エブリイワゴンの気になる燃費は？ガソリン代を節約する対策も解説！

エブリイワゴンはスズキが販売する人気の軽自動車です。積載性も高く、ファミリーユースとしてもおすすめの車ですが、それゆえに荷物を多く積んだときや多人数乗車の際の燃費性能が気になるという方もいらっしゃるでしょう。

 

そこでこの記事ではエブリイワゴンの燃費について解説するとともに、ライバル車種の燃費も合わせて紹介します。また、エブリイワゴンには積載性だけでなく、SUVのような使い勝手や力強い走行性などの魅力もあります。それらの点も考慮し、購入を検討するとよいでしょう。

 

＜目次＞

1.エブリイワゴンの燃費は？

2.燃費が悪いと判断するのはもったいない？エブリイワゴンの魅力

3.エブリイワゴンの燃費を良くする方法

4.エブリイワゴンの燃費が気になるならライバル車もチェックしよう

5.エブリイワゴンを中古車で購入するならネクステージにお任せ

6.まとめ

 

 

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エブリイワゴンの燃費は？

特定モデルの燃費情報を収集する際は、実燃費とカタログ燃費の違いを知る必要があります。これらの違いがわかると、「実生活での燃費はどの程度か」が予測できるでしょう。ここでは、実燃費とカタログ燃費の基本について解説します。

 

実燃費とカタログ燃費は違う

まず押さえておきたいのは、「カタログ燃費」と「実燃費」の定義です。カタログ燃費はメーカーが公開している燃費性能の数値で、実燃費は実際の生活で道路を走行したとき算出される数値です。

 

これらは、計測方法が根本的に違います。カタログ燃費は特定の環境下で計測しますが、実燃費は実際の道路で計測するため、道路状況や運転時のスピードなどの影響を受けます。この差は車によっても異なりますが、実燃費はカタログ燃費の50%~70%になるケースが多いでしょう。

 

エブリイワゴンのカタログ燃費

2023年5月時点のエブリワゴン現行モデルのカタログ燃費は、WLTCモードで13.3km/Lです。以下の表はPZターボ標準ルーフの燃費です。

 

エブリイワゴンのグレードによる燃費の違い

エブリイワゴンはハイルーフやターボスペシャルなどのグレードが展開されています。以下の表の通り、グレードやルーフの高さ違いによる燃費の差は全くありません。

 

JC08モードになると多少の差がありますが、気になるほどでもないでしょう。そのため、燃費性能を気にせずに装備や価格などを重視したグレード選びが可能です。

 

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燃費が悪いと判断するのはもったいない？エブリイワゴンの魅力

エブリイワゴンには、燃費性能以外にもさまざまな魅力があります。軽自動車の小柄なボディからは想像できないパワフルさがあり、走行性能でもメリットを実感できるでしょう。

 

十分な積載スペースがある点も魅力です。ここでは、基本スペックを踏まえた上で、具体的なメリットを解説します。

 

スズキ・エブリイワゴンとは

「エブリイワゴン」はスズキが販売するワゴンタイプの軽自動車で、商用車は「エブリイ」という名前で販売しています。現行型である6代目モデルのJPターボ（ハイルーフ・2WD）の価格とスペックは、以下の通りです。

中古車市場では、100万円以下のエブリイワゴンも多く出回っています。オプションの内容によって金額は変動しますが、軽自動車の中でもリーズナブルな価格帯といえるでしょう。

（参考： 『エブリイワゴン（スズキ）の中古車一覧』）

 

商用車だけじゃなく普段使いにも最適

エブリイワゴンの外観に商用車のイメージを抱く方もいるかもしれませんが、普段使いでも十分活用できます。商用モデルとは異なり、4人が快適に過ごせるよう設計しているためです。一般的な軽自動車と同じように、家族とのドライブも満喫できるでしょう。

 

リアシートをスライドすると、足元のスペースも広くなります。最大で180mmスライドするため、体の大きさに合わせて調整可能です。また、運転席と助手席の足元にも広い空間を確保しています。

 

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※価格は支払総額

 

SUVのような使い勝手

「アウトドア用にSUVが欲しい」という方も、エブリイワゴンであればSUVさながらの利便性を体感できるでしょう。価格が理由でSUVの購入を迷っている方にも、おすすめできます。

 

商用を前提に開発されたエブリイは、未舗装道路の走りやすさにも配慮しています。エブリイワゴンも同様に、川沿いなど凹凸の激しい道でも快適に走れるでしょう。車内の過ごしやすさと走破性は、SUVやクロスオーバーSUVにも引けを取りません。

