ボルボの新型車情報まとめ!ボルボ車の優れている点も解説
ボルボは日本国内外から多大なる人気を誇る車メーカーです。話題の新型モデルも発表されていますが、実際のスペックや特徴、従来車との変更点などを知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ボルボの新型モデルに関する情報をご紹介します。V40のファイナルエディションをはじめ、各車種のスペックとともにボルボならではの魅力を知る機会となるでしょう。モデルチェンジの情報に加えて中古車価格もご紹介しますので購入の参考にしてください。なお、今回ご紹介するのは2019年10月時点での車種情報です。
※目次※
・ボルボのV40は、2019年をもって生産終了!ファイナルエディションは限定50台で販売。
・V60は、ボルボがボディデザインにこだわったステーションワゴン。コンパクトなボディサイズで市街地での走行も快適に!
・トップレベルのラグジュアリーを誇るV90は、予防安全装備を数多く搭載した新型モデル。高級車ならではのインテリアと走行性能が魅力。
ボルボV40の新型車・モデルチェンジの情報とは?
V40は、ボルボが1995年に発表したハッチバックタイプのコンパクトカーです。2019年10月現在は2代目モデルが販売されていますが、来年以降の発表は予定されていません。2019年をもって生産終了を告知しています。
V40シリーズ最後のモデルとして発表されたのが「T5 R-Design ファイナルエディション」です。俊敏で快適なドライビングを実現した点が特徴といえます。50台限定で販売されるモデルでもあるため、V40の購入を検討中の方は早めにチェックしておきましょう。
従来車との変更点について
ファイナルエディションのベースに採用したのは、スポーツモデルの「T5 R-Design」です。直列4気筒ターボエンジンと8速オートマチックトランスミッションを組み合わせたパワートレインに変更はありません。
ファイナルエディションならではの特別装備は、リアシートのヒーター機能とパノラマガラスルーフです。パノラマガラスルーフには電動サンシェードも搭載され、季節を問わず車内空間を快適に保つ機能が備わっています。
価格について
「T5 R-Design ファイナルエディション」の新車価格は477万6,852円です。標準グレードである「T2 Kinetic(304万5,371円)」やベースモデルの「T5 R-Design(463万4,259円)」を上回る価格となっています(価格はすべて税込)。
ファイナルエディションは、中古車市場では多く見られません。2019年4月11日販売開始と新しく、50台限定ということもあり希少価値は高いといえるでしょう。古い年式のV40は50万円以下でも出回っていますが、ファイナルエディションは新車と同等の中古車価格になる可能性も考えられます。
サイズについて
「T5 R-Design ファイナルエディション」のボディサイズは全長4.37メートル×全幅1.8メートル×全高1.44メートルです。ホイールベースは2.645メートル、車両重量は1,520キログラムとなっています。
ボディサイズとホイールベースはベースモデルの「T5 R-Design」と同様です。特別装備のパノラマガラスを標準搭載するため、車両重量が10キログラム増加することが変更点といえます。
燃費について
燃費は、JC08モードでリッター15.9キロメートルです。2代目V40のなかではもっとも低い数字ですが、2015年度の燃費基準プラス10%の達成に成功しました。
高い燃費性能には、8速のオートマチックトランスミッションが深く関係しています。走行速度によって自動で回転数を調整し、無駄な消費を抑える仕組みです。
内観について
「T5 R-Design ファイナルエディション」のシートには、ベースモデルと同様の本革を使用しています。高級感のある手触りもさることながら、輪郭を浮かび上がらせるようなステッチも特徴的です。
シフトノブやブレーキグリップなど、ドライバーが常に触れるパーツにもこだわりが見られます。パノラマガラスルーフからの景色はコックピットとリアシートどちらからも楽しめるため、車内空間の広さに加えて開放的な走行を満喫できるでしょう。
外観について
外観はベースモデルと大きく変わらず、R-Designならではのスポーティな印象を感じさせます。ボディカラーの展開は以下の5色です。
- ・アイスホワイト
- ・クリスタルホワイトパール
- ・オスミウムグレーメタリック
- ・オニキスブラックメタリック
- ・パッションレッド
R-Designには、ドアミラーカバーやフロント・リアバンパーも備わっています。しなやかなボディラインは、大人の落ち着きとダイナミックさを兼ね備えたV40ならではのデザインです。
ボルボV60の新型車・モデルチェンジの情報とは?
