中古車「トヨタ カローラ」シリーズはどう選ぶ？賢い購入方法や探し方を解説
「トヨタ カローラ」は、日本のみならず世界的に有名な車です。カローラの歴史は長く、トヨタの顔といっても過言ではありません。中古車市場にも数多く流通しています。
新車販売台数ランキングの上位に位置している「トヨタ カローラ」ですが、この調査台数には複数のボディタイプが含まれていることをご存じでしょうか。カローラシリーズとしても知られる車種ラインナップをご紹介します。中古車相場も調べてみましょう。
※目次※
・トヨタ カローラは、セダンの他ステーションワゴンやSUVなどボディタイプの種類が豊富なシリーズ車
・走行性能／居住性／ユーティリティー性能などモデルごとの特徴を確認しよう
・好調な売れ行きのカローラシリーズは、中古車市場への流通台数が多く、良質な車をお得に購入できる可能性が高い
中古車「トヨタ カローラ」のおすすめモデル
長年愛されるステーションワゴンの大本命
近年、世界的に人気が高いボディタイプはSUVです。かつて一世を風靡したステーションワゴンの人気は低迷傾向にあります。しかし、トヨタ車ステーションワゴンの「カローラ フィールダー」「「カローラ ツーリングワゴン」は、人気を維持している現状です。
社用車やファミリー向けなど、ニーズに合わせて利用できる柔軟性が長年愛されています。お得に購入できる中古車購入も検討してみましょう。
カローラ フィールダー
運転しやすい5ナンバーサイズのカローラ フィールダーは、2000年のデビュー直後から人気が高く、ライバル不在といわれてきました。充実した運転支援システム・予防安全装備を標準搭載しています。
車体サイズは、全長4,40mm×全幅1,695mm×全高1,475~1,500mmです。スペース効率に優れた設計のため、室内空間や荷室が広く、窮屈さを感じません。レスポンス性能が良く、軽快な走りを楽しめます。新車価格は、175万8,400~233万400円です。
（2022年8月時点の情報です）
（参考：『カローラフィールダー（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
カローラ ツーリング
車本来の運転する楽しさを追求した、3ナンバーサイズのカローラ ツーリングは、2019年に誕生しました。カローラ フィールダーよりもボディサイズが大きく、全長4,495mm×全幅1,745mm×全高1,460mmに設計されています。
外観はワイド＆ロースタイルデザインで、内装は気配りが行き届いた収納スペースや快適な乗り心地が特徴です。走行安定性やハンドリングにも優れています。加えて、安全性能や快適機能装備のため、快適なドライブが可能です。新車は、201万3,000円~299万7,500円で販売されています。
（2022年8月時点の情報です）
（参考：『カローラツーリング（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
中古車「トヨタ カローラ」シリーズのモデル紹介
カローラ
カローラといえば、セダンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。1966年に誕生したセダンタイプのカローラは、現在12代目のロングセラーモデルです。セダンゆえの低重心で乗り心地の良さに加え、トヨタが誇る高い走行性能や低燃費性能が特徴となっています。
全グレードに「Toyota Safety Sense」を搭載した安全性能に優れたモデルです。2021年度JNCAP総合評価では、最高ランクである「自動車安全性能ファイブスター賞」を受賞しました。新車価格は、193万6,000円~294万8,000円です。
（2022年8月時点の情報です）
（参考：『カローラ（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
カローラ クロス
カローラクロスは、待望のカローラ初SUVモデルとして2021年9月に誕生しました。時代のニーズに合わせて常に進化と挑戦を続けているカローラシリーズらしいラインアップ追加です。
全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mmで、SUVのタフなイメージと、快適な上質感あふれる雰囲気がうまく融合しています。アイデア次第で可能性が広がる容量487Lのラゲージルームや多彩なシートアレンジは、アウトドア好きな方の心をくすぐる設計です。新車価格は199万9,000円~319万9,000円に設定されています。
（2022年8月時点の情報です）
（参考：『カローラクロス（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
カローラ スポーツ
2018年デビューのカローラ スポーツは、3ナンバーサイズのハッチバックモデルです。車名どおり、本格的でスポーティーな走りを体感できるように設計されています。カローラシリーズの新しいカタチとして話題になりました。
実用的な5ドアスタイルで、内装はシンプルかつ機能的なデザインが採用されています。車体サイズは、全長4,375mm×全幅1,790mm×全高1,460~1,490mmです。新車価格は、216万9,000円~284万1,000円となっています。
（2022年8月時点の情報です）
（参考：『カローラスポーツ（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
カローラ アクシオ
トヨタは、2006年に海外向けと国内向けにおいて仕様の差別化を図りました。その結果、日本専用設計車として発表されたのが、洗練されたコンパクトセダン「カローラ アクシオ」です。メッキ加飾を施したワイドなフロントフェイスは、精悍さを醸し出しています。
シックかつモダンな雰囲気のインテリアにより、安心感に包まれたドライビングが可能です。車体サイズは、全長4,400mm×全幅1,695mm×全高1,460~1,485mmで、新車価格は161万1,600円~217万7,000円となっています。
（2022年8月時点の情報です）
（参考：『カローラアクシオ（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
中古車「カローラ」の特徴
エンジン
一例として、カローラツーリングに搭載されているエンジンの特徴について解説します。バルブマチック採用の1.8Lガソリンタイプは、高出力と低燃費を両立したエンジンです。1.2L直噴ターボエンジンは、幅広い回転域での高トルクや滑らかな加速フィーリングを体感できます。
