RX-8のAT仕様はファン待望の6速ATに進化を遂げラインアップされた

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RX-8のAT仕様はファン待望の6速ATに進化を遂げラインアップされた

RX-8のAT仕様はファン待望の6速ATに進化を遂げラインアップされた

マツダ RX-8は、2003年の発売当時、唯一のロータリーエンジン搭載車として登場した個性的なスポーツカーです。4速ATと5速MT、6速MTのラインアップで誕生しましたが、2006年の改良によりATは6速へと進化しました。しかし、6速ATへ進化したことでのメリットや魅力がよく分からない方も多いのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、RX-8のATモデルに焦点を当て、その進化と魅力を紹介します。RX-8の基本情報や特徴、中古車相場も紹介しますので、最後まで読めばRX-8のさらなる魅力が分かるでしょう。

 

※目次※

1.魅力的なATモデルをラインアップしていた「RX-8」

2.RX-8が持つ魅力

3.RX-8のATモデルの進化

4.RX-8のAT車・MT車は中古で購入できる?

5.RX-8以外にもスポーツ走行を楽しめる3車種を紹介!

6.まとめ

 

■POINT

・マツダRX-8のATモデルは、2006年の一部改良を機に4速から6速へと進化!

・RX-8は、存在感のあるエクステリアとロータリーエンジン、実用性の高い居住空間と荷室空間が魅力

・RX-8は中古車人気が高いため出回っている数は少ない。スポーツ走行を楽しみたいのであれば他のスポーツカーも検討しよう

 

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魅力的なATモデルをラインアップしていた「RX-8」

RX-8のAT仕様はファン待望の6速ATに進化を遂げラインアップされた

マツダ RX-8は、ロータリーエンジン搭載車として人気を博した名車です。2012年6月にRX-8の生産が終了してから、ロータリーエンジンの市販車は発売されていないため、中古車市場でも価値の高いモデルとなっています。

 

実用性の高い4ドア4シーター設計も相まって、特別なモデルとして人気です。まずは、RX-8の特徴とスペックをチェックしていきましょう。

(参考:『RX-8(マツダ)|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

RX-8の概要

RX-8は、2003年~2013年に販売されていたマツダのスポーツクーペです。発売当時は、世界唯一のロータリーエンジン搭載車として話題となりました。スポーツカーとしては数の少ない4シーターであるとともに、観音開きのフリースタイルドアという個性的な設計も特徴です。

 

2006年の一部改良では、4速ATから6速ATへの変更や、従来は6速MTのみの搭載だった6ポートエンジンをAT車に採用するなどの改良が実施されています。

 

2008年のマイナーチェンジでは、ロータリーエンジンの性能改善とエクステリア・インテリアの変更が行われました。このマイナーチェンジを境に、RX-8は前期型・後期型に分けられます。

 

RX-8のスペック

後期型RX-8は、トランスミッションや装備品による重量の違いなどで走行性能や燃費が異なります。後期型RX-8の基本スペックは以下を参考にしてください。

グレード

RX-8

タイプE

タイプS

タイプRS

全長×全幅×全高

(mm)

4,470×1,770×1,340

ステアリング

ラック&ピニオン式

サスペンション

(前/後)

ダブルウィッシュボーン式/マルチリンク式

エンジンの種類

水冷式直列2ローター

総排気量(L)

0.654×2

トランスミッション

5速MT

/6速AT

6速AT

6速MT

最高出力

kW(PS)/rpm

158(215)/7,450

173(235)/8,200

最高トルク

N・m(kg・m)/rpm

216(22.0)/5,500

燃費性能

10.15モード

(km/L)

9.0~10.0

9.0

9.4

※slide →

 

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RX-8が持つ魅力

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RX-8の魅力は、大きく分けて3つあります。ロータリーエンジンの搭載と実用性の高さ、優れたエクステリアデザインです。ここでは、それぞれの魅力を詳しく紹介します。

 

