車両保険はいらない?入らない場合のデメリットや保険料を抑えるポイントも

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車両保険はいらない?入らない場合のデメリットや保険料を抑えるポイントも

車両保険はいらない?入らない場合のデメリットや保険料を抑えるポイントも

車を購入・使用するときに重要なのが任意保険の選択です。任意保険の代表的なものに車両保険がありますが、内容を充実させるほど保険料が高くなるため「車両保険はいらないのでは」と考える方もいるのではないでしょうか。

 

この記事では、車両保険の特徴や補償内容、メリット・デメリットを紹介します。最後まで読むことで、車両保険の必要性を理解できるでしょう。保険料を抑えるポイントも紹介しますので、ぜひ安心のカーライフを実現するための参考にしてください。

 

※目次※

1.車両保険はいらない?特徴や補償内容

2.車両保険はいらない?必要かどうかを決める基準

3.車両保険がいらないといわれる理由は?

4.車両保険に入らないとどのようなデメリットがある?

5.車両保険を外さずに保険料を抑えるポイント

6.まとめ

 

■POINT

・車両保険に入ることで事故や自然災害による車の修理費が補償される。運転に自信のない方や貯蓄が不十分な方は加入がおすすめ

・車両保険に入ると保険料が高くなる。補償額に限度もあるため必要ではないケースもある

・定期的に保険内容を見直すことで保険料を抑えられる。車両保険を外したい場合は設定補償額が下がったタイミングが重要◎

 

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車両保険はいらない?特徴や補償内容

車両保険はいらない?入らない場合のデメリットや保険料を抑えるポイントも

「いらない」と判断する前に、まずは車両保険の概要や特徴を理解しましょう。車両保険は、高額な修理費に備えて加入するもので、自賠責保険にプラスする形で任意加入します。

 

車両保険は、どのような費用が補償されるのでしょうか。ここでは、車両保険の補償内容やタイプ、加入するメリットを解説します。

 

車両保険とは?補償される内容

車両保険は、任意保険のひとつです。任意保険の補償内容は以下の3つに分けられますが、車両保険は「3」に該当します。

 

1.事故相手への補償

2.自分と搭乗者への補償

3.自分の車への補償

 

車両保険は、損害を受けた自分の車の修理費用を補償するものです。車両同士の事故や盗難被害、洪水などで必要になった車の修理費用や再購入費用として、保険会社から保険金が支払われます。

 

ただし、全額支払われるわけではなく契約・更新時に決める車両保険金額が上限です。また、地震・津波・噴火などの被害規模が大きな自然災害は、基本的に車両保険の補償を受けられません。

 

車両保険のタイプ

車両保険のタイプは「一般型」「エコノミー型」の2種類です。一般型のほうが補償範囲の広い代わりに、保険料が高くなります。一般形とエコノミー型の補償範囲は以下の通りです。

一般型・エコノミー型の両方が対象

・車両同士(四輪自動車やバイク)の事故

・火災、台風、洪水

・盗難や落書き

・飛び石などによる窓ガラスの損害

一般型だけが対象

・自転車との事故

・電柱やガードレール、建物との単独事故

・当て逃げ

・転落

両方が対象外

・地震、津波、噴火(地震や津波に伴う火災も含む)

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車両保険のタイプの名称や補償内容は、保険会社によって異なります。契約時にしっかりと確認しましょう。

 

車両保険に加入するメリット

車両保険に加入するメリットは、高額な修理費の備えになることです。強制保険と呼ばれる自賠責保険は、対人賠償だけを補償範囲としているため、自分の車の修理費は補償されません。特に新車の場合や自分の過失割合が大きい場合、高額な修理費が必要です。

 

車両保険は、自賠責保険ではカバーできない範囲を補償します。車両事故だけでなく、自然災害や盗難、ガードレール・電柱との衝突などで生じる修理費も補償の対象です。車両事故における自分の過失分も補償を受けられるため、自己負担なしで修理費を支払えます。

 

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車両保険はいらない?必要かどうかを決める基準

車両保険はいらない?入らない場合のデメリットや保険料を抑えるポイントも

車両保険のメリットは豊富ですが、人によって必要性が異なります。「自分の場合は必要なのか」と悩む方もいるのではないでしょうか。

 

