ダイハツ「コペン」の内装は?4つのモデル別にチェック
「コペン」は、ダイハツが開発・製造・販売する軽自動車のオープンカーです。現在新車で購入できる軽スポーツカーはコペンのみとなっています。
現行型モデルは、2014年6月にフルモデルチェンジを受けた2代目で、4つのモデルをラインアップしています。4つのモデルにはそれぞれ特徴がありますが、この記事ではコペンの内装に焦点を当て、4つのモデル別に内装の特徴を紹介します。
<目次>
・コペンには「Robe(ローブ)」「XPLAY(エクスプレイ)」「Cero(セロ)」「GR SPORT」のモデルがラインアップされている
・モデル別の違いが出るのは、インパネ・シートが中心
・GR-SPORTは、ローブをベースにトヨタのGRが手を加えた特別なモデル!
ダイハツ「コペン」とは
「コペン」は、ダイハツが開発・製造・販売する軽自動車のオープンカーです。今や新車で買える軽オープンカーは、ホンダ S660が生産販売終了となったため、コペンだけになってしまいました。
コペンの初代は、2002年にデビューしました。現行型モデルは、2014年6月にフルモデルチェンジを受けた2代目です。なお、2代目のデビュー時は基準車となるローブのみを発売、同年11月に「エクスプレイ」を、翌年6月に「セロ」、2019年10月にトヨタのスポーツブランド「GR」が手がけた「GR SPORT」を順次発売しています。
コペンは、4種類の個性が異なるモデルをラインアップしています。
パワートレインは全車、最高出力64PS・最大トルク92N・mを発生するターボエンジンを搭載、5MT・7速マニュアルモード付きCVTの組み合わせとなっています。駆動方式は前輪駆動、メーカーオプションでLSDやBBS製の鍛造16インチアルミホイールを設定するなど、走りの部分にも力を入れています。
コペン Robe(ローブ)の内装
コペンシリーズの基準車となるのがローブです。ダイハツはローブについて「スポーツカーとしての躍動感や流麗さを表現」したと伝えています。
コペン ローブのインテリア【インパネ・運転席回り】
コペン ローブのインテリアは、マットシルバーの差し色を効果的に配してスポーティーな印象にまとめています。
チルトステアリングがハンドルに採用されています。テレスコピックは付いていません。
ベージュインテリアパックのオートエアコンを装備したカーボン調センタークラスターがこちらになります。
メーカーオプションとなるブラックインテリアパックもベージュインテリアパックと同様に、オートエアコンを装備したカーボン調のセンタークラスターとなります。
コペンシリーズの中で、ローブは基準車(いわゆる標準モデル)となります。エクスプレイ、セロ、GR-SPORTはローブの後に発売された後発モデルです。ローブ以外のモデルは、ローブをベースに配色や意匠の一部を変更したという仕様と理解できます。
コペン ローブのインテリア【シート・ラゲッジ】
コペン XPLAY(エクスプレイ)の内装
エクスプレイは、コペンシリーズ第2弾として2014年11月にデビューしました。ダイハツはエクスプレイについて「タフ&アグレッシブをコンセプトにしたダイナミックな外観デザインを採用」と伝え、内装については「センタークラスターの骨格をインパネ上面まで張り出したクロスフレームとすることで斬新さを表現した」と伝えています。
コペン エクスプレイのインテリア【インパネ・ドア回り】
エクスプレイの内装は、マットシルバーの大胆な配色が目立っています。なお、シートカラーにレッドを選択すると、インパネの加飾がレッドになります。
コペン エクスプレイのインテリア【シート】
なお、エクスプレイのシートは、ブラック・ベージュ・レッドの3種類をラインアップしています。
コペン Cero(セロ)の内装
コペンシリーズ第4弾として2015年にデビューした「セロ」。世界初の内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」を採用しています。ドアを除くボディパネルは樹脂製で着脱可能、ヘッドランプも交換可能となっています。
コペン セロのインテリア【インパネ・ドア周り】
セロは、他のシリーズとは異なる意匠のインパネを採用しており、よりシンプルなデザインになっています。
コペン セロのインテリア【シート】
セロもシートカラーを、レッド・ベージュ・ブラックの3種類をラインアップしています。
コペン GR SPORT の内装
2019年10月、トヨタのモータースポーツカンパニーの「GR」ブランドをコペンに与えて発売されたのが「コペン GR SPORT」です。
トヨタとダイハツの両方で全く同じモデルが発売するという珍しいケースで、メーカーのブランドロゴが車のどこにも見当たらないという、これも珍しいパッケージングとなっています。なお、インテリアでは、専用のレカロシートやメーター、ステアリングホイールなどが採用されています。
コペン GR SPORTのインテリア【インパネ・ドア回り】
専用のMOMOステアリングホイールとBBSホイール、レカロシートの組み合わせは、団塊ジュニア世代以上に刺さる装備なのではないでしょうか。
まとめ
4つのモデルがラインアップされるコペンは、それぞれ個性を持っています。コペンは軽オープンカーということで新車販売台数が少なく、中古車流通台数も少なくなります。万人受けする車ではありませんが、人気が高いモデルのため、中古車市場は全体的に高めです。
予算を抑えたい方は、2002年式〜2012年式の初代モデルがおすすめです。年式は古くなりますが、まだまだ程度のいいものを見つけることができるでしょう。ただ、前オーナーがカスタムして、走り込んで状態が悪くなったケースも見受けられます。このため、信頼性が高いお店で買うことをおすすめします。
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▼ライタープロフィール
田中宏亮
モーターサイクルジャーナリスト
ハーレーダビッドソン専門ウェブマガジン VIRGIN-HARLEY.comの編集長を経験してジャーナリストとして独立、バイク関連ウェブメディアの運用や記事執筆を手がける。国内はもちろん、アメリカやヨーロッパでのメーカー主催のニューモデル試乗会にも参加。新車の試乗インプレッションのほか、カスタムやファッション、ツーリング等に関するコンテンツを手がける。
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