V60は、2010年に発表されたステーションワゴンです。ベースとなったモデルにはV70やV50が知られており、2019年10月現在では2代目が現行モデルとなっています。日本の幅が狭い道路でも走りやすいボディサイズが魅力です。メーカー自身が「ボルボの理想の形」と謳うほど、追い求めたボディの実現を誇っています。
V60は5つのグレードに大別されますが、今回ご紹介するのは標準グレードの「T5 モメンタム」に関する情報です。
従来車との変更点について
旧モデルからのフルモデルチェンジでは、外内装のインテリアが大きく変更になりました。フロントシートはV90の構造をベースにして設計し、上級モデルさながらの快適性を実現しています。さらに、日本でも扱いやすいコンパクトなサイズへと進化しました。
LEDライトにはT字型を採用し、ラゲッジスペースの容量を増量した点も魅力的です。ボディの流れるようなショルダーラインには、旧モデルにはない美しさを実感できるでしょう。5人乗りのゆったりとした空間と機能性双方へのこだわりは、ステーションワゴンだからこそ両立できる特徴ともいえます。
価格について
「T5 モメンタム」の新車価格は508万2,407円です。標準グレード・標準装備の価格で、ボルボのなかでも高級車といえるでしょう。最上級グレードでは800万円を超えます。
比較的新しいモデルですが、中古車市場でも多く出回っています。「T5 モメンタム」の中古車価格は400万円~510万円と幅広く、2018年モデルであればお得に手に入れられるでしょう。本革シートやドライバーアシスト機能など、オプションを搭載した中古車も多く見られます。
サイズについて
「T5 モメンタム」のボディサイズは全長4.76メートル×全幅1.85メートル×全高1.435メートルです。初代モデルの全長より12.5センチメートル拡大しています。対して、全幅は1.5センチメートル、全高は4.5センチメートル縮小しました。
全高を低くしたことで、大胆で堂々とした風貌を印象づけます。全幅の縮小は、日本の狭い道路でも走行しやすい点が大きなメリットです。車内空間の増幅にも配慮しながら走行の快適性と安全性を実現し、日本人にも魅力を感じやすい車となりました。
燃費について
JC08モードでの燃費は、リッター12.9キロメートルです。2015年度の燃費基準プラス5%を達成し、環境にもしっかり配慮しています。「T5 モメンタム」に搭載される燃費性能向上対策は以下です。
- ・筒内直接噴射
- ・可変バルブタイミング機構
- ・電動パワーステアリング
- ・ブレーキエネルギー回生システム
- ・エンジン・スタート/ストップ機能
また、上級グレードのT6・T8には上記にプラグインハイブリッドシステムが加わります。
内観について
V60の内装には、ドライバーのほか同乗者4人全員が快適に過ごせるようこだわったシートを搭載しています。電動のワンタッチ可倒式シートバックは全グレードに採用し、長時間のドライブでもストレスを感じにくいのが魅力的です。
ラゲッジスペースには529リットルもの容量を確保しています。ステーションワゴンのなかではトップクラスの広さで、お買いものや旅行先での荷物も気兼ねなく積み込めるでしょう。車内に響くサウンド機能にもこだわっています。
外観について
V60の外観の特徴は、高さを抑えたことでダイナミックな印象を受ける点です。北欧のシンプルなデザインを意識しながら堂々たる風貌に仕上げたのは、V60ならではの個性ともいえるでしょう。
ボルボならではのT型LEDライトは、周囲のドライバーや歩行者の目を惹きつけます。内蔵されているデイタイムランニングライトは安全性を高めるために重要な役割を果たしてくれる機能といえるでしょう。
ボルボV90の新型車・モデルチェンジの情報とは?
