トヨタライズの見積もりで何がわかる?販売店の違いも知って上手に買おう!
現在日本で人気が向上しているSUV市場に、2019年11月トヨタのライズが仲間入りしたことをご存じの方も多いのではないでしょうか。ダイハツのOEMモデルであるコンパクトSUVです。小回りが利き、燃費性能もいいと評判上々のライズですが、新車・中古車を問わず車の購入を考える際にはぜひ見積もりを取ることをおすすめします。
この記事では見積もりを取ることによって何が分かるのか、何をチェックするとよいのかをご紹介しますので参考にしてください。チェックポイントを抑えることによって賢いお買い物をすることができるでしょう。
※目次※
・トヨタライズの見積もりで何が分かるのか?何をチェックする必要があるのかを抑えよう!
・トヨタライズのライバル車とのスペックを比較してみよう!
・中古でライズを購入する際に気を付けるべき点とは?
トヨタライズの見積もりをシミュレーション!
どの車の場合もそうですが、見積もりを取ることにより自分の予算内での購入ができるのかなど具体的な計画を立てることができます。車はそれほど頻繁に買うようなものではありませんので、見積もりの中には聞きなれない項目や不明点が出てくることでしょう。実際に購入する前に不明点を質問することにより、納得した賢いお買い物をすることができます。
見積もり書を保存しておくことは契約後のトラブルを防ぐことにもつながりますので大切です。なぜかといいますと、一般に販売店での車の表示価格は車両本体のみとなっています。実際に購入する際には、表示されている価格に様々な項目の価格が加算されて支払総額が決まるからです。この仕組みを知っておかないと、思った以上にお金がかかったということで契約トラブルに発展しかねません。
見積もりの内容
今回は、おすすめグレードであるZをトヨタの公式サイトでWeb見積もりのシミュレーションをしてみました。見積もりに表示される主な項目は下記の表の通りです。これは気軽なWeb見積もりですので、実際には税金や下取り価格などの細かな数字が変わることを覚えておく必要があります。
【トヨタライズZ】
支払総額 |
2,115,000 |
車両本体価格 |
2,060,000 |
オプション |
55,000 |
税金・諸費用 |
149,947 |
下取り価格 |
未設定 |
残債 |
未設定 |
(2020年11月時点の情報です)
オプション
オプションの項目は、自分の好みを反映させることができる大切な項目ですし、支払総額にも大きく影響しますので注意して確認することが大切でしょう。上記の表のオプション価格55,000円は、車のボディーカラーをブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリックに指定した場合の価格です。他にもオプションとしてインテリアカラーなども選択することができます。
オプションにはメーカーオプションとディーラーオプションがありますが、簡単に言えば車体の製造過程で装着されるものをメーカーオプションと考えることができるでしょう。メーカーオプションの場合は、一度注文したらキャンセルがきかなかったり、環境性能割が課税されたりする場合がありますので慎重に考える必要があるかもしれません。
ディーラーオプションは大抵の場合本カタログとは別のアクセサリーカタログに載せられています。フロアマットやエアロなどが含まれるでしょう。購入後の好きなタイミングで取り付け可能な部品です。ある程度自分の好みにカスタムすることができますが、オプションを付けた分だけ当然価格も高くなりますので支払いが可能かどうかを考える必要があります。
税金・保険料
車の購入時には税金を支払う義務は避けられません。支払う必要がある税金とは自動車税・自動車重量税があります。自動車税は排気量別に税額が定められており、ライズは1,000cc以下ですから25,000円/年の課税です。
自動車重量税はその名の通り車両重量で決まり、次回の車検時までの価格を支払う必要がありますが、ライズの場合24,600円になります。取得価額に応じて課税される環境性能割は、ライズの目安は33,700円です。メーカーオプションをたくさん付けた場合環境性能割が高くなる場合がありますので注意しましょう。
自賠責保険料の支払いも必要です。万が一の事故の事を考えて入る任意保険は、車の購入時とは別ですのできちんと自分で加入しておく必要があります。加えて、税金・保険料以外の金額には消費税が加算されることも忘れないようにしましょう。
(2020年11月の情報です)
諸経費
諸経費の項目もきちんと確認することができます。諸経費とは納車の際に必要な経費で、例えば検査登録手続き代行費用や証紙代・印紙代、車庫証明手数料や納車費用などがあります。
諸経費の項目の中には希望ナンバーなどを申し込まなければ削減できる費用や自分で行える項目もありますので、項目内容を理解しておくことができるかもしれません。分からない場合は遠慮せずに質問するようにしましょう。
下取り価格・残価
車を買い替える際には現在乗っている車を下取りしてもらえる場合が多くあります。もし、ローンで支払っている車を買い替えるのであれば、残債の清算処理をしてもらえることが多いようです。ライズの購入には、残価設定ローンという方法があります。これは購入価格から下取り価格を差し引いた差額でローンを組む方法です。販売店に相談してみることができるでしょう。
納期
人気上々のライズの納期についてですが、2020年11月時点でのトヨタ公式サイト情報によると、新車を注文後工場出荷時期の目途は1カ月程度となっています。オプションの種類や数量、登録時期などを考えると2カ月程度を見込んでおけばよいかもしれません。
トヨタライズはどんな車?
