新型マークXの再販売は期待できる?最終モデルの魅力と中古車情報を紹介!
トヨタ マークXは、2004年~2019年まで発売されていたFRセダンです。すでに生産は終了していますが、希少なFR方式のセダンであるため中古車市場で根強い人気があります。新型マークXの再販売を期待している方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、マークXの最終モデルの魅力や中古車情報、新型マークXの再販売の可能性について紹介します。
※目次※
・マークXは希少なFRセダンで中古車市場では高い人気があるが、新型発売の可能性は低い
・最終モデルとなる2代目マークXは、安全性能の高い2016年以降のモデルが狙い目
・マークXやライバル車のセダンを中古車で購入するなら、豊富な在庫数があるネクステージで探そう
新型マークXの再販売は期待できる?
「マークX(エックス)」は、トヨタの高級セダンです。トヨタのベストセラーカーである「マークⅡ」の後継車として誕生し、2004年~2019年まで販売されていました。
希少なミドルサイズのFRセダンとして人気が高いため、再販売や後継車の発売が期待されているモデルです。ここでは、新型マークX発売の可能性や、最終モデルである2代目モデルについて紹介します。
新型マークXの登場はあまり期待できない
マークXは、1968年にリリースされたトヨタの大人気セダン「マークⅡ」の後継車として、2004年に誕生しました。マークⅡの登場から考えると50年以上の歴史があるモデルです。2019年12月をもって生産終了し、2022年10月現在も後継車は発売されていません。
現在トヨタで販売されているセダンには「カムリ」「カローラ」「プリウス」「センチュリー」など、さまざまなモデルがあります。サイズやパワートレインなどの選択肢が豊富であるため、マークXの新型が販売される可能性は低いでしょう。
新車購入できるミドルサイズのFRセダン
マークXは、FR方式が採用されたミドルサイズの国産セダンです。2022年10月現在、新車で購入できるミドルサイズのFRセダンは、日産 スカイラインとレクサス ISのみとなりました。そのため、マークXは希少なFRセダンとして中古車市場でも根強い人気です。
FRセダンは、前輪が操舵、後輪が駆動の役割を果たします。車体の重さや後席・荷室のレイアウト効率の悪さなどの難点がありますが、大トルクのエンジンが搭載できることやスムーズなステアリングフィーリングを感じられることなどが魅力です。
2代目マークXの改良の歴史
マークXは2009年10月のフルモデルチェンジで2代目モデルとなりました。最終モデルとなる2代目の変遷は下記を参考にしてください。
2009年10月 |
フルモデルチェンジで2代目マークXへ |
2010年10月・2011年8月 |
特別仕様車発売 |
2012年8月 |
マイナーチェンジ |
2013年2月 |
特別仕様車発売 |
2014年 |
特別仕様車発売+一部改良 数量限定モデル「GRMN」第一弾発表 |
2016年11月 |
マイナーチェンジ |
2019年1月 |
数量限定モデル「GRMN」第二弾発売 |
2019年4月 |
特別仕様車「Final Edition」発売 |
2代目マークXの最終グレードと基本情報
2代目マークXの最終グレードは、2016年11月のマイナーチェンジで発売されたラインアップです。2019年1月と4月には数量限定モデルや特別仕様車も販売されていますが、ベースグレードは2016年に発売されたものが最終となりました。
ここでは、マークXの最終グレードと基本スペックについて紹介します。
(参考:『マークX(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
グレード一覧
マークXの最終グレードは、FRとフルタイム4WDを合わせると全8種類です。スタンダードグレードである「G」は、シンプルな装備でお手頃価格で購入できる”Fパッケージ”も選択できます。
「S」は、スポーツファブリックシートやBi-Beam LEDヘッドランプを搭載したスポーティーなグレードです。「RDS」はSよりさらにスポーティーさや利便性を向上し、室内の上質感をアップさせたグレードとなっています。
2WD(FR) |
4WD |
250G 250G”Fパッケージ” 250 S 250RDS 350RDS |
250G Four 250G Four”Fパッケージ” 250S Four |
基本スペック
マークXの駆動方式は、FRとフルタイム4WDです。室内サイズは全グレード共通ですが、全高や車両重量、最小回転半径などは駆動方式によって異なります。