ボルボは2017年、初代モデル発表以来約20年ぶりのフルモデルチェンジを終えて新型V90を発売しました。V70を継承するモデルで、Vシリーズでは最上級のプレミアムモデルでもあります。
2019年9月には仕様変更が発表され、同年10月現在ではV90では5つのグレードから選択可能です。ここからは標準グレードの「T5 モメンタム」についてご紹介します。
従来車との変更点について
V60のフルモデルチェンジでは、近年ますます技術が発達している予防安全装備を中心に強化されました。ドライバーの支援と事故回避を兼ね備えた「インテリセーフ」と呼ばれる機能です。
「全車速追従機能付ACC」では、速度上限を設定したうえで全走車との距離を一定に保ちながら走行できます。万が一のときに備えるだけでなく、長距離運転でもドライバーへ疲労を感じさせない魅力的な機能です。
価格について
「T5 モメンタム」の新車価格は691万5,741円です。V60の標準グレードを100万円以上上回る価格で、外観からもラグジュアリーな風貌が実感できます。
中古車市場では350万円以上の価格帯で販売されており、比較的安価で手に入れることも可能です。現行モデルでもっとも古い年式は2017年ですが、走行距離やコンディションをしっかりチェックすると状態のよい車も見つかりやすいでしょう。高額なものでは500万円以上の中古車も見られます。
サイズについて
「T5 モメンタム」のボディサイズは全長4.935メートル×全幅1.88メートル×全高1.475メートルです。ホイールベースのサイズは2.940メートルとなっています。車両重量は1,740キログラムと、グレードのなかではもっとも軽量です。
オプションの「チルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフ」を追加すると20キログラム増量され、重量は1,760キログラムになります。
燃費について
「T5 モメンタム」の燃費は、JC08モードでリッター14.4キロメートルです。ディーゼルエンジンを搭載する「D4 モメンタム」に比べると劣るものの、2015年度は燃費基準プラス10%を達成しました。エンジンにはDrive-Eの2リットル4気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載しています。
レスポンスが早いスムーズなドライビングを実現するだけでなく、環境にも配慮されたエンジン性能はV90の大きな魅力です。予防安全装備を中心にフルモデルチェンジされたV90ですが、ガソリン費用や税金など維持費用の節約にも役立つ車といえます。
内観について
内装は北欧のデザインを意識して設計されました。スウェーデンに本社を置くボルボならではのこだわりです。コックピットからリアシートまで、すべての同乗者が快適に乗車できるシートは高級車ならではの魅力でしょう。
サウンドシステムにも注力しており、19個のスピーカーを搭載しています。その音質はメーカー自身が「ボルボ自慢の機能」としており、車内の音響を重視したい方にもおすすめできる特徴です。ラグジュアリーなデザインととっておきのスピーカーが、ドライブの楽しみをいっそう引き立ててくれるでしょう。
外観について
V90のボディデザインは、前方から後方にかけて流れるようなラインが特徴的です。車がもっとも美しく見えるといわれる黄金比率をもとに設計され、内装の広さを制限しないよう細部まで計算しつくされています。
ボンネットの独特なデザインは、上空から眺めたときに特に存在感を際立たせてくれるでしょう。フロント・バック・サイドに加えて上部からの視線も釘づけになるボディラインです。カラーは以下の6色から選択できます。
- ・クリスタルホワイトパール
- ・マッセルブルーメタリック
- ・デニムブルーメタリック
- ・オニキスブラックメタリック
- ・パイングレーメタリック
- ・ブライトシルバーメタリック
まとめ
日本でも人気のボルボでは、V40をはじめ非常に多くの車種が発表されています。どれもボルボならではの魅力が詰まっていますが、購入を検討している方は複数の車種から好みのものを選ぶことが大切です。ライフスタイルも考慮して、満足に乗り続けられる車種を決めましょう。
ボルボの新型モデルが気になる方は、ぜひネクステージのスタッフまでご相談ください。最新モデルの中古車も数多く取り揃えております。インターネットフォームやお電話でお問い合わせ可能です。
高品質なボルボ中古車を探す
■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)
■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars
