ハスラーのリースを検討しているなら理解を深めよう!その他の選択肢も紹介
ハスラーは、遊び心をくすぐる魅力あふれる軽自動車です。ハスラーに乗る手段には、現金払いやローン以外にリースを利用する方法があります。カーリースサービスが増えてきたこともあり、リースにはどのような特徴があるのか気になる方もいるでしょう。
そこでこの記事は、リースを利用してハスラーに乗る場合、事前にチェックしておきたい項目について解説します。リースの魅力や懸念点、ハスラーの特徴にも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
※目次※
1.ハスラーのリース契約を検討しているなら?決めておきたい項目
2.ハスラーのリース契約を検討しているなら?特徴を把握しよう
・ハスラーのリース契約を検討している場合は、予算や契約年数などを事前に決めておくことが大切
・リース料には税金などさまざまな費用が含まれており、維持費を気にしなくて済む
・リースを利用してハスラーに乗る場合、最終的に返却が必要で、乗り続けるには費用がかかる
ハスラーのリース契約を検討しているなら?決めておきたい項目
車に乗る手段は、現金払いやローン以外にも用意されています。最近増えているリース契約もそのひとつですが、利用する際は事前にチェックすべき点を把握しておくことが大切です。
まずは、ハスラーに関わらずリース契約する際に決めておくべき項目を3つに分けて解説します。
無理のない月々の支払金額
リース契約は、その名の通り、車を一定期間借りるサービスです。ローンのように毎月一定額支払うことになることから、家計を圧迫しない範囲で予算を決める必要があります。
また、車種やグレード、オプションの有無を決めるためにも、月々の支払いの上限額を設定しておくことが大切です。その上で見積もりを依頼し、契約内容の詳細を詰めていく流れになります。
リースの契約年数
リース会社によって異なりますが、多くの場合リース契約では契約年数を決められます。契約年数によって月々の支払額も変わるため、予算を考慮しつつ決めることになるでしょう。
またリース契約では、契約後に契約期間を変更することは、基本的にできません。キャンセルも難しいため、契約年数は慎重に決めることが大切です。結婚や出産などライフスタイルが大きく変わる予定がある場合は、その点も考慮して車種や契約年数を決めるようにしましょう。
メンテナンスの有無
車は、エンジンオイル交換など定期的にメンテナンスを行わないと、故障のリスクが高まります。メンテナンスの度に費用を支払うのが一般的ですが、リース契約によっては、メンテナンスが付いているプランを選択可能です。
メンテナンスの料金は、毎月の支払額に組み込まれるケースが多いでしょう。メンテナンス時にかかる急な出費を避けたい場合は、メンテナンス付きのプランを検討してみるのもおすすめです。
ハスラーのリース契約を検討しているなら?特徴を把握しよう
リース契約の料金形態は、ローンと異なり特殊といえるでしょう。月々に一定額支払う点は同じですが、毎年かかる自動車税を気にしなくて良いなど、さまざまなメリットがあります。ただし懸念点もあるため、特徴を押さえておくことが大切です。
リースの料金形態
一般的なローンでは、頭金が必要になったり、税金の支払いや車検などで費用が発生したりします。一方でリースは、購入時にかかる初期費用が月々の支払額に含まれているため、気軽に乗り出しやすい点が特徴です。
また、毎年発生する自動車税や、車検時にかかる重量税や自賠責保険料などもリース料に含まれています。つまり車を維持するために、まとまった費用を毎回用意する必要がないのです。
リースの魅力
リースを利用する最大のメリットは、月々のリース料を支払うだけでハスラーに乗れる点です。メンテナンスの費用に関しては、パック付きを選ぶかどうかで決まりますが、税金などを気にしなくて良いため比較的気軽に車に乗りやすいといえるでしょう。他にも、車を手放す際は返却するだけなので、手間が少ない点も魅力のひとつです。
また、業務用に使用する車を現金払い、またはローン支払いにした場合の経費計上の方法や複雑ですが、リースした場合のリース料は全額経費にできるという点もメリットといえるでしょう。なお、新車だけでなく中古車のカーリースもあります。
リースの懸念点