駆動方式 |
2WD(FR) |
4WD |
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) |
4,770×1,795×1,435 |
4,770×1,795×1,445 |
室内サイズ 長さ×幅×高さ(mm) |
1,975×1,500×1,170 |
|
車両重量(kg) |
1,510~1,560 |
1,560~1,570 |
最小回転半径(m) |
5.2 |
5.4 |
走行性能
マークXには、2.5L V6 DOHCエンジンと3.5L V6 DOHCエンジンを搭載したグレードがあります。「350RDS」のみが、総排気量3.5Lの無煙プレミアムガソリンを使用するモデルです。
FRには、優れた操縦安定性とショックの少ない乗り心地を両立する「FADショックアブソーバー」が採用され、電子制御で減衰力がコントロールされています。また、RDSグレードはフラットな乗り心地と気持ち良いハンドリングを実現した「AVS」が採用され、スポーティーセダンとしての操舵性や乗り心地の良さが向上されました。
安全性能
マークXは、2016年のマイナーチェンジで衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」が全車標準装備されました。
Toyota Safety Sense Pは、ミリ波レーダーと単眼カメラのセンサーにより高い認識性能と信頼性が確保されたシステムです。ブレーキ制御機能付きレーダークルーズコントロールや、歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティなどの安全性能が搭載されています。
マークXを中古車で購入する場合は、安全性能の高い2016年以降のモデルを狙うのがおすすめです。
中古車相場
2代目マークXは、新車価格が266万~385万円程度で販売されていました。2022年10月現在での中古車相場は、年式の古い車両であれば100万円以下で購入できるものもあります。詳しい相場は下記を参考にしてください。
グレード |
2016年発売時の新車価格 |
2022年10月時点の中古車相場 |
250G(FR/4WD) |
265万6,800~316万1,160円 |
約50万~640万円 |
250S(FR/4WD) |
320万7,600~345万2,760円 |
|
250RDS |
343万4,400円 |
|
350RDS |
385万200円 |
マークXの特別仕様車もチェックしておこう
マークXは、ベースグレードだけではなく特別仕様車も豊富にあります。高いデザイン性や優れた走行性能を持つモデルも発売されており、ドライブをより楽しみたい方におすすめです。
ここでは、数多く発売された特別仕様車の中でも、特におすすめの3モデルを紹介します。
Yellow Label(イエローレーベル)
「Yellow Label(イエローレーベル)」は、2014年9月に250Gと250G Fourをベースに誕生した特別仕様車です。上質感とインパクトを合わせ持つカラーデザインがテーマとなりました。
ボディカラーにイエローのラインアップを追加し、シート表皮やステアリングホイールなどにイエローステッチがあしらわれたおしゃれなモデルです。スポーティーな印象に仕上がっています。
マークX“GRMN”
2015年6月には、GAZOO Racingが開発したスポーツコンバージョン車として「マークX”GRMN”」の第一弾が数量限定発売されました。「走る楽しさ」と「操る喜び」が追及された大人のFRセダンとして開発されたモデルです。国産FRセダンとして唯一となる6MTが採用されました。
また、2019年1月には第二弾が数量限定発売されています。新開発のアブソーバーや専用のサスペンション、EPSのチューニングを採用し、思いのままのレスポンスを実感できるモデルとなりました。
(参考:『マークX(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
Final Edition(ファイナルエディション)
Final Edition(ファイナルエディション)は、マークⅡから50年以上愛されてきた感謝を込めて設定された特別仕様車です。洗練された上質感が創出されたモデルで、インテリアの装備品はスポーティーでありながらも上品な印象に仕上がっています。
また、駐車時の接触や衝突の回避に役立つ「クリアランスソナー&バックソナー」を標準搭載することで、安全性能の充実も図られました。
マークXが好みならチェックしたい類似車種
