カーローンを組む時は保証人を立てるの？連帯保証人の特徴やローン審査の対策
車を購入する際に、ローンを利用すれば、まとまった資金を用意する必要がないため便利です。通常、カーローンを組む際に保証人・連帯保証人は必要ありません。しかし、状況によっては必要な場合があります。
どのような場合に保証人・連帯保証人が必要なのでしょうか。連帯保証人が必要になるケースについて解説します。保証人と連帯保証人の違いや保証人なしで車を購入する方法についてもご紹介しますので、事前に知識を蓄えておきましょう。
※目次※
7.カーローンの保証人なしで買える車はネクステージで探そう！
・カーローンの審査で支払い能力や信用が低いとみなされた場合は連帯保証人が必要になる
・単なる保証人よりも連帯保証人のほうが責任が重くリスクがあることを覚えておこう
・車体価格が安い中古車を選ぶなどして借入額を減らせば保証人なしでローンを組める可能性が高くなる
カーローンを組む時は保証人を立てるの？
「カーローンを利用したときに保証人が必要だった」という声を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
自分にも必要なのだろうかと不安になる場合があります。保証人が必要なケースとはいつで、なぜ必要になるのでしょうか。安心して車を購入するために、基本的な知識を取り入れておきましょう。
連帯保証人なしで借りられるケースがある
一般的なローンを組むときに、保証人が必要と考える人も多いかもしれません。しかし、カーローンは連帯保証人なしでも組めることが多くあります。ローンを組む本人が審査の基準を満たしていたら、カーローンは連帯保証人なしで組めると考えてよいでしょう。
カーローンの場合、借入金額が少なかったり、購入した車そのものをローンの担保にしたりするケースがあります。そのため、他のローンよりも保証人が必要なケースはそれほど多くありません。それでも保証人が必要な場合は、保証会社を利用して、ローンの金利に利用料を上乗せして支払うことで連帯保証人が不要となります。
連帯保証人が必要になるケースもある
一方、カーローンでも連帯保証人が必要になる場合があります。連帯保証人が必要と判断されるのは、ローンを組む本人に返済能力がないと判断された場合です。ローンを組んだとして、本人が支払い続けられるのかが重要視されます。
連帯保証人が必要な例として挙げられるのは、未成年であることやアルバイトなどで経済的に安定していない場合、社会人であっても収入が少ない場合などです。
他にも、カーローンの申し込み金額が大きい場合や住宅ローンなどの借入れがある場合、クレジットカードで支払いの延滞をした場合なども、連帯保証人を求められることがあります。
保証人と連帯保証人は責任が異なる
保証人と連帯保証人は責任の範囲が異なります。ローンを組んだ本人である債務者が、何らかの事情で返済できない場合に返済をするのはどちらも違いはありません。ただし、連帯保証人は保証人に比べて責任が重いため、注意が必要です。
「保証人」は債務者の支払い能力がない場合に返済義務が生じます。しかし「連帯保証人」の場合、債務者の支払い能力の有無にかかわらず返済義務が生じることが特徴です。場合によっては、債務者に支払い能力があっても連帯保証人が返済をしなければなりません。連帯保証人のほうが責任が重くなることを知っておきましょう。
カーローンの連帯保証人が必要になるケース
カーローンで連帯保証人が必要になる具体的なケースを確認しておきましょう。現状で自分に当てはまるものがないか確認しておけば、安心感につながります。
仮に保証人が必要になったとしても、落ち込む必要はありません。連帯保証人が必要ということは、審査を通過するのにあと一歩とも考えられます。審査を通過する可能性があると考えてもよいでしょう。
支払い能力が低い
まず、ローンを組む本人の支払い能力が低いケースが挙げられます。具体的には以下のような場合です。
・未成年
・収入が低い
・安定した収入がない
・雇用形態の影響
・勤続年数が少ない
未成年で未婚の場合には、民法で定められた内容によって契約が取り消されてしまうことを防ぐため、法定代理人（親権者）の同意を求められます。また、雇用形態については、フリーターや自営業などの場合は年収が不安定と見なされてしまうこともあるようです。
どのケースでも「継続的にローンを支払うことが難しい」と判断される場合に、連帯保証人を求められます。
信用が低い