リースした車両は、契約満了後に返却するのが一般的です。契約満了後に乗り続けたい場合は買い取る必要があり、費用が発生します。また多くの場合、走行距離の上限が契約内容によって決まるため、オーバーしてしまうと返却時に費用がかかる点はデメリットのひとつです。
なお、リースした車両は契約期間中に解約することは難しいといえます。返却時に損傷がある場合は、修理するか設定されている残価と査定額の差額を支払う必要があるので注意が必要です。
リースとレンタカー・カーシェアリングの違い
リースと同様に、車を借りるサービスにはレンタカーやカーシェアリングがあります。これらのサービスの特徴については以下をご覧ください。
・レンタカーの場合
良い点 |
注意点 |
・期間を指定して乗れる ・使用シーンに合った車に乗れる ・税金など利用料金以外の費用が発生しない ・借りた店舗とは別の店舗に返却可能 |
・乗るためには店舗にいく必要がある ・燃料を満タンにして返却する必要がある ・繁忙期は予約が埋まっている可能性がある ・頻繁に利用するとコストが高い |
・カーシェアリングの場合
良い点 |
注意点 |
・30分単位など短時間の利用が可能 ・車種が選べる ・返却時の給油が不要なサービスもある ・税金など利用料金以外の費用が発生しない ・ETCやカーナビが搭載されている |
・同じ場所に戻す必要がある ・会員になる必要がある ・近場にステーションがない場合は不便 ・車内が汚れている可能性がある ・予約が必要 ・繁忙期は予約が埋まっている可能性がある |
リースと違いレンタカーやカーシェアリングでは、利用料金を支払うだけで車に乗れますが、どちらも指定した時間までに車両を返す必要があります。たまに車を使用する方には向いていますが、通勤や買い物などの日常的に利用する方には不便かもしれませか。
ハスラーはリース契約とローンどちらがお得に乗れる?
車の購入手段としてよく利用されるローンと、車両を一定期間借りるリースのどちらを選べばいいのか迷っている方もいるでしょう。ここでは、リースに向いているケースと、ローンに向いているケースについて解説します。登録済未使用車の特徴にも触れるので、参考にしてください。
リースが向いている方
リースが向いているのは、乗るときにかかる諸費用や税金、車検代などの維持費を毎月のリース料に含み、支出を均等にしたい方です。自動車税に備えてお金を用意する必要がなくなるため、気軽にカーライフを送れるでしょう。
また、1か月あたりの走行距離が決まっていることから、移動距離が少ない方にも向いているといえます。契約満了後は返却するだけなので、車の乗り換えも簡単です。
ローンが向いている方
ローンに向いているのは、車と長く付き合いたい方です。ローンが終了すると自分のものになり、毎月の支払いから開放されます。また、車をドレスアップしたい場合や、サスペンションなどを交換してスポーツ走行を楽しみたい場合など、純正部品から社外品に部品を交換してもローンなら問題ありません。
一般的にリースは走行距離に制限があるため、車をよく利用する方などは走る距離が気になることもあるでしょう。ローンなら制限がないため車を多く利用する方でも安心できます。
登録済未使用車なら新車同様の車がお得に手に入る
新車のように誰も乗っていない車を購入したい場合は、登録済未使用車を検討するのもひとつの方法です。一度登録した車を販売する場合、中古車として扱われます。
登録済未使用車も分類上中古車ではありますが、ディーラーなどの販売店が登録しただけであり他のユーザーが使用していない車を指すので、新車と品質の面でほとんど変わりありません。新車よりも安いケースが多いため、購入費用を抑えられるでしょう。
リースやローンでハスラーに乗るなら理解を深めよう
ここでは、ハスラーがどのような車なのか特徴を項目別に解説します。ハスラーは、軽自動車の中でも個性的なキャラクターを持っており、2代目となる現行型も魅力的です。グレードラインアップや新車・中古車の価格情報も紹介するので、ぜひご覧ください。
ハスラーの概要
2014年1月にデビューした初代ハスラーは、SUVをイメージさせる革新的なルックスで、多くの注目を集めました。
開発コンセプトは「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」です。広く設計された室内は、遊び心を感じさせるデザインで、4WDモデルには先進の制御システムを採用しています。
