セダンとハッチバックの見分け方って？人気のセダン風ハッチバックも紹介！
車のボディタイプにはさまざまなものがあり、デザインや機能性、走行性能などの違いがあります。その中でも、セダンとハッチバックはよく似た車で、間違える人もいるのではないでしょうか。
この記事では、セダンとハッチバックの見分け方やメリット・デメリット、それぞれの車がおすすめの人などご紹介します。また、中古車でお得に購入する際の人気車種5選をご紹介しますので比較材料にしてください。
※目次※
・セダンとハッチバックの定義を知ると選択肢が広がり、どちらが自分に合っているのか分かる。
・多様なニーズに合う5ドアのハッチバックは、セダンのメリットも合わさりおすすめ。
・中古車でも人気の5ドアハッチバックは、在庫数が豊富で保証がしっかりしているネクステージへ。
セダンとハッチバックの見分け方！それぞれの定義
セダンとハッチバックは、さまざまなメーカーから発売されています。広く知られている基本的な車のタイプがセダンで、コンパクトカーとして大衆向けのタイプがハッチバックです。
見た目が似ていることで間違われやすい車種であるため、定義を知ると車選びに役立ちます。この項目では、セダンとハッチバックの定義をご紹介しますので参考にしてください。
セダンとは？
セダンは、エンジンルーム・居住空間・荷室の3ボックスに分かれた、車の基本といわれるボディタイプです。
中央部分の車高を高くし、広い居住空間を確保しつつ荷室のバランスも考え設計されています。フロントとリアのそれぞれにドアがあるため、セダンは4ドアが基本です。また、ルーフパネルが水平でリアウインドウが傾斜しているデザインであるため、ノッチバックと呼ばれています。
セダンの代表的な車は「BMW・3シリーズセダン」「トヨタ・クラウンロイヤル」「ホンダ・シビックセダン」などです。
ハッチバックとは？
ハッチバックは、エンジンルーム・居住スペースの2ボックスで構成され、トランクルームは独立していません。
荷物を載せる際に後方の扉（ハッチ）を開けることからハッチバックと呼ばれています。荷室扉の構造は、跳ね上げ式や横開き式などさまざまです。リフトバックやオープンバックなど、メーカーにより呼び名が異なる場合もあります。
ハッチバックの代表的な車種は「トヨタ・アクア」「ホンダ・フィット」「マツダ・デミオ」です。
セダン型の車はどんな人におすすめ？
セダンの形状は基本的なボディタイプで、高級感の高い車として人気です。ハッチバックと形状が似ているため、セダンを購入するメリットはあるのか、どのような車なのか気になる方もいるでしょう。
この項目では、セダンがおすすめの人、メリット・デメリットをご紹介しますので参考にしてください。
メリット
セダンのメリットは、以下のとおりです。
・遮音性が高い
エンジンルームと居住空間、荷室と分かれているため、車内に音が響きにくく遮音性に優れています。
・車体剛性による走行性能の向上
フロントガラス部分のAピラーとバックガラス部分のCピラーが、それぞれバランスのいい角度で設計され、ボディの歪みが減少し走行性能が高い点がメリットです。
・事故時にも室内が保護される
居住空間がエンジンルームと荷室に挟まれている設計であるため、前後から事故が発生した場合でも衝撃が吸収される構造になっています。
デメリット
セダンのデメリットは、以下のとおりです。
・使い勝手が悪い
セダンは、シートアレンジが少ない点がデメリットです。運転席・助手席を前後に移動する、背もたれを倒すという限られたアレンジのみとなっています。また、トランクルームの荷物を車内から取り出すこともできません（一部車種を除く）。
・車載制限がある
居住空間と荷室が分離しており、背の高い荷物や横に長い荷物を乗せることができない点がデメリットです。
ハッチバックよりセダンがおすすめな人
ハッチバックよりセダンがおすすめの人は、高級感や豪華さがあり、なおかつ走行性能・安全性能が優れている車が欲しいなどの人です。
セダンには、上質で高級感あるデザインの車種が多くあります。走行性能が優れているだけでなく重心が低く安定性があるため、高速道路をよく利用する、長距離走行が多い人にもおすすめです。
セダンは3ボックスという構造上ボディ剛性が高く、衝突時の衝撃を和らげてくれます。安全性を高めたい方にもおすすめです。
また、基本的なボディ形状であることから、どのような場面でも違和感なくなじむでしょう。
セダン型を選ぶ際のポイント
セダンを選ぶ際に、人気の高い車種、目的に合わせたサイズ、ランニングコストなどがチェックポイントとして挙げられます。
セダンには、豪華で大きなLサイズ、車種の多いMサイズ、街乗りに最適なSサイズなどがあります。家族構成や道路環境に合わせたサイズ選びが重要です。その際には、ランニングコストにも目を向けましょう。排気量が多い・サイズが大きい車種は、自動車税・重量税が高額です。