 

また最小回転半径が4.5mととても小さいことも強みです。小回りが効く上にショートノーズなので、狭い道でも運転しやすくなっています。

 

力強い走り

一般的にターボエンジンを搭載した車は、ガソリンエンジンモデルに比べて最高出力（馬力）が大きくなります。最高出力が大きいとパワフルな走りができるため、力強さを求める方におすすめです。

排気量を抑えた軽自動車は、「パワーが物足りない」と感じる方も多いかもしれません。普通自動車に比べると確かにパワーは弱いですが、軽自動車の中でエブリイワゴンはパワフルなモデルといえます。

 

抜群の積載性

車内空間は商用車と同等であり、積載性に優れている点も魅力です。4人が乗車しても、ラゲッジスペースには大きなバッグを複数積めます。助手席を倒してサーフボードを載せたり、リアシートを倒して自転車を運んだりも可能でしょう。

 

遠方に出かけることが少ない方でも、休日のショッピングなどでメリットを感じられます。利用シーンに合わせて車内のレイアウトを変えられる点は、商用を前提としたワゴンならではの魅力です。

 

エブリイワゴンはこんな使い方ができる！

エブリイワゴンを買う目的が決まっている方は、利便性を高めるためにカスタマイズもできます。運転を楽しむだけでなく、普段とは違う使い方を見つけてください。

 

・オプションパーツを活用し、釣り道具を運ぶ

・2段ベッドセットのオプションを加え、休憩場所として活用する

・ベッドクッションを使って快適に車中泊をする

 

スズキから、エブリイワゴン用の純正パーツが多数販売されています。社外品での代用も可能ですが、購入を検討している方はこれらも含めて導入するのがおすすめです。

 

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エブリイワゴンの燃費を良くする方法

燃費が悪化する原因を知れば、解決策が見えてきます。運転のくせを見直しつつ、パーツを交換するなど、複数の対策を同時に行うと良いでしょう。

 

燃費が悪くなる原因はケースバイケースなので、現状を把握した上で対策を講じましょう。ここからは、燃費性能を高めるテクニックやコツを4つ紹介します。

 

燃費が悪くなる原因を知ろう

「想像していたより燃費が悪い」と感じる場合は、エンジンオイルや運転方法などに問題があるかもしれません。主な原因は以下の通りです。

 

・アイドリング時間が極端に長い

・アクセルを踏み込み過ぎている

・信号などで急ブレーキをする機会が多い

・エンジンオイルが劣化している

・タイヤが劣化している

・タイヤの空気圧が適正ではない

 

走り方に注意しよう

アクセルワークが原因で燃費性能が低下しているかもしれません。特に発進時は、急にアクセルを強く踏み込まないようにしましょう。また、停止時に急ブレーキを避けることも大切です。

 

・急にアクセルを踏み込まない

・ブレーキペダルをゆっくり踏む（急ブレーキを避ける）

 

アクセルペダルやブレーキペダルの扱い方は、他のパーツにも影響を与えます。摩耗によって劣化が進むこともあるため、車全体のコンディションを維持する意味でも丁寧に扱いましょう。

 

純正マフラーを装着しよう

「よりパワフルな走りにしたい」という理由でマフラーを交換すると、燃費性能が低下することがあります。

 

純正とは構造が異なる社外マフラーは、燃費に影響しやすいためです。エブリイワゴン本来の燃費性能を発揮するためには、純正マフラーのほうが適切といえるでしょう。装着直後は、実燃費を確認しながら違いを確認できると安心です。

 

無駄なアイドリングを避けよう

アイドリングは、短時間の停車時に燃料消費量削減の効果を発揮します。長時間アイドリングを続けると、燃費は悪くなる傾向です。エンジンが稼働しており、燃料を少しずつ消費するためです。数分停車する場合でも、エンジンは停止したほうがよいでしょう。

 

タイヤの空気圧をチェックしよう

走り方やマフラー以外で重要なポイントが、タイヤの空気圧です。走行していると、タイヤの空気は少しずつ抜けていきます。

 

空気が減ると地面との摩擦が増え、余計なエネルギーが必要になり、燃費が悪化します。空気圧は定期的にチェックし、常に良好な状態を維持するようにしましょう。

 

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エブリイワゴンの燃費が気になるならライバル車もチェックしよう

