【目的別】車を購入するときに失敗しない選び方完全まとめ
車の選び方は、自分の生活環境によって大きく左右されるため、どのような車がベストなのかがわからない人も多いのではないでしょうか。車は数十万円~数百万円と高額のため、購入後に失敗したくないと考える人も少なくありません。
実は、各メーカーや車種には、車を製造する上でコンセプトやターゲットが設けられており、それぞれの特徴を理解することで車種の違いが把握できます。
今回は、自分のライフスタイルに合った車選びができるよう、目的別にメーカーや車の特徴を紹介していきます。
※目次※
・車選びで失敗しないためには、自分が何のために車が必要なのかを理解しよう
・車の種類は、移動距離を基準にすれば絞り込むことが可能
・自分1人で車を決めることが難しい人は、専門知識の豊富なネクステージにご相談を
車選びは目的が大切
一口に車といっても、実用性に優れたものや走行性に特化したものなど種類は多岐に渡ります。そのため、車選びは自分のライフスタイルに合わせて決めていくことが大切です。
車が好きでドライブをメインにしたい場合は、デザインやエンジン音を楽しめる車種が最適ですし、家族で買い物や旅行に行きたいのであれば長距離の運転でも疲れにくく荷物が多く積める車が良いでしょう。
他にも、短距離しか運転しない人は維持費を安く抑えられる車を選ぶなど、目的に合わせた車種を選ぶことで購入後の利便性やコストパフォーマンス面が大きく変わってきます。そのため、移動する距離や車種の特徴をしっかりと理解して自分にぴったりの車を選択することが重要です。
車を長距離/ドライブで使う場合
ドライブを中心に楽しみたい人は、デザイン性や走行性に優れたクーペやオープンカーが最適です。また、長距離を快適に運転したい人は乗り心地が良いミニバン、実用性を重視するならばステーションワゴンも良いでしょう。個性的な4車の特徴をご紹介します。
クーペ
クーペは2ドアの車が一般的で、デザイン性や走行性に優れた車種です。2019年現在では、2ドアだけでなく4ドアやSUVのクーペが登場しているなど、バリエーションが豊富になっていることも大きな特徴です。
主にクーペは、車高が低くスポーティーなボディデザインが印象的で、ドライブを楽しみたい人に向いている車だと言えます。ただし、荷物を積めるスペースや後部座席が狭いなど実用性に欠けている面もあるため、1人や2人など少人数での走行に適しています。
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オープン
オープンカーは、屋根がない、もしくは開閉式になっているタイプの車です。 基本的には2シートの車が多く、かっこいいデザインが人気を呼んでドライブが好きな人に需要が高い傾向にあります。
とくに、気候の良い春や秋などに屋根がないオープンカーでドライブをすれば風が気持ちよく、開放感を得られやすいことが特徴です。しかし、オープンカーは、外部からの影響を受けやすくシートの劣化やエアコンが効きにくいなどの欠点もあります。
ミニバン
ミニバンは、6~8人乗りの3列シートの大型な車で、室内空間の広さや乗り心地の良さに魅力があります。ミニバンのLLクラスになると全長4,900mm、全高1,800mmを超えるほどでエンジンも2.5L~3.5Lの排気量と走行性能も抜群です。
主に、ミニバンは家族の多いファミリー層やアウトドアなどを楽しむ人に人気が高い傾向にあります。ただし、エンジンやボディが大きいため新車価格が300万円以上になるなど高いことが欠点です。
ワゴン
ステーションワゴンは、荷物を多く積める実用性と低めの車高で安定性を重視した車です。ボディサイズも大きすぎず、立体駐車場などにもしっかり収まります。また、小回りも利くため利便性が高い傾向にあります。
しかし、大型の荷物を積むには後部座席を折りたたむ必要があり、大人数で買い物やキャンプに行く場合は、室内空間が狭くなってしまう可能性もあるでしょう。
車を短距離/スーパーで使う場合
運転がしやすく維持費も抑えられる車は、軽自動車とコンパクトカーです。どちらも利便性に優れた車ですが、比べてみると安全性能や維持費に違いがあります。ここでは、通勤や買い物に適した軽自動車とコンパクトカーの魅力を見ていきましょう。
軽自動車
軽自動車は、コンパクトカーよりも維持費が安い傾向にあります。普通車となるコンパクトカーよりも、軽自動車の自動車税や重量税は圧倒的に安価だからです。
軽自動車の中には、ハイトワゴンと呼ばれる天井を高くして室内空間を広くしているタイプもあり快適性能も高まっています。しかし、軽自動車の全長と幅は規定を超すことができないため、高さがある分横風に弱くなり、安全性が落ちやすい欠点もあるので覚えておきましょう。
コンパクトカー
コンパクトカーの大きな特徴は、乗車人数が5人のモデルがあるという点です。軽自動車では乗車人数が4人と決まっているため、コンパクトカーの方が1人分多く乗れるようになっています。そのため、チャイルドシートなどを積んでも狭く感じにくいことが特徴です。
また、コンパクトカーは、天井を高くするだけでなく横幅も広くすることで安定性を高めており、衝突安全機能や予防安全機能を搭載している車種だと安全性能は軽自動車よりも比較的優れていると言えます。
車を長距離、短距離で使う場合
普段は短い距離でしか車を利用しないが、定期的に車で旅行やアウトドアに行くという人はセダンやSUV、ハイブリットカーが適しています。セダンは乗り心地や安全性、SUVはスポーツやレジャー向け、ハイブリットカーは利便性に優れていることが特徴です。
ここでは、3車の魅力をさらに深掘りしていきます。
セダン
