トヨタのエスクァイアとは？グレードや燃費の目安と中古車の選び方を解説！

トヨタではさまざまなミニバンが販売されており、その中でもエスクァイアはトヨタを代表するミニバンのひとつでした。エスクァイアのコンセプトは、高級感と上質さです。

 

5ナンバーサイズのミニバンを探している方の中には、エスクァイアを検討している方もいるのではないでしょうか。しかし、エスクァイアは2022年1月に生産が終了しています。新車購入はできないものの、中古車であれば購入が可能です。

 

この記事では、エスクァイアのエクステリアやインテリア、性能や機能をご紹介します。ライバル車の比較もしていますので、ミニバン選びの参考にしてください。

 

※目次※

1.トヨタ エスクァイアとは？

2.トヨタ エスクァイアは生産終了となっている

3.トヨタ エスクァイアの特徴

4.トヨタ エスクァイアの燃費はどのくらいなの？

5.トヨタ エスクァイアの中古車を選ぶポイント

6.トヨタ エスクァイアのライバル車と比較してみよう

7.まとめ

 

 

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トヨタ エスクァイアとは？

エスクァイアは、ボディを一目見ただけでも上質さや高級感が伝わってきます。では、このエスクァイアの上質さや高級感はどのような部分から表現されているのでしょうか。今回はこのエスクァイアがどのような車なのか、さまざまな視点から解説します。

（参考：『エスクァイア（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

トヨタのミニバン

エスクァイアは、トヨタで発売されているミニバンです。スタンダードでファミリー向けなノアや、シャープな印象を持つスポーティなヴォクシーの兄弟車として位置づけられています。この2車をさらに上質な存在に仕立てあげた車がエスクァイアです。

 

ヘッドライトの鋭さや大型のフロントグリルなど、堂々たるエスクァイアの姿につい見惚れてしまう方もいるのではないでしょうか。エスクァイアは運転席が高く設計されているため、女性でも運転しやすいという特徴があります。視界も広く、長距離運転の負担もありません。

 

小さな子どもを連れて出かけたり、レジャーや買い物を楽しんだりと、幅広い用途で活用できます。積載性も抜群で、安全面のサポートも充実しているため、ミニバンの中でも人気です。

 

調整を重ねたモデル

エスクァイアは2014年10月に発売され、その後もさまざまな調整を重ねています。2016年1月にはトヨタセーフティセンスCを設定、2019年1月にもトヨタセーフティセンス改良が加えられました。

 

初のマイナーチェンジは2017年7月です。エスクァイアの象徴ともいえるフロントグリルの横幅を拡大、ホイールやリヤガーニッシュの変更もあわせて、堂々たる姿に磨きがかかりました。

 

その後、2020年4月に行われたマイナーチェンジにより、エスクァイアのベースグレードは廃止され、最上位グレードGiだけが残ります。これは、ミドルクラスのミニバンのベースモデルにノアが選ばれたことがきっかけです。

 

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トヨタ エスクァイアは生産終了となっている

トヨタの上質なミニバンとして、エスクァイアは多くの人から愛されていましたが、現在は生産が終了しています。そのため、中古車で購入するしか方法がありません。ここでは、エスクァイアの中古車相場を含め、いつ生産が終了したのかなどをご紹介します。

 

現在購入できるのは中古車だけ

エスクァイアは2022年1月に生産終了しました。この車は、2014年10月にノア・ヴォクシーの兄弟社として発売を開始します。2つの兄弟車と比較すると、上質で高級感あふれる設計が特徴です。

 

しかし、売れ行きは徐々に減少していき、近年では約1,000台程度にまで販売台数が落ち込むこともありました。そして、トヨタでは兄弟車を廃止する流れをとっていったこともあり、エスクァイアは生産終了となります。当初は2021年12月生産終了とトヨタ公式サイトで発表されていましたが、2022年4月で終了となりました。

 

エスクァイアの中古車相場

エスクァイアの中古車相場を、ガソリンとハイブリッドモデルに分けてご紹介します。それぞれの中古車相場は以下のとおりです。

ガソリンモデル・ハイブリッドモデルともに、装備・年式・走行距離が少ないものほど高額になる傾向となります。

（2022年3月時点での情報です）

 

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トヨタ エスクァイアの特徴

数あるトヨタのミニバンの中でも、エスクァイアは高級感と上質さをコンセプトとしています。エクステリアやインテリアには、どのような特徴があるのでしょうか。

 

ここでは、生産終了直前の発売モデルから、エスクァイアの特徴や機能・グレードをご紹介します。

 

エクステリア

エスクァイア最大の特徴は、細かく入れた縦線が印象的なフロントグリルです。大型のフロントグリルからは堂々とした風格を感じます。各部位にメッキパーツが施されているため、ボディが引き締まって見えるのも印象的です。