エブリイワゴンは積載性の良さや取り回しの良さなど、メリットもたくさん持ち合わせていますが、燃費性能が満足できないという方もいらっしゃるかもしれません。

 

そのようなときは、ライバル車と比較してみるのもおすすめです。ここではエブリイワゴンのライバル車の燃費を紹介します。燃費以外の魅力と照らし合わせて、車選びができると良いでしょう。

 

ホンダ N-BOX

ホンダN-BOXはホンダ独自の技術によって車内空間がとても広く確保されていることが特徴です。シートの前後スペースも広く、軽自動車にもかかわらずファミリーにも人気の車種です。ここではLグレードの燃費について見ていきます。

このように、エブリイワゴンの燃費を圧倒的に超えることがわかりました。燃費性能を重視するならN-BOXがおすすめです。また、N-BOXはシートアレンジも多彩で、車内空間の広さにも定評があります。

 

スズキ ジムニー

スズキ　ジムニーは見た目からも分かる通り、オフロードでの走破性を追求した軽自動車です。ジムニーは全て4WDの展開のため、5MTと4ATを比較します。

このように若干エブリイワゴンよりも高燃費であることがわかります。またATよりもMTの方が、燃費性能が高くなっています。

 

ダイハツ アトレー

ダイハツアトレーはスイッチひとつで２WDと4WDを切り替えられたり、発進性能に特化したCVTが採用されていたりするなど、走りに強い軽自動車です。アトレーにはRS、X、アトレーデッキバンと3種類のグレードがあります。それぞれ２WDと４WDが選べます。

燃費性能はエブリイワゴンと大きく変わらないことが分かります。そのため自分の好みによって車種選択をすると良いでしょう。

 

日産 NV100クリッパーリオ

日産のNVクリッパーリオは積載性と取り回しの良さが好評で、商用車としても活躍する軽自動車です。今回紹介するライバル車種の中で、もっともエブリイワゴンとコンセプトが似ているといえます。グレードはEとGの2種類で、それぞれ2WDと４WDが選べます。

このようにエブリイワゴンと大きく変わらないことがわかります。グレードにもよりますが、左側スライドドアの開閉に連動して出入りする電動オートステップが装備されている点にも注目です。

 

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エブリイワゴンを中古車で購入するならネクステージにお任せ

エブリイワゴンの購入をご検討の方は、ぜひ中古車も視野に入れてみてはいかがでしょうか。中古車なら車体価格が抑えられるため、維持費を大きく気にする必要もないかもしれません。

 

ネクステージでは、中古車の販売だけでなく、車に関するご相談も承っております。燃費が悪くなった原因を見極めて、適切な整備・修理プランのご提案もしますので、ぜひお気軽にお声掛けください。

 

高品質な中古車が多種多様にそろう！

ネクステージは全国に200店舗以上を構え、在庫数は3万台を超えます。豊富な在庫数のため、多種多様な車種、そして珍しいカラーやグレードなども多く取り扱っています。

 

また、水没車や修復歴のある車は一切販売しておりませんので、不安も少なく車選びをしていただけます。

 

車の買い替えもスムーズ！

全国各地に店舗を構えるネクステージでは、中古車の買取と販売を行っています。買い取った中古車はすべて自社の在庫とし、コンディションを整えて販売します。在庫が豊富なので、エブリイワゴン以外の車種を検討している方も存分に車を比較できます。

 

「買取と購入を同時に済ませたい」という方は、同時進行で手続きができます。オイル交換や点検も行い、カーライフ全般をサポートしますので、スムーズに買い替えを済ませたい方にもおすすめです。

 

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まとめ

エブリイワゴンは車内空間が広く、SUVのような走りを体感できる軽自動車です。車両本体価格を抑えられるだけでなく、パワフルな走破性も楽しめます。燃費性能が気になる方はライバル車種の検討をしても良いでしょう。

 

ネクステージではエブリイワゴンをはじめ、さまざまな中古車を取り扱っています。売却から購入後のメンテナンスまで、幅広いサービスをご利用いただけます。見積もりやご相談も受け付けているため、ぜひこの機会にお問い合わせください。

 

 

・ライタープロフィール

兵頭　倫果（ひょうどう　りんか）

大学時代は工学部で電気の分野を専攻し、電気自動車やソーラーカーの製作に励む。大会への出場あり。大学卒業後は国産自動車メーカーに技術者として入社。後に退職し、現在はフリーランスで、「若者にも響かせる」をモットーにYouTubeやライティング活動を行っている。1998年生まれ。

 

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