ここでは、車両保険が必要なケースと必要ではないケースを紹介します。車両保険の加入を決める基準として参考にしてください。

 

車両保険が必要なケース

事故を起こす可能性が高い、事故を起こしたときの支払いが難しいケースでは、車両保険の必要の必要性が高くなります。

 

例えば、ローン残高のある車が全損になった場合、再購入費だけでなくローンの返済費用も必要です。貯蓄だけで全額支払うのは、大きな負担となるでしょう。以下に該当する人は、車両保険への加入をおすすめします。

 

・ローン残高がある

・新車を購入した

・貯蓄が不十分

・車を頻繁に使用する

・高級車や輸入車に乗っている

・運転に自信がない

 

車両保険が必要ではないケース

補償額の上限は車の時価相当額に設定されるため、古い車は保険金が安くなります。古い車を使用する場合は、必要性が下がるでしょう。

 

期待値で考えると、金銭的なメリットはないかもしれません。事故による一時的な高額費用を個人で支払える方は、必要性が下がります。よって、車両保険が必要ではないケースは以下の通りです。

 

・購入から年数が経過している

・年式の古い中古車を購入した

・貯蓄が十分にある

 

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車両保険がいらないといわれる理由は?

車両保険はいらない?入らない場合のデメリットや保険料を抑えるポイントも

必要ではないケースに該当しなくても、車両保険に加入しない人もいます。なぜ車両保険がいらないといわれるのでしょうか。

 

これには、保険料や補償される金額が関係します。ここでは、車両保険がいらないといわれる3つの理由を見てみましょう。

 

保険料が高くなるため

車両保険を付けると、保険料が高くなります。車両保険の有無で変わる保険料の差は、おおよそ5万円~8万円です。万が一の事態に備えてこれだけの保険料を支払い続けることを避け、車両保険に入らない人がいます。

 

保険料は等級や年齢条件、運転者限定、車種、使用目的などで変わるため、具体的な金額は人それぞれです。実際に加入を決めるときは、見積もりの確認が重要です。

 

全額補償とならない場合があるため

車両保険は、契約時や更新時に保険金の上限額が決められます。そのため、修理費用が上限額を上回った場合、全額が補償されません。

 

上限額は、車の時価相当額を基に決められます。保険会社が一定の範囲で金額を提示するため、自由に決められるわけではありません。年数の経過とともに上限額が低くなることもあり、車両保険はいらないと判断する人もいます。

 

少額の修理の場合は自腹で修理するほうが得になることも

修理費に車両保険を使うと、翌年度の等級がダウンします。例えば、自然災害や盗難はマイナス1等級、車両同士の事故や単独事故はマイナス3等級です。3等級下がると、3年間で保険料が10万円以上高くなります。

 

そのため、数万円の修理費用であれば自腹で修理するほうがお得です。事故に遭う・起こす可能性はドライバーであれば多かれ少なかれありますが、過去の経験から「使わないことのほうが多いから」という理由で車両保険に加入しない人もいます。

 

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車両保険に入らないとどのようなデメリットがある?

車両保険はいらない?入らない場合のデメリットや保険料を抑えるポイントも

車両保険の加入を判断するときには、不測の事態の想定が重要です。「事故を起こさなければ」「事故相手からの賠償金もあるから」と考えていると、困った状況に陥るかもしれません。ここでは、車両保険に入らないことによる3つのデメリットを紹介します。

 

事故の際に補償を受けられない

大きなデメリットとして、車両保険に入らないと事故の補償を受けられません。自然災害を含め、単独事故も全額自己負担です。

 

車両同士の事故で相手が「対物賠償保険」に加入している場合は賠償金が支払われますが、過失分は自分で負担しなくてはなりません。例えば、自身の過失割合が40%の事故で100万円の修理費用が発生すると、自分で40万円を負担する必要があります。

 

車両保険の特約を利用できない

自動車保険には「特約」というオプションがあります。以下の特約は、基本的に車両保険の加入が前提です。高価な身の回り品の盗難や地震・津波などの大きな被害にだけ備えたいという場合も、自動車保険に入らないと特約を付けられません。

