ダイハツ タントエグゼの魅力とは?現行タントの性能や中古車価格を比較!
タントエグゼは、ダイハツから販売されている人気車種「タント」の派生モデルとして知られる軽自動車です。タントにはないさまざまな魅力があるタントエグゼですが、2022年10月現在、新車では販売されていません。
「タントエグゼにはどのような特徴があるの?」「走行性能や燃費性能は?」といった疑問を抱えている方も多いでしょう。そこで今回の記事では、タントエグゼについて、特徴や魅力など幅広く解説します。
※目次※
1.タントエグゼの中古車購入を検討しているなら魅力をチェック
・タントエグゼはタントの姉妹モデルとして登場。現在は中古車でのみ入手可能!
・タントエグゼの中古車を購入する際は「修復歴の有無」や「メンテナンス状況」を確認しよう。試乗して乗り心地をチェックするのも重要!
・タントエグゼを中古車で購入するならネクステージまで。幅広い在庫からお気に入りの1台が選べる!
タントエグゼの中古車購入を検討しているなら魅力をチェック
中古車からタントを選ぼうとしている方にとって、タントとタントエグゼの違いは気になるところでしょう。「スタイリッシュ&スペーシャス」をコンセプトとするタントエグゼは、デザイン面でタントと異なるのが大きな特徴です。
また、車内空間や走行性能、安全性能についても、タントとタントエグゼはさまざまな違いがあります。ここでは、タントとは異なるタントエグゼの特徴について解説します。
「タントエグゼ」はタントの姉妹モデル
タントエグゼは、ダイハツが2009年から2014年まで製造していたタントの姉妹モデルです。タントエグゼは「大人のタント」をうたい、タントに上質感をプラスしています。タントのターゲットである子育て世代のファミリーに加え、未婚や新婚、子離れ層といった幅広いユーザーをターゲットとして登場しました。
同時に発売されたタントエグゼカスタムは、タントエグゼをドレスアップしたモデルです。タントエグゼにはないパーツを装備しており、さらなる上質感を演出しています。
洗練されたデザイン
タントエグゼの最大の特徴のひとつが、スタイリッシュで洗練されたデザインです。エクステリアは、フロントガラスの両端にあるAピラー(フロントピラー)がタントよりも傾斜しており、流麗で躍動感あるシルエットとなっています。
インテリアの上質感も特筆すべき点です。タントエグゼは大人がゆったりくつろげる広い空間に、モダンでシックなインテリアを採用しています。シートに光沢のある素材を使用し、ベージュとブラックのツートーンカラーでまとめられた室内は、エレガントかつスタイリッシュな印象です。
大人がくつろげる車内空間
タントエグゼはゆとりある車内空間とくつろぎの装備を備えていることも特徴です。タントエグゼはタントと同じセンターピラーレススライドドアではなくスイング式ドアを採用することでフロアを低くしました。これにより、タントと比べシート高が15mm、室内高が20mm拡大しており、大人がより快適にくつろげる空間となっています。
ゆとりある空間に配置された「グラマラスコンフォートシート」は、立体的なデザインや厚み、柔らかさを備えたシートです。体全体が包み込まれ、まるでソファに座っているかのような心地良さを味わえます。
また、充実した収納スペースもポイントです。タントエグゼは収納性とデザイン性を両立したイルミネーテッドツインコンソールや助手席大型シートアンダートレイ、大型グローブボックスなどを装備しています。
タントエグゼと現行型タントの違いを比較
現行タントは、機能性や走行性、安全性など、さまざまな点で先代モデルから大きく進化しています。先進の予防安全機能「次世代スマートアシスト」など、新たな機能を多数搭載している点が特徴といえるでしょう。ここでは、高い利便性を実現している現行タントとタントエグゼの違いについて解説します。
現行型タントの特徴
2019年7月に発売した現行モデルである4代目タントは「新時代のライフパートナー」をうたい、さらなる利便性を追求して進化しました。大開口のドアと低床のステップで乗り降りがしやすく、ドアの自動オープン機能や予約ロック機能で開け閉めもスムーズです。
また、4代目タントでは「次世代スマートアシスト」と呼ばれる安全性能を装備しています。駐車時に役立つ「スマートパノラマパーキングアシスト」は、軽自動車では初搭載の機能です。
さらに、「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」に基づく新しいプラットフォームを採用し、走行性能に関わるさまざまなパーツを刷新しています。4代目タントは、利便性や安全性能、走行性能全ての点で、旧モデルから大きく進化したといえるでしょう。
機能性
現行タントとタントエグゼの機能性は、下記のような違いがあります。
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現行タント |
コンセプト |
「新時代のライフパートナー」 |
車両重量 |
880kg~1,000kg |
ホイールベース |
2,460mm |
ドアの開閉 |
・運転席と助手席のドアは約90度に開くスイング式で、後席は両側スライドドア ・近づくだけでドアが自動で開く「パワースライドドア ウェルカムオープン機能」や半ドアの状態から自動で全閉する「助手席イージークローザー」などの機能がある |
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タントエグゼ |
コンセプト |
「大人のタント」 |
車両重量 |
870kg前後 |
ホイールベース |
2,490mm |
ドアの開閉 |
・全て約90度に開くスイング式ドア |
コンセプトにもある通り、タントエグゼはスタイリッシュで広い車内空間を重視しています。ホイールベースの長さからも、タントエグゼのほうが広い空間を確保していることが分かるでしょう。
