2代目へ進化したムーヴキャンバスの新車価格と特徴を徹底解説!
ムーヴキャンバスは、2022年7月にフルモデルチェンジし、2代目へと移行しました。デザイン性と機能性を両立させた車種として、その魅力をさらに高めており、価格情報が気になる方も多いでしょう。新車の購入時は、本体価格だけでなくオプションなどの価格もチェックしておきたい項目です。
そこでこの記事では、ムーヴキャンバスの車両価格をグレード別に紹介しつつ、オプション装備の価格と内容を解説します。2代目の特徴や新旧のスペックの違いも把握できるので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
5.ダイハツ ムーヴキャンバスのライバル車の価格にも注目しよう
6.ムーヴキャンバスは中古車在庫が豊富なネクステージで検索!
・ムーヴキャンバスの車両本体価格は146万3,000円~176万円で、2つのモデルが用意されている
・ボディカラーのメーカーオプション価格やパックオプションの価格も押さえておくことが大切
・2代目ムーヴキャンバスは広い室内空間や良好な使い勝手など、魅力的な要素が多数!
2代目ダイハツ ムーヴキャンバスの車両価格
2代目ムーヴキャンバスには、2つのモデルに3つのグレードが用意されています。新車購入時にグレード選びで迷うケースも多いでしょう。ここでは、グレードごとの特徴とともに価格をチェックできます。中古車相場も紹介するので、購入時の参考になるでしょう。
グレード展開と新車価格
現行ムーヴキャンバスは、ストライプスとセオリーの2つのモデルがあり、グレードは「Gターボ」「G」「X」の3つです。それぞれの新車価格は以下をご覧ください。
|
ストライプス |
セオリー |
Gターボ |
176万円 |
176万円 |
G |
163万9,000円 |
163万9,000円 |
X |
146万3,000円 |
146万3,000円 |
(2023年8月時点の情報です)
上記から分かる通り、モデルによる価格の違いはありません。最上級グレードの「Gターボ」は、ターボエンジンを搭載している点が最大の特徴ですが、内外装の装備面では「G」とほぼ同じです。ただ「G」ではクルーズコントロールとレーンキープコントロールの運転支援装備がオプションとなっていますが、「Gターボ」は標準装備されています。
ベースグレードの「X」は、ヘッドランプがLEDではなくハロゲンタイプで、フォグランプの設定がありません。また、インテリアでは、買い物などで使えるフックやシートバックポケットなどが装備されていない点に注意が必要です。購入時は装備の違いをよく確認するようにしましょう。
中古車相場の目安
2代目ムーヴキャンバスの中古車が気になる方もいるでしょう。中古車であれば、旧型が狙えるだけでなく、現行モデルを安価に手に入れられるかもしれません。ネクステージにおける、2代目を含めた2022年式以降のムーヴキャンバスの中古車相場は以下の通りです。
最高値 |
最安値 |
180万9,000円 |
129万9,000円 |
(2023年8月時点の情報です)
(参考:『ムーヴキャンバス(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2代目ダイハツ ムーヴキャンバスのオプション価格
新車でムーヴキャンバスを購入する際、ボディカラー選びも楽しみにひとつといえるでしょう。ボディカラーの中には、メーカーオプション設定の色も存在するため、価格を押さえておくことが大切です。
またパックオプションが豊富に用意されているため、吟味して選択することをおすすめします。
メーカーオプションの価格
ムーヴキャンバスのボディカラーは、ストライプスが8色、セオリーは7色用意されています。それぞれのバリエーションについては以下をご覧ください。
ストライプス |
セオリー |
シャイニングホワイトパール× スムースグレーマイカメタリック |
レーザーブルークリスタルシャイン |
シャイニングホワイトパール× サンドベージュメタリック |
サンドベージュメタリック |
シャイニングホワイトパール× レイクブルーメタリック |
ファイアークォーツレッドメタリック |
シャイニングホワイトパール× アプリコットピンクメタリック |
レイクブルーメタリック |
シャイニングホワイトパール× シトラスイエロークリスタルシャイン |
スムースグレーマイカメタリック |
シャイニングホワイトパール× ファインミントメタリック |
シャイニングホワイトパール |
シャイニングホワイトパール× レーザーブルークリスタルシャイン |
ブラックマイカメタリック |
シャイニングホワイトパール× ファイアークォーツレッドメタリック |
- |
(2023年8月時点の情報です)
