車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

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車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

車のシートは、乗員の快適性に配慮して設計されており、いくつかの種類に分けられます。その中でもベンチシートについて知りたい方もいるでしょう。どのような特徴があるのか気になるところです。

 

この記事では、ベンチシートの形状の特徴や、メリット・デメリットと併せて、セパレートシートの違いについても解説します。ベンチシート搭載車を合計で11車種紹介するので、車購入の際の参考にしてください。

 

※目次※

1.車のベンチシートとは?

2.ベンチシート搭載車のメリット・デメリット

3.車のベンチシートとセパレートシートの違いは?

4.ベンチシート搭載の5車種を紹介【普通車】

5.ベンチシート搭載の6車種を紹介【軽自動車】

6.まとめ

 

■POINT

・ベンチシートは、左右の座席の移動がスムーズで、軽自動車やコンパクトカーに多く採用されている

・セパレートシートは左右の座席が離れており、シート自体のホールド性が高いため長距離移動でも疲れにくい

・どちらのシートもメリット・デメリットがあるため、使用環境に合わせて選ぶことが大切

 

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車のベンチシートとは?

車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

ベンチシートは、公園などに設置されているベンチのような形状をしたシートのことです。左右の座席の間が離れていないか、もしくはつながっており、前席に採用されている場合コンソールボックスやドリンクホルダーなどの障害物がありません。

 

後部座席にベンチシートを採用しているケースはよく多くありますが、前席に関しては車種やグレードによって異なります。

 

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ベンチシート搭載車のメリット・デメリット

車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

ここでは、前席におけるベンチシートのメリットとデメリットについて解説します。車のシートの形状は、購入後に変えることが難しく、快適性や利便性などにも関わるため慎重に選ぶことが大切です。自分自身の好みと、ライフスタイルや家族構成などを考慮して選択するとよいでしょう。

 

ベンチシートのメリット

フロントにベンチシートが採用されている車は、座席の間にコンソールボックスやドリンクホルダーがないため、室内空間が広く感じるでしょう。足を広げて着座しやすく、姿勢の自由度があります。

 

また狭い駐車場などで、どちらか片方のドアが十分に開けられない場合、簡単に反対側へ移動して降りられます。このように、左右の座席の移動がスムーズという点はベンチシートの大きなメリットといえるでしょう。

 

ベンチシートのデメリット

ベンチシートは利便性に優れていますが、デメリットもあります。シート形状が比較的平面に近いためホールド性が低く、カーブで体を支えることが困難であり、姿勢が崩れやすい点がデメリットです。長距離走行やカーブが続くような道路を走行すると、疲労がたまりやすく感じる方もいるかもしれません。

 

また、リアシートへのアクセスが悪く、荷物を取りたい場合に外から回り込むことが多くなることも懸念点でしょう。

 

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車のベンチシートとセパレートシートの違いは?

車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

ベンチシートは軽自動車やコンパクトカーに採用されることが多く、大きめの乗用車にはセパレートシートが設定される傾向にあります。ベンチシートだけでなく、セパレートシートの特徴やメリット・デメリットについても押さえておきましょう。

 

セパレートシートとは?

セパレートシートとは、左右が独立しており、座席間にスペースや設置物があります。フロントシートに採用されるのが一般的です。セダンやステーションワゴン、SUVなどの前席は、基本的にセパレートシートと考えてよいでしょう。

 

なお、6人乗りもしくは7人乗りのミニバンに関しては、2列目のリアシートにもセパレートタイプを設定している場合があります。

 

セパレートシートのメリット

セパレートシートのメリットとしては、運転席と助手席が離れているため、人と人との距離に余裕がある点です。また、シートの間を有効活用でき、収納スポットが多く用意されています。

 

他にも、シートのホールド性が高く、体をしっかりと預けられるため疲れにくいといえるでしょう。また、後部座席へのアクセスが簡単で、ウォークスルーができる車種も存在します。

