エスティマの購入はハイブリッドがおすすめ！現在の中古車価格相場は？
エスティマは1990年にリリースし「スタイリッシュな高級ミニバン」として市場を先導してきた車です。2019年に生産は終了しましたが、2021年12月現在でも特徴的な卵型フォルムや性能の高さに魅かれて中古車の購入を検討している方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、エスティマでおすすめのハイブリッド車の特徴や仕様、現在の中古車価格相場をご紹介します。エスティマの購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
※目次※
・エスティマを購入するなら、燃費が良く安定した走行性や静粛性が特徴のハイブリッド車を狙おう
・エスティマ ハイブリッドには4つのグレードがあり、装備やデザインに違いがある
・ハイブリッドの中古車なら、納車前点検や購入後の保証が充実したネクステージで探そう
エスティマの購入はハイブリッドがおすすめ！
エスティマを購入するなら、ガソリン車よりハイブリッド車がおすすめです。エクステリアデザインやインテリアに大きな違いはありませんが、ハイブリッドならではの燃費の良さや静粛性、高い走行性を感じることができます。ここでは、エスティマ ハイブリッドの魅力を確認してみましょう。
（参考：『エスティマ（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ハイブリッドは燃費がいい
エスティマ ハイブリッド車の燃料消費率は、JO08モードで18.0km/L、実燃費は12.5km/L程度です。一方で、ガソリン車は7人乗りで11.4km/L、8人乗りで11.8km/Lで、実燃費は9.04km/L程度となりハイブリッド車とは差がでます。高い燃費性能はガソリン代の節約になるため、維持費を抑えることができるでしょう。
走行中でも車内が静か
ハイブリッドは、ガソリンでの走行とモーターでの走行が可能な車です。発進時や低速・低負荷走行時にはモーターのみのEV走行ができるため、車内の高い静寂性を実現しています。
また、ハイブリッド車は高膨張比サイクルを採用した直4 2.4Lエンジンで、エンジン制御の見直しによる高回転・低フリクションが特徴です。高回転のときのノイズの遮断や摩擦の低減により、EVモード使用時でなくとも車内の静かさを感じることができるでしょう。
安定した走行ができる
エスティマハイブリッドは、リヤモーターを高出力化したE-Fourを採用しています。アクセルの踏み込みに対して通常よりも駆動力を小さくするため、雪道や凍結道などの発進がスムーズにできるシステムです。
4WDならではの走破性とVDIMによる予防安全性、優れた車両運動性能を実現しています。また、コイルスプリングをはじめとしたサスペンションのチューニング最適化により、段差を乗り越えたときの振動を最小限に、上質な乗り心地を実感できるでしょう。
エスティマ ハイブリッドとはどのような車？
エスティマは1990年に登場したミニバンで、2001年にはトヨタで「プリウス」に次ぐ2番目のハイブリッド車を販売したモデルです。そこで、エスティマの歴史やハイブリッド車の内装の特徴、走行性を高めるE-Fourについてご紹介します。
2001年6月にハイブリッドが登場
エスティマ ハイブリッドは、2001年6月に誕生したモデルです。翌年には発売一周年を記念した特別仕様車「アイレム（Ylem）エディション」を設定しています。2003年のマイナーチェンジでハイブリッドシステムを進化させ、2006年のフルモデルチェンジではハイブリッドシステムを一新し、2代目のエスティマ ハイブリッドが誕生しました。
その後幾度となく一部改良やマイナーチェンジが繰り返され、2019年10月に生産終了しています。
内装の特徴
エスティマ ハイブリッドのインテリアは、ブラックを基調とした落ち着いた空間が特徴です。装備品にはハイブリッド専用の大きなコンソールボックスを採用しているため、運転席にアームレストはありません。
また、コンソールボックス前方にはEVモード走行のスイッチや車両接近通報装置一時停止スイッチがあるため、操作しやすいのも魅力です。
