日産初の軽自動車「モコ」は、スズキ車ベースの愛らしく優秀な車！
現在の日産自動車は、ルークスやデイズのように、優れた車を販売しています。日産は2000年代初頭から、軽自動車を販売していました。それが「モコ」です。
モコは、女性をメインターゲットに定めたモデルで、愛らしいデザインながら優秀な性能を誇りました。現在は、生産されていないため新車での入手ができませんが、中古車市場を確認して探し出せれば購入も可能でしょう。
この記事では、日産初の軽自動車モコについて、概要や魅力、入手方法などを解説します。
※目次※
・モコは20代30代の女性がターゲットのスズキと日産が共同開発した軽自動車
・モコは可愛らしい見た目と実用性を兼ね備えている
・人気のモコをお得に手にいれるなら、ネクステージの中古車を見てみよう！
スズキからOEM供給された日産「モコ」はどんな車？
モコは、日産が軽自動車として初めて販売した車です。小さい子どもがいる若い女性をメインターゲットに定め、かわいらしい外観と利便性の高さを特徴としています。
多くの軽自動車を販売しているスズキと共同開発しており、軽自動車に関するノウハウが豊富なスズキらしく優秀な軽自動車として人気を博しました。
日産が軽自動車に初チャレンジ！
日産自動車が2002年に発売した「MOCO（モコ）」は、日産初となる軽自動車です。当時の日産は軽自動車市場に参入しておらず、モコは軽自動車市場に強いスズキから「OEM供給」を受けて発売されました。
OEM供給とは、ある会社が製造した製品を自社ブランドの製品として販売することです。日産は低コストで自社ブランドの軽自動車を販売でき、スズキは自社よりブランド力のある日産で販売すれば販売台数を増やせるという両者のメリットが合致して生まれました。
スズキ「MRワゴン」がベース
モコは、2001年に発売された「MRワゴン」をベースとして造られました。スタイリッシュな外観と、軽自動車としては非常に長い室内長が魅力です。
加えて、モコはフロントマスクやボディカラーなどを女性受けしやすいデザインとしたことも特徴です。また、助手席の座面下に収納スペースが設けるなど、主婦にも嬉しいポイントを豊富に盛り込んでいます。
20代・30代女性がメインターゲット
モコのメインターゲットは、20~30歳代の女性です。「若いアクティブなママが子どもと一緒にどこへ行ってもジャストフィットできるベストパートナー」をコンセプトに掲げ、母と子で気軽にドライブできる車として造られました。
そのため、買い物やピクニックなど荷物が生じる移動でも、広い車内に荷物をしまって快適にドライブできます。また、後部座席にはチャイルドシートを固定でき、座席やドアも小さな子どもが乗り降りしやすい構造になっています。
スズキの良さが活きている「日産 モコ」の5つの魅力！
日産とスズキによる合作のモコには、両社の強みがバランスよく盛り込まれています。メインターゲットである若い女性にとって、非常に嬉しいポイントも豊富に詰まっています。
ここでは、モコが持つ主な魅力を以下で詳しく解説します。
愛らしいボディデザイン
女性への訴求力を重視しているモコは、愛らしいボディデザインが特徴的です。2002年発売の初代モデルでもフロントマスクを中心に、当時の日産車らしいデザインとなりました。
また、2013年に発売されたマイナーチェンジモデルの「ドルチェ」は、従来モデルよりさらに女性らしさと高級感を意識したエクステリアがデザインされています。専用デザインのフロントグリルやランプがおしゃれな雰囲気を演出しています。
選べるカラーバリエーション
モコは、豊富なボディカラーのバリエーションも魅力です。基本モデルの「S」「X」とバリエーションモデルの「ドルチェX」「ドルチェG」にそれぞれ7色ずつ用意されており、計10色から選択可能です。
また、インテリアカラーも異なります。「S」「X」では落ち着いたブラウンが、「ドルチェX」「ドルチェG」では明るいアイボリー・マルーンのツートンカラーが設定されています。
実用性にもこだわり
モコは便利な機能を複数搭載しており、デザインだけでなく実用性にも強いこだわりが感じられます。多くの日産車に導入されている「インテリジェントキー」は、モコにも導入されており、キーをささずにドアをロック・解除できるため、特に買い物帰りで手がふさがっているときなどに便利です。
また、軽自動車ながら広い収納スペースも特徴です。後部座席を倒すと平らで広い荷室になり、購入品や出かける際の荷物などを積み込めます。さらに、後部座席の構造は小さな子どもでも乗り降りしやすいデザインになっているため、子どもと一緒に出かける際にもスムーズに移動が可能です。
優秀な燃費とイージーコントロール
モコは、燃費の良さと乗り心地の良さも魅力的です。高効率のリチウムイオンバッテリーと発電機を搭載してガソリンに頼らず電装品を動かして、ガソリンの消費を最小限に抑えています。
また、アイドリングストップ機能も搭載されているのも特徴です。アイドリングストップ中にはエアコンが通常の送風に切り替わりますが、蓄冷材を内蔵することで冷たい風を出し続けられます。
走行時には滑らかな加速が特徴で、柔らかく乗り心地の良い足回りを感じられるのも魅力です。
地球環境にも優しい！
モコは、近年のクルマには不可欠になっている環境面への配慮もされています。各種機能により低燃費を実現して、ガソリン消費量を削減。排出ガスも少なくなり、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」を達成しました。