2019年11月発売のライズは新型コンパクトSUVです。SUVが好きな人の中には、C-HRなど車体が大きくて価格が高いSUVはちょっと難しいとあきらめていた方も多いのではないでしょうか。そんな方の要望にぴったり当てはまったのがライズです。
ここでは、ライズの基本情報や燃費などについてご紹介します。
(参考:『ライズ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ライズのスペック
ライズのグレードはX・XS・G・Zの2WDと4WDに分けられていますが、ボディサイズはすべて全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmです。排気量1,000cc以下の5ナンバーですが、1.0L直3ターボエンジンを搭載していますので1.5L自然吸気エンジンに匹敵する出力とトルクがあり、気持ちがいい加速感を味わうことができます。
最小回転半径は4.9m、Zグレードでも5.0mですから小回りがきいて運転しやすい車だと運転が苦手な人にも良い評判です。
カタログ燃費と実燃費
ライズのJC08モードのカタログ燃費はX・XS・Gグレード2WDが23.4kmLで、Zグレード2WDが22.8km/Lとなっています。4WDでも全グレードで21.2km/Lの数値を出していますので、ハイブリッド車並みの燃費性能の良さと言えるでしょう。
実燃費に近いWLTCモードのカタログ燃費は2WDの全グレードで18.6km/L、4WDは17.4km/Lとなっています。ネットの口コミを見てみると、実燃費の平均は約15km/Lのようです。エアコンを使用する夏や冬は少し燃費が悪くなるのは必然的でしょう。
(2020年11月の情報です)
PRトヨタのコンパクトSUV・ライズ
※価格は支払総額
トヨタライズのライバル車と比較
ライズを購入するにあたり、ライバル車について把握しておくことは上手な商談をする上で役立つかもしれません。できるのであれば簡単なWeb見積もりをしておくこともできます。お得にお買い物できるだけでなく、自分が納得して決定する上でもライバル車に関する情報収集は役立つことでしょう。
情報収集する際には、車両価格に加えてデザイン・走行性能・安全性能・燃費などのスペックを比較することができます。
ロッキー(ダイハツ)
ライズと同じコンパクトSUVに挙げられるのが、姉妹車であるダイハツのロッキーです。資本提携をしているトヨタライズはダイハツロッキーのOEM(供給元)モデルですので、走行性能などの基本スペックはほぼ同じと言えます。違いはフロントフェイスです。
新車価格は約170万円~214万円で、ライズとそれほど大幅な差はありません。グレード設定に違いがあることに注意することができます。両車とも4つのグレードがありますが、ライズのXグレードはスマートアシストがない仕様ですので、単純に対応しているわけではないことに注意しましょう。
エクステリアのデザインの好みや必要とする安全性能で選択することができます。
(2020年11月時点の情報です)
(参考:『ロッキー(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
クロスビー(スズキ)
1.0LのコンパクトSUVライズの代表的なライバル車はスズキクロスビーです。ライズの全長は3,995mmですがクロスビーの全長は3,760mmですから、ボディサイズ・室内サイズ共にクロスビーの方がひと回り小さいと言えます。
ラゲッジスペースには大きな差がありライズは369Lで、クロスビーは203Lです。荷物をたくさん積むことが多いかどうかを考えて車種を決定することができるでしょう。
クロスビーにはマイルドハイブリッド搭載されており、新車価格は約177万円~約223万円です。燃費はJC08モードで22.0km/Lですから、燃費や予防安全装置の搭載数に関してはライズの方が若干上回っていると言えます。
しかし、クロスビーの丸みを帯びた可愛いデザインが好きな人も多くいますので、どちらが自分の好みのデザインかを考えることができるでしょう。
(2020年11月時点の情報です)
(参考:『クロスビー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRクロスビーのお得な中古車一覧
※価格は支払総額
トヨタライズの最終見積もりは店頭でしよう
ライズの見積もりはトヨタ公式サイトオンラインで簡単に行うことができますし、オプションを選んで様々なシミュレーションもできます。より正確な見積もりを望む場合は、販売店などの店頭に行くほうがいいかもしれません。
店頭での見積もりは、項目の不明点などについてすぐに質問して確認することができるのが大きなメリットです。車種やグレードをはっきり決めていない場合は、予算を伝えることにより予算に合わせた車種やグレードの見積もりをしてくれることもメリットと言えます。