マイナーチェンジによる変更点も含めて解説しますので、RX-8の購入を検討している方は前期型と後期型の魅力を比較する参考にしてください。

 

販売当時は唯一無二の存在

マツダがロータリーエンジン搭載車を発売したのは、1967年からです。その後、カペラやサバンナ、RX-7などさまざまなモデルに搭載され、2003年4月発売のRX-8にも搭載されています。

 

トヨタや日産もロータリーエンジンの開発を始めましたが市販には至らず、RX-8は発売当時、世界で唯一のロータリーエンジン搭載車となりました。2008年の後期型では、新型のウォーターポンプとオイルポンプの採用により、ロータリーエンジンの性能が改善されています。

 

実用性の高い荷室容量

RX-8には、4ドア4シーターが採用されています。スポーツクーペでありながら、観音開きの4ドアという個性的な設計です。センターピラーレスで乗り降りがしやすいため、扱いやすさと利便性の高さでも注目されました。

 

また、4シーターであるにもかかわらず、荷室容量は290Lもあります。これは、ゴルフバッグやスーツケースが2つ積み込める大きさで、4人乗りのファミリーカーとして使える実用性の高さも魅力のひとつです。

 

存在感のあるエクステリアデザイン

RX-8は、個性的なエクステリアデザインも特徴です。ロータリーエンジンの搭載によるローボンネットや、スポーツカーならではの躍動感のある立体造形を表現しています。

 

2008年にはフロントバンパーの開口部が大型化された他、サイドマーカーを統合したヘッドランプユニットやエアアウトレット一体型のサイドウインカー、LED内蔵のリアコンビランプの採用が実施されました。マイナーチェンジにより、スタイリングを一新しています。

 

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RX-8のATモデルの進化

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2003年の初期モデルでは、AT車は4速のみのラインアップです。スポーツカーとしてはパワーを最大限に発揮できるMT車が向いていますが、RX-8はファミリー利用の要素も備えているため、ATモデルの進化が期待されていました。ここでは、2006年の一部改良でのATモデルの進化を紹介します。

 

2006年、4速ATから6速ATに進化を遂げる

RX-8は、2006年の一部改良でオートマチックトランスミッションが6速に進化しました。従来の4速を6速にしたことでギア比の設定範囲が拡大(ワイドレンジ化)し、各ギアの間隔も短縮(クロスレシオ化)されています。

 

これにより、変速ショックの低減とスムーズな加速に加え、高速走行での静粛性や燃費の向上も実現しました。燃費性能の数値は4速と変わりませんが、エンジンによる重量増加に対し燃費消費率が変わらないことで燃費性能の向上が判断できます。

 

6つの吸気ポートを持つエンジンをATにも採用

6速への変更に伴い、エンジンの吸気ポートも従来の4つから6つに変更されています。6つの吸気ポートで吸気効率が向上されたことで、最高出力が210PSから215PSへ、最高出力時の発生回転数も7,200rpmから7,450rpmと上がりました。

 

また、追加された2つの吸気ポートにより高回転域における伸び感も向上し、ATモデルでも力強さのある走行を実現しています。

 

アクティブ・アダプティブ・シフト(AAS)の進化

RX-8には、走行状況に応じてシフトを最適化する「アクティブ・アダプティブ・シフト(AAS)」を搭載しています。ATモデルが6速に変更されたことで、ASSも進化しました。ドライバーの操作情報や車両の挙動から、従来以上に最適なシフトパターンへの切り替えが可能です。

 

例えば、AASモードでコーナーに進入すると、ギアの位置を維持したまま旋回できるため、コーナー出口では進入したときのギアから加速できます。これにより、より快適でスポーティーな走行をサポートできるようになりました。

 

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RX-8のAT車・MT車は中古で購入できる?