さらには、AC100V・1,500Wのコンセントを2個標準装備しています。同時に使う場合は合計1,500W以内になりますが、スマホの充電や車内清掃時の掃除機、災害時やアウトドアにも活躍するでしょう。
E-Fourとは
エスティマ ハイブリッドが採用している「E-Four」とは、電気式4WDシステムのことです。通常運転時や減速時にはFF（前輪駆動）、発進時や雪道には4WD（4輪駆動）とさまざまな走行状態に応じて自動的に制御し、スムーズに切り替わります。燃費の向上はもちろん、走行の安定性や安定した操縦性にも寄与するものです。
エスティマ ハイブリッドの全グレード一覧
エスティマ ハイブリッドは、生産が終了する2019年時点で4つのグレードを販売していました。インテリアデザインや装備、オプションなどのさまざまな違いで使い勝手や印象も異なるため、その特徴を確認していきましょう。
アエラス プレミアムG
「アエラス プレミアムG」は、エスティマ ハイブリッドの最上級グレードです。本革巻き＆木目調のステアリングホイールやシフトレバー＆ノブ、木目調のドアアームレスト、ヌバック調ファブリックと合成皮革のシート、イージークローザー・挟み込み防止機能付のパワーバックドアなど、プレミアムGのみの装備が多数あります。
また、6:4分割・床下格納付のサードシートは電動での装備です。そのため、車両重量が1,990kgとなり、ほかのグレードより20kg増加しています。
アエラス スマート
「アエラス スマート」の特徴はホワイトの合成皮革シートです。エスティマ ハイブリッドは内装色をブラックで統一し、グレードごとにシートカラーを設定しています。アエラス スマートのシートカラーは2016年のマイナーチェンジで新規設定色となった美しいホワイトです。
また、スーパーUVカット・IRカットの撥水機能付グリーンガラス、快適温熱シート、ピアノブラック（幾何学柄）のドアアームレストなどもほかのグレードと異なります。
アエラス プレミアム
「アエラス プレミアム」はオプションでムーンルーフを装着できる車です。装着した場合の車両重量は1,990kgになります。高輝度シルバーのドアアームレスト、トリコット（ファブリック）と合成皮革のシート、フロントパフォーマンスダンパーなどが特徴です。
また、サイドリフトアップシート装着車も販売しています。車両重量は2,020kgと少し重くなりますが、運転のしやすさやくつろげる空間を作成できることが魅力です。
アエラス
「アエラス」はエスティマ ハイブリッドのベースグレードで、7人乗りと8人乗りを選ぶことができます。オプションでムーンルーフの装着も可能です。また、ファブリック仕様のフロントドア・スライドドア・クォータートリム、カーボンパターンのドアアームレスト、トリコットのシートもほかのグレードと異なります。
さらには、乗車定員でセカンドシートの仕様が異なるのも特徴です。サイドテーブルの有無、ヘッド・アームレストの違いがあり、7人乗りの車両重量が1,970kgであるのに対し、8人乗りは1,950kgと軽くなっています。
エスティマ ハイブリッドの中古車価格相場
エスティマ ハイブリッドの中古車相場は「アエラス」で98万~220万円、「アエラス プレミアム」で220万円程度です。ハイブリッド車は2001年から発売しているため、年式の古い車は比較的安く購入することができます。
中古車市場での取り扱い数は少なめですが、2020年に新車での販売が終了したこともあり、今後中古車で出回ることも多くなるでしょう。すでに新車は手に入れることができない車のため、比較的年式が新しく走行距離の短い車両を見つけることができたら狙い目です。
（2021年12月時点での情報です）
エスティマ ハイブリッドの比較車人気5選
エスティマ ハイブリッドは同じトヨタ産の「アルファード」や「ヴェルファイア」など、比較対象となる人気の車がいくつか存在します。そこで、エスティマ ハイブリッドの比較車として挙げられる5種類のモデルについて、その特徴や中古車相場を確認しましょう。
ホンダ オデッセイ
オデッセイは、超低床のプラットフォームによる独創的な存在感あるスタイルが特徴です。水平基調のすっきりしたデザインのインパネや、本革巻きのステアリングスチールなどから上質さを感じることができます。また、ジェスチャーコントロールパワースライドドアや遮音機能付ガラス、運転席＆助手席ヒートシーターの採用で快適性も抜群です。
