車の運転練習におすすめの場所や方法は?車がない場合のやり方も解説!
車の運転に不安がある方は一般道での運転の前に、落ち着いて練習できる場所で慣らしたいとお考えではないでしょうか。
運転免許を取得してから運転しないままに時間がたつと、久々の運転で戸惑ってしまいがちです。ペーパードライバー講習や助手席のご家族に運転を見てもらうといった方法がよいでしょう。
練習場所には広い駐車場や近所の狭い道がおすすめです。一人で練習する場合や、自分の車がないケースについても紹介します。
※目次※
・落ち着いて車を運転するために、ペーパードライバーの方は事前に練習しておくことが大切。
・慣れるまではゆっくり走行しても大丈夫な駐車場や車幅感覚を鍛えられる狭い道がおすすめ。慣れてきたら一般道で練習する。
・発進手順の確認や久しぶりの運転に対する恐怖心など、安全に走行するために着実に準備する。
車の運転を練習するためにおすすめの場所
車の運転を練習するためには適切な場所が必要です。どのような場所が車の運転に適しているかは、練習する内容が関わってきます。
運転免許試験場のコースやスーパーのような広い駐車場、近所の道を練習のために使うのもよいでしょう。慣れてきたら一般道や高速道路での練習も身になります。以下のおすすめの場所を参考にしてください。
運転免許試験場のコース
運転免許試験場は各都道府県にあり、その中にはコースを運転の練習用に開放している試験場があります。一般道での運転に慣れていない方は、運転免許試験場のコースで練習するのがおすすめです。
東京を例にすると土曜日に利用可能で、費用はコース使用料と傷害保険料で合計2,200円かかります。大阪も同じく土曜日に、1回3,000円で利用可能です。事前に電話予約が必要な点に注意しましょう。
大型店舗などの広い駐車場
ホームセンターやショッピングモールのような大型店舗は、駐車場も広大であるケースがあります。広いスペースを使って運転の練習をしたい方にはぴったりの場所です。
駐車場内ではスピードを出して走行する車も少なく、安全に練習ができるでしょう。加えて駐車の練習ができる点もメリットです。
注意する点として、安全のために人気の少ない時間を選びましょう。混んでいる時間の練習は事故にもつながります。お店の迷惑にならないように注意しましょう。
家の近くの狭い道
家の近くの狭い道も運転の練習に最適です。大型ショッピングモールの駐車場では広々としたスペースを使った練習ができますが、車幅感覚は鍛えられません。
細い道で練習することにより、実際に運転するときに役立つ車幅感覚を身に付けられます。他の車とのすれ違いも練習できるでしょう。どちらも一般道を走行するために欠かせません。
車をこすってしまわないように、同乗者のアドバイスを聞きながらゆっくり運転すること、危ないときは車から降りて確認しましょう。
一般道
ある程度運転練習に余裕ができてきたら、一般道でも運転の練習をしてみましょう。駐車場や細い道では練習できない、交差点や信号も注意するべき対象です。
右左折や幹線道路での車線変更といった要素も入ってくるため、ミラーや目視で周囲を確認しつつ運転する能力が求められます。急に飛び出してくる歩行者や自転車にも注意しましょう。
通勤通学時のスクールゾーンのような、人通りの多い時間帯や場所は避けて練習することをおすすめします。
高速道路
高速道路は一般道とは違った感覚で運転しなければならないため、今後高速道路を多用する方は事前に運転の練習をしておくとよいでしょう。一般道よりもさらに加速したスピードで運転する点を踏まえて、合流や車線変更の練習ができます。
右車線は追い越し車線であることから、スピードを出して運転することに慣れていないうちは左車線での運転がおすすめです。合流に不安を感じる場合は無理に入ろうとせず、先に他の車に譲りましょう。
練習する前にまずは車の運転に慣れよう