Mサイズのセダンは、エコカー減税の対象となる車種が多くあります。ランニングコストを重視する場合におすすめです。
人気の高い車種は、乗り換えの際に高値買取が期待できます。定期的に乗り換えを考えている場合のチェックポイントです。
ハッチバック型の車はどんな人におすすめ？
ハッチバックは2ボックスタイプであるため、車内空間が広い点がメリットです。しかし、車に乗る人数により荷物が載せれなくなるというデメリットもあります。
この項目では、メリット・デメリットをピックアップしてご紹介しますので、参考にしてください。ハッチバックがおすすめの人はどのような人なのかも、あわせてご紹介します。
メリット
ハッチバックのメリットは、以下のとおりです。
・荷室の荷物の出し入れが楽にできる
ハッチバックは2ボックスであるため、走行中でも居住空間から荷室の荷物を載せる・取るという動作が可能です。
・居住空間が広い
セダンよりもシートアレンジが豊富で、運転席・助手席を倒しフルフラットにしてくつろぐことができます。
全体がフルフラットになる車種もあり、スキー板のような長い荷物でも楽に積むことが可能です。車中泊に向いている車種もあります。
デメリット
ハッチバックのデメリットは、以下の通りです。
・定員数乗ると荷物を置くスペースがない
ハッチバックは、室内と荷室が一体になっているため、最大乗車人数まで乗ると、荷室に荷物を載せることができません。
・静寂性がない
セダンに比べるとボディ剛性が低く、外からの音が入りやすい点がデメリットです。しかし、ボディ剛性が低い分、安全性能などの技術はしっかりと取り入れられています。
・バックドアを開くスペースが必要
バックドアを開く際、後ろ側にスペースがなくては開くことができません。そのため、駐車場でのバックスペースを確保しする必要があるいう点がデメリットです。
セダンよりハッチバックがおすすめな人
ハッチバックは、車での旅行やアウトドアを好む人、まとめ買いをするなどのファミリー層におすすめの車種です。
セダンよりもシートアレンジが豊富で、2列目もしくは3列目の後部座席を倒すと、荷室スペースが広くなります。大きな荷物や多くの荷物、スノーボードなどの長い荷物などを積むことが可能です。
また、ボディサイズが小さめの車種もラインアップされているため、大きな車の運転に抵抗がある人でもハッチバック車種の選択肢が豊富にあります。
ハッチバックを基にした「ホットハッチ」と呼ばれるスポーティな車種もあり、日常使いから走りの性能までこだわりたい人におすすめです。
ハッチバック型を選ぶ際のポイント
ハッチバックの大きなメリットは、荷室の広さと利便性です。車高の高さまで荷物を乗せることが可能で、後部座席を倒すと、大きな荷物や多くの荷物を乗せることができます。
しかし、乗車人数が多いと荷室が狭くなるというデメリットがあるため、荷室の広さを確認するという点がポイントです。
また、長距離の運転が多いのであれば、走行性能や安定性、乗り心地もチェックしておきましょう。
アウトドアを好む人は、シートアレンジの豊富さもポイントのひとつです。車中泊をお考えの人は、フルフラットになるのかもハッチバックを選ぶ際に確認しておくといいでしょう。
5ドアのハッチバックならセダンの良さもプラス！
5ドアのハッチバックは、クーペのように流れるルーフラインに、大人がゆったりと座れるセダンのような室内の広さを持っています。また、ワゴンのように開口部が広い荷室やスポーティなボディの車種も多く、多様なニーズに対応できる車です。
そのため、セダンとワゴンのいいところを併せ持つ、5ドアハッチバックの人気が向上しています。
中古車で狙いたい！人気セダン風5ドアハッチバック5選！
セダンのいいところを組み合わせた5ドアハッチバックは、多様なニーズに対応できるため、ファミリー層にも人気がある車です。
新車では購入が難しいという人でも、中古車であればお得に高級車を購入できます。どのような車種が人気なのか気になる方もいるのではないでしょうか。この項目では、人気車種5選をご紹介しますので参考にしてください。
ホンダ シビック
ホンダシビックは、2017年から日本で発売されました。セダン・ハッチバック・タイプRの3車種が用意され、ハッチバックでは5ドアハッチバックが採用されています。
セダンに負けない居住空間で、ベビーカーも楽に乗せることができる開口部が広いラゲッジスペースが特徴です。1.5L VTECターボエンジンが搭載され、CVTと6速MTの選択ができるなど多様なニーズに対応できます。
新車価格は319万~353万9,800円で、中古車価格209万~589万円です。シビックの中古車は、2018年式のものが多い傾向にあります。
（2022年1月時点での情報です）
