軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

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軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

軽自動車は自動車の中でも維持費が安くなっていて、気軽に車を所有できるため人気を集めています。地域によっては一人が1台の車を所有しているところもありますし、燃料価格の高騰や物価高から普通車から軽自動車に乗り換える人もいるでしょう。

 

そこで、軽自動車と普通車との維持費の違い、費用の内訳やおすすめの軽自動車まで詳しく説明します。軽自動車の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

※目次※

1. 軽自動車の維持費は普通車に比べて安い!

2. 軽自動車の維持費が安いのはなぜ?

3. 軽自動車と普通車の維持費を詳しく比較してみよう

4. 軽自動車の維持費を安くする6つのポイント

5. 維持費の安い軽自動車を探してみよう

6. 軽自動車は中古だと維持費が高くなる?

7. まとめ

 

■POINT

・軽自動車は普通車に比べて税金、車検費用、維持費などが圧倒的に有利となっている。

・軽自動車の自動種保険料(任意保険)が安いのは、事故率の低さや修理費用が安いことが理由のひとつである。

・維持費を抑えるには、運転の仕方や車検を受ける方法、日頃のメンテナンス、任意保険を見直してみよう。

 

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軽自動車の維持費は普通車に比べて安い!

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

軽自動車は車両本体価格が普通車と比較して安価なモデルが多く、税金面でも有利なため購入のハードルは下がります。

 

また、保険料や燃料代といった維持費も普通車と比べてリーズナブルになっているので、所有しやすいのです。ここでは、軽自動車を所有した場合に、1か月や年間にかかる維持費を説明します。

 

軽自動の年間維持費の目安

損害保険会社が2023年に行った調査によれば、軽自動車の維持費は月に1万1,000円だったという結果が出ています。これは高額とされるSUV・クロカンタイプの自動車と比較すると6,600円も安い金額です。

 

年間の維持費としては軽自動車が13万2,000円ですので、いかに軽自動車にかかるコストがリーズナブルなのかが分かる結果となっています。この維持費に含まれるものは保険料、燃料代、駐車場代、修理代とされており、税金やローンの返済、有料道路通行料は含まれていません。

 

普通車との年間維持費の比較

軽自動車は自動車のあらゆる種類の中で、最もリーズナブルなモデルと言えます。先ほどの損害保険会社が計算した年間維持費も発表しているので、ここでは軽自動車と普通車のボティタイプ別の維持費を表にしました。

ボディタイプ

年間の維持費(平均額)

セダン

1万3,600円✕12か月=16万3,200円

ステーションワゴン

1万3,700円✕12か月=16万4,400円

コンパクトカー

1万3,100円✕12か月=15万7,200円

ミニバン

1万5,600円✕12か月=18万7,200円

オープン・クーペ

1万5,000円✕12か月=18万円

SUV・クロカン

1万7,600円✕12か月=21万1,200円

軽自動車

1万1,000円✕12か月=13万2,000円

その他

1万4,000円✕12か月=16万8,000円

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軽自動車の維持費が安いのはなぜ?

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

車を維持するための費用が必要であることは、普通車も軽自動車も変わりありません。ただし、その費用の内訳は、税金や保険料などいずれの項目も、軽自動車のほうが圧倒的に安上りです。

 

ここでは、車を維持するために必要な費用の内訳を、普通車と軽自動車と比較して説明します。改めて軽自動車のお得な点を確認しておきましょう。

 

税金が安い

軽自動車は、税金面で大きな特典があります。毎年課される軽自動車税は、自家用で1万800円です。例えば1.5L以下のコンパクトカーの自動車税種別割は3万500円ですので、軽自動車のほうが安くなります。

 

また、車検には自動車重量税が必要です。軽自動車の場合、重量に関わらず年間3,300円です。普通車は重量0.5tごとに年間4,100円です。

 

軽自動車も普通車もエコカー減税対象車であればさらに税金が軽減されるため、維持費が大幅に抑えられます。(2024年5月時点の情報です)

 

メンテナンス部品が安い

軽自動車のメリットとして、部品交換費用の安さが挙げられます。車は多くの消耗品で構成されており、定期的にこれらの部品を新しいものに交換する必要があります。

 