一般道での運転に大きな不安を抱いている場合、運転をする前に事故を起こさない安全な環境で練習することが大切です。心の余裕を持った状態で運転の練習ができれば、一般道での実際の運転もスムーズにできるでしょう。
以下の3つの方法で車の運転に慣れることができます。免許を取得してから大幅に時間が経っている場合は特におすすめです。
自動車学校で講習を受ける
自動車学校ではペーパードライバー向けの講習を行っており、運転初心者でも安心して教官と一緒に練習ができます。出張型の講習もあり、自分だけで運転の練習をするのが心細いと感じる方は、講習がおすすめです。
講習では、細い交差点やコンビニでの駐車といった普段の運転で必要になる技術を磨けます。東京を例に取ると、1年程度運転していない方向けの3時限コースが2万1,000円、3年程度運転していない方向けの5時限コースが3万3,600円です。
ベテランドライバーに運転を見てもらう
運転練習に必要なコストが心配な方は、周囲にいるベテランドライバーに運転を見てもらうのがよいでしょう。ご家族やご友人といった関係の方に運転を見てもらえば、より緊張せずに運転が練習できるかもしれません。お金がかからない点もメリットです。
注意するべき点として、自動車学校での教習と違い教え方が主観的であったり曖昧になってしまう可能性があります。また事故で同乗者にけがをさせてしまうリスクも考えなければなりません。
助手席に座って想像で運転してみる
運転している感覚を身近に感じるために、誰かの運転する助手席に座って想像で運転してみるのもおすすめです。イメージトレーニングとともに、発進準備や走行中の注意点を知ることもできるでしょう。
普段何気なく乗っている助手席でも、実際の運転には人の流れや周囲の車の動きなど、ケアすべき点が多くあることに気付きます。車線変更の際のスピードや交差点の曲がり方の見本をチェックできるでしょう。
車の運転練習をする際に確認しておくことは?
よい運転にはよい準備が必要不可欠です。運転するときは道路標識や合流の際のルール、速度や車間距離といったさまざまな要素に気を付けなければなりません。
これらの要素に不安がある方は、事前にご家族に聞いたりご自分で調べて疑問を解決しておきましょう。特に運転練習中に寄る近所の標識には注意が必要です。
運転席周りの装備をチェックする
運転する前には必ず運転席周りの装備を確認しましょう。運転に慣れていない状態だと、不意の操作に戸惑ってしまうかもしれません。アクセルペダルやブレーキペダル、サイドブレーキといった装備の位置確認や操作の指さし確認をしましょう。
シフトレバーにウインカー、ワイパーの位置や操作方法のチェックも大切です。シフトレバーのP、R、N、Dがどの位置にあって、どれくらいの硬さでレバーが動くか確認しておきましょう。
道路標識やルールを再度確認する
普段は分かっているつもりでも、一般道での実際の運転では最適な判断ができない可能性があります。突然困ることがないように、道路標識や交通ルールの確認も忘れずにしておきましょう。
信号の表示を守ることはもちろん、一時停止や一方通行といった標識を確認しないと分かりにくい場所もあります。駐車禁止の場所や停車であれば問題ない場所など、道路標識を理解していないと判断できないケースも出てくるでしょう。
運転時には速度や車間距離に気を付ける
運転中の速度や車間距離にも気を付けましょう。決められた速度で走行すること、前の車と適切な車間距離を保つことが大切です。
走っている速度が早ければ早いほど、車間距離を長く保つ必要があります。また雨の日には路面が滑りやすく、急にブレーキを踏んでもすぐには止まれません。
雨の日もいつもより長い車間距離が求められます。加えてミラーで逐一周囲を確認しながら走行し、死角に歩行者や自転車がいないことを確認しましょう。
車の運転を一人で練習するなら?