ストライプスのボディカラーは、シャイニングホワイトパールを組み合わせてボディカラーを展開しています。この内、シトラスイエロークリスタルシャインとレーザーブルークリスタルシャインの組み合わせはメーカーオプション設定色で、価格は2万2,000円です。
またセオリーは、レーザーブルークリスタルシャインとシャイニングホワイトパールがメーカーオプションとなっており、価格は同じく2万2,000円に設定されています。
パックオプションの価格
ムーヴキャンバスには、多くのパックオプションが用意されています。運転支援機能の集めたものや、オーディオをアップグレードしたものなどさまざまです。各パックオプションについては、以下をご覧ください。
パックオプション |
価格 |
対象グレード |
スマートクルーズパック |
4万4,000円 |
G |
純正ナビ装着用アップグレードパック |
2万7,500円 |
X |
パノラマモニター対応カメラ |
3万3,000円 |
Gターボ、G |
パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパック |
6万500円 |
X |
スマートパノラマパーキングパック |
7万1,500円 |
Gターボ、G |
スマートパノラマパーキングパック(純正ナビ装着用 アップグレードパック付) |
9万9,000円 |
X |
9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ |
10万4,500円 |
Gターボ、G |
9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(純正ナビ装着用アップグレードパック付) |
12万1,000円 |
X |
9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(スマートパノラマパーキングパック付) |
14万8,500円 |
Gターボ、G |
9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(スマートパノラマパーキングパック&純正ナビ装着用アップグレードパック付) |
16万5,000円 |
X |
(2023年8月時点の情報です)
上記の内、スマートクルーズパックはクルーズコントロールなどの運転支援機能を追加できるパックオプションです。Gターボは標準装備されており、Xでは選択できずGのみ選べます。
駐車支援システムやフロントカメラ、サイドカメラなどをセットとしているのがスマートパノラマパックです。Xでは、リアスピーカーやバックカメラなどを含んだ「純正ナビ装着用アップグレードパック付」で選択できるようになっているため、価格が高めに設定されています。パックオプションは内容を確認しつつ、予算にあわせて選ぶと良いでしょう。
2代目ダイハツ ムーヴキャンバスの特徴
2代目となったムーヴキャンバスは、エクステリアやインテリアをブラッシュアップしつつ、使い勝手や安全装備が充実しています。
また基本性能を向上させるなど、先代の魅力をさらに高めている点が魅力です。ここでは、5つに分けて2代目ムーヴキャンバスの特徴を解説します。
個性が異なる2つのエクステリア
2代目ムーヴキャンバスはストライプスとセオリー、2つのエクステリアを設定し販売されました。ストライプスは、グリルからルーフにかけてホワイトに塗装されたツートンカラーで、カジュアルな雰囲気が特徴です。オシャレを楽しみたい方に最適といえるでしょう。
一方でセオリーは大人の雰囲気をまとったモデルです。モノトーンカラーでシックな印象を持つため、派手さが苦手な方に向いています。異なった世界観のデザインですが、どちらも洗練されているため、人によっては迷うことがあるかもしれません
モダンで広々とした室内空間
2代目ムーヴキャンバスは、インテリアの質感も高められています。エクステリア同様に、ストライプスとセオリーで印象が全く異なる印象を受けます。ストライプスは、明るいカラーが採用されており、開放感や高揚感があります。
一方でセオリーは落ち着いた雰囲気を内装でも感じられ、濃いブラウンのインパネとドアパネル、そして濃いブルーのシートが印象的です。こちらも好みが分かれるポイントといえるでしょう。
内装の使い勝手もグッド
女性の意見を採用した内装の使い勝手もムーヴキャンバスの特徴です。インパネの使い勝手がよく、スマートフォンを置くのに適しているインパネセンタートレイや、マスクを収納するのに最適なインパネアッパーボックスなどがあります。
また、後部座席は左右独立タイプで、それぞれスライド機構が備わっています。そのため、荷物の大きさにあわせてラゲッジスペースの有効活用が可能です。また、リヤシート下には収納ボックスが用意されており、買い物や使用頻度が低い小物の収納時に活躍します。
