車を買うならカーリースと新車・中古車購入、お得な方法はどれ?
車に乗る方法には、カーリースを利用するケースや新車・中古車を購入するケースがあります。この3種にはそれぞれメリットやデメリットがあるため、実際に車を利用する時は、どの方法が一番良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。
ここではそのような方向けに、カーリースや新車・中古車購入におけるメリットやデメリットについて解説していきます。
今回は選ぶ時の優先事項を費用面に設定した場合に、どの方法で車に乗ることがベストなのかについても触れていきますので、コスト面でお悩みの方はぜひチェックしてください。
※目次※
・新車や中古車を購入する方法とカーリースを利用する方法の特徴を解説
・新車・中古車購入する場合とカーリースを利用する場合のメリットとデメリットをチェック
・費用面を優先したいなら中古車を購入しよう
どれがお得?車に乗る3つの手段
車を利用する方法は複数存在します。その中でも大きく分けると新車や車を購入するか、カーリースを利用するという方法があります。
ここでは車の利用方法として、車を購入する方法やカーリースの概要について解説します。それぞれにどのような特徴があるのか、ぜひチェックしてください。
車の購入
車を利用するための代表的な手段が『購入』です。新車も中古車の場合も自分の財産として扱えるようになる方法なので、自由に車を利用することができるのが最大の特徴です。
電車やバスなどの公共機関を利用するのに比べて自由なタイミングや場所で利用でき、使用頻度が高い場合はタクシーやレンタカーよりもコストを抑えて車が利用できます。
また、所有することで外観や内装も自分好みにできるので、カーライフを送る時に選ばれる手段のひとつです。
カーリース
カーリースは毎月定額の支払いで車を利用できるサービスです。 リースの期間中は自分の所有物ではなく借りている状態になっている部分が、資産になる購入とは大きく異なる部分です。
会社ごとに対応車に種類がありますが、新車・中古車どちらも選ぶことができるケースが多い点が特徴です。レンタカーに比べて長期間の利用ができるので、自分で所有している車に近い感覚で乗車出来ます。
新車や中古車の購入に車両代金以外にも費用がかかりますが、カーリースの場合は月々の定額料金で利用できるため経理しやすい傾向にあります。
車の購入とカーリースの違い
車を購入するケースとカーリースを利用するケースではどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、その違いを「状況」「費用」に分けて解説します。
購入とカーリースは長期的に同じ車を利用できる点が同じですが、そのほかの部分は大きく異なる点が多いです。車の利用はライフプランに与える影響も大きいので、どちらか迷われている場合はぜひ参考にしてください。
状況の違い
車を購入する場合は自分の所有物として扱えるため、「綺麗に乗らないといけない」や「車の状態を変更してはいけない」といった借り物にありがちな決まりはありません。
そのため、好きな時に好きなカスタマイズで自由に乗れるのが最大の特徴です。万が一の事故の場合も自分の所有物なので、失った時にローンが無ければその車への想定外の支払いはおきません。
一方でカーリースの場合は、借り物の状態となるため細かな決まりがあります。内容は会社ごとに異なりますが、走行距離や現状維持で乗らなければならないところは共通しているケースが多いです。
カーリースは残価に合わせて月額が決まるシステムなので、残価を下げる行為をしてしまうと契約終了時に追加請求される場合もあります。
費用の違い
車を購入する際はかかる費用は個々に定められているため、それぞれ対応が必要です。
購入時の諸費用としては自動車保管場所証明(車庫証明)の手数料や印紙代、ナンバープレート取得費、納車費、リサイクル料金などが挙がります。
代表的な維持費は自動車税や車検費用です。自動車税は毎年4月1日に所有者に課税される税金です。車検は新規登録時(乗用車)なら3年分まとめて支払い、その後は2年ごとにまとめて支払う仕組みです。車検費用の中には自動車重量税や自賠責保険料などが合算されます。
購入時や維持に必要なコストはかかってしまいますが、車両代金を支払えた後の維持費を月々に割り替えすと負担が少なく乗れる方法でもあります。
一方、カーリースで車を利用する場合は最終的には返却するプランが多い点が特徴です。契約期間中の車はご自身の資産にはなりません。
車検(自動車検査登録制度)により所有者名義はリース会社、使用者は本人という形で定められます。仮にリース中に車を売却した場合横領罪が成立するため注意してください。毎月定額で車を利用できるほか、購入時の諸費用が定額内に含まれる(プランによる)点も特徴の1つです。この定額料金は残価を差し引いた額から計算されます。
車を借りる・買うならメリットが大きいのはどれ?