 

セパレートシートのデメリット

セパレートシートのデメリットは、運転席と助手席の移動が困難という点です。車種にはよりますが、シフトノブやコンソールボックスが間にあると、窮屈で隣に移るのが難しいと感じるかもしれません。また、人によっては足元の空間が狭く感じることもあるでしょう。

 

シートの座り心地や空間設計については車種ごとに違うため、どのタイプのシートであっても実車を確認することが大切です。

 

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ベンチシート搭載の5車種を紹介【普通車】

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ベンチシートの特徴が自身の用途にマッチし、採用している車種を探している方もいるでしょう。ここでは、前席にベンチシートが設定されている5つの普通車を5車種紹介します。販売が終了したモデルでも中古車として購入可能ですので、参考にしてください。

 

ダイハツ ブーン

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ダイハツが開発したブーンは、2004年にデビューし、2013年12月まで2世代にわたり販売されていたモデルです。ダイハツのコンパクトカーを代表する車種でしたが、2024年4月時点においてラインアップされていません。

 

ベンチシートを採用しており、落ち着いたインテリアが特徴です。取り回しに優れ、狭い道や駐車場でも扱いやすいでしょう。上級グレードのシルクには、上品な印象のエクステリアが与えられています。

(参考:『ブーン(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

トヨタ パッソ

車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

パッソは、先ほど紹介したブーンのトヨタ版であり、ダイハツからのOEMとなります。外観はほとんど変わらず、基本性能も同じです。トヨタのエントリーモデルでしたが、ブーンと同様に販売終了しています。

 

パッソは人気車種であったため、中古車市場ではまだ出回っています。ブーンと同様の特徴を持っており、使い勝手や取り回しに優れている点が特徴です。

(参考:『パッソ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

日産 キューブ

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日産が開発したキューブは、その名の通り四角いルックスが特徴のコンパクトカーです。車内空間が広く、使い勝手も優れていたため人気を集めましたが、現在は販売を終了しています。

 

前後とも広々としたベンチシートを採用しており、前席の座席間にはドリンクホルダーが自然な形で配置されています。また、アームレストの幅が広く、運転席と助手席の方が使用可能です。中古車でぜひ検索してみてください。

(参考:『キューブ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

トヨタ ポルテ・スペイド

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トヨタは、2012年にプチバンとしてポルテとスペイドを発売しました。この2車種は姉妹車種であり、主にエクステリアデザインが異なります。ポルテは多くの方に受け入れられるような落ち着いた雰囲気を持つデザインで、スペイドは切れ長のヘッドライトによりスタイリッシュな印象です。

 

左側にスライドドアのみを採用した点が両車の最大の特徴で、使い勝手にこだわっています。どちらもYグレードに前席のベンチシートを採用していますが、現在は販売終了しています。新車では購入できないため、中古車で探してみてください。

(参考:『ポルテ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

(参考:『スペイド(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

トヨタ ヴィッツ

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ヴィッツは、現在ヤリスという車名で販売されているコンパクトカーです。パッソやブーンと同じく扱いやすさが魅力で、3代にわたり売れ続けたヴィッツは、中古車が購入できます。

 

初代ヴィッツには、さまざまなグレードが設定されており、その中の「ペアスタイル」は前席がベンチシート仕様となっていました。古いモデルのため探すのは困難ですが、気になる方は中古車情報を検索してみてください。

(参考:『ヴィッツ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

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ベンチシート搭載の6車種を紹介【軽自動車】

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軽自動車は、車幅が大きく取れないため、ベンチシートを採用した車種が多くあります。そのため、ベンチシートを探しやすく、選択肢に困らないでしょう。軽自動車は人気があることから、中古車も豊富です。ここでは、6車種紹介しますので、参考にしてください。

 

