スバル インプレッサスポーツとは?2022年最新モデルの特徴や選び方
インプレッサは、2022年で誕生から30周年を迎えるスバルの人気車種です。現行のインプレッサモデルには、インプレッサG4とインプレッサスポーツの2種類があります。このうち、インプレッサスポーツとはどのような車種かご存じでしょうか。
この記事では、スバル インプレッサスポーツの特徴やグレードの選び方、中古車相場をご紹介します。中古車を購入する際のコツも解説しますので「インプレッサスポーツの購入を考えている」または「自分に合ったグレードをお得に購入したい」といった方の疑問も解決するでしょう。
※目次※
5.スバル インプレッサスポーツの中古車をお得に購入するコツ
・インプレッサスポーツは5代目インプレッサの5ドアハッチバックモデル。現行のグレード構成は5種類。
・インプレッサスポーツはリニアトロニックと新世代プラットフォームで安定した低燃費走行を実現。
・インプレッサスポーツの中古車は100万円台で購入できる。ネクステージは車両状態も良質で保証も充実。
スバル インプレッサスポーツってどのような車?
スバルの中でもインプレッサは、安定感のあるボディと手が届きやすい価格帯からトップの人気を誇ります。その中でインプレッサスポーツとは、どのような立ち位置なのでしょうか。ここでインプレッサスポーツの成り立ちや特徴、現行のグレードラインアップなどを紹介します。
(参考:『インプレッサスポーツ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
5代目インプレッサGP系
インプレッサは、1992年11月に上級セダン「レガシィ」の兄弟車としてデビューしました。2022年で誕生30周年を迎えるロングセラー車です。インプレッサスポーツは2011年、インプレッサ4代目のフルモデルチェンジの際に独立した車種となりました。
インプレッサスポーツは、5ドアハッチバックモデルのGP系として定義付けられたサブネームです。2016年にもフルモデルチェンジを実施しているため、現行では2代目のインプレッサスポーツが販売されています。
インプレッサスポーツの特徴
インプレッサスポーツは「New Value Class」というコンセプトのもと、走行性能や安全性能、環境性能、内外装の質感すべてを高いレベルで向上させたモデルです。一方で、価格はライバル車との競争に負けないように割安に抑えられています。スポーティモデルでありながら、日常利用を想定したバランスの良い車です。
国産で初となる歩行者保護エアバッグや、先進の運転支援システム「アイサイト」を全車に標準装備するなど、安全性を特に重視しています。2016年のフルモデルチェンジでは、さらに躍動感のある愉しいデザインに仕上がりました。
現行モデルのグレードラインアップ
現行のグレードラインアップと新車価格帯は以下のとおりです。2代目インプレッサスポーツは、2020年10月の一部改良で最上級グレード「STI Sport」やマイルドハイブリッドの「e-BOXER」モデルが追加されています。
グレード |
新車価格 |
1.6i-L EyeSight |
200万2,000円~222万2,000円 |
1.6i-S EyeSight |
224万4,000円~246万4,000円 |
2.0i-L EyeSight |
224万4,000円 |
2.0e-L EyeSight |
256万3,000円 |
Advance |
281万6,000円 |
STI Sport |
273万9,000円~295万9,000円 |
(2022年2月時点の情報です)
スバル インプレッサスポーツに特別仕様車設定!
