トヨタ セラとは?個性が光るデザインや特徴・スペックについて解説!

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トヨタ セラとは?個性が光るデザインや特徴・スペックについて解説!

トヨタ セラとは?個性が光るデザインや特徴・スペックについて解説!

1990年代に人気を得た3ドアクーペ、トヨタ セラをご存じでしょうか。既に生産終了しているモデルですが、特徴的なガルウィングドアにより多くの人の記憶に残るモデルとなりました。

 

本記事ではトヨタ セラの詳細に加え、他の個性的な車をいくつか紹介します。「トヨタ セラとはどのような車か」「他車で個性的なモデルを知りたい」といった疑問もきっと解決するでしょう。中古車市場も含めて、ぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.トヨタ セラとは?

2.トヨタ セラの懐かしいCM「登場」

3.トヨタ セラは個性が魅力の1台

4.トヨタ セラの復活はあるのか?

5.トヨタ セラの中古車相場や購入する際のポイント

6.トヨタ セラよりも手に入りやすい個性的な中古車

7.トヨタ セラや個性的な車をお探しならネクステージへ!

8.まとめ

 

■POINT

 

・AXV-2の量産型がコンセプトのトヨタ セラ。バブルの最盛期に誕生しバブル崩壊とともに消えた3ドアクーペ。

・トヨタ セラ最大の特徴はガラス面の天井とガルウィングドア。当時多くの人の目を釘付けにした個性的なデザイン。

・日産 ジューク・ルノー カングー・フォルクスワーゲン ザ・ビートル。トヨタ セラに劣らず個性的な車をチェック。

 

 

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トヨタ セラとは?

トヨタ セラとは?個性が光るデザインや特徴・スペックについて解説!

トヨタ セラは外観が非常に個性的なことで有名な車です。現代の基準からは考えられないような興味深い設計が施されています。まずこの項目でトヨタ セラとはどのような車か、概要やスペック、そして生産終了となった経緯を見ていきましょう。

 

若年層狙いの斬新な3ドアクーペ

トヨタ セラは1987年東京モーターショーに出品されたコンセプトカー「AXV-2」の量産型として開発されました。当時、トヨタの需要が少なかった若年層をターゲットに作られた3ドアクーペです。そのため「グラッシーキャビン+ガルウィングドア」という若年層の目を引くような斬新な外観となっています。

 

1990年に発売されその年に9665台を販売しましたが、初年度以降は販売台数が落ち込み最終的には年間数百台まで減ってしまいました。残念ながら1代限りで生産終了しましたが、短期間で多くに人に鮮烈なインパクトを残しています。

 

生産終了の原因

トヨタ セラは華々しいデビューと確かな魅力があったにもかかわらず、なぜ1代限りで生産終了となってしまったのでしょうか。そこには車としての実用性と時代背景が大きく関係しています。

 

セラのグラッシーキャビンは興味深いデザインではありましたが「外から車内が丸見えになってしまうこ」「ガラスの面積が多いため夏は暑い」といったデメリットが存在しました。このような不便さが人気低迷につながっています。

 

また、セラはバブル前夜の1980年代半ば開発が始まり、1989年のバブル最盛期に市販版が初披露でした。しかし1990年の販売から半年足らずで不景気になったことが、生産終了への追い打ちとなっています。このようにセラは時代の流れに翻弄されたため一部で「時代の徒花」と揶揄されました。

 

スペック

以下、トヨタ セラ(ベースグレード 4AT)のスペック表です。ミッションタイプも用意されている他「運転席エアバッグ」や「ABS(アンチロックブレーキ)」といったオプション機能も存在します。

【トヨタ セラ(ベースグレード 4AT)スペック表】

サイズ

3,860×1,650×1,265mm

ホイールベース

2,300mm

エンジン

1.5L 直列4気筒DOHC

最大出力

81kW(110PS)/ 6,400rpm

最大トルク

13.5kg・m(132N・m)/5,200rpm

駆動方式

FF

トランスミッション

4AT

ボディカラー

レッド、ターコイズマイカメタリック、ブラック、シルバーオパールメタリック

※slide →

 

燃費と維持費

トヨタ セラのカタログ燃費は4AT車が12.0km/L、5MT車は14.6km/Lです。しかし、MT車は攻めたドライビングを楽しむユーザーもいるため運転方法に左右されます。そのためカタログ燃費とは逆に実燃費ではAT車が勝るケースが多いようです。

 

また、セラは「グラッシーキャビン+バタフライドア」という見た目を目的に購入される傾向にあります。そのため燃費や維持費を重視する人が少ないようです。

 

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トヨタ セラの懐かしいCM「登場」

初代トヨタ セラは「登場」編としてCMでも放送されました。「とんでるセラ」というキャッチコピーで、ガルウィングによる非日常感が強調された演出で注目を集めました。リアルタイムで視聴していた方は懐かしく感じるのではないでしょうか。