身の回り品補償特約

車内に積んでいた物に損害が生じたときに補償を受けられる特約

地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約

地震・噴火・津波により、車が全損したときに補償を受けられる特約

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車両保険を外さずに保険料を抑えるポイント

車両保険はいらない?入らない場合のデメリットや保険料を抑えるポイントも

事故による費用の負担を考えると、車両保険に入っておくほうが安心です。しかし、保険料も安くはありません。家計の圧迫を防ぐために、保険料を抑える工夫をしましょう。ここでは、車両保険を外さずに保険料を抑える5つのポイントを紹介します。

 

エコノミー型の車両保険を選ぶ

一般型よりも補償範囲が狭いエコノミー型の車両保険を選ぶことで、保険料を抑えられます。しかし、エコノミー型は単独事故や自転車との事故は当て逃げなどが補償対象外となるため、慎重な判断が重要です。

 

当て逃げは他者の行動によるものですが、単独事故や自転車との事故は、日ごろから自分が安全運転を心がけることで防止できます。運転に自信のある方は、エコノミー型を検討してもよいでしょう。

 

免責金額を増やす

免責金額とは、車両保険を使うときに自分で負担する金額です。例えば、修理費用が100万円で免責金額が10万円の場合、90万円の保険金が支払われます。

 

免責金額は「0円~10万円」「5万円~10万円」のように、1回目と2回目以降の事故時の金額を組み合わせるのが一般的です。2回目以降の金額は、同一保険期間内での事故に適用されます。契約を更新すると、事故回数はリセットされる決まりです。

 

免責金額が大きいほど保険会社の負担は小さくなるため、免責金額を増やすことで保険料が安くなります。一定額を自分で負担できるのであれば、免責金額を増やしてもよいでしょう。

 

保険会社の割引制度を利用する

保険会社が提供している割引制度を利用することで、保険料を抑えられます。主な割引制度は以下の通りです。自分が対象となるものをうまく利用しましょう。

 

・ゴールド免許割引

・新車割引

・ASV(自動ブレーキ)割引

・ECOカー割引

・セカンドカー割引

・福祉車両割引

・早期契約割引

・保険証券不発行割引

・ノンフリート多数割引

・ドラレコ継続割引

・1DAYマイレージ割引

・インターネット契約割引

 

定期的に保険の見直しをする

任意保険のプランは、契約時のまま継続するのではなく、定期的な見直しが重要です。不要な保険や補償内容を削ったり、他の保険会社に乗り換えたりすることで保険料を抑えられます。

 

また、支払方法の選択も重要です。多くの場合、月払いよりも年払いのほうが保険料は安くなります。クレジットカード払いにするとポイント還元があるため、さらにお得です。

 

それでも車両保険を外したい場合はタイミングをチェック

保険内容を見直すことで、車両保険を外す結論に至ることもあります。車両保険を外す場合は、保険で補償される金額が修理や再購入に必要な金額を下回ったタイミングがおすすめです。

 

年数とともに車の価値が下がると、設定できる補償金額も安くなります。目安として、経過年数9年目と13年目は補償金額が大きく下がるタイミングです。車種によっては、数万円の補償しか受けられません。

 

自動車重量税が上がる13年目と18年目で外す、という選択肢もあります。保険料の他に、費用負担が増えるためです。このような年数が経過しても、ローンの返済が残っている間は車両保険を付けておくほうがよいでしょう。

 

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まとめ

車両保険はいらない?入らない場合のデメリットや保険料を抑えるポイントも

車両保険は、事故や自然災害による車の修理費用を補償するものです。車両保険がいらないかどうかは人によりますが、加入することで大きなメリットがあります。運転に自信のない方や修理費の自己負担が難しい方は、加入すると安心を得られるでしょう。

 

車両保険を外さずに保険料を抑える方法もあります。保険内容を定期的に見直すことで、改善の余地が見つかるでしょう。それでも車両保険を外したい場合は、設定できる補償金額が下がったタイミングをおすすめします。

 

【この記事の執筆者】

車両保険はいらない?入らない場合のデメリットや保険料を抑えるポイントも

中村浩紀 なかむらひろき
クルマ記事に特化したライター

現在4台の車を所有(アルファード・プリウス・レクサスUX・コペン)。クルマ系のメディアでさまざまなジャンルの記事を執筆し、2024年1月までに300記事以上の実績をもっている。

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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