スバル インプレッサスポーツは2代目のフルモデルチェンジ以降も、マイナーチェンジなどで新たなグレードが追加されています。2020年には3つの新グレード、2021年には特別仕様車が設定されました。ここでこれらのモデルの特徴をご紹介します。通常モデルとの違いにも注目しつつ参考にしてください。
インプレッサ誕生30周年記念モデル登場
2021年12月16日の一部改良に合わせて、インプレッサスポーツにインプレッサ誕生30周年を記念した特別仕様車「1.6i-S EyeSight AccentBlack」が設定されました。
特別仕様車には「17インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)」や「フロントグリル(ブラック塗装加飾付)」など、通常モデルとは異なる特別装備がいくつか施されています。
また、ファブリックシート×フロントシートヒーターを新たに設定、1.6i-S EyeSightのインストルメントパネル各部に加飾を追加するなど、通常モデルにもいくつかの改良がなされています。
2020年秋に追加されたグレード
2020年10月8日の一部改良で、3つの新グレードが設定されました。電動技術e-BOXERを搭載した「Advance」「2.0e-L EyeSight」は、モーターアシストによる軽快な加速に加え、e-Active Shift Controlによるスポーティな変速も楽しめます。
Advanceは、内外装のデザインもこだわったグレードです。グレーメタリック色のフロントグリルやアルミホイール、ネイビーとライトグレーを基調としたインテリアカラーにより上質かつ先進的な雰囲気を演出しています。
最上級グレードSTI Sportは、専用のチューニングで足回りが強化されたモデルです。フロントサスペンションにSHOWA製メカ式減衰力可変ダンパーを採用し、快適な乗り心地とスポーティな走りを高いレベルで実現しました。専用カラーや各部にブラックパーツなど、見た目にも存在感のある一台です。
スバル インプレッサスポーツの魅力
ここで、スバル インプレッサスポーツの魅力を確認しましょう。インプレッサスポーツは見た目からスポーティな性能に意識が行くかもしれませんが、走りだけでなく安全性、室内空間にも魅力が詰まっています。自身が車に求める条件と比較しながら、以下の内容をご覧ください。
快適な走り心地と燃費
インプレッサスポーツには、スバルが新たに開発したCVTオートマティックトランスミッション「リニアトロニック」が全グレードに搭載されています。変速範囲が広いため、ダイレクトな加速感と低燃費走行を実現しました。
ボディには、スバルグローバルプラットフォームを採用しています。これはスバルの技術を集約した新世代プラットフォームです。高剛性・低重心設計で抜群の応答性と安定性を発揮します。
パワーユニットにはスバルの伝統ある水平対向エンジン「SUBARU BOXER」を搭載しました。軽量・コンパクトなエンジンで低重心なボディと相まって爽快な走りを実現します。
余裕のある車内空間
インプレッサスポーツは、スバルグローバルプラットフォームにより室内空間も拡大しています。室内サイズは、室内長2,085×室内幅1,520×室内高1,200mmです。前席の足元スペースに余裕があるため、最適な姿勢での運転が可能です。
また、フロントシートの構造の見直しにより、後席の足元スペースも拡大しています。内装も質感の高いデザインが施されているため、ゆとりのある空間で快適なドライビングを楽しめるでしょう。
充実した安全装備
インプレッサスポーツは、STI Sportも含めた全グレードに安全運転支援システム「アイサイト」を標準装備しています。アイサイトはステレオカメラが広い範囲の車や歩行者、白線などを識別し、適切な制御を行ってくれるシステムです。
第三者機関による予防安全性能評価(2018年度)では、最高ランクを獲得しました。人の目では捉えられない範囲も認識するため、運転者の負担を軽減するとともに衝突を回避します。
また、衝突安全性能評価でも高い得点を記録しました。歩行者保護用のエアバッグも全車に標準装備しているため、自身だけでなく被害者の安全も確保します。
他にも左右エアバッグ、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、衝突被害軽減ブレーキ、横すべり防止装置など、さまざまな安全装備を搭載しているため、安心してドライブを楽しめるでしょう。
スバル インプレッサスポーツの選び方と中古車相場
スバル インプレッサスポーツは、ラインアップごとにエンジンタイプや装備内容が異なります。長く使用するものであるため、購入する際には自分に合ったモデルの選択が重要です。ここで、スバル インプレッサスポーツの選び方をご紹介します。中古車相場もご紹介しますので、購入方法に迷っている方も参考にしてください。
パワートレインで選ぶ