マツダ RX-8は、2012年6月に生産終了しています。すでに生産終了から12年経過しているため、年式の新しいものでも10年落ちとなりますが、中古車での購入は可能です。

 

また、希少なロータリーエンジン搭載であることから、中古車市場への流通はそれほど多くありません。ネクステージでは2024年1月時点で1台取り扱っておりMT車です。

前期/後期

グレード

トランスミッション

中古車価格(税込み)

前期型

タイプS

6MT

162万9,000円

※slide →

(参考:『RX-8(マツダ)|新車・中古車の【ネクステージ】』

RX-8以外にもスポーツ走行を楽しめる3車種を紹介!

RX-8のAT仕様はファン待望の6速ATに進化を遂げラインアップされた

RX-8は優れた走行性能を持つスポーツカーですが、生産終了モデルかつ人気車種のため中古車での流通数は多くありません。スポーツカーの購入を検討している方は、他のモデルも視野に入れましょう。ここでは、スポーツ走行を楽しめるおすすめのスポーツカーを3種類紹介します。

 

トヨタ GR86

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トヨタ GR86は、スバルとの共同開発の上で誕生しました。スバル BRZとベースを共有しながら、リニアな応答やドライバーの意のままに操れる感覚に注力して開発されています。

 

パワートレインは、D-4Sを搭載した2.4L 水平対向4気筒エンジンに6MTもしくは6ATの組み合わせがあります。

 

FRスポーツらしい低重心パッケージで、軽量、高剛性のボディも特徴です。実車走行評価や風洞設備の検証、モータースポーツ車からフィードバックした装備を採用したことで、操舵応答性や安定性も確保しました。

 

2024年1月現在、ネクステージで取り扱っているGR68の中古車は、289万9,000円~387万9,000円(税込み)です。

(参考:『GR86(トヨタ)|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

日産 フェアレディZ

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フェアレディZは、1969年に登場した長い歴史を持つスポーツカーです。現行モデルは2022年に発売された6代目で、最新の2024年モデルは先進技術を採用したダイナミックなパフォーマンスや繊細な操舵性を特長としています。

 

全グレードにAmazon Alexaを標準搭載したことや、グランプリオレンジのボディカラーが追加されたことも魅力です。パワートレインは、3.0L V6ツインターボエンジンに6MTもしくは9MT-ATxを組み合わせています。

 

2024年1月現在、ネクステージで販売しているフェアレディZの中古車は、59万9,000円~543万9,000円(税込み)です。

(参考:『フェアレディZ(日産)|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

マツダ ロードスター

RX-8のAT仕様はファン待望の6速ATに進化を遂げラインアップされた

ロードスターは、1989年に誕生した2人乗りの小型オープンスポーツカーです。現行モデルは2015年に発売された4代目で、マツダのSKYACTIV(スカイアクティブ)技術と魂動(こどう)をデザインテーマにしています。

 

エンジンには、FR専用設計SKYACTIV-G 1.5、SKYACTIV-G 2.0が搭載されており、スポーツカーならではの力強い加速と優れたアクセルレスポンス、エンジンサウンドなどを楽しめることが特徴です。トランスミッションは、6MTと6EC-ATが用意されています。

 

2024年1月現在、ネクステージで販売しているロードスターの中古車は、59万9,000円~339万9,000円(税込み)です。

(参考:『ロードスター(マツダ)|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

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まとめ

RX-8のAT仕様はファン待望の6速ATに進化を遂げラインアップされた

マツダ RX-8は、ロータリーエンジンや4ドア4シーターなど、唯一無二の特長があります。2006年の改良でATモデルが4速から6速に変更されたことで、より魅力的なスポーツカーとなりました。

 

生産終了モデルのため中古車でしか購入できませんが、人気の高さからそれほど流通していません。他の人気スポーツカーも視野に入れ、ぜひお気に入りの1台を見つけてください。

 

【この記事の執筆者】

RX-8のAT仕様はファン待望の6速ATに進化を遂げラインアップされた

田村陽子
自動車ライター
熊本県在住。これまで、国産車・輸入車・軽自動車・普通車など、20種類以上の車に乗った経験を活かしてクルマ系メディアでの執筆活動を行っている。車両整備士や車好きの友達が多く、情報交換により日々知識を向上している。

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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