軽自動車は小さなボディサイズと軽量さから、普通車と比較して部品交換のコストが全体的に低いのです。

 

そのため、車検時などに経年劣化した部品を交換する場合でも、同じ部品を交換する普通車と比べて、軽自動車の整備費用は一般的に安くなります。これは、軽自動車の維持費を抑える大きな要素でしょう。

 

自動車保険料が安い

任意で加入する自動車保険料(任意保険)は、損害保険料率算出機構の「自動車保険の概況2022年度」を元に計算しました。

 

自動車保険料の相場は、合計の保険料を契約台数で割って算出します。軽自動車は普通車に比べて約2万3,000円、小型車と比べても約6,000円安いという結果でした。

 

損害保険料率算出機構の統計によると、軽自動車の事故率は約6.2%で、普通車は約7.6%、小型車は約7.0%です。同様に、軽自動車の1件あたりの保険金支払額は約34.6万円であり、普通車が約41.0万円、小型車が約34.6万円です。

 

このことからも軽自動車の自動車保険料が低い理由は、「事故率が低い」ことや「1件あたりの保険金支払額が少ない」ことが考えられます。
 

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軽自動車と普通車の維持費を詳しく比較してみよう

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

車を維持するための費用が必要であることは、普通車も軽自動車も変わりありません。ただし、その費用の内訳は、税金や保険料などいずれの項目も、軽自動車のほうが圧倒的に安上りです。

 

ここでは、車を維持するために必要な費用の内訳を、普通車と軽自動車と比較して説明します。改めて軽自動車のお得な点などを確認しておきましょう。

 

自動車税種別割

自動車税種別割は車を所有し続ける限り、毎年継続的に課されるものです。そのため、負担を感じやすい費用のひとつと言えるでしょう。

 

この自動車税種別割とは、車の排気量や最大積載量、仕様の用途などにより定められており、使用目的が限られる特殊車両などは割安となっています。

 

普通車に比べ、軽自動車の税率は低く設定されています。下記の表を参考に比較してみてください。

 

四輪以上(排気量660cc以下)の乗用の軽自動車の税率 (年税額)

排気量

標準税率

軽減税率(おおむね75%軽減)

軽減税率(おおむね50%軽減)

660cc以下

1万800円

2,700円

5,400円

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自動車税種別割(自家用普通車)

排気量

標準税率

軽減税率(おおむね75%軽減)

軽減税率(おおむね50%軽減)

1L以下

2万5,000円

6,500円

1万2,500円

1L超~1.5L以下

3万500円

8,000円

1万5,500円

1.5L超~2L以下

3万6,000円

9,000円

1万8,000円

2L超~2.5L以下

4万3,500円

1万1,000円

2万2,000円

2.5L超~3L以下

5万円

1万2,500円

2万5,000円

3L超~3.5L以下

5万7,000円

1万4,500円

2万8,500円

3.5L超~4L以下

6万5,500円

1万6,500円

3万3,000円

4L超~4.5L以下

7万5,500円

1万9,000円

3万8,000円

4.5L超~6L以下

8万7,000円

2万2,000円

4万3,500円

6L超

11万円

2万7,500円

5万5,000円

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(2024年5月時点の情報です) 

 

自動車重量税

自動車重量税は新規登録時もしくは車検時に、車検証の有効期限分をまとめて支払います。普通車は車両の重量に応じて税額が決まりますが、軽自動車の場合は車両の重量に関係なく定額です。車両重量と自動車重量税の関係は以下の表で確認しましょう。

 

エコカー減税適用なし登録から13年未満の場合

車検期間/車両重量

2年

軽自動車

6,600円

~500kg以下

8,200円

~1,000kg以下

1万6,400円

~1,500kg以下

2万4,600円

~2,000kg以下

3万2,800円

~2,500kg以下

4万1,000円

~3,000kg以下

4万9,200円

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 (2024年5月時点の情報です) 

 

メンテナンス、車検費用

車検は、新車購入から3年後、それ以降は2年ごとに受けることが法律で定められています。車検費用は安全基準に合格するための整備と、自動車重量税や自賠責保険料なども含まれているのが通常です。

 