さらには、安定した走行性や高い安全性能、優れた燃費・環境性能も魅力があります。中古車は210万~510万円程度で販売しています。
（2021年12月時点での情報です）
（参考：『オデッセイ（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ホンダ フリード
フリードは、丸みのあるフォルムとシンプルなデザインが特徴のミニバンです。日常の買い物や送迎にも使いやすい、コンパクト感も魅力があります。また、リアルタイムAWD採用による伸びやかな加速感と高い燃費性能、ホンダ独自の「Honda SENSING」による予防・衝突安全性能の高さも人気です。
中古車相場は65万~260万円程度で、100万円以下で購入できる車両も多数あります。
（2021年12月時点での情報です）
（参考：『フリード（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
トヨタ アルファード
アルファードは大きなフロントグリルが特徴で、高級感と品格のあるミニバンです。プレミアムナッパ本革のラグジュアリーなシートや13.3インチディスプレイ、JBLプレミアムサウンドシステムなどの快適装備で、くつろげる空間も魅力があります。
また、優れた走行性能や高い燃費性能、静粛性を実現し、乗り心地も抜群です。予防安全・衝突安全機能も充実しています。中古車相場は190万~530万円程度です。
（2021年12月時点での情報です）
（参考：『アルファード（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
トヨタ ヴェルファイア
ヴェルファイアは、クールでダイナミックなエクステリアと高級感のあるインテリアが特徴のミニバンです。振動・騒音を抑える高剛性ボディとエンジンルームと室内を隔てる構造で、高い静粛性を実現しています。
また、レーントレーシングアシストやプリクラッシュセーフティなどを採用し、予防安全・衝突安全に関しても高い評価のある車です。中古車は140万~480万円程度で販売しています。
（2021年12月時点での情報です）
（参考：『ヴェルファイア（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
日産 セレナ
セレナは先進性と親しみやすさが特徴のミニバンで、e-POWERとスマートシンプルハイブリッドから選ぶことができます。特にe-POWERは100％モータードライブなのに充電が必要なく、駆動用バッテリーでの発進・走行が可能です。バッテリー残量が少ないときや急発進・坂道での走行のみにエンジンを活用します。
中古車相場はスマートシンプルハイブリッドであれば50万~197万円、e-POWERであれば200万~350万円程度です。
（2021年12月時点での情報です）
（参考：『セレナ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ハイブリッド車のミニバンをお探しならネクステージへ！
ネクステージでは、全国の各店舗に豊富な在庫をご用意しています。ミニバンのハイブリッド車は、2021年12月現在で約1,180台の取り扱い数です。新車で購入すると少し高めのミニバンでも中古車であれば安い価格で購入でき、年式が古くてもお気に入りのモデルを手に入れることができます。
ハイブリッド車を中古車で購入することに不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、ネクステージでは徹底した点検と充実の保証をご用意しているため、安心して購入していただけます。
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まとめ
トヨタ・エスティマは、生産終了モデルでありながらも特徴的な卵型フォルムと高い性能が人気の車です。特にハイブリッド車は高い走行性能と燃費性能が特徴で、維持費を抑えることができます。エスティマを購入するならハイブリッド車を狙いましょう。
ネクステージではハイブリッド車の取り扱い数も豊富で、エスティマもご用意しています。年式の古い車体であっても、徹底した納車前整備と充実の保証サービスがあるため安心してお選びいただけます。購入をご検討の際は、ぜひネクステージにご相談ください。