セダンは、走行が静かな点と事故が起こっても物理的に安全性の高い構造になっている点が大きな特徴です。多くのセダンタイプの車は、3ボックスと呼ばれる構造が採用されており「エンジン」「キャビン」「トランク」が独立しています。そのため、エンジン音がキャビンまで届きにくく、ストレスを受けにくい運転が可能です。
また、人が乗るスペースの前にはエンジンルーム、後ろにはトランクルームがあるため、前後の障害物に衝突した場合でもある程度の衝撃を吸収できる構造になっています。
SUV
SUVは、アウトドアなどのレジャーに特化した車種で、4WDシステムを搭載することで荒れ道や雪道でも走行できる造りになっていることが特徴です。中には、2WDの車種も存在し、燃費や乗り心地は2WDの方が優遇されています。
SUVは、荷物が比較的多く積めることや道路状態の影響を受けにくいことなどのメリットがあるため、通常の走行だけでなく長距離にも対応した利便性の高い車種だと言えるでしょう。
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ハイブリッド
ハイブリットカーは、ガソリンエンジンと電気モーターの2つの動力が搭載されていることが特徴で、燃費性能に優れた車です。車を購入する場合も、ハイブリットカーは減税や免税の対象となるため車の税金を抑えることが可能です。
ハイブリットカーは、速度が低い場合でも燃費効率に優れていると言われているため、長距離や短距離のいずれでもガソリン代を抑えることができます。しかし、通常のガソリン車に比べて購入コストが高いことが欠点です。
人気車メーカーTOP5の特徴
車の特徴は、メーカーのコンセプトやターゲットによって大きく変わってきます。日本にも数多くのメーカーが存在しますが、それぞれ安全性や燃費性能など重視しているポイントが違うため、それらを把握して車選びの参考にしましょう。
ここでは、5つの人気車メーカーから特徴の違いを見ていきます。
トヨタ
トヨタは、世界でも販売台数がトップクラスのメーカーで、日本国内では50%以上のシェア率を誇ります。トヨタが世界的にも認められている理由は、故障が少ないという実績からくる、信頼性によるものが大きいでしょう。
プリウスを始めとする高燃費が魅力のハイブリットカーを販売しており、4代目のプリウスPHVだとカタログ燃費で37.28km/Lの実力です。ハイブリットカーですので、新車価格は3,178,440円とガソリン車に比べると少し高い傾向にありますが、維持費や運転の静かさなどを総合的に見るとコスパに優れた車種だと言えます。
ホンダ
ホンダは、スポーツカーから軽自動車、コンパクトカーに至るまで複数の人気車種を販売しているメーカーです。とくに、エンジン性能の技術が非常に高くF1でも採用されるほどの評価を得ています。
ホンダのオデッセイやフィットは人気車種です。とくにフィットは、個性的なデザインやガソリン車とハイブリット車を選べる点などに人気が集まっているようです。フィットの詳細は以下の通りです。
- ・ガソリン車:価格1,428,840円、燃費24.6km/L
- ・ハイブリット車:価格1,847,880円、燃費34.0km/L
日産
日産は、フランスの自動車メーカーであるルノーの傘下にある日本メーカーで、個性的なデザインに人気があります。中でも、クロスオーバーSUVの日産ジュークのデザインは大きなインパクトを与えました。日産のデザイン力は、自動車業界でも群を抜いていると言えるでしょう。
他にも、実用性に優れた日産セレナや、ハイブリット車である日産ノートにも人気があります。日産セレナe-POWER(2WD)の価格は3,044,520円ですが、乗車人数の多さや運転の快適性での評価は高い傾向にあるようです。
マツダ
マツダは、CX-5以降デザイン性と機能性に着目し「楽しさにこだわるクルマ好き」をターゲットにした車が人気のメーカーです。そのため、マツダではミニバンや車高の高いコンパクトカーの製造は行っておらず、コンパクトSUVやオープンカーであるロードスターに力を入れています。
とくに、マツダ新型SUV「CX-8」は、かっこいいデザイン性と7人乗りという実用性がファミリー層に高い評価を得ているようです。マツダ新型SUV「CX-8」の価格は2,894,400円~、エンジンはガソリンとディーゼルから選ぶことができます。
スバル
スバルは、人を中心とした車づくりをモットーとしており、安全性能に重視したアイサイトの普及や乗り心地に特化した車種が人気を集めるメーカーです。
スバルの代表車種としてはレガシーの印象が強くありましたが、2019年現在では、アイサイトが標準装備されたインプレッサや走行時の騒音や振動を軽減したフォレスターの評価が高い傾向にあります。
スバルインプレッサの価格は1,944,000円~で、燃費は15.8~18.2km/Lです。0次安全など多数の安全性能を兼ね備えている車種なので、安心感のある運転をしたい人におすすめです。
まとめ
自分のライフスタイルに合った車を選ぶためには、目的に合わせて車種を選ぶことが大切です。家族を乗せてドライブや旅行を楽しみたい人は、荷物が積めるミニバンやSUVなどがおすすめですし、通勤や買い物など小回りや維持費を重視するならば軽自動車やコンパクトカーを選ぶと良いでしょう。
しかし、車を選ぶ基準が定まらず、なかなか車を決められない人も少なくありません。やはり、車は高額の買い物ですので慎重に選ぶことも重要です。そのようなときは、車の専門知識が豊富なネクステージにご相談ください。
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