一方で、ドアの開閉に関する機能を見ると、現行タントには利便性を追求したさまざまな新機能が装備されていることが分かります。
走行性能
現行タントとタントエグゼの走行性の違いは下記の通りです。
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現行タント |
操縦性 |
DNGA(Daihatsu New Global Architecture)により高い操縦安定性を実現 |
加速性 |
CVTとエンジンによりスムーズな加速が可能 |
エンジン |
・KF型 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置 ・KF型 水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ横置 |
燃費 |
JC08モード 23.8km/L~27.2km/L |
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タントエグゼ |
操縦性 |
軽量化と先進のパワートレインにより高い走行性能と操縦安定性を実現 |
加速性 |
低中速域で豊かなトルクを発揮するエンジンとCVTにより高い加速性を実現 |
エンジン |
・ツインカムDVVT3気筒エンジン「KF-VE型」 ・ツインカム3気筒ターボエンジン「KF-DET型」のTOPAZ NEOエンジンシリーズ2型 |
燃費 |
10・15モード 21.5km/L |
現行タントとタントエグゼはいずれも優れた走行性能や操縦安定性を実現しています。現行タントは「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」に基づき、プラットフォームからCVT、エンジンを全て一新しているのが特徴です。
燃費性能
現行タントとタントエグゼの燃費の違いは下記の通りです。
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現行タント |
燃費 |
JC08モード 20.8km/L~28.8km/L |
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タントエグゼ |
燃費 |
JC08モード 21.4km/L~25.0km/L |
タントエグゼは、最終モデルを参照しており、2012年9月時点の燃費となります。
燃費性能については、いずれもクラストップレベルです。タントエグゼも低燃費を実現していましたが、現行タントは先代モデルと同型のエンジンを用いながら燃焼効率をさらに高め、優れた燃費性能を実現しました。
(参考:『タント(ダイハツ)の燃費情報』)
(参考:『タントエグゼ(ダイハツ)の燃費情報』)
安全性
現行タントとタントエグゼの安全性能は下記の通りです。
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現行タント |
ボディ強度 |
TAFにより衝撃吸収性能を向上 |
主な安全機能・装備
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予防安全機能「スマートアシスト」(全17機能※)を、一部グレードを除く全車に標準装備 ※機能はグレード別に設定され、一部はメーカーオプション
<スマートアシストの内容> ■衝突回避支援 衝突回避支援ブレーキ機能 衝突警報機能 ブレーキ制御付誤発進抑制機能 車線逸脱抑制制御機能 車線逸脱警報機能 路側逸脱警報機能 ふらつき警報
■認識支援 先行車発進お知らせ機能 標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止) AHB(オートハイビーム) ADB(アダプティブドライビングビーム) サイドビューランプ
■運転負荷軽減 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール) LKC(レーンキープコントロール)
■駐車支援 パノラマモニター スマートパノラマパーキングアシスト コーナーセンサー
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タントエグゼ |
ボディ強度 |
TAFにより衝撃吸収性能を向上 |
主な安全機能・装備
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・乗員の安全を考慮したインテリア「SOFI(ソフィ)」(Safety-Oriented Friendly Interior)を採用 ・歩行者傷害軽減ボディを採用 ・ABS(EBD&ブレーキアシスト付)を、一部グレードを除く全車に標準装備 ・下記の機能を標準装備 デュアルSRSエアバッグ(運転席/助手席) プリテンショナー&フォースリミッター機構付フロント3点式ELRシートベルト 衝撃吸収ステアリング ブレーキペダル後退防止機構
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タントエグゼも複数の安全装備を備えていますが、現行タントは「スマートアシスト」を装備しているのが大きな特徴でしょう。
「スマートアシスト」は2012年に登場し、バージョンアップを続けているダイハツの予防安全機能です。現行タントでは「次世代スマートアシスト」と呼ばれる、最新の安全機能を搭載しています。
新車・中古車価格
現行タントとタントエグゼの価格はどのくらいが相場なのでしょうか。現行タントの新車価格と中古車価格、タントエグゼの中古車価格は下記の通りです。
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価格 |