車を利用するには車を借りるか買うかどちらか選ばなければいけません。ではどの方法を選べばよいでしょうか。
車を購入するケースや車を借りるケースにはそれぞれにメリットがあります。新車や中古車、カーリースなど、それぞれのメリットをここで確認しましょう。
新車のメリット
新車のメリットとしては、満足感が挙げられます。最新モデルを所有できる満足感は中古車では味わえません。グレードや色も自分の好きなタイプを選べるため自由度も高く、車の保証期間が長い点も特徴の1つです。
新品購入に対して拘りがある方にとっても重要な選択肢と言えます。他人の使用感が気になる方にとってはノンストレスで車を楽しめる点は重要です。また、車種によってはエコカー減税という減税措置もあります。エコカーとは国土交通省が定めている排気ガスや燃費基準に対して一定のレベルをクリアした車のことです。
環境性能の良い車に対する優遇措置で、自動車重量税や自動車税環境性能割で減税できます。
中古車のメリット
中古車を購入した場合の最大のメリットは価格の安さです。年式が古いモデルであれば、高グレードの車も選択肢として選べます。カスタマイズされているケースもあるため、手間が省ける点も魅力です。
生産終了車を購入の選択肢にできるため、掘り出し物を見つけるケースもあります。新車購入より納車期間の平均が1ヶ月ほど早い点も特徴の1つです。
また、中古車市場にはディーラーで試乗車や展示車、ストック車として扱われていた未使用車や新古車と言われる車も扱われています。これらのモデルは新車に近い状態にも関わらず新車よりも安く手に入る傾向にあるので、チェックしておきたいポイントです。
カーリースのメリット
カーリースの最大のメリットは支払いの手間が省ける点にあります。定額料金内に保険料や税金が含まれているため車関係の支出額が固定される点が魅力です。
車種や契約年数により条件は変動しますが1万円台から契約できる車もあるため、支出の負担を減らしたい方にもおすすめです。
契約期間はご自身で選択できるため、長期の利用もできます。新車・中古車共に扱っている会社が多いため、車の選択肢が最も幅広い点も特徴の1つです。
車を借りる・買うならデメリットも確認しよう
車を利用する場合、借りるケースであっても買うケースであってもデメリットは存在します。ではそのデメリットとはどのようなものなのでしょうか。
ここでは新車や中古車、カーリースなど、それぞれのデメリットを確認していきます。
新車のデメリット
新車最大のデメリットは初期費用の高さです。カーローンの場合は頭金0円で利用可能なケースもありますが、車両本体価格が中古車に比べて高くなってしまいます。
購入時は自動車重量税は3年分まとめて支払う必要があり、メーカー保証などが優遇されている半面で初期費用が高くなる傾向にあります。
また、納車までに時間を要することもデメリットの1つです。納車までの平均期間は約1ヶ月ですが、人気モデルの場合2,3ヶ月待つこともあります。
中古車のデメリット
中古車のデメリットとしては、車両の状態が分かりずらい点が挙げられます。中古車は同じ車種や年式であっても、まったく同じ車はありません。前のオーナーの乗り方やメンテナンス状況によっても車自体の状態が変わります。
中古車の車両状態については「法定整備付き」「車検付き」「法定整備無し」「車検無し」といった区分けがあります。「法定整備付き」法定整備を受けた車で整備や点検は完了していますが、整備しなくていいわけではありません。
どのような状態であっても定期的なメンテナンスは必須ですので、あくまで購入前の目安として判断しましょう。
この面をカバーするには、購入前にじっくりと確認すること、車両説明をしっかり行う店舗を選ぶことです。新車購入にも言えることですが、中古車に限っては特に信頼できる店舗での購入をおすすめします。
カーリースのデメリット
カーリースのデメリットとして所有権が挙がります。カーリースの場合、所有者はリース会社であって利用者自身ではありません。契約期間中は車の売却は基本的にできないため注意してください。
カーリースは返却をすることをベースとした契約であるため、カスタマイズできません。カスタマイズを行った場合は元の状態に戻すことが求められます。
途中解約や途中で契約変更が出来ない点もデメリットの1つです。さらに走行距離にも制限があるため、予め自身に合った走行距離を検討する必要があります。
契約満了したときに制限を超えた分の費用を支払うシステムであるため、この点も注意しましょう。例えば、通勤で往復40kmなら20日間勤務した場合、一ヶ月で800km走行します。年間なら9600kmです。
このように簡易的に計算するだけでも走行距離の想定ができるため、日常的に車を使う方は計算してから決めてもよいでしょう。なお、中古車の走行距離の平均は年間1万km程度です。
長期的な費用を考えると中古車の購入がおすすめ
費用面を最優先に考慮した場合、車を利用する手段としては中古車購入がおすすめです。ここではなぜ中古車購入がおすすめなのか、その理由を『選択肢の広さ』『安さ』『品質』に分けて解説します。中古車の魅力をぜひチェックしてください。
選べる選択肢が多い
中古車は新車と違い、車の選択肢が多く用意されています。過去のモデルや年式の違いに加えてカスタマイズされたケースもあるため、同じ車種ですら一つひとつに個性がある点が魅力です。
さらに、中古車には低価格でハイスペック車も購入できる可能性も期待できます。このように中古車は費用面だけでなく、選択肢の幅も広くなる点が特徴です。
安くて品質の良い車も狙える
中古車の中には状態が良いものも存在します。ある程度長期的に車を利用することを想定している場合は、状態の良い中古車を購入するのがベストです。車体購入価格も抑えることができるため、費用面での悩みを解消できます。
綺麗な車が欲しい場合は比較的年式の新しい3年落ち程度の車が良いでしょう。車の新規登録から3年たつと車検のタイミングなので車の利用者はこのタイミングに合わせて売却する方が増えます。
需要が減るなかで供給が増えるため相場が落ちやすいという点がこのタイミングの美味しいところです。2年程度だと新車価格と変わらないケースも多いため、車検タイミングを1つの目安にするのがおすすめと言えます。
中古車として最も人気が高いのは5年落ちのケースです。このレベルになると、価格が落ちてきます。古すぎるわけでもないため、状態が良い車も多い点が特徴です。
7年落ちはとにかく安い車が欲しい方におすすめといえます。なお、今回解説した3年・5年・7年の違いは、全て車検タイミングです。
中古車購入での注意点としては、低年式にも関わらず走行距離が短すぎる車がある点が挙がります。このような車は諸事情により使われておらず、メンテナンスが行われていない可能性があるため注意が必要です。
中古車を買うならこんなお店を選ぼう!