スバル インプレッサスポーツは、1.6Lガソリンと2.0Lガソリン、そしてハイブリッドタイプの2.0L e-BOXERと、3種類のパワートレインが選択できます。価格を考えれば1.6Lモデルがお得です。
一方で、爽快な走りを体感したい場合は2.0Lガソリンやハイブリッドが適しています。1.6Lガソリンが最高出力85kW(115PS)/6,200rpmに対し、2.0Lガソリンの最高出力は113kW(154ps)/6,000rpmです。自動車税は同じ区分であるため維持費もほぼ変わりません。性能で購入価格分のメリットは十分補えるでしょう。
特に2.0L e-BOXERはモーターアシストによる力強い走りに加え、燃費(WLTCモード)も15.2km/Lとほかのモデルより優れています。
1.6iのSとLの違い
スバル インプレッサスポーツの1.6iグレードには「S」と「L」があります。これは、主に内外装の装備の違いで、1.6L DOHCエンジンや安全装備は同じです。
エクステリアはホイール、サイドシルスポイラー、ドアミラー、ヘッドランプ、インテリアはパワーシートの有無、アルミパッド付スポーツペダルとシート材質が異なります。
1.6i-Sのほうが装備内容が充実しているため、外装にこだわりがある人や、1.6i-Lにはない一部のオプションを追加したい方におすすめです。1.6i-Lのほうが価格的にはお得ですが、後に多数の装備を追加するなら1.6i-Sを選んだほうが安く済みます。
中古車相場をチェック
以下は、ネクステージの在庫から確認できるスバル インプレッサスポーツの中古車相場です。1.6i-Lアイサイトと2.0i-L アイサイトが豊富に流通しており、その多くが100万円台で購入できます。中古の2.0e-Lアイサイトは現状流通していません。
グレード |
中古車相場 |
1.6i-Sアイサイト |
約140万~220万円 |
1.6i-Lアイサイト |
約100万~200万円 |
2.0i-L アイサイト |
約130万~190万円 |
2.0e-Lアイサイト(Advance含む) |
在庫なし |
(2022年2月時点の情報です)
スバル インプレッサスポーツの中古車をお得に購入するコツ
中古車を購入する際には、価格と品質の見極めが重要です。ここで、スバル インプレッサスポーツの中古車をお得に購入するコツをいくつかご紹介します。価格を重視する方、品質を重視する方それぞれに適した購入方法があるため、ぜひ参考にしてください。
決算期やモデルチェンジ後を狙う
車は時期によって価格がお得な時期があります。たとえば3月や9月の決算期がおすすめです。販売店は売上目標を達成するために、価格を下げてでも販売台数を増やそうと考えます。決算セールなども実施する傾向にあるため、覚えておきましょう。
また、中古車はモデルチェンジした後に旧型の価格が下がります。公式で発表されるモデルチェンジの情報は早めにチェックしましょう。
登録済み未使用車を探す
価格の安い中古車を購入しても、品質の悪い車は購入後の故障・メンテナンス費用が高額になるかもしれません。とはいえ、新車価格には手が届かない方もいるでしょう。
このような方には登録済み未使用車がおすすめです。登録済み未使用車とは、新車登録以降、使用させずに保管されている車です。新車に近い品質を備えていながら、新車よりも安く購入できる中古車を指します。
複数の中古車販売店で見積もりをもらう
中古車の価格設定は販売店によって異なります。そのため購入前には複数社から見積もりをとり、価格を比較しましょう。これにより同じ車種でも最も安価な購入先を選択できます。
一方で、店舗ごとの車の品質も異なります。展示車の状態がきれいで丁寧なメンテナンス環境が用意されている店舗を選びましょう。購入後のリスクも考慮すると、充実した保証が用意されている中古車店がおすすめです。
安心な中古車を探すならネクステージがおすすめ!
良質な販売店と中古車を選ぶには、エンジンルームやボディの劣化、内装など、さまざまなポイントをチェックしなければなりません。前述のポイントを踏まえても、複数の店舗を訪れるには大きな手間がかかります。
このような場合は、地域密着型の大型店舗を全国に展開するネクステージをご利用ください。ネクステージは「お客様ファースト」の理念のもと、中古車販売のプロが小さな疑問にも誠心誠意お答えします。さまざまなプランの保証や専門メカニックによる徹底した整備環境を用意しているため、購入後も安心です。
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まとめ
スバル インプレッサスポーツは、快適な走行性能、高い安全性、ゆとりのある空間を実現した車です。ラインアップごとに装備内容やエンジンが異なるため、自分に合ったモデルを選択しましょう。
中古車を購入する際はネクステージをご利用ください。ネクステージは価格・品質・サービスすべてに自信を持って販売しています。全国の在庫はWebで閲覧も可能なため、気になった車があればお近くの店舗にお立ち寄りください。