そして、初代の発売から約6年後の2020年1月に、2代目へフルモデルチェンジしました。キープコンセプトではありますが、室内は広くなり走破性を高めるなど、より魅力的に進化しています。
(参考:『ハスラー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
グレードラインアップ
2代目となる現行ハスラーのグレードラインアップは、「HYBRID Xターボ」「HYBRID X」「HYBRID Gターボ」「HYBRID G」の4つが用意されています。全車にスズキ独自のハイブリッドシステムが採用されており、最上級グレードは装備が充実させつつターボを搭載した「HYBRID Xターボ」です。
「X」の名がつくグレードは「G」とは違い、アルミホイールが標準で装着されステアリングホイールやシフトノブが本革巻となるなど、豪華な装備です。
新車価格・中古車相場
ハスラーの新車の本体価格は、2023年10月時点において136万5,100円~181万7,200円です。HYBRID Gの「アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]、車線逸脱抑制機能非装着車」の2WDモデルがもっとも安価で、最高値はHYBRID Xターボのツートンカラー仕様(4WDモデル)となっています。
そして中古車販売店のネクステージにおけるハスラーの中古車相場は、先代モデルを含めると45万7,000円~207万2,000円です。ハスラーの中古車は多く出回っているため、好みのグレードやカラーの1台が見つかるでしょう。
エクステリア・インテリアデザイン
ハスラーの最大の特徴はエクステリアといえるでしょう。SUVのクロスオーバーモデルなので車高が高く、かわいらしい丸目のヘッドランプとスクエアのボディが特徴的です。またボディカラーが豊富に用意されており、ツートンカラーの選択肢も多いため、個性も出せるでしょう。
インテリアもデザイン性が高く、3連のインパネカラーガーニッシュが特徴的で、内装のアクセントカラーはホワイト・オレンジ・ブルーの3色です。また、内装に関してはアウトドアに適した機能性が魅力的で、洗える防汚タイプのラゲッジアンダーボックスなど、レジャーを楽しめる要素が詰め込まれています。
走行性能・燃費性能
ハスラーに搭載されているハイブリッドシステムは、発電機を利用した簡易的なマイルドハイブリッドです。本格的なハイブリッドと比べると燃費の向上は大きくありませんが、車両重量増加を最小限に抑えています。
街乗りをメインに使用する場合は、ターボなしでも問題ないでしょう。高速道路を走行することが多い方や、遠出をする方はターボモデルがおすすめです。また、4WDシステムが優れており、走破性はもちろんのこと、雪道を想定したスノーモードも搭載しています。
安全性能
一部を除き、ほとんどのグレードにはスズキの先進技術を詰め込んだ「スズキ セーフティ サポート」が標準搭載されています。例えば、自動ブレーキの「デュアルカメラブレーキサポート」や「車線逸脱抑制機能」、「誤発進抑制機能」などです。
また、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールが装備されているため、運転の負担が減る点も現行ハスラーの魅力的な部分です。
まとめ
ハスラーに乗りたい場合、ローン以外にもリースという選択肢があります。リースなら購入時の諸費用や、自動車税などの維持費も月々の料金に含まれているため、気軽にハスラーを使用できる点がメリットです。
ただし、契約期間が満了すると車を返却しなければならないなど、いくつかデメリットもあるので慎重に検討しましょう。また、新車でリースを利用するのもひとつの方法ですが、中古車の購入もおすすめの選択肢です。
ハスラーはSUVをイメージさせる革新的なルックスが特徴です。ほとんどのグレードにはスズキの先進技術を詰め込んだ「スズキ セーフティ サポート」が標準搭載されており、運転の負担も減らせる点も魅力です。
【この記事の執筆者】
小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。
豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!
いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。