 

横にスラっと流れるような形のLEDヘッドライトには鋭さも感じます。一部グリルで分割されている点も特徴のひとつです。ボディカラーは全7色、メタリックなカラーが豊富に用意されています。

（参考：『エスクァイア（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

インテリア

エスクァイアのインテリアは、室内カラーのブラックによって落ち着きのある空間となっています。収納スペースは全17か所と豊富です。ここでは前席の収納をピックアップして紹介します。

前席も広いスペースを有していますが、後席も十分な広さです。

 

7人乗りのセカンドシートにはキャプテンシートが採用され、ゆったりくつろげるようになっています。サードシートでは、最大810mmのロングスライドが可能です。シートのアレンジ方法は9種類用意されているため、さまざまな用途で室内空間を活用できます。

 

8人乗りでも5種類のシートアレンジが可能です。低床設計により、荷物の積み下ろしも簡単に行えます。また、スライドドアの開口部は高さ1,400mm、幅805mmと広めに設計されているため乗り降りも簡単です。

 

なお、アクセサリーソケットには、充電用USB端子が2つ装備されています。

 

機能・性能

エスクァイアには、さまざまな機能や性能が搭載されています。安全性能では、インテリジェントクリアランスソナーやプリクラッシュセーフティインテリジェントパーキングアシストです。

 

インテリジェントクリアランスソナーは、ソナーによる周辺監視を行うことで、衝突回避や衝突被害を軽減します。また、ブザーで知らせるだけでなくブレーキ制御も可能です。

 

プリクラッシュセーフティインテリジェントパーキングアシストは、レーザーレーダーと単眼カメラが車両や歩行者を検知します。衝突の可能性に備え、警報による回避を促す機能です。

 

インテリジェントパーキングアシストは、シフトをRに入れるだけで駐車枠を認識します。ステアリング操作は自動です。ドライバーは周囲の安全確認を行い、ブレーキで速度調節するだけで駐車ができます。

 

快適なドライブに欠かせない装備機能も、エスクァイアの魅力です。運転席や助手席には快適温熱シートが採用され、HIモードとLOモードで乗車時の身体の負担も軽減されるよう設計されています。スライドドアはスマートキーと連動させ、スイッチを押すだけです。

 

リヤホイールハウス内には空カフィンが配置され、センターエアダムは操縦時の安定性に繋がりました。さらに、ハイブリッド車には静粛性の高い高遮音性ガラスが採用されています。

 

グレード

エスクァイアのグレードは次のとおりです。

ガソリン車は2WDか4WD、定員数の4パターンで別れています。HYBRID Gi以外は全てガソリン車です。

 

室内寸法については、7人乗りと8人乗りで差異はありません。ただし、8人乗りのセカンドシートには6：4分割チップアップシートが採用されているため、その分スライド幅が大きくなっています。

 

2WDと4WDで比べると、4WDのほうが全高が40mm高く、最低地上高は5mm低い構造です。ガソリン車とハイブリッド車を比べると、ハイブリッド車のほうが車両重量は重くなりますが、燃費が良いという特徴があります。

 

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トヨタ エスクァイアの燃費はどのくらいなの？

エスクァイアに積まれているエンジンにはどのような特徴があるのでしょうか。そのエンジンが燃費にどう影響してくるかも気になることでしょう。

 

ここではエスクァイアの2種類のエンジンの特徴をチェックしていきます。燃費は購入後の維持費として重要なチェック項目となるため、ぜひ参考にしてください。

 

搭載されているエンジンの特徴

エスクァイアに搭載されているエンジンは2種類あります。ひとつ目は1.8L 2ZR-FXE エンジンで、ハイブリッドモデルに搭載されるエンジンです。クールドEGR（排出ガス再循環システム）や、アトキンソンサイクルなどが採用されています。

 

クールドEGRシステムは、排気ガスの一部を再利用する吸気システムです。水冷式のクーラー配備により、燃焼温度を下げてNOxを低減しています。

 

アトキンソンサイクルは、各工程のうち膨張行程が長い点が特徴です。膨張比を高めて熱効率を上げています。

 

もうひとつのエンジンは、バルブマチック付2.0L 3ZR-FAEエンジンです。ガソリンモデルに搭載されています。Dual VVT-iが採用され、吸・排気バルブタイミングが最適化されました。

 

低速・高速共に吸入効率が向上されている点も特徴のひとつです。内部EGR率も効率化されているため、燃費向上にも繋がっています。

 

エスクァイアのカタログ燃費

各グレードのカタログ燃費は次のとおりです。

ガソリン車の場合、定員による燃費の違いはありません。2WDか4WDかでカタログ燃費は変わります。

 