走行フィーリングを徹底的に追求した1.8Lエンジン＋モーターのハイブリッドタイプは、シームレスな加速感が魅力です。E-Fourシステムでは、路面状況に左右されない発進性・走行安定性ゆえに安心して運転できます。
エクステリア
カローラは、運転のしやすさ・楽しさを追求し開発されてきました。カローラフィールダーは、歴代モデルで運転が苦手な方でも取り回しがしやすい5ナンバーサイズを採用しています。
社用車としての需要を考慮しつつも、商用車バンをベースとせずに、ワゴンの伸びやかなエクステリアデザインが採用されました。グリルを中心として流れるようなシャープラインや張り出したフロントフェンダーが特徴のフロントマスクは、スタイリッシュで精悍な印象です。
インテリア
カローラシリーズはどの車種においても、快適さと実用性を目指して設計されています。例えば、カローラツーリングは視界が良好で、開放感のある室内空間です。エントリーグレード「G-X」は、加飾が少ないブラック基調のシンプルデザインを採用しています。
「S」は、上級ノーマルシートを標準装備とし、メッキやシルバーの加飾が増えた華やかな雰囲気です。「W×B」では、インテリアカラーをブラックとホワイトから選択できます。シートは、剛性皮革＋レザーテックのスポーティ仕様です。
特別仕様車「G-X”PLUS”」は「G-X」にシルバー加飾を追加しており、上質感がアップしたモデルに仕上げられています。
中古車購入で比較したいカローラシリーズのライバル5車種
ホンダ シャトル
カローラフィールダーとライバル車として比較されるのは、ボディサイズが似ているステーションワゴンのホンダ シャトルです。ホンダ フィットの派生モデルとして誕生しました。
ルーフラインのデザインは、滑らかでスタイリッシュです。インテリアのよく目にしたり触れたりする部分には、上質な素材が使用されています。新車価格は、180万8,400円~277万2,000円です。2022年8月現在の中古車相場は、約99万円~248万円となっています。
（参考：『シャトル（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
マツダ MAZDA3
ファストバックタイプのマツダ MAZDA3は、カローラ ツーリングワゴンやカローラ スポーツのライバル車として比較されることが多くあります。マツダの躍動感あふれる魂動デザインが特徴です。コックピットはドライバー中心の設計で、運転しやすい環境を作り上げています。
新車価格は、228万8,000円~384万2,280円です。2022年8月現在の中古車相場は、約159万円~279万円となっています。
（参考：『MAZDA3（マツダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ホンダ ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルは、カローラ クロスと同じSUVモデルです。力強さが特徴のSUVを、クーペスタイルの美しいプロポーションで表現しました。視界が良好な車内は、どのシートに座っても味わえる爽快感や余裕のある足元空間が魅力です。衝突安全性能にも優れています。
新車価格は、227万9,200円~329万8,900円です。2022年8月現在の中古車相場は、約118万円~469万円となっています。
（参考：『ヴェゼル（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
スバル インプレッサスポーツ
スポーティーな走りを楽しめるカローラ スポーツと比較検討される車は、スバル インプレッサスポーツです。ダイナミックな躍動感からは「愉しさ」を、ソリッドな塊感からは「安心」をイメージできるように設計された、スバルのこだわりが込められました。
スバル伝統の水平対向エンジン搭載で、高出力を誇り、操舵の安定性・応答性に優れています。新車価格は、200万2,000円~295万9,000円です。2022年8月現在の中古車相場は、約39万円~279万円となっています。
（参考：『インプレッサスポーツ（スバル）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
日産 ノート
カローラのライバル車は、日産 ノートです。日産 ノートに搭載されているe-POWERは、エンジン作動の制御システムが開発され、ロードノイズが少ない路面での静粛性が向上しています。
積み込みやすくて広いラゲッジルームや機能性が高い収納スペースが特徴です。新車価格は、203万3,900円~283万4,700円となっています。2022年8月現在の中古車相場は、約16万円~261万円です。
（参考：『ノート（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
トヨタ カローラの中古車相場
カローラシリーズの中古車相場
人気が高いカローラシリーズは、中古車市場にも良質な状態のモデルがたくさん流通しています。2022年8月時点での中古車相場価格は、下記表を参考にしてください。現在、カローラとカローラ アクシオが少ない傾向です。
|
車種名 |
中古車相場（万円） |
|
カローラ フィールダー |
約29~231万円 |
|
カローラ ツーリング |
約176~282万円 |
|
カローラ |
約199~249万円 |
|
カローラ クロス |
約279~454万円 |
|
カローラ スポーツ |
約184~296万円 |
|
カローラ アクシオ |
約169万円 |
カローラの中古車がおすすめな理由
1966年に誕生したカローラは、トヨタ車の中でも歴史が長い車種です。長年愛されてきたカローラは、さまざまなボディタイプが追加されて、カローラシリーズとなっています。
新車販売台数は、2022年現在もトヨタ車ラインアップ中トップクラスです。中古車市場への流通台数も豊富なため、自分好みのモデルを見つけられる可能性が高いといえます。できるだけお得に購入したい場合は、中古車購入を検討してみましょう。
まとめ
時代のニーズが変化するのに伴い、トヨタのカローラシリーズも進化し続けてきました。ボディタイプの選択肢が多いため、幅広い世代に支持されています。
中古車であれば、生産終了したグレードも選択可能です。年式・グレード・走行距離などをきちんと確認して、自分好みの車を探してみましょう。ネクステージでは、気になる車を最寄りの店舗に取り寄せて実車確認することが可能です。お気軽にお問い合わせください。