また、同時に国土交通省からも低排出ガス車認定を受けました。環境性能が認められてエコカー減税の対象にもなっているため、自動車取得税・自動車重量税が免除されて安価な購入が可能になっています。
なお、モコの燃費は「JC08モード」という方法で測定されています。これは2011年から導入された測定方法で、2017年まで広く使用されていました。
生産終了の「日産 モコ」はどうやって手に入れる？
モコは女性を中心に好評を博した車種でしたが、2022年現在は生産を終了しています。日産の販売店や公式Webサイトなどでも購入できないため、今からモコを手に入れたい場合は中古車市場で探すしかありません。
中古車を購入する際は主に3つの方法がありますが、それぞれメリットが異なります。多くの選択肢を持ちつつ、よりお得に購入できる場所を探しましょう。
中古車販売店での購入が一般的
メーカー生産が終了したクルマは、基本的に中古車販売店で購入できます。中古車であれば新車よりも安価に購入できる他、豊富な品ぞろえから自分に最適なクルマを安く入手できます。
また、中古車販売店は中古車の相場に詳しく、豊富な意識・ノウハウから適切な金額設定をしてくれます。メーカーの販売員がいないため、クルマごとのメリット・デメリットに関して中立的な意見を聞ける点も魅力です。
なお、中古車販売店を選ぶ際は、なるべく大手の販売店を選びましょう。全国展開している販売店ならば在庫も多く、アフターサービスやメンテナンスなどのサポート面が充実している傾向にあります。
ディーラーに中古車在庫があることも
販売終了したクルマでも、場合によってはカーディーラーに在庫が残っていることもあります。カーディーラーは自動車メーカーの正規取引店で、メーカーの基準を満たす品質・サービスの維持が徹底されています。カーディーラーで購入すれば、中古車ながら安定した品質のクルマを手に入れられる可能性が上がるでしょう。
ただし、販売価格は中古車販売店より高めに設定されており、新車の販売数と比べて在庫が少ないこともあります。新車の入手が望めない車種を購入したい場合に、積極的に検討してみましょう。
オークションサイトを利用してみる
インターネット上で利用できる各種オークションサイトでも、中古車の購入が可能です。中古車のオークションは個人向け・業者向けの2種類があり、個人向けオークションは諸手続きをすべて自分で行わなくてはなりません。
一方、業者向けのオークションは基本的に個人利用ができませんが、オークション代行業者に依頼すれば利用可能です。ただし、クルマ自体の購入代金に加えて代行業者への手数料もかかることを考慮して検討しましょう。
なお、オークションで購入する際、実車を直接確認できない場合があります。写真ではわからなかった傷や汚れなどがついている可能性もあるため、あらかじめ出品者の評価を確認して相手が信用できるか判断しておくと良いでしょう。
日産 モコやスズキの人気モデルを探すならネクステージへ！
モコは優秀な車種ですが、前述したように今から新車を入手できる可能性はほぼありません。中古のモコを購入するなら「ネクステージ」で探すことをおすすめします。
ネクステージは、全国から非常に多くの中古車を仕入れて販売しており、モコだけでなくモコを共同開発したスズキの人気モデルも多数販売されています。ネクステージで往年の名車を手に入れて、充実したカーライフを送りましょう。
クルマ愛にあふれる商品へのこだわり
ネクステージでは、販売する商品に対して強いこだわりをもった管理を行っています。ネクステージで扱っている中古車は非常に幅広くあり、トラブルが多いモデルは事前に排除しているため品質面にも配慮を行っています。
また、ネクステージでの販売価格は常にベストプライスを実現しています。高額な買い物でも不安を感じないように、価格以上の品質でのご用意を心掛けています。
なお、ネクステージでは修復歴があるクルマを扱っていません。事故を起こしたクルマは使用中に故障・トラブルの発生率が高いため、より高い安全性を確保できるように注意しています。
充実した保証制度で安心
ネクステージでは、車メーカー・車種を問わず無料の保証が付帯しています。国産車なら3ヶ月、あるいは走行距離3,000kmで、輸入車なら走行距離は問わず1ヶ月です。
また、「サービスサポート」という有料の保証サービスも利用可能です。車種・年式・走行距離ごとに加入できる条件や料金が異なりますが、無料点検・オイル交換・ロードサービスなどを利用できます。
日産 モコの中古車相場をご紹介
2022年4月現在、ネクステージにおけるモコの在庫は54台です。2005年式の初期モデルから2015年式の最終モデルまでまんべんなく販売されており、基本モデルだけでなく「ドルチェ」も販売されています。
設定価格は9.9万~82.9万円と幅広く設定されています。それぞれ走行距離や付属オプションパーツなどが異なるため、自分が利用するうえで最適なものを選びましょう。
（参考：『モコ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
PR日産 モコ
※価格は支払総額
まとめ
可愛らしさと扱いやすさを両立させたモコは、女性だけでなく男性でも日常的に利用できるクルマです。低燃費で小回りが利き積載量も多いため、買い物やちょっとした行楽などに最適でしょう。
現在では生産終了を迎えたモコは新車の入手が難しく、中古車市場からの購入が不可欠です。ネクステージなら多くの在庫から満足できる1台を選ぶことができるため、理想のモコを手に入れて快適な日常生活を送りましょう。