安全装備が充実
2代目へのフルモデルチェンジとともに、ムーヴキャンバスには最新の予防安全機能が備わりました。衝突被害の軽減につながる自動ブレーキはもちろんのこと、踏み間違い時にアシストする誤発進抑制機能や車線逸脱警報または抑制機能など充実した内容となっています。
先行車の発進を通知する機能や標識認識機能などの支援装備もムーヴキャンバスの特徴のひとつです。グレードによってオプション設定されるクルーズコントロールや駐車支援は、必要に応じて選ぶと良いでしょう。
基本性能を向上
2代目は初代ムーヴキャンバスよりも基本性能を高めています。ダイハツのDNGAプラットフォームを採用し、乗り心地や安定性を向上させている他、おおよそ50kgの軽量化も実現しており、燃費を改善している点が特徴です。
また、ターボモデルを設定している点も見逃せません。軽自動車の中では大きく重い車体のため、強い加速が必要なシーンでターボが貢献します。特に、追い越しや合流が重要となる高速道路を走行することが多い方は、ターボモデルがおすすめです。
ダイハツ ムーヴキャンバスの初代と2代目のスペック比較
初代ムーヴキャンバスと2代目のスペックの違いを確認したい方もいるでしょう。ここでは、それぞれのスペックを紹介します。ボディサイズなどの寸法やエンジンスペック、燃費性能などを具体的に比較することで、購入時の参考になるでしょう。
初代ムーヴキャンバスのスペック
初代ムーヴキャンバスは2016年に発売されました。そのスペックは以下の通りです。
全長【mm】 |
3,395 |
全幅【mm】 |
1,475 |
全高【mm】 |
1,655 |
ホイールベース【mm】 |
2,455 |
車両重量【kg】 |
920~970 |
室内長 【mm】 |
2,115 |
室内幅【mm】 |
1,345 |
室内高【mm】 |
1,285 |
エンジン排気量【cc】 |
658 |
エンジン最高出力【kW(PS)/rpm】 |
38(52)/6,800 |
エンジン最大トルク【N・m(kgf・m)/rpm】 |
60(6.1)/5,200 |
燃料消費率(WLTCモード)【km/L】 |
19.6~20.6 |
(2023年8月時点の情報です)
次に紹介する2代目のスペックと比較しても、ボディサイズに大きな違いはありません。ホイールベースも同様です。また車両重量が重い分、燃費性能は2代目に及びませんが、大きな差はないといえるでしょう。
2代目ムーヴキャンバスのスペック
2代目ムーヴキャンバスのスペックは以下の通りです。
全長【mm】 |
3,395 |
全幅【mm】 |
1,475 |
全高【mm】 |
1,655~1,675 |
ホイールベース【mm】 |
2,460 |
車両重量【kg】 |
870~950 |
室内長【mm】 |
2,180 |
室内幅【mm】 |
1,345 |
室内高【mm】 |
1,275 |
エンジン排気量【cc】 |
658 |
エンジン最高出力【kW(PS)/rpm】 |
自然吸気モデル:38(52)/6,900 ターボモデル:47(64)/6,400 |
エンジン最大トルク【N・m(kgf・m)/rpm】 |
自然吸気モデル:60(6.1)/3,600 ターボモデル:100(10.2)/3,600 |
燃料消費率(WLTCモード)【km/L】 |
20.9~22.9 |
(2023年8月時点の情報です)
2代目の寸法に関しては、室内長が大きくなっている点が特徴的です。また、軽量化されている点も目立つポイントです
そしてターボモデルは、最高出力・最大トルクともに際立っています。また、自然吸気モデルは最高出力こそ初代と変わりませんが、最大トルクを発揮する回転数が低くなっており、街中で扱いやすくなっているといえるでしょう。
(参考:『ムーヴキャンバス(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ ムーヴキャンバスのライバル車の価格にも注目しよう
ムーヴキャンバスは独自の世界観を持つ車種で魅力的ですが、ライバル車の特徴も知っておきたいところです。ここで紹介するのは、スズキが販売するワゴンRスマイルとスペーシア、ホンダのN-BOXです。新車価格や中古車相場価格も同時に紹介するので、参考にしてください。
スズキ ワゴンRスマイル
スズキのワゴンRスマイルは、ムーヴキャンバス同様にバンのようなスタイリングの軽自動車です。おしゃれかつ個性的なフロントマスクで、丸目のヘッドランプと一体に見えるグリルが特徴です。
内装もかわいらしさがあり、シートカラーはグレードによって違っていて、ライトグレーとダークグレーの2つです。
