三菱パジェロは、高剛性のラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディに、3Lと3.8L V型6気筒SOHCを搭載、接地性と追従性に優れる四輪独立懸架式サスペンションと走行中でもトランスファーレバーでスムーズな切換が可能な4WDシステム「スーパーセレクト4WDII」を採用。
また、車両の安定性を高めつつ適切な駆動力を提供するアクティブスタビリティ&トラクションコントロール、悪路からの脱出性能を高めるリヤデフロックを設定する。
今回、ロングボディでは3L V6搭載グレード「GR」を新たに設定。
従来設定の「ZR-S」をベースとして、フロントグリルとヘッドライトエクステンションをブラックからメッキとしたほか、ドアミラー、ドアアウターハンドル、ホイールリップモールをボディ同色とし、サイドステップを採用。
上級グレードと同様のスタイリッシュな外観とした。
最上級「SUPER EXCEED」から「EXCEED-X」、「EXCEED」、「ZR」をそれぞれ一部改良。
スーパーエクシードは、オートライト機能と雨滴感応ワイパー機能を統合したレインライトセンサーを採用した。
エクシードX/エクシードは、フロントスキッドプレートとリヤバンパーアンダーカバーをブラックからシルバーとしたほか、エクシードXではレインライトセンサーを採用、エクシードではスペアタイヤガーニッシュをボディ同色とし、フロントフォグランプを装備した。
ショートボディではベーシックグレード「VR」と最上級グレード「SUPER EXCEED」を新たに設定。
スーパーエクシードでは、従来設定の「VR-II」をベースとして、ヘッドライトエクステンション、ドアアウターハンドル、ドアミラーをメッキとしたほか、スペアタイヤガーニッシュ、ホイールリップモールをボディ同色としたうえに、18インチ10本スポークアルミホイールを採用。
また、ブラック内装に木目調パネルを組み合わせ、本革シートを採用するなど、上級仕様の内外観とした。
さらに、ショートボディ専用に開発した「ミツビシパワーサウンドシステム」を採用した。
「VR-I」は、ボディと同色のドアアウターハンドル、ドアミラー、ホイールリップモール、サイドステップを装着した。
オフロードでの走破性と、乗用車並の高速性能・快適性を併せ持つオールラウンドSUV(多目的本格4WD)として、1982年に初代を発売以来25年目を迎え、その間に約250万台を生産し、世界170以上の国と地域で好評を得ている三菱パジェロ。
4代目は、あらゆる路面で高い走破性能を発揮する四輪独立懸架、スーパーセレクト4WD-II(SS4-II)に加え、新たにリヤデフロックとの同時装着を可能としたASTC(アクティブスタビリティ&トラクションコントロール)、軽量化のためのフードのアルミ化、耐久性・信頼性を高めるボディ接合部の剛性向上、メッキ鋼板の採用拡大など、数多くの技術を採用した。
ロングボディ(7人乗り)とショートボディ(5人乗り)の2タイプ。
上質さと高級感を追求した「スーパーエクシード」、「エクシードX」、「エクシード」の3つのグレードと、アクティブなライフスタイルに適応する「ZR-S」、「ZR」の2つのグレード。
また、ショートボディには「VR-II」、「VR-I」の2つのグレードを設定した。
尚、一部グレードに嗜好の強い装備を取り外したシンプルな「ベーシックパッケージ」を設定する。
V6 3.8L 24バルブSOHC MIVEC(連続可変バルブタイミング&リフト)エンジンと、V6 3L 24バルブSOHC ECI-MULTIエンジンの2ユニット。
スポーツモード5速/4速AT、一部5速マニュアルを用意する。