中古車販売店は日本中に存在します。その中からどのようなお店を選べば良いのでしょうか。ここではその選び方を4つに分けて解説します。
また、ここで提示した方法は良い車を見つける上で必須の項目です。ぜひ参考にしてください。
車のメンテナンスが万全
中古車を購入する場合、車のメンテナンスをきちんと行っている販売店を選ぶとよいでしょう。部品故障などによる車トラブルの可能性を減らせるからです。
ネクステージではメンテナンスも徹底しているほか、販売後の無料保証も付いています。国産車であれば納車日より3ヶ月以内かつ納車後の走行距離3,000km以内、輸入車は納車日より1ヶ月以内かつ走行無制限の車両が対象車です。
このほか、3年や10年保証など、複数の有料プランも用意しています。どれも万が一に備えたプランばかりです。保証についてご質問などございましたらネクステージまでお声がけください。
価格が分かりやすい
中古車業者を探す場合、買い取り価格や販売価格が分かりやすく提示されているかを判断材料として扱うことができます。
ネクステージであれば、各車の価格だけでなく公式サイト上でも以下項目を一目でチェック可能です。
・年式
・車検有無
・シフト
・排気量
・車体番号
・走行距離
・修復歴
・駆動方式
・系統色
・取り扱い店舗
この他にも定整備や保証、リサイクル料の詳細が記載されています。禁煙車かどうかもチェックが入っているため、禁煙車を検討している方もすぐに確認が可能です。車に備え付けられた装備の有無なども明記されています。
購入を検討している方にとって必要な判断材料を明確に提示している点はネクステージの強みです。
在庫が豊富
中古車の魅力は選択肢の広さにあります。その特性を活かすためにも、在庫が豊富なお店を探すことが大切です。
ネクステージは総在庫車数20,000台以上の車(国産車・外車)の中からお客様に合った車を提示できます。修復歴ゼロの車のみ取り扱っている点もネクステージの強みの1つです。
公式サイトからは登録済み未使用車を探すこともできます。全国140店舗から最寄りの店舗まで取り寄せも可能です。
また、中古車のなかにはオプションが追加されている車やカスタマイズ済の車も存在します。在庫が多ければそのような車に出会える可能性も高いため、色々な車を見てみたいとお考えでしたらぜひネクステージをチェックしてください。
スタッフが親切で説明が分かりやすい
中古車を購入する場合、スタッフ対応が丁寧な販売店を探すことも大切です。購入前は自分が本当に必要としている車がどの車なのかが明確になっていないケースも多くあります。
このような時に助けとなるのが販売店のスタッフです。販売店のスタッフに相談することでご自身にあった車に出会う可能性を高めることができます。
「レジャー用にSUVを探している」「ファミリー向けの車が欲しい」「仕事で使うため積載量が多い車を見てみたい」など、お客様の要望は様々です。
ネクステージではそのようなお客様一人ひとりの要望をスタッフが丁寧にヒアリングしてお客様に合った車を提示いたします。ぜひ選択肢としてご一考ください。
まとめ
車を利用する方法には、新車購入や中古車購入、カーリースの利用などが挙がります。自身の用途に合うかどうか、それぞれのメリットやデメリットの確認を行うことが大切です。
費用面を最優先に考慮した場合、中古車購入がおすすめと言えます。これは選べる選択肢が広がるほか、安くて品質の良い車を狙える点が理由です。
ただし、中古車を購入する場合は販売されている車に対して情報の提示がされているか、在庫はあるか、スタッフの対応は丁寧かなど、購入までの流れをきちんと確保している店舗を探す必要があります。ネクステージでは今回取り上げた車のメンテナンス状況や価格提示、在庫の有無などの情報開示も徹底しています。
ヒアリング対応も各スタッフが徹底して行っていますので、不明点などございましたらぜひ一度ご相談ください。