持っているか、また返済が順調に進んでいるかはマイカーローンでも非常に重要です。
個人の信用情報を参照すればすぐに分かってしまうことであるため、心当たりのある方はできるだけ事前に支払いを完了させてしまいましょう。
成人するまで待つ
未成年で車のローンが組めない場合は成人するまで待つことが1番の解決法です。未成年で就業していたとしてもその年数は浅く、成人まで待ったとしても収入や勤務状況によってはローン審査で否決されることもあるでしょう。
成人するまで頭金を貯めて待ち、ローン審査を受けても問題がなさそうであれば成人してから受けることをおすすめします。
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ローンを組んで車を購入することは難しい状況の方でも、中古車であれば多くの問題を解決できます。ネクステージでは豊富な在庫から中古車を選ぶことができ、最寄の店舗にお取り寄せも可能です。
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まとめ
マイカーローンは高価な車を買いたい方や月々の返済額に苦しむ方に取っては大きな助力となりえます。年収が少ない方や勤務状況が不安定な方はローンを組むことが難しくなりますが、保証人を立てたり頭金を多く用意することで対応することもできます。
しかし同時にどの方法も一朝一夕には決められず、特に保証人を用意することにはトラブルも起こりがちです。自分に合った返済プランを選択することや、中古車を選ぶことで借入額を引き下げることも考えましょう。
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