トヨタ セラは個性が魅力の1台

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トヨタ セラの大きな特徴はグラッシーキャビンとガルウィングドアです。この項目で、これらの個性的な特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

 

ガルウィングドアの採用

セラは左右にガルウィングドアを採用しました。ガルウィングドアとは上方に開くドアの一種です。セラのガルウィングは斜め前上方に向かって開き、左右ドアを全開にした様子が羽を広げた蝶のようになることから厳密にはバタフライドアと呼ばれています。

 

セラのバタフライドアは上方向に61.47cm、横方向に42.74cmしか広がらない設計になっているため、状況は選びますが立体駐車場でも開閉可能です。ただし標識や街路樹など通常のドアでは注意する必要のないところでぶつける可能性があるため、周りには注意が必要でしょう。

 

重いドアを上下に開閉することにパワーが必要に思えますが、ダンパーやグリップ、ヒジで押し上げるためのくぼみが備えられています。

 

天井がガラスで構成

セラはグラッシーキャビンを採用しており、前面から天井までガラスで構成されています。そのためどんな天候の中でもオープンカーのような感覚が味わえます。開放的なドライブを楽しみたい方にはうってつけの車種といえるでしょう。

 

魅せるインテリア

セラはグラッシーキャビンの採用によりガラス面が大きいため、外から車内を魅せるインテリアにこだわっっている設計です。ステレオやスイッチといったインパネ部分を丸みのあるデザインにすることでスッキリした統一感を感じられます。

 

現代の感性で見れば決して先進的なデザインではありませんが、旧車らしくスタイリッシュでシンプルなインテリアは好みの方も多いのではないでしょうか。

 

大容量エアコン

ガラス面が大きいことによるもう一方のデメリットは温度管理です。太陽光が直射するため真夏は一気に温度が上がり、逆に冬場は室内から熱が一気に逃げていきます。

 

それらの対策として搭載されたのが車格以上の大容量エアコンです。またガラス素材も断熱対策が施されています。それでも普通の車より温度管理が難しいですが、ある程度最適な温度を保つことが可能です。

 

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トヨタ セラの復活はあるのか?

トヨタ セラに興味を持った方もいるのではないでしょうか。2015年のFuji 86 Style with BRZ 2015にて、赤い86が展示されました。この86は個性的なスタイリングでガルウィングも採用していたため、セラを思い出した人も多いようです。

 

車が多様化した今だからこそ、セラのような遊び心のある車を求めている人も多いという現実はありますが、残念ながら現状復活の予定はありません。

トヨタ セラの中古車相場や購入する際のポイント

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トヨタ セラは既に生産終了していることに加え、復活の予定もないことで残念に感じている方もいるでしょう。しかし、中古車を利用すれば手に入る可能性もあります。ここでセラの中古車相場や購入する際のポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

車体の状態をしっかり確認

修理歴のある車は購入後の故障の可能性が高いため、思わぬ出費が発生してしまうかもしれません。修理歴を確認するために整備記録簿を見せてもらうと良いでしょう。

 

整備歴には「定期的なメンテナンスを行っているか」「いつ、どのような整備、消耗品の交換をされているか」といった内容が記録されています。

 

また整備記録にない部分は自分の目で見て確認することが望ましいです。内外の傷、へこみをしっかりチェックしましょう。可能であれば試乗などして、エンジン音やエアコンの熱風の確認もしておくとベストです。

 

価格を明確にする

中古車を購入する際には支払い価格を明確にすることも非常に重要です。支払い価格には車両本体価格に加え「登録手数料」や「納車準備費用」「納車陸送費」といった諸費用が含まれます。これらの詳細は購入前に見積書をもらう事で確認することが可能です。

 

また、上記の内容とは別に納車時に関わる販売店のサービスを「代行費用」と呼ばれます。代行費用は店舗まで自分で商品を引き取りに行く、自分で手続きを行うといったことで抑えることが可能です。節約できるポイントも見極めたうえで支払い価格を確認しておきましょう。

 

補償内容や購入後のサポートを確認

車体の状態をしっかり確認しても、中古車である以上購入後の故障は避けられない場合があります。その際に重要となるのが補償内容と購入後のサポート内容です。

 

「どの程度の故障が対象となるのか」「保証期間はどのくらいか」といった内容をしっかり確認しておきましょう。特にエンジン関連の故障は大きな出費につながります。エンジン故障のサポートが対象に入っているか念入りに確認しておきましょう。

 

また、これらの内容は販売店によって異なります。よって信頼できる販売店を選ぶことが非常に重要です。

 

