車の頭金はいくら必要?支払うタイミングや返済総額との関係性

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車の頭金はいくら必要?支払うタイミングや返済総額との関係性

車の頭金はいくら必要?支払うタイミングや返済総額との関係性

新車や中古車に限らず、車を現金一括ではなくローンを組んで購入する方は少なくないはずです。ローンを組むときには、頭金を準備するべきか悩むところです。注意点としては、返済計画をしっかり立て、自己負担が重くならないようにすることや、金利や手数料を確認することです。

 

そこで本稿では、車を購入するときに頭金は必要なのか、頭金を支払う3つのタイミングや頭金を支払うときの注意点について解説します。車の頭金の必要性を理解すれば、経済的に無理なく車が購入できるでしょう。

 

※目次※

1. 車の購入時に用意する「頭金」とは?

2. 車の頭金を支払うタイミングは3パターン

3. 頭金とローンの返済総額の関係性

4. 車の頭金を用意するときの注意点

5. まとめ

 

■POINT

・車の頭金は必須ではないが、総支払額を抑えるためにも用意するのがおすすめ

・車の頭金を支払うタイミングは3つある

・車の頭金と手付金は意味が異なり、場合により手付金が返金されないこともある

 

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車の購入時に用意する「頭金」とは?

車の頭金はいくら必要?支払うタイミングや返済総額との関係性

新車や中古車を購入するときはローンを組む場合が多いと思いますが、ローンを組むときによく聞く言葉として頭金があります。ローンの頭金は必ず必要というわけではないですが、頭金を用意することによるメリットもあります。

 

ここでは頭金を設定することのメリットや頭金の額はどのくらいで設定すればよいのかについて解説します。

 

頭金はローンを利用するときに支払うお金のひとつ

頭金は手付金や保証金などとも呼ばれ、現金ではなくローンで車を購入するときに、車の購入価格から分割払いである借入金を差し引いた最初に支払うお金のことです。車の購入価格から頭金を差し引いた金額に対してローンを組むため、頭金を多く用意すれば毎月の支払額を減らせるだけでなく、支払う利子の総額も減らせます。

 

車の頭金は新車や中古車の購入価格によっても違いますが、数十万円以上となるのが一般的なため、車を購入するときまでに現金を用意する必要があります。

 

頭金にはメリットがある

車をローンで購入するときに頭金を準備するといくつかのメリットがあります。まず総支払額から頭金を差し引いた金額を分割払いするため、月々の返済額が抑えられます。具体的には、頭金があれば借入額を減らせるため、返済期間が短くなり金利負担の軽減につながるということです。

 

つまり、頭金の額が大きいほど、借入額が下がるため、ローン審査に不安がある場合でも審査に通りやすくなります。

 

頭金の金額設定には自由度がある

頭金の相場は車の価格の20~30%程度だといわれていますが、車の購入時に頭金を必ず用意する必要はありません。ご自身の資産状況や今後の予定を考えて、準備が難しい場合は無理に設定する必要はありません。

 

ただし、ローン会社によっては頭金の最低額を総額の何%以上と定めている場合もあるため、ローンを利用する場合はあらかじめ内容を確認しておきましょう。

 

また、ローン審査では勤続年数や年収などから支払い能力を判断して融資額が決められます。多額の借金や延滞履歴がある場合や、借入可能額が車の購入額を下回っている場合は、頭金がないとローンを組めないため注意が必要です。

 

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車の頭金を支払うタイミングは3パターン

車の頭金はいくら必要?支払うタイミングや返済総額との関係性

前項で紹介したとおり、車を購入する際に頭金は必ず用意する必要はありません。しかし、頭金を用意した方がメリットも多く、状況によっては頭金が必要な場合もあります。頭金を支払うタイミングは車の販売店によっても違うため、あらかじめ確認してスムーズにローンの手続きができるようにしましょう。

 

ここでは、頭金を支払うタイミングを3つのパターンに分けて解説します。

 

パターン1.頭金の入金をもって契約する

車の頭金を支払うタイミングとして、契約時に頭金の一部を入金して納車までに残りの額を支払うというパターンがあります。一部ではありますが、頭金をすぐに支払う必要があるため、資金を準備する時間的な余裕はあまりありません。

 

契約時に支払う頭金はすぐに準備する必要がありますが、頭金の額はローン会社で定められた最低額を下回っていなければいくらでも構いません。頭金は支払い能力を調べるためでもあるので無理のない範囲で頭金の金額を設定しましょう。

 

パターン2.納車日までの間に支払いをする

契約から納車日までの間に頭金を支払うパターンもあります。すぐに資金を調達するのが難しいという方の場合は、パターン1よりも支払い期限に少し余裕があるため資金調達がしやすくなります。

 

頭金の支払いは契約や一連の手続きがすべて済んだあとになるため、資金の準備期間に余裕があるだけではなく諸経費も含めた総額も把握ができます。

 

パターン3.納車日に支払いをする

頭金の支払いが納車日というパターンです。3つのパターンの中では支払いまでの期間がもっとも長く、頭金の準備期間にかなり余裕があります。頭金の準備がすぐにできそうにないという方におすすめの方法です。

 

支払期間としては余裕があるものの、納車日までに頭金が準備できていないと、納車日が変更される可能性があります。

 