現行タント(新車価格) |
138万6,000円~199万1,000円 |
現行タント(中古車価格) |
94万4,000円~199万9,000円 |
タントエグゼ(中古車価格) |
40万円~60万円程度 |
(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧』)
(参考:『タントエグゼ(ダイハツ)の中古車一覧』)
現行タントは、タントとタントカスタムの2種類があり、新車で購入する場合はグレードによって価格に幅があります。現行タントは、中古車価格も100万を超えるものがほとんどです。一方のエグゼは年式が新しくないため、手頃な価格でオプション付きのハイグレード車が狙えます。
タントエグゼは上級感がアップしたカスタムモデルも人気
「タントエグゼカスタム」も人気車種です。カスタムは「クール&プレミアム」がコンセプトとなっています。カスタムに装備された大型のフロントバンパーやサイドストーンガード、メッキフロントグリルは、存在感ある重厚な印象です。
さらに、4灯のヘッドランプや透明なリヤコンビランプなどのスタイリッシュな装備が、エクステリアの上質感を演出しています。
インテリアはブラックを基調とし、落ち着いた雰囲気です。車内にはメッキのパーツが施され、ゴージャスさを演出しています。上質感をさらにプラスしているのが、上質な表皮シートを採用した「グラマラスコンフォートシート」です。幾何模様の現代的なデザインの表皮が使われ、都会的で洗練された雰囲気を醸し出しています。
タントエグゼの中古車を購入する際にチェックするポイント
タントエグゼの中古車を購入する際は、いくつかのチェックポイントを意識する必要があります。具体的には、「修復歴の有無」「旧オーナーのメンテナンス状況」「実車確認」の3つです。
中古車購入は、売買の形態にもよりますが、新車に比べて購入後のトラブルが発生しやすい形式です。ここでは、タントエグゼの中古車を購入する際にチェックするポイントを解説します。
1.修復歴の有無
まずは修復歴の有無です。中古車購入で避けておきたい車としては、「修復歴車」や「水没車」「塩害車」などが挙げられます。
修復歴車は、車の骨格(フレーム)部分に損傷を受けており、修理や交換をした履歴のある車です。リーズナブルな価格で購入できますが、購入後のトラブルが起こりやすく、トータルのコストが高くなってしまう可能性があります。
また水没車や塩害車も、錆びや故障が発生しやすいため、避けるのが無難でしょう。
2.旧オーナーのメンテナンス状況
旧オーナーのメンテナンス状況も大切です。旧オーナーがどのように車を使っていたのかに関しては、整備記録簿で確認できます。整備記録簿をチェックすることで、コンディションが比較的良い中古車であるかどうかを見極められるでしょう。
整備記録簿で確認できるのは、「オイルなどの消耗品が、どれくらいの頻度で交換されていたのか」といった情報です。メンテナンスの状況が良くない場合、またそもそも記録簿がない場合は、購入しない方がよいかもしれません。
3.実車を見て不快な点がないか
中古車購入で失敗しないためには、実車の確認も欠かせません。まずはボディをしっかりと見て、外装の歪みや傷がないかどうかを確認しましょう。また内装の汚れや臭いのチェックも重要です。
また実車を確認する際は、なるべく試乗させてもらいましょう。エンジンや電装系の動作に問題がないかどうかのチェックは、必須項目です。乗り心地など、フィーリングが合うかどうかも確かめておきましょう。
ネクステージでタントエグゼの中古車を探してみよう!
タントエグゼはすでに生産が終了しているため、購入する場合は中古車で探す必要があります。中古車を購入する際には、保証の手厚さや品ぞろえの豊富さ、取り扱う中古車の品質など、さまざまな点に注意して販売店を選ぶことが大切です。信頼できる販売店で、納得できる1台を探しましょう。
ネクステージでは保証が手厚い
中古車販売店のネクステージは、手厚い保証が強みです。中古車オプション保証の「サービスサポート」の保証は最長3年間、318の項目に及びます。一定期間内なら、消耗品も保証の対象です。故障などで自走できなくなった際のロードサービスも付いています。
また、納車後のトラブルを防ぐために、契約と納車のタイミングでお客様と車両の状態を確認し、車の状態をしっかりと説明する点も安心のポイントです。納車前には専門メカニックがすみずみまで点検整備を実施し、万全の状態で納車します。
豊富な品ぞろえ
ネクステージは豊富な品ぞろえも強みです。在庫台数は全国で3万台に上ります。豊富な品ぞろえを支えているのは、車種ごとに担当が分かれている専門のバイヤーが在籍するためです。
経験豊かなバイヤーが徹底的な調査をもとに仕入れを行い、売れ筋の車種についてはさまざまなカラーやグレードを豊富にそろえています。バリエーション豊富な在庫の中から、希望や条件に合う1台が見つけられるでしょう。
修復歴車なし
ネクステージは、修復歴車(事故車)は販売していません。修復歴車は骨格にダメージを負っているため、故障やトラブルの原因となる可能性があります。修復歴車だけでなく、メーター改ざん車、水害車なども取り扱っていません。
ネクステージではお客様にご満足いただける品質の車のみを取り扱うため、徹底した品質管理と品質鑑定を実施しています。
まとめ
タントの姉妹モデルであるタントエグゼは、大人向けのスタイリッシュなデザインとゆとりある車内空間が魅力です。現在では生産が終了していますが、中古車ならばお手頃な価格でハイグレードな車を購入できるでしょう。
圧倒的な品ぞろえを強みとするネクステージでは、タントエグゼの中古車も在庫豊富です。ネクステージでは徹底した品質管理を実施しているため、安心して車選びをお楽しみいただけます。タントエグゼの中古車のご購入なら、ぜひネクステージにご相談ください。