一般的にローンを組む際に「信用」は重要です。ローンは「継続的に支払い続けられる」ことが重要なため、他のローンで滞納経験があったり、自己破産していたりすると信用が低いと判断されてローンが組みにくくなる可能性があります。
また、カーローンの他にも住宅ローンなどの借入れがあり、カーローンの返済が難しいと判断されることも珍しくありません。返済の計画に無理がないかなどもしっかりと確認しておきましょう。
カーローンの連帯保証人になれる人とは？
ローンの連帯保証人になれる人に、どのような特徴があるのか知っておきましょう。連帯保証人には本人に代わって、ローンを返済する義務があります。
そのため誰でもよいわけではなく、保証人になるためにも条件があるといえるでしょう。連帯保証人になれる人の基準についてもご紹介します。
支払い能力や信用が高い人
ローンを組んだ本人の代わりに返済ができる「返済能力がある人」が連帯保証人になれます。保証人の条件は以下のとおりです。
・安定した収入がある
・20歳以上65歳未満
・雇用形態が安定している
・勤続年数が長い
・自己破産をしていない
・支払い遅延をしていない
65歳以上の多くの方は年金受給者となるため、収入が年金だけという場合もあります。その場合は、十分な返済能力があるとは判断されず、保証人になれないこともあるでしょう。ただし、年金額が高額な場合や、資産が多い場合などは連帯保証人として認められることもあります。
親族に頼むケースが多い
一般的には、親や配偶者などの親族に頼んで、連帯保証人になってもらうことが多いようです。ただし、ローンを組む金融機関や信販会社は、連帯保証人が親族であることよりも「支払い能力があるか」という点を重要視しています。
連帯保証人は、ローンを組んだ本人が返済できない場合に本人に代わって全額を支払う責任を負わなければなりません。信頼関係のある親族に依頼しやすいと考える人も多くいます。
カーローンの連帯保証人を立てるかは慎重に判断しよう
カーローンの連帯保証人の責任は重いため、安易に決めてしまうと後でトラブルになってしまう可能性があります。そのため、連帯保証人になってもらう人を慎重に選ぶだけでなく、連帯保証人を立てるかという点も慎重に判断しましょう。連帯保証人のリスクについてご説明します。
連帯保証人にはリスクがある
保証人になってもらうということは、重い責任を相手に課すことになります。もし自分が返済できなくなった場合、保証人に全額返済する義務が生じるためです。そのため、最悪の場合、相手との信頼関係が失われてしまうこともあるでしょう。
また、連帯保証人を頼む際にそういったリスクがあることを説明する必要があります。ローン内容や完済の時期、月々の返済など、相手のリスクにつながることは全て説明をして、納得してもらった上で依頼するものと考えておきましょう。
保証人なしで車を買う方法も考えよう
連帯保証人は、自分にとっても相手にとってもリスクを伴います。どれだけ信頼がある関係でも、金銭トラブルは相手との関係を壊しかねません。そのため、よほどの事情がない限り保証人を立てずに車を買うことが賢明です。
保証人を立てずに済む方法・対策はあります。まずは自分にできることはないかを確認し、保証人は「最後の方法」として残しておきましょう。
保証人なしでカーローンを組む時のポイント
保証人なしでカーローンを組むために、押さえておくべきポイントがあります。金融機関やディーラーなどでさまざまなカーローンがありますが、基本的な審査のポイントは変わりません。連帯保証人が必要なくなるように、自分にできることを実行してみることでローンの審査に通過しやすくなります。
支払い能力や信用度を高める
連帯保証人が必要となる要因は、支払い能力や信用度が低いことが挙げられます。そのため、審査の基準となる支払い能力や信用度を高めることで保証人が必要なくなるでしょう。
支払い能力の具体的な数値としては、年収200万円以上が目安といわれています。また、雇用形態については正社員や公務員はローンが通過しやすくなりますが、勤続年数が3年以上なども大きなポイントとなるようです。
他にも、10年以内に返済の支払遅延をしていると、カーローンの審査に通りにくくなります。クレジットカードの引き落としの遅延なども対象となるため注意しましょう。カーローンの審査を受ける前に他のローンや借入の債務残高を減らしておくことや、未納になっている税金などを支払っておくことも重要です。個人の信用度を上げるために、できる限りのことをしておきましょう。
借入額を下げる
