中古車を購入する際に押さえておきたい!|任意保険に入る意義について

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中古車を購入する際に押さえておきたい!|任意保険に入る意義について

中古車を購入する際に押さえておきたい!|任意保険に入る意義について

中古車の購入を決めた方は、任意保険を契約することも検討すべきといわれます。「任意」なのにどうして「義務」のように入ることが推奨されるのでしょうか。実は、任意保険に入るのはトラブルやアクシデントの起きた時に備えるために必要だからです。

 

この記事では「任意保険とは何か」「入ることのメリット」「入る方法や注意点」について紹介いたします。ぜひこの記事を参考に、安心なカーライフを送ってください。

 

※目次※

1. 任意保険とは何か

2. 任意保険に入るメリットについて

3. 任意保険の種類について

4. 任意保険の加入方法について

5.まとめ

 

■POINT

 

・任意保険であれば、強制保険では対応しきれない領域もカバーされます。

・事故を起こしてしまった相手の人や物だけでなく、自分や同乗者にも補償や特約のサービスを使用できる保険もあります。

・契約する際には対面型と通販型の違いを考慮し、よく検討する必要があります。

 

 

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任意保険とは何か

中古車を購入する際に押さえておきたい!|任意保険に入る意義について

万が一のアクシデントや、車に関する問題が起きた時に支払わなければならない金額をカバーするための備えです。「任意」と呼ばれている理由は、車を運転するために加入義務のある自賠責保険が、「強制」保険ともいうからです。

 

「任意」ではありますが、損害保険料算出機構の調査によると、2017年3月末現在で加入率は約7割と高くなっています。車で起きた傷害の慰謝料は高額になることが多く、強制保険を利用しても対応しきれないことがあるからです。

 

任意保険は一般的に「自動車保険」とも呼ばれています。車を購入するタイミングで、車の販売店や別の代理店、インターネットなどで契約できます。契約は車1台につき1つなので、所有している車が増えれば、その分追加で入らなければ利用できません。

任意保険に入るメリットについて

中古車を購入する際に押さえておきたい!|任意保険に入る意義について

契約者本人と被害者を含めた「人」への補償と、契約者の自動車と被害者の所有物を含めた「物」への補償を受けることができます。これらに加えて「特約」や「ロードサービス」などを受けられるオプションも選択可能です。ここからそれぞれのメリットについて詳しく紹介していきます。

 

色々な状況に対応できる

自動車保険を契約すると色々な状況に対応できます。車と車のアクシデントはもちろん、駐車場で車のドアを隣の車にぶつけてへこませてしまった場合や、ガードレールに車をぶつけてしまったような場合にも対応できます。

 

強制保険のみの加入で運転していた際に、上記のようなトラブルに合うとどうなるでしょうか。強制保険では、車の傷やへこみ、ガードレールの損傷などの物損は補償に含まれません。ドアの弁償代や修理期間のレンタカー代などの支払いや示談交渉は、本人が行う必要が生じます。

 

また、ガードレールを破損した場合には、警察に事故の報告をし、道路管理者と連絡を取り弁償にかかる代金を支払わなければいけません。

 

任意保険に入っておけば、こういった強制保険ではまかなえない色々な状況にも対応できます。

 

自賠責保険以上の補償金額

歩行者と接触してしまった場合の死傷は、強制保険のカバー範囲内です。しかし、上限額は3,000万円となっています。3,000万円は、事故の埋め合わせとして十分な額に思えるかもしれません。ところが、人身事故を起こした場合の後遺障害や死亡の慰謝料として、3億円以上の埋め合わせを命ずる民事裁判の判決が下ったこともあります。

 

もしそのような判決が下ったら、強制保険で埋め合わされる3,000万円を差し引いた、残りの2億7,000万円以上を自分の力で支払わなければいけません。

 

任意保険に入っていれば、3,000万円をオーバーする額でも対人の保険が利用できます。限度額を設けているタイプもありますが、無制限でカバーを受けられるタイプもありますので、そちらを選べばより充実した手当を受けることが可能です。

 

特約を利用して費用を抑えることができる

保険を利用する恩恵の一つは、各種「特約」が受けられることです。例えば、アクシデントに関する案件で弁護士に相談しようとすると、弁護士費用が発生します。「弁護士費用特約」を契約していれば、弁護士費用や書類作成にかかる費用を限度額の中から負担してもらえます。

 

保険会社によって名前や条件は異なるものの、各種費用を抑えることができるさまざまな特約が用意されています。

 

自転車でのアクシデントや日常の偶然のトラブルをカバーする「個人賠償責任特約」、原動機付自転車での事故の埋め合わせに使用できる「ファミリーバイク特約」、他の人の車を運転中に起きたトラブルにも自分の契約と同じ条件で対応できる「他車運転特約」などを、追加で選ぶことが可能です。

 

ロードサービスを利用できる場合がある

契約によっては、ロードサービスを利用できる場合もあります。ロードサービスとは、自動車を利用中に起きてしまった故障などのトラブルに対応してくれるサービスです。トラブルが起きた場所に作業スタッフが駆けつけて、必要な処置をおこなってくれます。

 

具体的には、バッテリーが上がった場合や、車の中でのキーの閉じ込め、タイヤのパンクやガス欠、その他旅先での急なトラブルなどにも対応してもらえます。保険会社や契約内容によっては、レッカー移動した後の代車費用や旅先での宿泊費用などの手当が支払われる契約もあります。

 