全グレードにハイブリッドを採用し、燃費性能はムーヴキャンバスよりも上ですが、ターボモデルはありません。ワゴンRスマイルの新車価格と、ネクステージにおける中古車相場は以下です。
|
最高値 |
最安値 |
新車価格 |
177万1,000円 |
135万1,900円 |
中古車相場 |
189万9,000円 |
119万9,000円 |
(2023年8月時点の情報です)
(参考:『ワゴンRスマイル(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ スペーシア
スペーシアはスーパーハイトワゴンといわれるジャンルの軽自動車で、ムーヴキャンバスよりも100mm以上高い全高です。そのため、頭上の室内空間が広く、開放感があります。スーツケースをイメージした外観は、日常生活の相棒としての魅力があり、内装の機能性はムーヴキャンバスに劣りません。
エンジンはワゴンRスマイルと同様に自然吸気のみで、ハイブリッドシステムを全車に採用しています。スペーシアの新車価格と、ネクステージにおける中古車相場は以下です。
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最高値 |
最安値 |
新車価格 |
165万6,600円 |
131万2,300円 |
中古車相場 |
165万9,000円 |
34万9,000円 |
(2023年8月時点の情報です)
(参考:『スペーシア(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ N-BOX
スペーシアと同ジャンルのスーパーハイトワゴンに属するのが、ホンダから販売されているN-BOXです。スタイリッシュなエクステリアですが、どこか親しみを感じさせます。
特にコーディネートスタイルというモデルは上質感があり、大人っぽさが特徴です。内装もスタイリッシュにまとめられており、収納スポットが豊富に用意されています。
N-BOXにはターボモデルがあり、各グレードに設定されている点がうれしいポイントです。高出力と燃費性能を両立させているため、市街地も高速道路も快適に運転できるでしょう。N-BOXの新車価格と、ネクステージにおける中古車相場は以下です。
|
最高値 |
最安値 |
新車価格 |
228万8,000円 |
146万8,500円 |
中古車相場 |
178万9,000円 |
49万9,000円 |
(2023年8月時点の情報です)
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ムーヴキャンバスは中古車在庫が豊富なネクステージで検索!
中古車には低価格という新車にはない魅力があり、品質が保たれている場合は長く使用できます。ネクステージは、良質な中古車を豊富に扱う中古車販売店です。品質にこだわったムーヴキャンバスがそろっています。ここでは、ネクステージの強みを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ムーヴキャンバスなど軽自動車も豊富に取り扱い
軽自動車は、維持費の安さも相まって人気があり、さまざまな車種が販売されています。その中でもムーヴキャンバスに魅力を感じた方も多いでしょう。新車だけでなく、中古車もチェックしてみてると選択肢の幅も広がります。
ネクステージは、約3万台の中古車在庫があり、軽自動車も豊富に取り扱っています。Webサイトから24時間在庫にアクセス可能です。ムーヴキャンバスやライバル車のスペーシアなども簡単に見つけ出せるでしょう。
品質重視で中古車が選びやすい
ネクステージの強みは、中古車のラインアップだけではありません。品質にもこだわっており、水害車や修復歴車は在庫として抱えないため、車選びも安心できるでしょう。また、すべての車両を専任の整備士が点検しており、均一に品質を保っています。
また、スタッフが車の状態を説明し、車両状態票も開示しているため購入後に後悔することを避けられます。ムーヴキャンバスをお探しの際は、ネクステージの中古車をチェックしてみてください。
まとめ
2代目にモデルチェンジを果たしたムーヴキャンバスは、さまざまな改良が施されており、その魅力を高めた軽自動車です。新車の車両本体価格は146万3,000円~176万円で、ターボモデルは高めですが、申し分ない走行性能により快適に移動できるでしょう。
ムーヴキャンバスを少しでもお得に手に入れたい場合は、中古車を候補に入れると良いでしょう。まずは一度ネクステージの中古車検索ページにアクセスしてみてください。在庫が多いため、希望する条件の車両を探し出せる可能性が大いにあります。
【この記事の執筆者】
小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。