（参考：『シビック（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ プリウス
トヨタプリウスは、2003年から発売の2代目以降から5ドアハッチバックに変更されています。低燃費であり、荷物の積載量が増えたため、人気が高まりました。
2015年から発売の現行4代目プリウスは、上記に加え「トライアングルシルエット」という空気抵抗低減が実現されたデザインが採用されている点が特徴です。トヨタ・ハイブリッド・システムを採用しているため、国産車の中でトップクラスの低燃費を誇ります。
新車価格は259万7,000~364万円で、中古車価格は34万~309万円とお得に購入可能です。中古車では、2019年式と2016年式が多く流通しています。
（2022年1月時点での情報です）
（参考：『プリウス（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディ A5 スポーツバック
アウディA5スポーツバックは、2ドアクーペのA5を基にした車で2010年に発売されました。2Lターボと7速Sトロニックが組み合わさり、フルタイム4WDのアウディ独自のクワトロ®が搭載されている点が特徴です。
また、オートマチックテールゲートが標準装備されています。電動開閉式で、テールゲートか運転席のドアトリムにあるスイッチ、リモコンキーのいずれかで操作可能です。アドバンストキーとの併用で、足をかざすだけで解錠・施錠ができます。
新車価格は628万~721万円で、中古車価格は149万~239万円です。中古車市場では、人気が高い車種であるため、流通量が少ない傾向にあります。
（2022年1月時点での情報です）
（参考：『A5 スポーツバック（アウディ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)
メルセデスベンツ Aクラス
メルセデスベンツAクラスは3代目から大幅な変更を行い、上級ハッチバックとして、ローアンドワイドでスポーティさが特徴の車として登場しています。
2018年に発売された現行4代目では、メルセデスベンツユーザーエクスペリエンスが全てのグレードへ標準装備されている点が特徴です。
「ハイ、メルセデス」と呼びかけると、目的地の設定やエアコンの操作を行なってくれるなど、自然対話式の音声認識機能になっています。
新車価格は409万~824万円で、メルセデスの中でもお手頃な価格で購入できるでしょう。中古車価格は109万~378万円で、2018年式の車が多く流通されている傾向にあります。
（2022年1月時点での情報です）
（参考：『Aクラス（メルセデスベンツ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)
フォルクスワーゲン ポロ
フォルクスワーゲンポロは、Bセグメントハッチバックの中でトップクラスのラゲッジルームを誇っています。
また、全車に世界トップクラスを誇る「Volkswagen オールイン・セーフティ」を、標準装備している点が特徴です。事故を起こさないよう予防し、万が一事故が起きてもダメージを軽減、二次被害の防止という3つの危機を回避する最先端の技術が搭載されています。
新車価格は234万4,000~353万4,500円となっています。中古車価格は29万~158万円とお得に購入でき、2016年式の車が比較的多い傾向にあるでしょう。
（2022年1月時点での情報です）
（参考：『ポロ（フォルクスワーゲン）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)
豊富な在庫のネクステージなら欲しい中古車が見つかる！
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また、購入後のトラブルを避けるため、修復歴車の取り扱いは一切行っておりません。万が一トラブルが起きても安心していただけるよう全ての車に無料保証を付帯している点が強みです。
国産車では3か月または走行距離3,000km、輸入車では1か月または走行距離無制限で修理・部品交換を行います。
まとめ
セダンとハッチバックは、見た目がよく似ている車種です。それぞれに魅力的な点が多くあり、セダンとハッチバックの定義を知ると車種選びに幅が出てくるでしょう。
どちらも新車での購入は難しいとお考えの人は、中古車でもハッチバック車は流通されています。
中古車をお考えの人は、品揃えが豊富なネクステージへご相談ください。車種に長けた専任のスタッフが、好みに合ったお気に入りの1台をお探しします。保障内容も充実したものをご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。