ロードサービスは、保険会社によっては無料で付帯することもあり、万が一の時に安心です。

任意保険の種類について

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任意保険は、大きく分けて「賠償責任保険」「傷害保険」「車両保険」の3つになります。さらに細かく分けると、主に6つの要素で成り立っています。これらの契約の利用できる枠組みや上限額の違うものを組み合わせた商品が自動車保険です。

                                                                                              

ここからは、それぞれの構成要素がどのような異なった枠組みで利用できるのか、補償の概要を紹介します。

 

対人賠償保険

他の人を傷つけたり死なせてしまったりした場合に、利用できる保険です。契約の構成要素の中でメインの比重を占める基本的な分野です。人とのアクシデントを起こした時には、後遺障害や死亡の損害を償うための億単位となる高額慰謝料が請求されることもあります。そのため、限度額は無制限で設定することが推奨されています。

 

対物賠償保険

他の人の車や建物などの物を壊してしまった場合に利用できる保険です。車で店舗の壁やガラスを壊してしまったという場合には、店舗が休業する間の損害補償をする必要があります。また、建物を修理するための費用や、壊れたり汚れたりして廃棄するしかない商品の弁償など、すべての費用を支払はなければなりません。

 

ぶつけた対象の物が高額だった時のために、対物賠償保険も無制限で設定することが推奨されています。

 

人身傷害補償保険

上記の2要素とは異なり、自分や同乗者が車に搭乗している時のアクシデントや交通事故による怪我や死亡の際に利用できます。また、自動車に搭乗中以外にも歩行中や自転車に乗っている場合にも利用できます。

 

怪我をした時には、かかった費用分が実費手当でカバーされます。死亡時の手当についてはいくらにするかの設定が必要です。それによって契約時に支払う額も変化します。

 

搭乗者傷害保険

自動車に搭乗中のアクシデントで、自分や同乗者が怪我や死亡した時のためのものです。運転手の過失割合に関係なく支払われますが、無免許運転や飲酒運転の場合は補償の対象外となります。

 

支払われる金額は保険会社によって異なりますが、部位・症状別に定められた手当額を受け取れます。自分の車に乗っている人の怪我やアクシデントのために、人身傷害補償保険と両方契約することもできます。

 

自損事故保険

自損事故保険とは、相手のいない事故の場合でもカバーできる保険です。自損事故で怪我をしたり、死亡したりしてしまった場合の補償に使用できます。ガードレールや電柱にぶつかってしまった場合や、カーブを曲がりきれずに崖から転落してしまった際に、適用されます。

 

強制保険や人身傷害補償保険でカバーされる場合にはそちらが優先して使われますが、そうではない場合には自損事故保険が役に立ちます。

 

車両保険

事故を起こして車が故障した場合や、イタズラ・盗難などの被害があった場合、自然災害で車が壊れてしまった場合などに使用できるのが、車両保険です。事故の場合は、相手の対物保険から埋め合わせの金額を受け取れますが、過失割合によって払われる金額が異なるので、修理代金が全額カバーされないこともあります。

 

車両保険に入っていれば、自分の車を修理するためにかかる金額がカバーされるので、急な出費を抑えるために効果的な保険です。

任意保険の加入方法について

加入方法には大きく分けて2種類の方法があります。対面型と通販型です。対面型とは、代理店を通して契約する方法のことです。多くの場合、車を購入した店舗が代理店として保険も取り扱っています。そのため、車を購入したタイミングで納車時期や契約の発効日を話し合いながら契約を交わすことができます。

 

対して、通販型は自分自身でウェブサイトなどを用いて、保険会社を探して入るという方法です。自分自身で必要な情報を集めて手続きを行わなければなりません。車検証や免許証などを参照して行う書面の準備や、納車日と保険の契約が開始する日の確認が必要です。

                                             

どちらの方法でも、いくつかのステップを踏んで契約まで至ります。まずは「見積もり」で運転者の年齢や走行距離数、使用する車種などの要素とカバー内容から支払う保険額か決まります。次に「申し込み」を申込書や車検証など必要書類とともに提出して行います。書類に不備がなく、入金が済めば「契約完了」で保険が開始されます。

 

任意保険に加入する際の注意点

加入するには2つの方法がありました。どちらが自分にとって良いかを考えなければなりません。比較考慮できるよう、それぞれのメリット・デメリットを下記に紹介します。

 

対面型では、保険の契約に慣れた担当者と話し合いながら補償の内容が決められることが多いです。そのため、わからない点を質問したり、必要な特約の説明を受けられたりするメリットがあります。その反面、仲介手数料が発生するため割高になることが多いというデメリットもあります。

 

通販型のメリットは2つあります。一般的に対面型より安価に契約ができること、ウェブや電話で数社に違う条件で見積もり請求ができることです。その反面、必要な補償の額や付けるべき特約についての保険に関する知識を身に着けておく必要があります。必要書類の準備や申込書の記入などを自分でやらなければならない点もデメリットです。

 

どちらの方法にしろ、大切なのは「必要な補償が安心して受けられること』ですので、保険の契約に慣れていない場合や、あまり詳しくないという方は、自動車を買った時に対面型で保険に入るのが良いでしょう。

まとめ

中古車を購入する際に押さえておきたい!|任意保険に入る意義について

中古車を買う時にぜひとも考慮しておきたい、自動車保険に入る意義について考えてきました。入る義務がある強制保険だけでは、億単位の慰謝料を求められることもある対人や対物の慰謝料をカバーすることはできません。万が一に備えて保険に入っておくことが大切です。

 

販売店が保険代理店として相談に乗ってくれることも多くなっております。ネクステージではお客様の不安を一緒に解決していきますので、ぜひご相談ください。

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