車検の基本料は、車検専門店や中古車販売店、ディーラー、ガソリンスタンドなど、車検を依頼する業者によっても違いますし、整備内容によっても変わってきます。

 

例えば、ネクステージでしたら車検費用は法定費用込みで、軽自動車3万4,940円~、1tまでの小型クラス4万4,850円~、1.5tまでの中型クラス5万3,050円~、2tまでの大型クラス6万1,250円~重量によって異なってきます。となっています。あくまでも目安として参考にしてみてください。 (2024年5月時点の情報です) 

 

燃料代、ガソリン費用

燃料代やガソリン代は、普通車や軽自動車によって違いが出るというよりも燃費で変わります。車を走行させるためには燃料は欠かせません。ガソリン代の相場は産油国の状況や円高・円安などで上下します。

 

特に最近では世界情勢などの影響により軒並み燃料価格が高騰しているのが現状です。経済産業省による調べでは、2024年5月15日時点で全国平均価格は174.5円/Lとなっています。

 

ただし、必要な燃料は車種によっても異なり、レギュラーガソリン以外にも、ハイオクや軽油(ディーゼル)があります。その中でも、ディーゼル車は燃料代が安いことでも知られていて、軽油の全国平均価格は154.2円/Lです。

 

また、ガソリン代は総排気量や走行距離、燃費などによっても変わってくるため、月額でどれくらいのガソリン代がかかるのかということについては個人差があります。

 

保険料

車に関する保険は、法律で加入が義務付けられている「自賠責保険」と、任意で加入する「自動車保険(任意保険)」の2つに分けられます。自賠責保険の保険料は保険会社による差はありません。自賠責保険の保険料を表にまとめました。

 

12か月

13か月

24か月

25か月

自家用乗用自動車

1万1,500円

1万2,010円

1万7,650円

1万8,160円

軽自動車

1万1,440円

1万1,950円

1万7,540円

1万8,040円

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(2024年5月時点の情報です)

 

自賠責保険と違って自動車保険は、年齢や等級、使用目的、使用状況、種別など、さまざまな観点から年額が決定されます。自動車保険に加入しないという選択肢もありますが、万が一の事故に備えて自賠責保険とは別に加入したほうが良いでしょう。

 

駐車料金

軽自動車といえども、駐車スペースを確保しなければいけません。戸建てなど敷地内に駐車スペースがあれば費用は0円で済みますが、駐車場がなかったりマンションやアパートに住んでいたりする場合は、月極の駐車場を借りる必要が出てきます。

 

駐車場代は車を所有しているだけでも毎月かかる、いわば車のための家賃です。相場としては、地方で月額5,000円前後、都市部だと数万円することもあります。

 

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軽自動車の維持費を安くする6つのポイント

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

普通車に比べ維持費の安い軽自動車ですが、その中でもさらにランニングコストを抑える方法があります。

 

燃費面や税制面で有利な車種の選択から、日々の乗り方、保険や車検といった項目まで、さまざまな方法で費用を抑えられます。ここでは軽自動車の維持費を安く抑える方法について細かく説明します。

 

燃費の良い車を選ぶ

車の購入を検討している人の中には、車種で迷っているという人もいるのではないでしょうか。どの車種にするのかは、何を目的として使用したいのかで選ぶことが大切です。

 

ある程度、メーカーやタイプを絞っている人もいるかもしれませんが、その中でも燃費の優れた車を選んでみてください。排気量別の維持費用でも説明した通り、燃費の良い車であればあるほど、毎月の維持費用を抑えられます。

 

急発進、急停止を避ける

運転中にガソリンをたくさん消費するのは発進時と言われています。アクセルを踏み込んだ時、エンジンに大きな負荷がかかるためです。アクセルを強く踏み込むと、より多くの燃料を必要とするため、優しいペダル操作を心がけましょう。

 

また、発進時だけでなく停止時にも注意が必要です。急ブレーキは、タイヤへの負荷が大きくなるためタイヤ交換時期を早めてしまうからです。

 

任意保険の費用を抑える

任意保険は強制力のある自賠責保険と異なり、加入は自分の意志で決定できます。車両や相手方への補償、自分側への補償などが代表的な補償内容ですが、加入内容は好みに合わせてカスタマイズが可能です。