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頭金とローンの返済総額の関係性

車の頭金はいくら必要?支払うタイミングや返済総額との関係性

車を購入するときに設定する頭金の相場は、車両本体価格の20~30%といわれています。そこで「頭金なし」「頭金20%」「頭金30%」では支払総額がどのくらい違ってくるのかシミュレーションします。

 

車両本体価格の条件は100万円と200万円の2つのパターンで、ローンの条件は金利8%の元利均等返済、毎月返済のボーナス払いなしの5年ローンとします。

 

車両本体価格100万円の例

車両本体価格100万円のローンを組むときに、頭金なし、車両本体価格の20%である20万円、車両本体価格の30%である30万円でシミュレーションした結果を表にしました。支払い回数は、60回としています。

頭金

なし(0%)

20万円(20%)

30万円(30%)

ローン借入額

100万円

80万円

70万円

月額返済

2万276円

1万6,221円

1万4,193円

年間返済額

24万3,316円

19万4,653円

17万321円

総返済額

121万6,580円

97万3,265円

85万1,605円

総支払額

121万6,580円

117万3,265円

115万1,605円

※slide →

 

車両本体価格200万円の例

車両本体価格200万円のローンを組むときに、頭金なし、車両本体価格の20%である40万円、車両本体価格の30%である60万円でシミュレーションした結果を表にしました。支払い回数は、60回としています。

頭金

なし(0%)

40万円(20%)

60万円(30%)

ローン借入額

200万円

160万円

140万円

月額返済

4万552円

3万2,442円

2万8,386円

年間返済額

48万6,633円

38万9,306円

34万643円

総返済額

243万3,165円

194万6,530円

170万3,215円

総支払額

243万3,165円

234万6,530円

230万3,215円

※slide →

 

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車の頭金を用意するときの注意点

車の頭金はいくら必要?支払うタイミングや返済総額との関係性

車の頭金を払うときには支払いのタイミングや金融機関ごとの規約、車にまつわる経費など注意しておくべきことがあります。事前に確認していないと予期していないお金が発生することになり、支払いに困る可能性もあるでしょう。ここでは、車の頭金を支払うときの注意点について解説します。

 

新車と中古車では支払いのタイミングが違う

車の頭金を準備するときの注意点としては、新車と中古車では支払いのタイミングが変わるということです。新車の場合は工場から車が出荷されるため、納車まである程度の期間があるケースがほとんどです。

 

一方、中古車の場合は、中古車販売店にすでに在庫されている場合が多く、納車日までの期間は新車と比べて短くなります。そのため、中古車の方が資金の準備にかけられる時間が短いです。中古車を購入する場合は早めに頭金の準備をしておくと安心です。

 

金融機関によっては頭金の下限額がある

金融機関によっては頭金の下限額があることにも注意しましょう。頭金の下限額が設定されている場合では、一定額以上の頭金を収めないとローンが認められません。利用するローン会社に頭金の下限額の有無、ある場合は具体的な数字も確認しておく方がよいでしょう。

 

下限額がある場合は車の価格の10%程度に設定されていることが多く、頭金の相場である価格の20~30%の額を準備できていれば問題ないでしょう。

 

頭金と手付金は意味合いが異なる

手付金は、契約前に購入の意思を示す意味で支払うお金のことで、頭金とは意味合いが異なります。問題なく契約が成立したときは、支払った手付金は購入金額の一部となりますが、一方で契約が購入者側の都合でキャンセルした場合は返金されないケースがほとんどです。

 

手付金は必ずしも不利な面ばかりではありません。手付金を支払っても販売店側に不都合が生じた場合は返金されます。手付金の額は販売店により異なりますので、内容を確認したうえで、購入意志が固まったときに支払いましょう。

 

車を購入するには頭金以外の初期費用も必要になる

車を購入する場合は、頭金の他にも初期費用としてかかるお金があります。大きく分けると法定費用と代行費用があります。具体的には税金・保険・リサイクル料・登録費用・車庫証明・納車費用などです。

 

初期費用は車の購入代金の10~20%程度が目安で、初期費用はローンの対象になる場合もあります。利用する自動車ローンによって内容が変わるため、どこまでローンに組み込めるのか確認しておく必要があるでしょう。

 

法定費用は、車を購入するときに必ずかかるお金です。また、代行費用は販売店が手続きを代行するときにかかる費用です。そのため、自分で手続きすることで金額が抑えられる場合もあります。気になるときは販売店に相談してみましょう。

 

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まとめ

車の頭金はいくら必要?支払うタイミングや返済総額との関係性

本稿では、車両購入時の頭金の必要性や支払いのタイミング、頭金を準備できない場合の対処法や注意点について解説しました。

 

車の購入は新車、中古車に関わらずローンを組む方が多いと思います。ローンを組むときに必要なのが頭金ですが、基本的に頭金がなくても車は購入できます。ただし、頭金を多めに支払うことで毎月の返済負担を軽くでき、総支払額を安く抑えられます。

 

ご自身の収入と支出のバランスを考えて、無理のない範囲で頭金を準備することをおすすめします。

 

▼ライタープロフィール

車の頭金はいくら必要?支払うタイミングや返済総額との関係性

鈴木博之

エディター/ライター

出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、EVバイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。

 

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