保証人なしで車を買うためには、借入額自体を安くすることが重要です。例えば、頭金を用意することでローンの借入金額を減らすこともできます。また、車の購入代金を安くすれば、頭金を用意できない場合でもローンの借入金額を減らすことは可能です。
新車を検討している場合は、中古車も視野に入れることで車の購入額を安くできる可能性があります。中古車でも「登録済み未使用車」を選択することで、初度登録だけで使用または運行されていない車を安く購入できるでしょう。借入額を安くするために、中古車を購入する選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
保証人なしのローンが組めないときは中古車も検討しよう
前述のとおり、連帯保証人には責任やリスクが大きいため、親しい家族以外には頼みづらいことが現状です。可能であれば、ローンを利用せずに購入する方法を検討してみましょう。
購入費用を抑えるために、車体価格が安い中古車購入は選択肢のひとつです。お得に購入するために、注目できるポイントをご紹介します。
年式や走行距離にこだわらない
中古車は、同じ車種・グレードであっても一台ごとに車両状態が異なるため、販売価格が異なります。年式が新しく、走行距離が短い車は基本的に高価格設定です。一方、年式が古く走行距離が多い車は、販売価格が低いケースが多くあります。
5万km・10万kmといった節目を境に受ける印象が変わるため、販売価格に差が生じることが一般的です。年式や走行距離に強いこだわりを持たなければ、好きな車種・グレードを安く購入できる可能性が高くなります。
オプションや装備を妥協する
同程度の年式・走行距離であっても販売価格が異なる理由は、オプションや装備の有無です。大抵の車は、一定期間ごとにモデルチェンジを行っているため、新車時の登録時期によりオプション・装備内容が異なります。
自分にとって本当に必要なオプション・装備内容なのかを検討しましょう。人気が高いオプション・装備であっても、自分の用途にはさほど必要がない場合があります。オプション・装備がないという理由で、低価格販売されている車がたくさんあるためチェックしてみましょう。
決算シーズンを狙う
中古車は、新車とは異なり販売価格が一定ではありません。需要と供給のバランスにより左右されます。そのため、中古車にはお得に購入できるタイミングがあることを覚えておきましょう。
例えば、3月や9月の決算期などは、新車販売に力を入れる時期であり、買い替えのために中古車市場の在庫が増加する時期です。選択肢も多くなり、希望条件にかなった車をお得に購入しやすい時期でもあります。キャンペーン情報などにも注意しましょう。
カーローンの保証人なしで買える車はネクステージで探そう！
中古車は新車とは異なり、すでにある在庫の中から選ぶ必要があります。そのため、中古車の在庫数が多い会社を選ぶとよいでしょう。
ネクステージでは、豊富な在庫から欲しい車を選ぶことができ、購入後のサポートも充実しています。価格の安い車両であれば、ローン自体を組まずに済むかもしれません。予算を設定し、お気に入りの一台をお探しください。
取り扱い台数が多い
ネクステージでは、全国200以上の店舗があり、3万台の在庫から選択可能です。そのため、購入できる中古車の選択肢が広がります。
低価格帯車両も多く、欲しい車を安く購入できるチャンスが増え、カードローンの借入額を少なくできる可能性が高くなる点がメリットです。ネクステージは販売中の車両をWebから確認できるため、ぜひご活用ください。
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購入後のサポートもある
ネクステージでは、購入後の保証も充実しています。取り扱う中古車は厳しい基準を設けていますが、万が一の時のためにネクステージが販売する全ての中古車には無料保証が付帯されているため安心です。具体的な保証期間は、国産車で3か月または3,000kmまで、輸入車では1か月または走行距離無制限となります。
さらに充実した有料保証「サービスサポート」もあるため、用途に合わせて保証をお選びください。
まとめ
車購入方法のひとつであるカーローンは、通常連帯保証人は必要ありません。しかし、状況によっては必要になるケースがあります。これまでのローン返済状況やクレジットカードの使用状況などを確認してみましょう。
可能であれば、保証人なしでのローンを組む、または価格が安い中古車購入という選択肢を検討できます。ローンの種類・借入金額など、不安や疑問点がある場合はネクステージにご相談ください。お客様の希望に寄り添って車選びをお手伝いします。