 

例えば、軽自動車では車両保険の加入については見直したほうが良い可能性があります。車両保険は車の修理費用を補償するものですが、保険料がとても高く、軽自動車では車両保険を付けると保険料が倍近くなるときもあるのです。修理が高額になるような、輸入車や高級車であれば車両保険に入るのも良いでしょう。

 

車検費用を抑える

定期的に受ける必要のある車検は高額なイメージがあり、実際に高い料金を支払っている方もいるでしょう。車検の金額は依頼場所によって異なるため、店舗選びで節約ができます。

 

もちろん法定費用と呼ばれる自動車重量税や自賠責保険料などは一律ですが、車検そのものにかかる作業料金は車検業者によってバラバラです。

 

高額な車検料金が安全というわけでもありませんので、価格と技術が納得できる店舗を利用すると良いでしょう。

 

減税制度を利用する

燃費や排ガスの基準をクリアした車を購入する際には、「エコカー減税」「グリーン化特例」「環境性能割」などの税金優遇を受けられます。よく耳にするエコカー減税とは、燃費性能・排出ガス性能に優れた車を新車新規登録する際に、性能に応じて重量税が減税される制度です。

 

エコカーは車両本体価格が高いものが多いですが、後々支払う税金の負担が少なくなるのがメリットです。また、燃費が良いことで燃料代も抑えられるでしょう。車両本体価格はもちろん、税金や燃費まで計算して車を選ぶことをおすすめします。

 

日頃からメンテナンスを行う

日頃からメンテナンスを行えば突発的なトラブルを防ぎ、想定外の部品交換費用を抑えられます。車検の際にまとめて部品交換が必要になる可能性も低くなり、一度に大きな費用がかかるリスクも減るでしょう。

 

また、自分で簡単な整備やメンテナンスを行えば部品代だけで済み、業者にかかる費用を節約できます。例えば、ワイパー交換などは自分で行えば安く済ませられますし、タイヤ交換も手順を覚えればセルフで可能です。

 

PRハスラーの中古車

※価格は支払総額

維持費の安い軽自動車を探してみよう

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

軽自動車であれば維持費を安く抑えられますが、軽自動車の車種選びは数が多いだけに非常に悩ましいところでしょう。ボディタイプもオーソドックスな2BOXタイプから人気のハイトワゴン、SUVまでさまざまです。

 

ここでは、人気の軽自動車の中でもおすすめのモデルを説明します。車種ごとの特徴をまとめましたので参考にしてください。

 

ホンダ N-BOX

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

ホンダ N-BOXは2011年に登場したトールワゴンスタイルの軽自動車です。初代モデルは2017年まで生産され、48年ぶりのDOHCエンジン搭載のホンダ製軽自動車として注目を集めました。トランスミッションは全車CVTでリヤドアには利便性の高いスライドドアとなっています。

 

2017年にフルモデルチェンジが実施され、2代目では自然吸気エンジンにi-VTECを搭載した新設計のパワーユニットを搭載するなど環境性能も大きく向上しています。下記で新車と中古車の価格帯の違いと、現行モデルの燃費を表にしました。

 

価格帯

新車

164万8,900円~236万2,800円

中古車

29万9,000円~189万9,000円

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(2024年5月時点の情報です)

 

 

燃費(WLTCモード)

現行モデル

18.4km/L~21.6km/

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(参考: 『ホンダ N-BOXの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

スズキ ワゴンR

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

軽トールワゴンのパイオニアとして1993年に登場したワゴンRは、6世代にもわたるロングセラーモデルです。標準モデルの他、スポーティーな装いのスティングレーも設定されており、若い人を中心に人気を集めています。現行型にはハイブリッド車も設定されており、維持費を抑えるための燃費面で有利なグレードが設定されている点にも注目です。

 

また、他のハイトワゴン系軽自動車にはないマニュアル車が設定されており、選択肢が広いのもポイントです。下記で新車と中古車の価格帯の違いと、現行モデルの燃費を表にしました。

 

価格帯

新車

129万4,700円~188万8,700円

中古車

18万9,000円~139万9,000円

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(2024年5月時点の情報です)