トヨタ セラの中古車相場

トヨタ セラの中古車相場は約70万~150万円です。ただし、中古車市場の出回りはかなり希少で、年式が古いため走行距離も必然的に多いものが主となっています。

(2021年3月時点での情報です)

 

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トヨタ セラよりも手に入りやすい個性的な中古車

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トヨタ セラは中古で存在していますが、かなり希少なため入手することは困難かもしれません。そこでこの項目では、トヨタ セラよりも手に入りやすい個性的な中古車をいくつか紹介します。中古車相場とスペックを記載しますので、興味がある方はぜひ購入を検討してください。

 

日産 ジューク

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日産のジュークはSUV、スポーツカー、コンパクトハッチの要素を持ちつつも、そのどれとも異なる独自のジャンルの車です。精悍かつ高質な雰囲気ですが、各パーツがそれぞれ存在感を持った有機的なデザインに仕上げられています。

 

インテリア、エクステリアパーツを自由にセレクトできるため、オンリーワンな1台を手に入れることが可能です。以下、ジューク 15RXのスペックおよび中古車相場を参考にしてください。

【日産 ジューク 15RX スペック表】

サイズ

4,135×1,765×1,565mm

ホイールベース

2,530mm

エンジン

1.5L DOHC直列4気筒

最大出力

81kW(114PS)/ 6,000rpm

最大トルク

15.3kg・m(150N・m)/4,000rpm

駆動方式

2WD

トランスミッション

エクストロニックCVT

ボディカラー

プレミアムサンフレアオレンジやアズライトブルーなど全10色

燃費(JC08モード)

14.2km/L

中古車相場

約20万~240万円

※slide →

(2021年3月時点の情報です)

(参考: 『ジューク(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ルノー カングー

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ルノーのカングーはアイコニックなデザインが特徴のフランス車です。親しみやすい雰囲気で、フラットフロアや広いラゲッジスペースといった実用性も兼ねていることから、アウトドアやレジャーに使われています。以下、ルノー カングー ゼンEDCのスペック表と中古車相場です。

【ルノー カングー ゼンEDC スペック表】

サイズ

4,280×1,830×1,810mm

ホイールベース

2,700mm

エンジン

1.2L 直列4気筒DOHC16バルブ

最大出力

84kW(115PS)/ 4,500rpm

最大トルク

19.4kg・m(190N・m)/1,750rpm

駆動方式

FF

トランスミッション

電子制御6速AT

ボディカラー

ジョン アグリュムやブラン ミネラルなど全5色

燃費(JC08モード)

14.7km/L

中古車相場

約20万~350万円

※slide →

(2021年3月時点の情報です)

(参考: 『カングー(ルノー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

フォルクスワーゲン ザ・ビートル

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フォルクスワーゲンのザ・ビートルは既に生産終了しているモデルです。80年以上前に誕生した初代ザ・ビートルはその名が示す通り「カブトムシ」のような外観が特徴でした。

 

直近のモデルは比較的ベーシックな見た目となっていますが、ポルシェのようなフロントマスクと滑らかなクーペボディは十分構成的な見た目です。以下、フォルクスワーゲン ザ・ビートル デザインのスペックおよび中古車相場を参考にしてください。。

【フォルクスワーゲン ザ・ビートル デザイン スペック表】

サイズ

4,285×1,815×1,495mm

ホイールベース

2,535mm

エンジン

1.2L 直列4気筒SOHC8バルブICターボ

最大出力

77kW(105PS)/ 5,000rpm

最大トルク

17.8kg・m(175N・m)/1500~4,100rpm

駆動方式

FF

トランスミッション

7AT

ボディカラー

ピュアホワイトやトルネードレッドなど全8色

燃費(JC08モード)

17.6km/L

中古車相場

約60万~410万円

※slide →

(2021年3月時点の情報です)

(参考: 『ザ・ビートル(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

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ネクステージでは今回紹介したモデルの他、さまざまな在庫を揃えております。また、購入後の故障の不安が残る修復歴車は取り扱っておりません。

 

また国産車(3ヶ月または3,000km以内)、輸入車(1ヶ月/走行距離無制限)の無料保証や、お気に入りの愛車に長くお乗りになりたい方向けの有料10年保証といった手厚い保証を用意しています。

 

グレード、年式の幅広さ、車の質にも自信を持って販売しているため、トヨタ セラや個性的な車をを探すならネクステージをご利用ください。

まとめ

トヨタ セラとは?個性が光るデザインや特徴・スペックについて解説!

トヨタ セラは個性的な見た目です。他人と被らないオンリーワンな車を手にしたい方はぜひ本記事で紹介したモデルを参考にしてください。

 

ネクステージでは個性的な車を良い状態で揃えています。相談から承っておりますので、車の購入をご検討中の方はぜひ一度ネクステージまでお気軽にご連絡ください。

 

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