マークXは、高級感のあるFRセダンとして人気のモデルです。しかし、中古車のみの販売となるため選択肢が限られており、最新の技術が搭載されていないというデメリットもあります。
ここでは、2022年10月現在に新車で購入できるマークXの類似車種を紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてください。
日産「スカイライン」
スカイラインは、日産を代表するプレミアムスポーツセダンです。マークXと同じくミドルサイズの国産FRセダンで、2022年9月には一部仕様変更が発表され進化し続けています。パワフルさやスポーティさのある走行性能と機能性、上質感のある室内空間が特徴です。
新車価格は約457万~590万円と少し高額ですが、中古車であれば約40万~540万円で購入できます。
(参考:『スカイライン(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ「カムリ」
カムリは、トヨタのグローバルミッドサイズセダンです。米国では15年連続で乗用車販売台数1位を獲得するほどの人気になりました。マークXよりも少し大きいサイズで、FF方式を採用したモデルです。
TNGAに基づいたプラットフォームやユニット、電子系などの部品がゼロから開発されたことにより、美しいデザインと意のままの走り、上質な乗り心地が実現されています。新車価格は約350万~468万円、中古車相場は約120万~420万円です。
(参考:『カムリ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
レクサス「IS」
レクサス ISは、コンパクトFRスポーツセダンとしてグローバルで販売されているモデルです。マークXと同じくFR方式のセダンで、鍛え上げられた操縦性や乗り心地の良さで人気が高まっています。
ワイド&ローなスタイルや高い走行性能、機能性の高いインテリアや優れた先進安全技術の搭載も魅力です。新車価格は約480万~850万円、中古車は約55万~730万円で購入できます。
(参考:『IS(レクサス)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ「センチュリー」
センチュリーは、日本を代表するショーファーカーとして人気の高級セダンです。マークXと同じくFR方式ではありますが、排気量5.0Lで全長5.3mを超える大きなボディサイズが特徴でもあります。
日本の美意識に通じる伝統的なデザインや、十分なゆとりと機能性を持つインテリアが魅力です。
新車価格は2,008万円と高額ではありますが、中古車であれば比較的お得に購入できます。ネクステージでは現在中古車の在庫はありません。
(参考:『センチュリー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マークXの中古車を購入するならネクステージがおすすめ
マークXは中古車でしか購入できないモデルであるため、購入を検討しているのであれば選択肢が多くお得に購入できる中古車販売店を探しましょう。
ネクステージは中古車の在庫が豊富です。生産終了モデルであっても品質管理を徹底し、充実した保証も用意しているため、安心して選んでいただけるでしょう。そこでここでは、ネクステージの魅力を紹介します。
販売終了モデルも豊富な在庫から選べる
ネクステージには全国200もの店舗数があり、約3万点の在庫を取り扱っています。生産や販売が終了したモデルであっても、豊富な在庫の中から好みの車両を見つけていただけるでしょう。
マークXはFRセダンとして以前から人気が高いことに合わせて、近年の中古車人気から流通量も減っています。気になる車両を見つけたら早めにチェックしましょう。また、マークX以外にも人気のセダンを数多く取りそろえているので、ぜひ探してみてください。
徹底した品質管理と保証
ネクステージでは、修復歴車や水害車などのトラブルの可能性がある粗悪な車は販売していません。中古車は車種別に専任の熟練バイヤーがこだわって仕入れており、徹底的な品質管理と、公正中立な第三者機関による品質鑑定も実施しています。
マークXのような販売終了モデルや年式の古い車両も、徹底した管理と整備点検を行っているため安心です。また、購入後も充実した保証をご用意していますので、ぜひご活用ください。
まとめ
マークXは、新型の発売が期待されるほどの希少なFRセダンです。中古車市場でも根強い人気を誇るモデルのため、なかなか気に入る車両が見つからないという方もいるのではないでしょうか。
ネクステージでは、品質の良い車両を豊富な在庫の中から探していただけます。マークXはもちろん、人気のセダンも数多く取りそろえているので、ぜひネクステージでお探しください。