 

 

燃費(WLTCモード)

現行モデル

20.9km/L~25.2km/L

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(参考: 『スズキ ワゴンRの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

ダイハツ タント

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

軽自動車の中では異例のロングホイールベースと1,700mmを超える圧倒的に高い全高により、広大な室内スペースで人気を誇るモデルがダイハツタントです。同社のムーブが軽ハイトワゴンとして人気を集めていましたが、タントは登場と共にワンボックスモデルにも引けを取らない広さで注目されました。

 

2019年に登場した4代目は、両側スライドドアやスマートアシストと呼ばれる運転支援システムなど、利便性、安全性共にトップクラスとなっています。下記で新車と中古車の価格帯の違いと、現行モデルの燃費を表にしました。

 

価格帯

新車

135万3,000円~177万1,000円

中古車

17万9,000円~199万9,000円

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(2024年5月時点の情報です)

 

 

燃費(WLTCモード)

現行モデル

19.6km/L~22.7km/L

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(参考: 『ダイハツ タントの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

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軽自動車は中古だと維持費が高くなる?

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

軽自動車の維持費が安いのは説明してきましたが、年式の古い軽自動車は税金や保険料が高くなる場合があるため注意が必要です。

 

また、年式の古い軽自動車は中古車としての価値は下がるのに対して、故障リスクや部品交換も増えるためメンテナンス費用は高額になります。そのため現行モデルの中古車をおすすめで、その理由も説明します。

 

年式の古い車は税金や保険料が高くなる

車の年式が古いと、軽自動車税や保険料が増える可能性があります。初年度登録から13年以上経過したガソリン車は約20%軽自動車税が増税されます。

 

また、自動車重量税も初年度登録から13年以上で18年未満は約24%、18年以上であれば約33%も増税されます。しかし、エコカー対象のハイブリッド車は増税の対象外であり、逆に減税の恩恵を受けられます。

 

さらに、年式が古い車は自動車保険(任意保険)の保険料も高くなります。それは年式が古いと車の評価自体が下がり、事故のリスクが高まるためです。

 

加えて、年式の古い車は車両保険の保険金額が低くなり、事故を起こした際の修理代が全額補償されない可能性もあります。

 

車の状態によってはメンテナンス費用が高額になる

車を長く使うと部品が劣化し、メンテナンスが頻繁に必要になるため費用がかさみます。新車から10年以上もしくは走行距離10万km以上だと、タイミングベルトやラジエーターホース、エンジンマウント、サスペンションの劣化や不具合が予想され交換が必要です。

 

年数や走行距離が伸びると整備箇所が増え、交換する部品代が増えることで高額になる可能性があります。さらに、30万km以上だとエンジンのオーバーホールが必要になり、10万円以上の高額な費用がかかります。

 

中古車なら車両価格を大幅に抑えられる

中古車の利点は新車に比べて手頃な価格で購入できることです。ただし、人気があり納車まで時間がかかる車種は、新車よりも高値で売買されています。

 

とはいえ、モデルチェンジした新型の軽自動車を除けば、1年落ちの中古車の価格は約20%安く販売されていますし、フルモデルチェンジの周期が5年~10年であれば、現行モデルの中古車も比較的安価で購入できるため大幅にコストカットできるでしょう。

 

また、新車と同じ予算で購入を考えているのであれば、より高級な装備や上位グレードの車種を選べます。

 

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まとめ

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

自動車は地域によっては生活必需品であり、一人が1台を所有しているところもあります。昨今は燃料価格の高騰や物価高により、以前よりも維持費がかさみがちです。車にかかるコストを抑えたい場合は、普通車よりも車両本体価格や維持費が安い軽自動車を選択すると良いでしょう。

 

さらに、軽自動車でも中古車であれば、総額が50万円以下で購入できるため、気軽に購入できます。ただし、年式の古い中古車は税金や保険、メンテナンス費用などが高くなるため、乗るのでしたら現行モデルの中古車をおすすめします。

 

▼ライタープロフィール

軽自動車の維持費はどのくらい?普通車との年間維持費の違いや内訳

鈴木博之

エディター/ライター

出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、EVバイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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