スズキ ワゴンR

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スズキは、小さな車の開発を得意とする自動車メーカーのひとつです。そしてワゴンRはスズキを代表する軽自動車であり、1993年のデビューから20年以上にわたり販売されてきました。ベンチシートとインパネシフトにより、左右の座席への移動が簡単です。

 

また、エクステリアでは3つのスタイルを用意しており、好みに合わせて選べます。新車だけでなく中古車も豊富にあるので、ぜひ自身のニーズに合う一台を探してみてください。

(参考:『ワゴンR(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ダイハツ タント

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タントは、ダイハツの人気車種のひとつで、スーパーハイトワゴンに属します。通常モデルとカスタムが用意されており、どちらも前席ベンチシートタイプです(タントのLグレードのみ前席セパレートシート)。

 

インテリアカラーはカスタムがブラックで統一されスタイリッシュな印象です。通常のタントはブラックとシルバーの組み合わせで、開放的な雰囲気が特徴でしょう。

 

運転席はメーカーオプションとして540mmのロングスライド機構が用意されており、助手席を前に寄せることで、後席へ簡単にアクセスできます。

(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ダイハツ ムーヴキャンバス

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ダイハツのムーヴキャンバスもベンチシートを備えた魅力的なモデルです。バンのようなフォルムで丸みを帯びており、単色で大人びたセオリーと、ツートンカラーでカジュアルな雰囲気のストライプスを設定しています。

 

前席のベンチシートにはアームレストが用意されており、ポケット付きで小物の収納に便利です。後席のベンチシートはリクライニング機構が備わっており、座席下の「置きラクボックス」は買い物袋を置いても倒れにくい構造となっています。

(参考:『ムーヴキャンバス(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ホンダ N-ONE

車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

ホンダはNシリーズとしてさまざまなボディタイプの軽自動車を販売しています。その中でもN-ONEはコンパクトなモデルで、ユニークなエクステリアデザインが印象的です。全体的にスポーティーであり、丸目のヘッドライトと左右をつなぐようなグリルが個性を放ちます。

 

現行型は2代目であり、フロントシートはセパレートとなっていますが、初代N-ONEはベンチシートが採用されています。そのため、ベンチシートにこだわる場合は、中古車で探してみるとよいでしょう。

(参考:『N-ONE(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

日産 ルークス

車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

ルークスは、日産から発売されるスーパーハイトワゴンの軽自動車です。ダイハツのタントと同様に高さのある広い車内が特徴で、居心地の良い空間が特徴です。ハイウェイスターのグレードは、ブラックを基調としたシックな雰囲気のインテリアとなっています。

 

後席のベンチシートは左右独立しており、ロングスライドと助手席の肩口リクライニングレバーによって前後席のコミュニケーションを取りやすい点が特徴です。

(参考:『ルークス(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

スズキ スペーシア

車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

スズキから販売されているスペーシアは、人気のスーパーハイトワゴンに属するモデルです。車内空間が広く、前後に配置されたベンチシートの機能性が優れています。前席のシートバックを後ろに倒すことでフラットにでき、ゆったりとくつろぐことが可能です。

 

また後席にマルチユースフラップを搭載したグレードは、オットマンとして使用できるだけでなく、荷物の落下防止としても活用できます。豊富な収納スポットなど使い勝手も優れているため、ベンチシートを搭載したおすすめ車種のひとつです。

(参考:『スペーシア(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

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まとめ

車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

ベンチシートを採用した車は広々としており、左右の座席への移動が簡単なため、乗降性に優れています。ただし、シートのホールド性が低く、乗り心地に関して気になる方もいるかもしれません。

 

長距離を走行することが多い場合や、空間を有効活用したい場合は、セパレートシートの自動車を選ぶとよいでしょう。ただし、シートの座り心地や空間設計については車種ごとに違うため、実車を確認して乗り心地を確かめることをおすすめします。

 

【この記事の執筆者】

車のベンチシートとは?メリット・デメリットや搭載車11選を紹介

小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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