車の運転に早く慣れるために、一人で練習したいとお考えの方もいるでしょう。一人でできれば上達も早く、自分のペースで練習を進められます。
しかし自分だけでは信号や標識、歩行者に気付けないかもしれません。車線変更や右左折のタイミングなど、練習時には助手席に人がいた方が望ましいですが、一人の場合は以下の方法がおすすめです。
アプリで練習する
車の運転には知識も大切です。運転中は道路標識や交通ルールを、即座に確認することができません。知識として身に付けられるものは、事前に知って頭の中で整理しておきましょう。
「交通ルール学習アプリ」で道路標識を知り、「運転練習アプリ」で駐車練習のシミュレーションが可能です。近所の道を知りたい場合は地図やカーナビのアプリを利用しましょう。実際に運転しなくても、ご自分の好きな場所で練習ができます。
早朝や人が少ない場所を選んで練習する
駐車や右折、車線変更など特定の項目が苦手なケースもあるでしょう。重点的に練習したい項目がある場合、朝早い時間などの人が少ない時間帯に練習することをおすすめします。人が少ない時間帯に加えて、広い場所で練習するとよいでしょう。
例えば駐車が苦手な場合、両隣りに車が駐車している状況で練習するのはおすすめできません。白線を確認しながら、まずは他の車がない広い場所で駐車の練習をするのが理想的です。
公道なら右折しないコースを選ぶ
免許取得後、公道を初めて運転する場合、右折のタイミングを見極めるのが難しく感じられるかもしれません。対向車のスピードが速い場合は特に難しく、後ろの車を待たせていることに焦りを感じてしまう可能性もあります。
運転中の焦りは事故につながるため、不安な場合は運転するコースを事前に下見してシミュレーションしておきましょう。右折や車線変更の必要がない、左折のみの短時間コースを選べばさらに安全性が増します。
自分の車がない場合、運転練習はどうすればよい?
車の運転練習をしたいけど、手元にご自分の車がない場合もあるでしょう。ご自分で自由に乗れる車がない場合、運転練習はより難しくなってしまいます。
しかし下記のようにレンタカーを借りたり、中古車を購入することで比較的低いコストで運転の練習が可能です。どの練習方法でも、制度や保険を確認しておきましょう。
レンタカーを借りる
車がない場合、レンタカーを借りて練習するのもひとつの方法です。短期の練習であれば中古車の購入よりも手続きが簡単で安く済みます。
注意点として、レンタカーを借りる場合は対人補償と対物補償が無制限の保険を利用しましょう。レンタカーは任意保険への加入が義務付けられています。
補償額が無制限でないと、万が一事故を起こしてしまった場合追加で高い支払いに追われてしまうかもしれません。免責補償制度のオプションも忘れずに付けましょう。
中古車を購入する
運転の練習だけでなく、その後も継続して運転の機会がある方は中古車を購入するのがおすすめです。新車購入と違い、中古車であればぶつけて傷ができたとしても少ないショックで済みます。
中古車は新車よりも安く、自分の好みに合った車を発見できる点も見逃せないメリットです。コストを抑えてご自分の車が欲しい方にも、多少値が張ってもこだわりの限定モデルが欲しい方にもうれしい選択肢といえます。
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運転の練習をしたい場合、レンタカーや中古車が合理的です。中でも中古車は練習だけでなく、購入後は十分に日々の生活に役立てられるでしょう。新車よりも低価格で購入できるため、おすすめの手段です。
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運転に慣れていない方でも車両感覚をつかみやすい車も見つかる
安全に無事故で運転するためには、コンパクトな車やご自分にとって運転しやすい車を見つけることが重要です。車両感覚がつかみやすい車を購入すれば、早く運転に慣れるでしょう。コンパクトカーや軽自動車がおすすめです。
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まとめ
環境を整えることが、車の運転を練習する上で最も重要です。広い駐車場や近所の道路、運転免許試験場のコースといった場所が運転の練習に適しています。
まだ運転に慣れていない方の場合、サポートしてくれる同乗者と一緒の練習がおすすめです。交通ルールや近所の道路標識など、練習時に必要になりそうな知識は事前に確認しておきましょう。
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