トヨタのディーラーや販売店
ライズの見積もりや購入は、各地にあるトヨタのディーラーや販売店で行えるので便利です。以前は、トヨタ店・トヨペット店・カローラ店・ネッツ店という販売チャンネルに分けられていましたが、現在は統合されていますのでトヨタのすべての販売店で購入や見積もりができます。
オプションの選択肢が増えるというメリットがあるので、自分らしくカスタムしたい方にはディーラーがおすすめかもしれません。
中古車販売店
中古車販売店でもライズの購入や見積もりが可能です。中古市場にもライズが少しずつ増えてきています。走行距離が少ない程度の良い中古車も数多くありますので、新車にこだわらない方であれば車体価格が比較的安い中古車販売店はおすすめでしょう。在庫があれば納期が早いというメリットがあります。
中古車販売店には種類がある
中古車を検討する際には、どこで買えばよいか迷うことがあるかもしれません。中古車を販売しているのは、ディーラー系販売店と、様々なメーカーの中古車のみを扱っている中古車専門店の2種類に分けることができます。
ディーラー系販売店では、その店で下取りした車を中古車として販売していることが一般的です。
購入後の保証やアフターフォロー、もしもの場合の返品などについてのサービスは、それぞれの店により大きな差があることも覚えておきましょう。
トヨタライズを中古車で買うなら?中古車を上手に選ぶコツ
中古車を選ぶ際には年式やグレード、デザインに加えて走行距離や修復履歴なども確認することが上手に選ぶコツと言えます。事前に購入したい中古車の相場価格を調べておくことも必要です。きちんと情報収集をしておくことにより、割高な中古車を購入して後から後悔するという事態を避けることができるでしょう。
燃費は走行距離に関係する?
車のエンジン回りの部品などは、走行距離が多ければ多いほど摩擦により消耗します。これらの消耗部品をきちんと交換しているのであれば、走行距離が多い中古車であってもさほど問題はないと言えるでしょう。
燃費は走行距離や経年劣化というよりも、ドライバーの運転のくせや整備の有無が大いに関係があるというのが一般的に知られていることです。
中古車は壊れやすい?
中古車にも壊れやすいものとそうでないものがあります。壊れやすい中古車というのは事故歴がある車です。中古車販売店によっては事故歴がある車を教えてくれますので、きちんと確認することができるでしょう。
ネクステージのように事故歴がある車は販売していないというサイトを選ぶと最初から安心して選択することができます。
中古車の維持費について
車の維持費には、月々の燃料費に加えて税金や保険料が必要なことはご存じでしょう。税制に関しては事あるごとに見直されていますので、購入する際には確認した方がよいかもしれません。
環境性能割は中古車にも適用されますが、2021年3月31日までの購入の場合に限り臨時的軽減措置として1%減税されます。ライズはすべてのグレードにおいて適用されますので、期間内の購入を検討することができるでしょう。
ライズの中古車価格相場
中古車の相場価格は販売業者によって価格が大きく異なりますので、信頼できるサイトで検索することができます。グレードや車両の程度によっても異なり、2020年11月現在ライズの2019年式モデルの中古車を検索してみると144万円~313万円で販売されているようです。
例えば、ネクステージでライズを検索すると、人気がある最上グレードZ4WDの走行距離10kmの本体価格は218.8万円となっています。これは登録済未使用車で車検が約3年ついており、もちろん修復歴もありません。様々な安全機能も搭載されており、新車価格より10万円以上安く購入することができます。
登録済未使用車Xグレードの販売価格は約160万円です。自分の予算や好みを考えて、中古車を買うという選択肢も検討することができるでしょう。
車を買うならネクステージへ!
先にも述べましたように、ネクステージでは事故車等の粗悪な車は販売していません。お客様に安心して購入していただくことをモットーとしていますので、予算内で程度の良い中古車を見つけていただく自信があります。中古車を検討する際には是非ネクステージをご利用ください。
まとめ
この記事では優れた走行性能を持つコンパクトSUVライズについてご紹介しました。新車・中古車にかかわらず、車の購入は大きな買い物ですので是非見積もりを行うことをおすすめします。納得して満足のゆく買い物をするのに役立つでしょう。
購入や見積もりに関して分からない項目などもたくさんあるかもしれませんが、ネクステージでは気軽に質問することができます。Web見積もりや相場価格を知りたい時には、気軽にネクステージのサイトにアクセスしてください。