ハイブリッド車のエンジン1.8L 2ZR-FXEには、電動ウォーターポンプが採用されました。その結果エンジンへの負荷が軽減され、燃費向上に繋がっています。ガソリン車ではSuper CVT-i（自動無段変速機）の設置により、燃費や静粛性が向上しました。

 

ネクステージ調査のミニバン燃費ランキングでは、エスクァイアは10位です。特にエスクァイアのハイブリッド車は、ミニバンの中でも低燃費であるといえるでしょう。

 

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トヨタ エスクァイアの中古車を選ぶポイント

ここでは、エスクァイアを中古車購入する際の選び方をご紹介します。中古車相場でチェックすべき点は年式だけではありません。どのような箇所をチェックすればよいのかを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

ボディカラーをチェック

エスクァイアを中古車で購入する場合、ボディカラーはチェックすべき項目です。

 

エスクァイアのボディカラーは、販売終了前までは一部有料のメーカーオプションでした。価格は3万3,000円です。有料オプションカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン、スパークリングブラックパールクリスタルシャイン、ブラッキッシュアゲハガラスフレークの3色が展開されていました。

 

有料オプションのため、上記3色は価格が高い傾向にあります。また、人気カラーである点も中古車相場上昇の要因のひとつです。ホワイトパールクリスタルシャインとブラックは人気カラーのため、中古車としても高くなる傾向があります。

 

その中でも、ホワイトパールクリスタルシャインの中古車価格相場は、他のカラーと比べて10万~20万円ほど高い傾向です。

 

ボディカラーにこだわりがなく費用面を重視したいのであれば、他の候補であるシルバーメタリックやブラック、ボルドーマイカメタリック、アバンギャルドブロンズメタリックなどを選択するとよいでしょう。

（2022年3月時点での情報です）

 

狙い目グレードは8人乗り

ボディカラーのように、あえて人気の高いグレードを避ける方法はもうひとつあります。それは「乗車定員」です。

 

予算を抑えてエスクァイアを中古車で購入したい場合、8人乗りのグレードを選びましょう。これは、7人乗りグレードのほうが人気の高い傾向にあるためです。あえて人気のない方を選ぶことで費用を抑えられます。

 

ネクステージで販売されているエスクァイア8人乗りの中古車価格相場は、154.9万円~299.9万円です。一方、エスクァイア7人乗りの中古車価格相場は、119.9万円~349.9万円で販売されています。

 

乗車人数の違いによって価格も異なり、価格幅も大きいため何人乗りが必要となるのかをしっかりと考慮しましょう。また、乗車人数によってシート形状が異なり、シートアレンジの方法も変わってきます。目的に合わせて、どちらが最適なのかも検討が必要です。

（2022年3月時点での情報です）

 

PRエスクァイアの最新在庫情報

※価格は支払総額

トヨタ エスクァイアのライバル車と比較してみよう

トヨタ エスクァイアの中古車を選ぶのであれば、ライバル車とも比較をしましょう。ライバル車の特徴や走行性能を比較することで、エスクァイアの魅力をより一層把握できます。ここでは、エスクァイアと並ぶ上級のミニバンとの比較を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

日産セレナ

エスクァイアのライバル車として日産セレナが挙げられます。日産セレナはエスクァイア同様ミドルクラスの5ナンバーミニバンです。視界が広く見渡しやすいため女性にも注目されています。

 

また、安全性能も充実しており、走行性能・安全性能の面でもエスクァイアとセレナはライバル車として比較される傾向です。この日産セレナは、年式・走行距離・装備を問わなければ予算50万円でも購入できます。特に、2010年11月~2016年7月まで生産された4代目がおすすめです。

（2022年3月時点での情報です）

（参考：『セレナ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

三菱デリカD:5

三菱 デリカD:5もエスクァイアのライバル車として挙げられます。ミニバンの中でも、SUVのような高い悪路走破性を持つ車です。また、ガソリンエンジンではなく、ディーゼルエンジンを搭載しています。燃費性能が高いだけでなく、力強さを持つことも大きな魅力です。

 

ネクステージでの中古車相場は89.9万円~439.9万円の価格帯となります。年式が新しく、装備が充実しているもの程、高額になる傾向です。中古車相場においては、年式・走行距離・装備を問わなければ予算100万円以内で購入できます。

（2022年3月時点での情報です）

（参考： 『デリカD5（三菱）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

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まとめ

エスクァイアは現在は生産を終了しています。しかし、高い安全性能を備え、走行性能の高さや使い勝手の良さを考えると非常に魅力ある車です。生産終了から間もないため、中古車であっても比較的新しい車両を探せるでしょう。

 

エスクァイアの中古車を探すのであれば、ネクステージがおすすめです。ライバルとなるミニバンとも比較でき、どの車を選ぶかもあわせて検討できます。豊富な在庫の中から希望の一台を見つけることができるので、ぜひ一度ご相談ください。

 

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